トワイライトエクスプレス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
| (臨)トワイライトエクスプレス 運転経路図 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
トワイライトエクスプレス (Twilight Express) とは、西日本旅客鉄道(JR西日本)が大阪駅 - 札幌駅間で運転する臨時寝台特急列車。
目次 |
[編集] 運転概要
東海道本線(JR京都線)・湖西線・北陸本線・信越本線・羽越本線・奥羽本線(日本海縦貫線)・津軽線・海峡線・江差線(津軽海峡線)・函館本線・室蘭本線・千歳線の12線区を経由し、鉄道会社もJR西日本・JR東日本(東日本旅客鉄道)・JR北海道(北海道旅客鉄道)を経由する。
下り札幌行き列車は1,495.7kmを21時間49分かけて、上り大阪行き列車は1,508.5kmを22時間47分かけて運転する、日本一の長距離旅客列車である。[1]
運転日は出発日基準で、下り列車が月・水・金・土曜、上り列車は火・木・土・日曜を原則とする。ゴールデンウィークや6月中旬 - 8月中旬、年末・年始やさっぽろ雪まつりなど繁忙期には毎日運行となる。列車番号は臨時列車であることから、下り列車が " 8001 " 上り列車が " 8002 " である。
愛称はトワイライト(薄明→出発日夕のマジックアワーとその翌日明け方のブルーアワー)が由来。
[編集] 停車駅
大阪駅 - 新大阪駅 - 京都駅 -〔大津京駅〕 - 敦賀駅 -〔鯖江駅〕- 福井駅 - 〔加賀温泉駅〕 - 金沢駅 - 高岡駅 - 富山駅 - 直江津駅 - 長岡駅 - 新津駅 - 〔京ヶ瀬駅〕 - 〔村上駅〕 - 〔鶴岡駅〕 - 〔酒田駅〕 - 〔秋田駅〕 - 〔大久保駅〕- 〔大館駅〕 - 〔弘前駅〕- 〔大釈迦駅〕 - (青森信号場) - 〔蟹田駅〕 - 〔新中小国信号場〕 - 〔矢不来信号場〕 - (五稜郭駅) - 洞爺駅 - 東室蘭駅 - 登別駅 - 苫小牧駅 - 南千歳駅 - 札幌駅
- 青森信号場と五稜郭駅は機関車付替えの運転停車で客扱いは行わない。ただし、ダイヤに大幅な乱れが生じた場合には函館駅に乗り入れる場合がある。なお、時刻表上では「レ」(通過)で表記される。
- 〔駅名〕は、その他事由による運転停車で客扱いは行わない。一部駅では運転士の交代を行う。
[編集] 運転上の特色
- 上下の列車で経由する区間が一部で異なり、上り列車は森駅 - 大沼駅間で勾配の緩い枝線(砂原線)を経由する。この間にキハ283系気動車による「スーパー北斗16号」が本線(大沼公園駅経由)を通って上り列車を追い抜いている。
- 金沢駅 - 京都駅で昼行特急を待避する回数及び本数に差があり、下り列車は敦賀→福井駅間で「サンダーバード」に1回抜かれるのみだが、上り列車は「サンダーバード」を金沢→福井駅間及び敦賀→京都駅間で1回ずつ、敦賀駅で「雷鳥」と「しらさぎ」を待避。合計4本の昼行特急に抜かれる。その他に上り列車は新津駅で17分停車、敦賀駅で機関車交換のために16分停車。このため、上り列車は下り列車より所要時間が58分伸びる。
- トワイライトエクスプレス同士のすれ違いは奥羽本線・大久保駅付近と東海道本線(JR京都線)・山崎駅 - 島本駅の2か所で見られる。
- 変わったところでは途中、山崎駅及び桂川駅をそれぞれ2度(前者は山崎駅(京都府)と山崎駅(北海道)、後者は桂川駅(京都府)と桂川駅(北海道)通過する。
[編集] 使用車両
[編集] 客車
JR西日本の宮原総合運転所に所属する24系25形客車で、本列車のために内外装の改造を施した専用編成(10両編成×3本)が運用される。従来の「寝台列車=ブルートレイン=青」というイメージとは一線を画し、深緑に金色(黄色)の帯を1本締める独自の塗色とした。
繁忙期の毎日運転期間中は3編成を全て運用に充てる。通常期でもイベントや旅行会社主催のツアー用に団体専用の貸切列車として運転される場合もあり、大阪駅 - 札幌駅間以外で運用される例もある。
3号車の食堂車には「ダイナープレヤデス」、4号車のサロンカーには「サロン・デュ・ノール」(北のサロンの意)の名称が付される。
2002年秋までに全編成の車両リニューアルが完了した。内装は「木のぬくもり」をテーマにした木目調に変更され、7号車のミニサロン(禁煙)には本革のソファーを設置する。外装は金色(黄色)の帯の上下に銀色の縁取りが追加され、車体側面にあるエンブレムも意匠を変更した。
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
[編集] 客室ギャラリー
[編集] 牽引機関車
- 大阪駅 - 敦賀駅 - 青森信号場間
- EF81形電気機関車
- 福井地域鉄道部敦賀運転派出所属。客車と同じ塗色に変更された6両 (43, 44, 103, 104, 113, 114) を専用機[2]として使用する。
- 上り列車は敦賀駅で別の機関車と交替するが、運用の関係で一般色のEF81形が牽引する場合もある。
- 青森信号場 - 五稜郭駅間
- 五稜郭駅 - 札幌駅間
- DD51形ディーゼル機関車
- 函館運輸所所属。「カシオペア」や「北斗星」と同じく、重連で牽引する。
[編集] 担当車掌
車掌は大阪駅 - 蟹田駅間をJR西日本大阪車掌区が、蟹田駅 - 札幌駅間をJR北海道函館運輸所が担当している。
大阪車掌区の担当車掌はホテルをイメージしており、ダブルの上着(夏は草色、冬は緑)にズボン(夏はベージュ、冬はブラック)のトワイライトエクスプレス専用の制服を着用する。
[編集] 沿革
- 1989年7月21日 : 団体専用列車として運転を開始。当初はツアーのみで寝台券は一般販売されなかった。
- 1989年12月2日 : 臨時列車扱いに変更し、寝台券の一般販売を開始。
- 2001年 : 客車の内外装をリニューアル。
- 2004年10月23日 - 2004年11月28日 : 新潟県中越地震の影響により運休。
- 2005年12月25日 - 2006年1月19日 : JR羽越本線脱線事故の影響により運休。
- 2006年3月18日 : 青森駅構内の夜間集中線路工事のため、経路を青森駅経由から青森信号場(奥羽貨物線)経由に変更。運転士交替も蟹田駅に変更。
- 2006年7月13日 - 8月8日 : 羽越本線小岩川駅 - あつみ温泉駅間の土砂崩れにより、運休。
- 2007年7月16日 - 9月13日 : 新潟県中越沖地震の影響により運休。
- 2008年3月15日 : この日のダイヤ改正から、青函トンネルの北海道新幹線建設工事の本格化により、下り列車の所要時間が延びる。
[編集] 脚注
[編集] 関連項目
- 日本海縦貫線直通夜行列車
- 青函トンネル直通夜行列車

