カフェテリア

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企業内のカフェテリア(インフォシス・テクノロジーズ

カフェテリア (スペイン語: cafetería) は、セルフサービス食堂

あらかじめ並べられている料理を利用者が選んだり、カウンター越しに料理をよそってもらい、最後にレジで精算する。給仕する人件費がいらないため、そのぶん安価に食事を提供できる。公共施設等や、大学の学生食堂社員食堂等でもこの型式を採るものもある。その他カーフェリーレストランは、この方式が多い。セルフサービスの讃岐うどん店でも、カフェテリア方式を採用している。

また、企業の福利厚生の提供方式として、「カフェテリアプラン」というものがある[1]。詳細は人事#カフェテリアプランを参照。

新幹線のカフェテリア[編集]

東海旅客鉄道西日本旅客鉄道が保有した新幹線100系において、食堂車を連結しない編成で給食設備及び車内販売の基地として位置づけられた車内売店東海道新幹線において同車両が運用を終了するまで連結されていたが、同車が引退する直前まで販売営業をおこなっていた。小規模な飲食スペースも備えた同様の設備を東日本旅客鉄道の保有する新幹線200系に持った編成があったが、同様に販売営業を中止している。共に、2階建車両の1階部分に設けてあり、グリーン座席を2階部分に持っていた事から他の列車と比べ輸送力が低下するために取り外すことが出来ず、設備自体の営業中止後は、車内販売の基地となっていた。

ネズミのカフェテリア実験[編集]

C.P. リヒターらは、ラットを対象にし、さまざまな栄養素を持つ食物・飲料を別々の容器に入れ、自由に食べることを許した状態(カフェテリア状態)でのラットの行動を見る実験。毎日のラットのそれぞれの摂取量を記録し、摂取量の偏りを見た[2]。 結果、ラットは長期的に見ると栄養に偏りなく食物を選んでいることが明らかになった。さらに、ある一定の栄養素を採らせないようにしておいた(特殊飢餓状態の)ラットに対して同様にカフェテリア実験を行うと、そのラットは今まで摂取していなかった栄養素を含む食べ物を多く摂取するという結果が得られた。 同様の実験を離乳期の子どもにも行ったところ(食べ物は卵や肉、果物、シリアルなど)、短期的には同様に摂取量にばらつきが見られたが、数ヶ月間隔でみるとやはり栄養のバランスは取れており、発育も正常であった。

以上のことは、特殊飢餓の証明であるということと同時に、生理的欲求の結果である食行動に対してもホメオスタシスがはたらいているという証拠となっている。

脚注[編集]

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  1. ^ ベネフィット・ワン"Benefit One:福利厚生ご担当者の皆様へ|カフェテリアプラン"(2011年10月20日閲覧。)
  2. ^ Richter, C. P., Holt, L., Barelare, B. (1938). Nutritional requirements for normal growth and reproduction in rats studied by the self-selection method. American Journal of Physiology, 122, 734-744.

関連項目[編集]