新幹線総合車両センター

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座標: 北緯38度19分14.5秒 東経140度58分23.3秒 / 北緯38.320694度 東経140.973139度 / 38.320694; 140.973139

新幹線総合車両センター
JR East Japan Shinkansen General Rolling Stock Center.jpg
鉄道事業者 東日本旅客鉄道
管轄支社 仙台支社
所属略号 仙セシ
整備済み車両略号 SD
電車配置両数 449両
合計配置両数 449両
備考 2009年4月現在のデータ

新幹線総合車両センター(しんかんせんそうごうしゃりょうセンター)は、東日本旅客鉄道(JR東日本)の新幹線車両基地の一つで、宮城県宮城郡利府町に所在する。敷地そのものは利府町および仙台市宮城野区多賀城市にまたがっている。

主に東北新幹線で運用される車両が所属し、仕業交番検査といった日常的な整備から、当センター以外に在籍する車両も含む全般検査などの重整備、改造工事や新製車両の搬入・廃車解体に至るまで、JR東日本が保有する新幹線車両に関する総合的な業務が行われている。

目次

[編集] 概要

1982年(昭和57年)の東北新幹線開業と同時に開設された。当初は車両の整備を行う仙台第一新幹線運転所と検査・修繕を行う仙台工場に分かれていたが、のちに統合され仙台総合車両所に改組。2004年(平成16年)4月より現在の名称になった。JR東日本が保有する全ての新幹線車両が、検査や修繕を受けるため定期的に当センターに入場する。

また標準軌改軌された在来線区間で普通列車として運用される719系電車5000番台701系電車5000・5500番台については、当初は当センターで全般検査などを受ける計画だったが、その後所属基地で全ての検査を行うこととなったため、当センターに入場した実績はない。

全長3.7km、幅260mの広大な敷地を有し、仙台レールセンター、仙台新幹線保線技術センター、総合訓練センター等を併設している。JR東日本本体の従業員が約700名、関連・協力会社を含めると1,200名を超えるスタッフがこの車両基地に勤務し、新幹線の定時輸送・安全運行を支えている。

[編集] 沿革

  • 1979年昭和54年)9月:仙台試験線管理所開設。
  • 1981年(昭和56年)
    • 4月1日仙台工場発足。
    • 8月10日:仙台試験線管理所を改組し、仙台新幹線第一運転所発足。
  • 時期不詳:仙台工場と仙台第一運転所を統合し、仙台総合車両所に改称。
  • 2004年平成16年)4月1日新幹線総合車両センターに改称。

[編集] 所属車両

2011年9月6日現在[1]

E2系電車
0番台10両編成14本(J2 - J15編成)、1000番台10両編成25本(J51 - J75編成)が所属している。
東北新幹線「はやて」・「やまびこ」・「なすの」の運用に就く。
E4系電車
8両編成11本(P1 - P8, P20 - P22編成)が所属している。
東北新幹線「Maxやまびこ」・「Maxなすの」と上越新幹線「Maxとき」・「Maxたにがわ」の運用に就く。
E5系電車
10両編成11本(S11, U2 - U11編成)が所属している。
東北新幹線「はやぶさ」の全列車と一部の「はやて」・「やまびこ」の運用に就く。
E6系電車
7両編成1本(S12編成)が所属している。
E926形電車 (East i)
新幹線電気軌道総合試験車。6両編成1本と中間車(軌道検測車)1両が所属。

[編集] 過去の所属車両

200系電車
当センターに所属していた200系電車は2005年までにすべて廃車された。その後、敷地内に7両が解体されずに残されていたが、後に2両が再整備されて構内に保存されたほか、1両が2007年10月に開館した鉄道博物館さいたま市)に移設された。残る4両はしばらく留置されていたが、2010年3月に全て解体された。
400系電車
S4編成(L1編成)が所属していた。のちに山形電車区(現・山形車両センター)に移籍した。
E1系電車
2004年に新潟新幹線車両センターに移籍した。
E2系電車
S6編成(現N1編成)、S7編成(J1→N21編成)が所属していた。のちに長野新幹線運転所(現・長野新幹線車両センター)へ移籍した。
E3系電車
S8編成(現R1編成)が所属していた。のちに南秋田運転所(現・秋田車両センター)へ移籍した。
925形電車(ドクターイエロー)
新幹線電気軌道総合試験車。E926形電車にその役目を譲り、2001年に廃車された。
952形・953形電車 (STAR21)
高速試験電車。1998年に廃車。構内に2両が保存されている。
961形電車
高速試験電車。1990年に廃車。構内に両先頭車が保存されている。
E954形電車 (FASTECH 360 S)
高速試験電車(フル規格用)。8両編成1本が所属していたが2009年9月に廃車された。[2]
E955形電車 (FASTECH 360 Z)
高速試験電車(いわゆるミニ新幹線用)。6両編成1本が所属していたが2008年12月に廃車された[3]

[編集] 構内専用

入換動車(無車籍で機械扱いである)
当センター内での車両の入換に使用される小型ディーゼル機関車北陸重機工業製で、アント工業を経て納入されたもの[4]
1976年 - 2005年までは協三工業製20t機を使用していた。

上記の他、建屋内専用の車両移動機[5]が数機存在する。

[編集] その他

  • 2003年4月1日にISO9001認証取得。
  • 1994年から毎年夏季に「新幹線車両基地まつり」を開催しており、多くの来場者がある。とくに構内を走行する「体験列車」には多くの乗車希望者が列を作りさばききれなくなったため、2004年からは往復はがきによる事前申し込み制になった。
  • 車両基地まつりの際に人数を限定して「シミュレーター室」を開放している。これは仙台地区在来線の乗務員訓練のために使われるものであり、当センターではなく総合訓練センター管轄である。
  • 年間来場者は7万人[6]
  • 新利府駅と当センターは専用通路で直結しているが、通勤時間帯のみ利用可能な上に関係者以外は通路を利用できない。列車を利用して来所し見学する場合、受付のある利府門へ行くには利府駅の方が近い。
  • 山形新幹線福島駅 - 山形駅 - 新庄駅間が(悪天候等で)区間運休した場合、(山形・新庄へ向かう予定の)「つばさ」車両は当センターまで臨時回送される。

[編集] 保存車両

構内に、次の9両の鉄道車両静態保存されている。

電気機関車

蒸気機関車

[編集] 脚注

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  1. ^ 『JR電車編成表2011冬』(交通新聞社)より。
  2. ^ 『JR電車編成表2010冬』(交通新聞社)335頁。ISBN 9784330116099
  3. ^ 「JRグループ 車両のデータバンク 2008/2009」『鉄道ファン』2009年7月号(通巻579号)特別付録P.36、交友社、2009年
  4. ^ 『トワイライトゾーン・マニュアル 14』 ネコ・パブリッシング、2005年、p.49 - p.51。
  5. ^鉄道ピクトリアル』2011年9月号(通巻853号)p.62, 電気車研究会 によると、この移動機は協三工業製となっている。
  6. ^ 南の玄関口 富合町 合併1年「(下)都市基盤の整備 新幹線基地…観光にも期待」熊本日日新聞 2009年10月5日)

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

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