新幹線E955形電車
| JR東日本新幹線E955形電車 Fastech 360 Z |
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|---|---|
| 編成 | 6両(全電動車*1) |
| 設計最高速度 | 405 km/h |
| 車両定員 | 非営業車両 |
| 全長 | 24,000 (21,000) mm |
| 全幅 | 2,900 mm |
| 全高 | 3,650 mm |
| 軌間 | 1,435 mm |
| 電気方式 | 交流25,000V 50Hz 交流20,000V 50Hz |
| 主電動機 | かご形三相誘導電動機 永久磁石同期電動機 |
| 制御装置 | IGBT-VVVFインバータ制御 |
| 駆動装置 | TD平行カルダン駆動方式[1] |
| ブレーキ方式 | 回生併用電気指令式空気ブレーキ (応荷重装置付き) |
| 保安装置 | ATC-2型、DS-ATC、ATS-P |
| 製造メーカー | 川崎重工業 日立製作所 |
| 備考 | *1,11号車と16号車(両先頭車)は、それぞれ編成中央寄りの台車のみ駆動する。 |
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この表について
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新幹線E955形電車(しんかんせんE955けいでんしゃ)は、2006年3月に落成した東日本旅客鉄道(JR東日本)の新幹線直行特急用高速試験電車。愛称は「FASTECH 360 Z」(ファステック 360 ゼット)。「FASTECH 360」シリーズの第2編成であり、末尾のZは在来線のローマ字表記 (Zairaisen) の頭文字から取っている。
目次 |
[編集] 概要
FASTECH 360 の共通仕様については「新幹線E954形電車」を参照
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| 号車 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | ||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 形式 | E955形 (M2c) |
E955形 (M1s) |
E955形 (M1) |
E955形 (M1) |
E955形 (M1) |
E955形 (M2c) |
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| S10編成 車両番号 |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | ||
| 座席 | 普通車 | グリーン車 | 普通車 | 普通車 | 普通車 | 普通車 | ||
| ユニット | 1ユニット | 2ユニット | ||||||
[編集] 車両概観
アルミニウム合金を使用したダブルスキン構造である。在来線区間である山形新幹線・秋田新幹線での走行(新在直通)を考慮した車両であるため、E954形より一回り小さい。車高をE954形と同等の3,650 mmまで下げるため、空調機器は床下に搭載される。
E955-1からE955-6までの6両編成で、先頭車は両方ともE954-8と同じ「アローライン」形状だが、先端部分の長さがE955-1は13mなのに対し、E955-6は16mになっている。これは長さによるトンネル微気圧波の影響を検証する目的で与えられた差である。また11号車は最初から増解結が可能な仕様になっているが、16号車はその準備工事が施されただけの状態であった。
E954形とやや形状は違うが、やはり猫耳に似た形の空気抵抗増加装置(空力ブレーキ)を13号車以外の各車両に1列2枚ずつ搭載している。
[編集] 走行機器
全車が電動車(両先頭車については編成中央よりの台車のみ電動)である。
3両を一組としてユニットを組み、それぞれのユニットで異なる種類の電動機や制御装置が採用される。このため、両先頭車が制御付随車であるE954形のように先頭車だけを入れ替えることはできない。
台車は、軸距を2,500mmとしたものを採用する。ただし、在来線区間走行時の横圧を軽減するため、ヨーダンパの減衰力を切替えることができるようにしている。
[編集] 集電装置
集電装置は、在来線区間での走行に対応するため、「くの字」型のシングルアームパンタグラフが採用された。E954形のPS9037をベースに、碍子の配置を見直したPS9037A(E955-5)とPS9037B(E955-2)が搭載される。
遮音板は、在来線の車両限界に対応するよう、車体内に自動格納される構造になっていた。車内の遮音板格納部分はトイレや洗面所等のサニタリースペースとされていた。当初は側面から見た形状が長方形だったが、後に走行テストや風洞実験などの結果を踏まえ、30度の傾斜角を持たせた台形のものに交換された。
[編集] 設備
E955-2はグリーン車、E955-3は普通車であり、E955-5の一部には喫煙室のほか、「ミーティングスペース」と称するビュッフェ的な区画が準備されている。E955-5の残りの部分と他の車両には計測機器が搭載されている。
[編集] 経歴
東北新幹線仙台駅 - 北上駅間、秋田新幹線盛岡駅 - 秋田駅間などでの走行試験の他、E954形との連結走行や高速すれ違いなどの試験が行われた。2006年度は暖冬のため、予定されていた秋田新幹線区間での耐雪試験を消化できなかった[3]。
2008年夏に空気抵抗増加装置を撤去した。
2008年10月に当初予定されていたテストを終了し、新幹線総合車両センターに留置された後、同年12月12日付で廃車[4]された。
[編集] 営業用車両へのフィードバック
JR東日本は2013年(2012年度末)に「こまち」用の新型車両(E6系)を導入し、盛岡以南で「はやぶさ」用新型車両と併結して最高速度300km/h、2014年(2013年度末)からは最高速度320km/hでの営業運転を行う予定である[5][6]。
[編集] 脚注
- ^ 東日本旅客鉄道(株) FASTECH 360 新幹線電車用 駆動装置・集電装置 (PDF)東洋電機技報第114号
- ^ 11号車がE955-6、…、16号車がE955-1
- ^ イカロス出版「新幹線EX 3」
- ^ 「JRグループ 車両のデータバンク 2008/2009」『鉄道ファン』2009年7月号(通巻579号)特別付録36p, 交友社、2009年
- ^ 新幹線高速化について (PDF)
- ^ 東北新幹線に世界最速の時速320キロ型投入[リンク切れ]
[編集] 関連項目
- 新幹線E954形電車(新幹線専用試験車両「FASTECH 360 S」)
- 新幹線E6系電車
- JR東日本の車両形式
- ファステックたん
- 猫耳
[編集] 外部リンク
- 堀内雅彦(JR東日本研究開発センター 先端鉄道システム開発センター) 新幹線高速試験電車E955形式(FASTECH360Z)の概要 (PDF), JR EAST Technical Review, No.15 - Spring 2006, p.60-64.
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