国道402号

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一般国道

国道402号標識

国道402号
総距離 117.1 km(総延長)
62.3 km(実延長)
制定年 1982年指定
起点 新潟県柏崎市
終点 新潟県新潟市中央区
接続する
主な道路
記法
Japanese National Route Sign 0352.svg国道352号
Japanese National Route Sign 0460.svg国道460号
Japanese National Route Sign 0116.svg国道116号
Template(ノート 使い方) ウィキプロジェクト 道路
越後七浦

国道402号(こくどう402ごう)は、新潟県柏崎市から同県新潟市中央区に至る一般国道である。

概要[編集]

柏崎市から新潟市間には、長岡市三条市などを経由する国道8号出雲崎町燕市などを経由する国道116号があるが、この402号は日本海に沿ったルート。都市間輸送の役割が濃い前者2路線に比べ、観光路線の色合いが濃い。海沿いの風光明媚なエリアを走行することから、新潟県内の国道8号113号345号7号などと合わせて「日本海夕日ライン」という愛称も付与されている。

このうち長岡市寺泊野積から新潟市西蒲区角田浜の13.9kmの区間には、越後七浦シーサイドライン(えちごななうらシーサイドライン)という愛称が付与されている。海岸沿いの断崖を抜ける難所の区間で、1971年昭和46年)12月に着工、1974年(昭和49年)6月に南側の野積(当時寺泊町)から西蒲区間瀬(当時岩室村)間が開通、翌1975年(昭和50年)7月に北側の間瀬~角田浜(当時巻町)間が開通し、全通した。当初は有料道路として供用され、新潟県企業局が管理していたが、1990年平成2年)7月に無料化、国道に編入された。シーサイドラインは前述した日本海夕日ラインの観光の基幹となっており、弥彦山角田山の西麓を日本海に沿って走行する区間となっている。日本海の荒波に打ち砕かれて形成された奇岩、怪石が沿線随所に点在し、特に「弁天岩」「立岩」は全国でも稀少例の露出枕状溶岩として天然記念物に指定されている。

このシーサイドラインのうち、間瀬から同区五ケ浜にかけての区間は一旦海岸部を離れて丘陵部に入り、急勾配と急カーブ、さらに2本のトンネル(角海トンネル、五ケ浜トンネル)で海岸部を大きく迂回している。この迂回区間の海岸部にはかつて角海浜の集落があったが、1969年(昭和44年)に東北電力巻原子力発電所の建設計画を発表したことから、シーサイドラインの経路もこの計画に沿って角海浜を避け、山側を迂回することになった。角海浜は原発建設に伴って1974年(昭和49年)までに住民が全て転居し廃村。東北電力は1982年(昭和57年)、国に原子炉設置許可の申請を提出したが、1996年(平成8年)に反原発派の町長主導による住民投票をきっかけに建設中止となっている(詳細は角海浜、巻原発の各項目を参照)。なお五ケ浜トンネル北側で接続する国道460号の五福トンネル(巻南バイパス)も、元々は巻原発の建設に合わせて整備されたバイパス道路である。

新潟市西区北部を経由する同区五十嵐二ノ町(往来橋東詰)から中央区文京町にかけての旧道区間は「産業道路」という通称で呼ばれている。これはかつて同区間が帝国石油の天然ガス井やパイプラインの開発に使われていたことに由来しており、現在も同市西区青山には帝石傘下の帝石パイプラインが事業所を置いている。また県・新潟市は西区内の海岸沿いを経由する「新潟海岸バイパス」(西区五十嵐三ノ町 - 同区有明町間、延長9.0km)の整備事業に着手し、1984年(昭和49年)に着工した。2000年代半ばまでに東側の坂井輪地区内の区間の大部分が開通し、その後残っていた五十嵐三ノ町から五十嵐二ノ町に至る2.5kmの区間では新川河口部に架かる新橋梁「内野新川大橋」などの建設が進められ、2010年(平成22年)11月27日15時に全線が開通した。これにより旧道区間の産業道路や新潟県道2号新潟寺泊線新潟市道曽和インター信濃町線(西大通り)など他の幹線道路で慢性的に発生している朝夕の混雑緩和が期待されている。なお新潟海岸バイパスの全通により、2011年(平成23年)4月2日から有明町以東を含む海岸バイパスの全線が当国道に、旧道の産業道路が市道と県道にそれぞれ指定変更された。

路線データ[編集]

一般国道の路線を指定する政令[1][注釈 1]に基づく起終点および経過地は次のとおり。

歴史[編集]

年表[編集]

旧道[編集]

  • 柏崎市大字椎谷:柏崎市道
  • 柏崎市大字椎谷:廃道
  • 新潟市西区五十嵐三ノ町 - 新潟市西区五十嵐二ノ町(五十嵐二ノ町交差点):新潟県道140号内野停車場線
  • 新潟市西区五十嵐二ノ町(五十嵐二ノ町交差点) - 新潟市中央区文京町(文京町交差点):新潟市道文京町五十嵐二の町線
  • 新潟市中央区学校町通二番町(学校町二番町交差点) - 新潟市中央区白山浦一丁目(白山浦一丁目交差点):新潟市道中央2-177号線
  • 新潟市中央区白山浦一丁目(白山浦一丁目交差点) - 新潟市中央区学校町通一番町(市役所前交差点):新潟県道164号白山停車場女池線

路線状況[編集]

バイパス[編集]

  • 椎谷岬トンネル(柏崎市大字椎谷)
旧道は日本海に沿って椎谷岬(観音崎)付近を上り下りする区間だったが、2007年7月19日新潟県中越沖地震で大規模な土砂崩壊が発生し、通行不能となった。長らく通行止の措置が取られ、周辺部を大きく迂回する必要があったが、椎谷岬トンネルの完成により2010年1月7日に供用を再開した。なお旧道の崩壊箇所は廃道となった他、前後は柏崎市道に指定変更された。
  • 新潟海岸バイパス(新潟市西区五十嵐三ノ町 - 新潟市西区有明町)
  • 経路変更区間(新潟市西区有明町 - 新潟市中央区文京町)
  • 学校町ミニバイパス(新潟市中央区学校町通二番町 - 新潟市中央区学校町通一番町)

通称[編集]

重複区間[編集]

  • 国道352号:柏崎市柳橋町(柳橋町交差点) - 三島郡出雲崎町大字住吉町(住吉町交差点)
  • 国道460号:柏崎市柳橋町(柳橋町交差点) - 新潟市西蒲区五ヶ浜
  • 国道116号国道289号:新潟市中央区関屋昭和町三丁目(昭和町交差点) - 同区本町通七番町(本町交差点)

道路施設[編集]

トンネルと橋梁[編集]

  • 安政橋(柏崎市)
  • 椎谷岬トンネル(柏崎市)
  • 刈羽トンネル(刈羽村)
  • 野積橋(長岡市)(現橋は1967年(昭和42年)6月開通。旧橋は1931年(昭和6年)開通で、大河津分水にかかる橋として最も古い[5]。)
  • 角海トンネル(新潟市西蒲区)
  • 五ケ浜トンネル(新潟市西蒲区)
  • 小浜トンネル(新潟市西蒲区)
  • 魚見橋(新潟市西蒲区)
  • 角田トンネル(新潟市西蒲区)
  • 内野新川大橋(新潟市西区)
  • 浜浦橋(新潟市西区 - 新潟市中央区)

道の駅[編集]

交通量[編集]

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地理[編集]

通過する自治体[編集]

交差する道路[編集]

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脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 一般国道の路線を指定する政令の最終改正日である2004年3月19日の政令(平成16年3月19日政令第50号)に基づく表記。
  2. ^ 2006年1月1日に長岡市へ編入。
  3. ^ 2005年10月10日に新潟市へ編入。2007年4月1日に政令指定都市へ移行して西蒲区発足。
  4. ^ 2010年4月1日現在

出典[編集]

  1. ^ 一般国道の路線を指定する政令(昭和40年3月29日政令第58号)”. 法令データ提供システム. 総務省行政管理局. 2012年11月27日閲覧。
  2. ^ 道路統計年報2011 - II. 道路の現況 表26”. 国土交通省道路局. p. 22. 2012年11月27日閲覧。
  3. ^ 一般国道の指定区間を指定する政令(昭和33年6月2日政令第164号)”. 法令データ提供システム. 総務省行政管理局. 2012年11月27日閲覧。
  4. ^ 一般国道の路線を指定する政令の一部を改正する政令(昭和56年4月30日政令第153号)”. 法庫. 2012年11月27日閲覧。
  5. ^ 長岡市『長岡市政100年のあゆみ』246・247頁参照

関連項目[編集]

外部リンク[編集]