国道28号

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一般国道

国道28号標識

国道28号
路線延長 194.6 km(総延長)
157.8 km(実延長)
156.7 km(現道)
制定年 1952年指定
起点 兵庫県神戸市中央区
主な
経由都市
兵庫県明石市洲本市
徳島県鳴門市
終点 徳島県徳島市かちどき橋一丁目1番1
接続する
主な道路
記法
Japanese National Route Sign 0002.svg国道2号
Japanese National Route Sign 0011.svg国道11号
Japanese National Route Sign 0192.svg国道192号
Japanese National Route Sign 0055.svg国道55号
Template(ノート 使い方) ウィキプロジェクト 道路
旧・たこフェリー前(明石市)
道の駅東浦ターミナルパーク
一般道部分(淡路市・洲本市境)
明石海峡大橋
大鳴門橋
神戸淡路鳴門自動車道部分

国道28号(こくどう28ごう)は、兵庫県神戸市から淡路島を経由して徳島県徳島市に至る一般国道である。

概要[編集]

本州神戸四国徳島淡路島の南北を経由で明石海峡鳴門海峡の海上区間をはさんで結ぶ幹線道路でありかつ淡路島では生活道路の一部になっており[1][2]明石海峡大橋大鳴門橋を含む神戸淡路鳴門自動車道は、国道28号のバイパス自動車専用道路として整備され、自動車専用道路ごとのインターチェンジ間で接続されている[2]。また、大鳴門橋開通の影響により、淡路島から四国へ渡る航路が廃止となっている。

路線データ[編集]

一般国道の路線を指定する政令[3][注釈 1]に基づく起終点および経過地は次のとおり。

歴史[編集]

当国道は四国街道を継承した路線である[1]

年表[編集]

  • 1878年明治11年)4月
    東京から淡路島を経由して高知に至る道路が国道三等に指定された。
  • 1885年(明治18年)
    内務省告示第6号「國道表」では、徳島市までが国道30号「東京より徳島県に達する路線」に指定された。
  • 1920年大正9年)
    施行の旧道路法に基づく路線認定では旧国道30号が国道21号「東京市より徳島県庁所在地に達する路線(甲)」となった。
  • 1952年昭和27年)12月4日
    新道路法に基づく路線指定で、旧国道21号は一級国道28号(神戸市 - 徳島市)として指定された。
  • 1965年(昭和40年)4月1日
    道路法改正によって一級・二級の別がなくなり一般国道28号となった。
  • 1982年(昭和57年)4月1日
    神戸市起点を長田区東尻池交点から中央区神戸駅北側ガードまで延長される。

路線状況[編集]

兵庫県(本州)の区間
兵庫県(淡路島)の区間

淡路市洲本市南あわじ市の中心部を通過する国道であり、観光施設などが集中している。神戸淡路鳴門自動車道兵庫県道31号福良江井岩屋線と並んで重要な路線であり、高速バス路線バスなどの公共交通機関などが通過し、トラックなどの物流拠点となっている主要道路である[6][1][7]。島内では兵庫県道31号福良江井岩屋線と、対の関係にある。国道28号が東回りであるのに対し、兵庫県道31号福良江井岩屋線は、西回りとなっている[6]。また、島内を通る国道は28号のみであり、現地で単に「国道」といえば国道28号を指す。

  • 淡路島の北側は大阪湾沿岸沿いを縦断し、洲本市街地から南側は三原平野を縦断する[8][9]
  • 淡路市の中心部付近は明石海峡大橋が開通したことによって交通量が増加し、特に夕方の通勤・通学ラッシュの時間帯の交通渋滞が慢性化している。その代替ルートとして中心部を回避する為にバイパスの整備が検討されている[10]
  • 神戸淡路鳴門自動車道を利用して淡路島を通過する貨物トラックはその自動車道の通行料金が割高であり、その出費を抑える為に、西淡三原IC - 淡路IC間は国道28号に降りるのが見受けられる[9]。そのことによって、渋滞や交通事故が発生し、更に車重による路面状態の悪化や排気ガスによる汚染が顕著である。この現象は、兵庫県道31号福良江井岩屋線(淡路サンセットライン)においても同様である[9]。これを防ぐため、橋だけを利用するより、通しで走るほうが通行料金が安くなる社会実験が実施されていた。
  • 淡路市塩尾 - 洲本市安乎町平安浦の1.8kmと洲本市中川原町厚浜 - 洲本市炬口の2.9kmは事前通行規制区間となっている[11]
  • 洲本市と南あわじ市の境目付近は南あわじ市が賑わいを目的とした都市計画によりロードサイド店舗が立地している[6]
徳島県の区間

吉野川バイパス鳴門インターチェンジの接続部分であるために重要な国道に指定されている。元々は国道11号との重複区間であったが、吉野川バイパスの開通に伴い現在は当国道が単独区間となっている。

  • 鳴門市の北側は鳴門市中心部を縦断するので沿線に公共公益施設・商業施設などの建物が密集し[12]、南側は市街化調整区域であるために農業地帯を縦断する[13]
  • 板野郡松茂町側は公共公益施設と工業地帯や住宅地が密集している。国道11号までが単独区間であり、終点までは国道11号との重複区間である[14]

バイパス[編集]

重複区間[編集]

以前は徳島県内区間の全区間が国道11号との重複区間だったが、1988年吉野川バイパスが開通したのに伴い、松茂町広島までは国道28号の単独区間となった。

道路施設[編集]

トンネル[編集]

  • 城山トンネル(淡路市、126m)
  • 宇原トンネル(洲本市、284m)

橋梁[編集]

道の駅[編集]

地理[編集]

通過する自治体[編集]

交差する道路[編集]

並行する神戸淡路鳴門自動車道のインターチェンジなどは、「神戸淡路鳴門自動車道」を参照のこと。

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脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ 一般国道の路線を指定する政令の最終改正日である2004年3月19日の政令(平成16年3月19日政令第50号)に基づく表記。
  2. ^ 2005年4月1日に5町が合併して淡路市発足。
  3. ^ 2005年1月11日に4町が合併して南あわじ市発足。
  4. ^ 2011年4月1日現在
  5. ^ 神戸淡路鳴門自動車道を含む。

出典[編集]

  1. ^ a b c 兵庫国道事業概要”. 国土交通省近畿地方整備局. 2013年5月29日閲覧。
  2. ^ a b 一般国道28号洲本バイパス【再評価】”. 国土交通省近畿地方整備局. 2013年5月29日閲覧。
  3. ^ 一般国道の路線を指定する政令(昭和40年3月29日政令第58号)”. 法令データ提供システム. 総務省行政管理局. 2012年10月15日閲覧。
  4. ^ 表26 一般国道の路線別、都道府県別道路現況 (PDF)”. 道路統計年報2012. 国土交通省道路局. p. 3. 2013年5月27日閲覧。
  5. ^ 一般国道の指定区間を指定する政令(昭和33年6月2日政令第164号)”. 法令データ提供システム. 総務省行政管理局. 2012年10月15日閲覧。
  6. ^ a b c 淡路地域都市計画プラン”. 兵庫県. 2013年5月30日閲覧。
  7. ^ 都市計画区域マスタープラン”. 兵庫県. 2013年5月30日閲覧。
  8. ^ 淡路島沿岸部に海抜表示シート 津波災害に備え”. 神戸新聞 2013.3.26. 2013年5月29日閲覧。
  9. ^ a b c 洲本市都市計画マスタープラン都市施設の状況”. 洲本市. 2013年5月30日閲覧。
  10. ^ 都市再生整備計画(第5回変更)大谷・生穂新島地区”. 淡路市. 2013年5月30日閲覧。
  11. ^ 兵庫国道事務所/防災情報/通行規制区間について
  12. ^ 国道28号沿道地区(木津野・吉永)地区計画”. 鳴門市. 2013年5月29日閲覧。
  13. ^ 将来都市構造”. 鳴門市. 2013年5月29日閲覧。
  14. ^ 国道28号沿道地区計画”. 松茂町. 2013年5月29日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]