神戸駅 (兵庫県)

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神戸駅
駅全景(北口側から)
駅全景(北口側から)
こうべ - Kōbe
*元町 (1.7km)
(1.8km) 兵庫*
所在地 神戸市中央区相生町三丁目1-1
所属事業者 JR logo (west).svg西日本旅客鉄道(JR西日本)
所属路線 東海道本線山陽本線
(以上、JR神戸線
電報略号 コヘ
駅構造 高架駅
ホーム 3面6線
乗車人員
-統計年度-
67,562人/日(降車客含まず)
-2011年-
開業年月日 1874年明治7年)5月11日
キロ程 589.5km(東京起点)
キロ程 33.1km(大阪起点)
乗換 大倉山駅地下鉄山手線
ハーバーランド駅地下鉄海岸線
高速神戸駅神戸高速線
備考 直営駅管理駅
みどりの窓口
神 神戸市内駅(中心駅)
* 元町方:東海道本線
* 兵庫方:山陽本線
北口
南口駅前ロータリー
プラットフォーム

神戸駅(こうべえき)は、兵庫県神戸市中央区相生町三丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)のである。

概要[編集]

兵庫県県庁所在地神戸市を代表する駅。駅舎は近代化遺産の指定を受けており、貴賓室などの由緒ある施設も保存されている。また、第2回近畿の駅百選にも選出された。

東海道本線の西側の終点および山陽本線の東側の起点となっており、東海道本線を所属線としている[1]。線路自体はそのまま東西方向に繋がっており、直通運転が行われている。実際に、大阪駅(東海道本線所属)から当駅を介して姫路駅(山陽本線所属)に至る区間を「JR神戸線」の愛称で乗客向けに案内しており、当駅を起終点とする列車もごく一部の普通列車に限られている。また、当駅から分岐する別の路線もない。

ホームの南(浜側)には、両路線の起終点を示すキロポストが設置されている。なお、歴史的には東海道本線が元々から国有路線であったのに対し、山陽本線は民間の山陽鉄道によって作られ、後から国有化されたという経緯がある。

都市名を冠する主要な駅ではあるが、神戸市役所や商業地域の中心地に近いのは二つ東隣の三ノ宮駅県庁は一つ東隣の元町駅が最寄駅であり、山陽新幹線の停車駅は北に離れた新神戸駅である。かつては、当駅の西側の新開地一帯が市内で最も繁華な地区であった。

乗降客数でも当駅より三ノ宮駅の方が多い関係で、特急列車は三ノ宮駅のみに停車し、当駅を通過するものが多い。ただし、かつて運転されていた寝台特急『彗星』は特急列車の中で唯一、三ノ宮駅を通過し当駅に停車していたが、2000年3月に『あかつき』との併結運転開始と同時に当駅から三ノ宮駅に停車駅が変更となった。その後、『彗星』は2005年9月30日で廃止され、それと引き換えに『はまかぜ』が当駅に停車するようになった(『はまかぜ』は三ノ宮駅にも停車する)。

アーバンネットワークエリアおよびICOCA利用エリアに含まれている。また、長距離乗車券の特定都区市内制度における「神戸市内」の中心駅である。駅長が配置された直営駅であり、管理駅として神戸市内の山陽本線所属駅である兵庫駅 - 舞子駅間の各駅および山陽本線支線(和田岬線)の和田岬駅を管轄している。

接続路線[編集]

以下の駅との連絡が可能となっている。

321系車両の車内モニターでは、上記のうち地下鉄海岸線のみが連絡路線として表示されている。

また、三ノ宮駅・元町駅・新長田駅と同様、山陽新幹線新神戸駅(地下鉄山手線で連絡)との連絡扱いをしている。

駅構造[編集]

島式ホーム3面6線のプラットホームを有する高架駅。上りの外側線のみ、待避線(1番のりば)を用いて列車の追い越しが可能である。

兵庫駅側の下り内側線と上り内側線の間及び5番線東側に引上線(6番線)があり、平日朝ラッシュ時と毎日深夜の折り返し列車が使用している。

当駅の前後は、両方向とも急カーブ(半径・400メートル)を描いている。

改札口は中央口とビエラ神戸口の2ヶ所。いずれもバリアフリーの一環として、段差が解消されている。改札口とホームを結ぶエレベーター・エスカレーターは、1番のりばには設置されていない。

のりば[編集]

神戸駅プラットホーム
ホーム 路線 方向(線路) 行先 備考
1 JR神戸線 上り(外側線) 三ノ宮尼崎大阪方面 待避用(平日朝の快速のみ使用)
2 JR神戸線 上り(外側線) 三ノ宮・尼崎・大阪方面 特急・新快速(快速の一部も使用)
3 JR神戸線 上り(内側線) 三ノ宮・尼崎・大阪方面 快速・普通
4 JR神戸線 下り(内側線) 西明石姫路方面 快速・普通
5 JR神戸線 下り(外側線) 西明石・姫路方面 特急・新快速(快速の一部も使用)

上表の路線名は旅客案内上の名称(愛称)で表記している。

普通列車はすべて中央の3番・4番のりば、新快速・特急はすべて外側の2番・5番のりばを使用する。当駅を通過する貨物列車も、2番・5番のりばを通過する。

快速は基本的に3番・4番のりばに停車するが、大阪方面は平日朝ラッシュ時に新快速を待避する場合には1番のりば、平日朝の終わりの列車と土曜・休日の朝の一部は2番のりばに停車する。また、姫路方面は快速のうち平日朝に外側線を走行する列車は5番のりばに停車する。

1番のりばは平日朝ラッシュ時のみ使われており、停車する列車がない時間帯は閉鎖されている。この1番ホームは、もともと当駅始発の東京方面への優等列車用に割り当てられ、戦前は特急『』・『』や急行列車が、また戦後も急行『銀河』や電車特急『こだま』(1958 - 61年)・『つばめ』(1960 - 61年)・『富士』(1961 - 64年)がこのホームから発車していた。しかし、東海道新幹線の開業で1964年に『富士』が廃止、翌1965年には『銀河』も姫路発着となり、当駅発着となる定期の特急・急行列車は消滅した。その後、阪神・淡路大震災の発生前まで使用を停止していた。なお、2011年3月11日までは夜間に西明石からの回送列車が入り、引き上げ線経由で留置線に入る運用があった。

1・2・3番のりばは外側線・内側線の双方向への出発が可能であり、ダイヤの乱れが生じた場合には快速が明石駅 - 兵庫駅間を列車線で運行させ、当駅の2番のりばから内側線へ転線させる措置が執られる場合がある。

当駅東側の下り線には、かつて内側線から5番のりば(外側線)へ転線できる渡り線が設置されていたが、過去に快速列車(113系)が脱輪事故を起こし、その後の現場検証でポイント部分のレールが磨耗していたことが原因だと判明、使用停止を経て撤去された。

ダイヤ[編集]

日中時間帯は1時間あたり新快速と快速がそれぞれ4本、各駅停車が8本停車する。朝ラッシュ時の大阪方面は新快速と外側快速がそれぞれ8分間隔、各駅停車が4分間隔で発車する。夕方の姫路方面は新快速が7分半間隔、外側快速が2本停車する。

早朝5時台には当駅始発の各駅停車が京都駅・西明石駅の両方向に設定されている(西明石駅から回送列車で運行し、客扱いを開始している)。平日朝7時台と毎日深夜0時(前日23時32分着)に当駅折り返しが2本設定されているが、事故などでダイヤが乱れた場合は日中にも運行されることがある。1986年11月1日 - 1996年7月19日の間は折り返しが日中にも設定されていた。

国鉄分割民営化後、1989年3月11日のダイヤ改正で特急『スーパー雷鳥』の1本が当駅発着となったが、1997年3月8日の改正で廃止された。

駅弁[編集]

淡路屋が製造・販売を担当している[2]

  • 六甲山縦走弁当
  • あなご三昧
  • ひっぱりだこ飯
  • 花緑
  • あっちっち穴子弁当
  • 肉めし
  • あっちっちすきやき御飯
  • タイガース勝めし
  • 明石海峡弁当
  • N700系新幹線弁当
  • 0系新幹線 夢の超特急弁当
  • あっちっちスキヤキ咖哩飯
  • 牛バラ神戸チャーハン
  • あっちっちすきやき弁当
  • あっちっち牛塩タン&焼肉弁当
  • トーマスランチ
  • 神戸のステーキ弁当
  • あっちっち大阪鶴橋風焼肉重
  • しゃぶしゃぶ弁当松風
  • 神戸牛100% 牛肉王子

利用状況[編集]

2012年度の1日あたりの乗車人員は66,935人で、これはJR西日本の駅の中では第8位であり、兵庫県内では三ノ宮駅に次ぎ第2位[3]

「神戸市統計書」(神戸市企画調整局総合計画課・編)及び「兵庫県統計書」によると、年間乗車人数及び1日あたり乗車人員は以下の通りである。

年度 年間
乗車人数
左記の内
定期利用者
一日平均
乗車人員
1999年 72,525
2000年 72,865
2001年 72,168
2002年 70,040
2003年 25,653千 18,032千 70,091
2004年 25,970千 18,231千 71,151
2005年 26,201千 18,325千 71,785
2006年 26,287千 18,387千 72,019
2007年 26,299千 18,434千 71,855
2008年 26,009千 18,241千 71,258
2009年 25,084千 17,801千 68,722
2010年 24,821千 17,657千 68,002
2011年 67,562
2012年 66,935

駅周辺[編集]

デュオこうべ(高速神戸駅・JR神戸駅・ハーバーランド駅を結ぶ地下街)。メトロこうべを経由して地下街は新開地駅まで延びている。

線路が南北方向に走り、周辺の地域はほぼ東西に相対している。多くの市民は、神戸ハーバーランド側の方角を「浜手」、六甲山側の方角を「山手」と言い表す。

東寄りの一帯は、市内でも有数の繁華街『神戸ハーバーランド』であり、大規模な商業施設や高層ビルが並んでいる。国鉄時代には貨物ターミナルの湊川駅があり、廃止後の駅跡地の再開発により誕生した。

駅地下街
山手(西側)
南口前(HDCと神戸クリスタルタワー)
モザイク(神戸ハーバーランド)
駅浜手(東側)

バス[編集]

北側には円形ロータリーの「神戸駅前」、南側には四角形ロータリーの「神戸駅南口」停留所がある。

神戸駅前
系統 経由地 行先 運行会社
4 兵庫駅地下鉄長田駅・丸山 大日丘住宅前 神戸市バス
7 新開地・夢野・平野・山本通 三宮(市民福祉交流センター前)
9 大学病院・平野・湊川公園 吉田町
11 湊川公園・夢野・名倉町 板宿
13 新開地・兵庫駅・板宿 新長田駅
40 湊川公園・夢野・名倉町・丸山 大日丘住宅前
65 夢野 ひよどり台・ひよどり台ホーム方面
85 新開地(一部七宮町)・松原 須磨水族園
110 平野・板宿 JR鷹取駅
112 前池橋 JR鷹取駅
123 ひよどり台・ひよどり台ホーム しあわせの村
150 新開地・ひよどり台・しあわせの村 西鈴蘭台駅 阪急バス
神戸駅南口
系統 経由地 行先 運行会社 備考
61 大学病院・平野(一部便湊川経由) 鈴蘭台 阪急バス
14 谷上駅西宮北インター 三田駅 神姫バス 三田行きは3本のみで他は谷上止まり
白川台 押部谷(栄) 押部谷(栄)行きは1本のみでそれ以外は白川台止まり
  神戸学院大学 ポートアイランドキャンパス 学校休校日は運休
みなとじま駅前 中央市民病院 平日のみ運行
シティループ 異人館・三宮 中突堤方面 神戸交通振興 平日のみ停車
シャトルバス 神戸メリケンパークオリエンタルホテル

歴史[編集]

神戸駅改札を通り東京に向かう本庄繁前・関東軍司令官(1932年9月)
神戸駅周辺の変遷。上から順に明治14年測量図・大正13年測量図・昭和28年航空写真・昭和59年航空写真。右上側の貨物駅は湊川駅で、客貨分離により神戸駅と敷地を分割したことがわかる。
  • 1874年明治7年)5月11日 - 官設鉄道の駅として開業。新橋駅 - 横浜駅間の鉄道開通に続く2番目の鉄道の大阪駅 - 当駅間の路線の終着駅で、駅舎はレンガ造りだった。
  • 1889年(明治22年)
    • 7月1日 - 東海道本線の原型となる新橋駅 - 当駅間が全通、2代目の駅舎になる。また、神戸鉄道局(後の大阪鉄道管理局)が置かれた。
    • 9月1日 - 山陽鉄道が兵庫駅から延長され、当駅に乗り入れ。
  • 1895年(明治28年)4月1日 - 線路名称制定。東海道線の所属となる。
  • 1906年(明治39年)12月1日 - 山陽鉄道が国有化され、国有鉄道のみの駅になる。
  • 1909年(明治42年)10月12日 - 線路名称制定。東海道線の本線部分が東海道本線となり、旧・山陽鉄道線は山陽本線となる。
  • 1928年昭和3年)12月1日 - 東海道本線貨物支線の湊川駅に貨物取扱業務を移管。当駅での貨物取扱廃止。湊川駅自体は神戸駅の敷地を客貨分離により分割したもの。
  • 1930年(昭和5年)7月 - 駅高架化に先駆け、三代目の現在の駅舎に改築。近代的設備を備えたこの駅は、貴賓室などもそなえた豪華なものともなっていた。
  • 1931年(昭和6年)10月10日 - 高架駅化。
  • 1978年(昭和53年)10月2日 - 新快速の停車駅となる。
  • 1985年(昭和60年)3月14日 - 湊川駅廃止。跡地は再開発され神戸ハーバーランドとなっている。
  • 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる。
  • 2003年平成15年)11月1日 - ICカードICOCA供用開始。

隣の駅[編集]

西日本旅客鉄道
山陽本線
新快速
三ノ宮駅- 神戸駅 - 明石駅
快速・普通
元町駅 - 神戸駅 - 兵庫駅

備考[編集]

阪急電鉄阪神電気鉄道ターミナル駅である三宮駅や、阪急が三宮に乗り入れる以前にターミナルとしていた上筒井駅(1940年に廃止)、三宮の東側にかつて存在した阪神のターミナル駅も、それぞれ一時期神戸駅を名乗っていた。各項目と神戸駅も参照。

脚注[編集]

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  1. ^ 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTB 1998年
  2. ^ JR時刻表2010年8月号(交通新聞社刊)250-251ページ
  3. ^ JR西日本「データで見るJR西日本2012」

関連項目[編集]

外部リンク[編集]