国道195号

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一般国道

国道195号標識

国道195号
総距離 204.7 km(総延長)
149.9 km(実延長)
137.8 km(現道)
制定年 1953年指定
起点 高知県高知市
主な
経由都市
徳島県那賀郡那賀町阿南市
終点 徳島県徳島市
接続する
主な道路
記法
Japanese National Route Sign 0032.svg国道32号
Japanese National Route Sign 0193.svg国道193号
Japanese National Route Sign 0055.svg国道55号
Template(ノート 使い方) ウィキプロジェクト 道路
国道195号起点(高知県高知市)
土佐電鉄後免線と並行して走る国道195号(2005年5月12日 南国市)
高知県香美市物部
高知県と徳島県の県境標示
四ツ足峠トンネル
出合大戸バイパス事業により整備された区間(徳島県那賀郡那賀町)
国道195号終点(徳島県徳島市)

国道195号(こくどう195ごう)は、高知県高知市から徳島県那賀郡那賀町を経由して同県徳島市に至る一般国道である。

概要[編集]

高知市と徳島市の最短路である。

高知県内では高知県3大一級河川の物部川に、また徳島県内では徳島県内で最も長い川の那賀川に並行する渓谷沿いの探勝路で、西日本一美しいとされる高の瀬峡や高知県一の紅葉名所の別府峡がある。剣山国定公園や、国立公園なども含めて高知県最大の公園である奥物部県立自然公園を通過し森林浴に最適である。

ほぼ全区間が片側1車線の快走コースで占められる。以前は未改修区間が多かったものの改良工事が進んでおり、残るは高知市内の旧道区間や徳島県那賀郡那賀町内の一部程度となっていたが、那賀町内も2車線のバイパスを建設中である。

高知県側の香美市(旧香美郡香北町)は漫画家・やなせたかしの出身地で、沿道にはやなせの代表作に因んだ「アンパンマンミュージアム」がある。徳島県側の阿南市の沿道には広い野球場も備えた県南圏域のスポーツ拠点「徳島県南部健康運動公園」がある。

路線データ[編集]

一般国道の路線を指定する政令[1][注釈 1]に基づく起終点および経過地は次のとおり。

歴史[編集]

路線状況[編集]

高知県では、高知市の葛島橋(かづらしまばし)東詰から南国市の中心部にかけて土佐電気鉄道後免線のすぐ北側を通過する。この区間では電柱が車道部分にまではみ出して立っており、大型車同士の離合は実質的にできない。この区間は、現在高知南国バイパス(仮称)を計画中である。南国市中心部では、交通量が多いにもかかわらず片側1車線幅であり、また歩車道区分もないなどの理由から、最高速度が30km/hに規制されている。この区間も、南国バイパス(仮称)を計画中である。

徳島県では、那賀町(旧木頭村)の折宇地区に、延長3kmほどの1車線区間が存在する。これはかつて那賀川上流域に細川内(ほそごうち)ダムの建設計画(後に撤回)があり、その工事に伴って折宇地区の国道通過地点が変更を余儀なくされる可能性があったためである。この区間も、折宇バイパス(仮称)を計画中である。那賀町(旧上那賀町)の国道193号との重複区間にある出合トンネルでは、信号機を利用しての片側交互通行規制が敷かれている。この区間も出合大橋(仮称)を建設中である。那賀町の那賀川沿いの崖は落石が少なくなく、2006年6月11日には那賀町大久保地区で国道走行中の軽乗用車を落石が直撃する事故が発生した。この区間も大久保バイパス(仮称)を計画中である。

バイパス[編集]

  • あけぼの街道:高知県高知市弥右衛門 - 香美市土佐山田町中組。全長11.5km。2013年11月9日全線開通。
    • 高知バイパス:高知市弥右衛門 - 南国市岡豊町中島。全長4.8km。
    • 南国バイパス:南国市岡豊町中島 - 香美郡土佐山田町中組。全長6.7km。
  • 出合大戸バイパス:徳島県那賀町の長安口ダム北側に位置。旧道区間に存在していた素掘りトンネルをパスする。平成20年代前半全開通予定、約2.2km。
  • 西宇バイパス:徳島県那賀町(旧木頭村)の不良部分を改良。2003年(平成15年)度着手、約0.45km。
  • 折宇バイパス:徳島県那賀町(旧木頭村)の不良部分を改良。2006年(平成18年)度着手、約0.6km。
  • 橘バイパス:徳島県阿南市の国道55号接続部の線形不良・幅員狭小部を改良。2006年12月に新橘トンネル(465m)がまず開通、2008年(平成20年)3月31日に全線開通した。約1.15km。阿南道路はこの部分に接続される。

通称[編集]

  • わじきライン
那賀川の中流~下流域に沿う那賀町内の区間。わじき(鷲敷)とは「平成の大合併」以前に存在した、那賀町東端部の旧町名である。また、「わじきライン」とは本来「日本ライン」同様にライン川に因む那賀川の渓流の愛称であり、かつては川下りの手漕ぎ遊覧船もあった。
  • あけぼの街道
高知市から香美市にかけて建設中のバイパス道路。南国市内で「土佐のまほろば」と呼ばれる国分地区を通ることに由来するものか。
  • 電車通り(土佐電鉄線と並走区間)

重複区間[編集]

道路施設[編集]

トンネル[編集]

  • 四ツ足峠トンネル(1857m):高知・徳島県境に位置。2007年に美波ゆめトンネルが開通するまでの徳島県南部最長のトンネル。県境地点の路面に県境標示があり、その北側壁面には祠が設置されている。
  • 出合大戸トンネル(920m)

橋梁[編集]

  • 白石橋(L=142m、W=8m π型ラーメン橋)

道の駅[編集]

このほか、香美市旧物部地区山崎地域(高知県道49号大豊物部線交差点から西のトンネル抜けてすぐ)の南側永瀬ダム貯水池側に、広い駐車場を備えたトイレがある。

地理[編集]

通過する自治体[編集]

交差する道路[編集]

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沿線[編集]

当道に平行する物部川那賀川は、ともに四国一の清流である。(四国地方整備局「平成18年四国内一級河川の水質現況の公表について」2006年河川水質ランキング)

高知市
香美市
那賀郡那賀町
阿南市

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ 一般国道の路線を指定する政令の最終改正日である2004年3月19日の政令(平成16年3月19日政令第50号)に基づく表記。
  2. ^ a b 2005年3月1日に3町2村が合併して那賀郡那賀町発足。
  3. ^ 2011年4月1日現在

出典[編集]

  1. ^ 一般国道の路線を指定する政令(昭和40年3月29日政令第58号)”. 法令データ提供システム. 総務省行政管理局. 2012年10月13日閲覧。
  2. ^ 表26 一般国道の路線別、都道府県別道路現況 (PDF)”. 道路統計年報2012. 国土交通省道路局. p. 11. 2013年2月26日閲覧。
  3. ^ 一般国道の指定区間を指定する政令(昭和33年6月2日政令第164号)”. 法令データ提供システム. 総務省行政管理局. 2012年10月13日閲覧。
  4. ^ ウィキソースには、二級国道の路線を指定する政令(昭和28年5月18日政令第96号)の原文があります。
  5. ^ 一般国道の路線を指定する政令(昭和40年3月29日政令第58号)

関連項目[編集]

外部リンク[編集]