国道402号

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

国道402号標識

国道402号(こくどう402ごう)は、新潟県柏崎市から同県新潟市中央区に至る一般国道

目次

[編集] 概要

越後七浦
  • 陸上距離:86.5km
  • 起点:新潟県柏崎市
  • 終点:新潟県新潟市中央区本町通七番町1054番地2(本町交差点=国道7号国道8号ほか起点、国道17号ほか終点)
  • 主な経由地:長岡市(旧三島郡寺泊町)
  • 指定区間:新潟市中央区関屋昭和町三丁目 - 同区本町通七番町
  • 重複区間:国道352号(柏崎市 - 三島郡出雲崎町)、国道460号(柏崎市 - 新潟市西蒲区五ヶ浜)、国道116号(新潟市中央区関屋昭和町三丁目 - 同区本町通七番町)

柏崎市から新潟市間には、長岡市・三条市などを経由する国道8号、出雲崎町・燕市などを経由する国道116号があるが、この402号は日本海に沿ったルート。都市間輸送の役割が濃い前者2路線に比べ、観光路線の色合いが濃い。海沿いの風光明媚なエリアを走行することから、新潟県内の国道8・113・345・7号などと合わせて「日本海夕日ライン」という愛称も付与されている。

このうち長岡市寺泊野積から新潟市西蒲区角田浜の13.9kmの区間には、越後七浦シーサイドライン(えちごななうらシーサイドライン)という愛称が付与されている。海岸沿いの断崖を抜ける難所の区間で、1971年12月に着工、1974年6月に南側の野積(当時寺泊町)から西蒲区間瀬(当時岩室村)間が開通、翌1975年7月に北側の間瀬~角田浜(当時巻町)間が開通し、全通した。当初は有料道路として供用され、新潟県企業局が管理していたが、1990年7月に無料化、国道に編入された。シーサイドラインは前述した日本海夕日ラインの観光の基幹となっており、弥彦山・角田山の西麓を日本海に沿って走行する区間となっている。日本海の荒波に打ち砕かれて形成された奇岩、怪石が沿線随所に点在し、特に「弁天岩」「立岩」は全国でも稀少例の露出枕状溶岩として天然記念物に指定されている。

このシーサイドラインのうち、間瀬から同区五ケ浜にかけての区間は一旦海岸部を離れて丘陵部に入り、急勾配と急カーブ、さらに2本のトンネル(角海トンネル、五ケ浜トンネル)で海岸部を大きく迂回している。この迂回区間の海岸部にはかつて角海浜の集落があったが、1969年東北電力巻原子力発電所の建設計画を発表したことから、シーサイドラインの経路もこの計画に沿って角海浜を避け、山側を迂回することになった。角海浜は原発建設に伴って1974年までに住民が全て転居し廃村。東北電力は1982年、国に原子炉設置許可の申請を提出したが、1996年に反原発派の町長主導による住民投票をきっかけに建設中止となっている(詳細は角海浜、巻原発の各項目を参照)。なお五ケ浜トンネル北側で接続する国道460号の五福トンネル(巻南バイパス)も、元々は巻原発の建設に合わせて整備されたバイパス道路である。

また、新潟市西区五十嵐二ノ町(往来橋東詰)~中央区文京町にかけての旧道区間は「産業道路」という通称で呼ばれている。これはかつて同区間が帝国石油の天然ガス井やパイプラインの開発に使われていたことに由来しており、現在も同市西区青山には帝石傘下の帝石パイプラインが事業所を置いている。なお県・新潟市は1980年代から新潟市西区内の海岸沿いを経由する「新潟海岸バイパス」の整備を進めており、東側の坂井輪地区の区間は既に大部分が開通している。残る未開通区間は同区内野上新町から五十嵐二ノ町に至る区間だが、現在新川に架かる現区間の往来橋下流部(河口部)で新橋梁「新川大橋」(仮称)の建設事業が進められている。

[編集] 通過市町村

[編集] 接続路線

※柳橋町交差点(起点) - 石井町交差点間:国道352号重複、柳橋町交差点 - 五ヶ浜交差点間:国道460号重複

[編集] バイパス


[編集] 道の駅

[編集] 別名

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

他の言語