土讃線

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JR logo (shikoku).svg 土讃線
土讃線の特急「南風」
土讃線の特急「南風
土讃線の路線図
路線総延長 198.7 km
軌間 1067 mm
電圧 多度津 - 琴平間
1500 V 架空電車線方式直流
最大勾配 25 パーミル
最小半径 200 m
最高速度 120 km/h

土讃線(どさんせん)は、香川県仲多度郡多度津町多度津駅から高知県高知市高知駅を経て、同県高岡郡四万十町窪川駅に至る四国旅客鉄道(JR四国)の鉄道路線幹線)である。

日本国有鉄道(国鉄)時代は土讃本線(どさんほんせん)と呼ばれていたが、民営化後の1988年にJR四国は線路名称を改称し、土讃線に改称した。

概要[編集]

讃岐山脈および吉野川上流に沿って四国山地を越えて多度津と高知を結び、さらに土佐湾沿いの内陸部を通り窪川を結んでいる。

広域輸送網としては、1988年の瀬戸大橋線開通前まで本州四国を結ぶ宇高連絡船の接続駅であった予讃線高松駅を始発・終着とする特急列車が直通しているが、瀬戸大橋線開通後は山陽新幹線に接続する岡山駅を始発・終着とする特急列車を主体とするダイヤ編成となっている。地域輸送としては、高松方面(一部岡山方面)と琴平駅間の快速列車・普通列車、高知駅を中心とする高知県内で完結する普通列車、高知県内では第三セクター鉄道土佐くろしお鉄道各線との直通列車、および経由地となる徳島県三好市付近の近距離ローカル列車(徳島線直通列車を含む)等が運行されている。

多度津 - 琴平間は国鉄末期に電化されており、高松方面からの電車列車が乗り入れている。しかしそれ以外の区間は電化されていないため、特急列車や徳島県・高知県内の普通列車には気動車が用いられている。

路線データ[編集]

多度津駅 - 高知駅間は阿波池田駅、 高知駅 - 窪川駅間は高知駅でそれぞれ運行管理を行っている[1]

  • 管轄(事業種別):四国旅客鉄道(第一種鉄道事業者
  • 路線距離(営業キロ):198.7km
  • 軌間:1067mm
  • 駅数:61(起終点駅含む)
    • 土讃線所属駅に限定した場合、起点の多度津駅(予讃線所属[2])が除外され、60駅となる。
  • 複線区間:なし(全線単線
  • 電化区間:多度津駅 - 琴平駅間(直流1500V)
  • 閉塞方式[1]
    • 多度津駅 - 高知駅間:単線自動閉塞式
    • 高知駅 - 窪川駅間:特殊自動閉塞式(電子符号照査式)
  • 最高速度
    • 120km/h(多度津駅 - 高知駅間、日下駅 - 土佐加茂駅間、吾桑駅 - 多ノ郷駅間、六反地駅 - 仁井田駅間)
    • 110km/h(高知駅 - 日下駅間、土佐加茂駅 - 吾桑駅間、多ノ郷駅 - 六反地駅間、仁井田駅 - 窪川駅間)
  • 最急勾配:25‰(讃岐財田駅 - 佃駅間、繁藤駅 - 土佐山田駅間、土佐久礼駅 - 影野駅間など)
  • 最小曲線半径:200m

沿線概況[編集]

土讃線の起点駅は多度津。予讃線高松・宇多津方面から直通する列車は、多度津からは単線の土讃線に入る。善通寺は弘法大師空海が生まれた所、琴平は右の車窓に見える象頭山中腹にあるこんぴらさんの門前町。讃岐山脈の主稜を猪鼻トンネル(長さ3,845m)でくぐり抜け、池田(三好市)の町を右手下方に眺めつつ東進し、中央構造線に沿って流れる吉野川(別名四国三郎)を渡ると、今度は西に向きを変え、すぐに佃駅で徳島線と合流する。池田は中央構造線上にある町で、土讃線の線路は阿波池田 - 三縄間にある丸山トンネルの中で断層地帯を突き抜けている。

阿波池田 - 大杉間は美しい渓谷沿いを走り、四季の車窓を楽しめる区間であるが、名うての台風常襲地帯である四国山地を横断する路線として、出水・土砂崩れにしばしば見舞われる場所でもある。山間部には最大25‰の勾配区間や半径200mのカーブが続く区間がある。大歩危小歩危は絶景ポイントとして全国的に有名。しかし最近では大歩危トンネル(大歩危 - 土佐岩原間、長さ4,179m)を始め危険箇所をトンネル化した部分が長くなり、吉野川の清流を楽しめる区間が減ってきている。途中2か所(坪尻、新改)スイッチバック方式の駅があるが、普通列車以外はスイッチバックせず通過する。

JR四国全路線の最高所(標高347.4m)にある繁藤駅から山を下り始め、土佐山田駅の直前で高知平野に降りる。後免駅は南国市の中心駅、高知龍馬空港に近く、また土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線の接続駅でもある。高知駅は高知県の鉄道交通の中心であると同時に、桂浜大河ドラマ功名が辻』の舞台・高知城、江戸時代から続く土佐の日曜市などへのアクセス拠点としても機能する南四国観光の玄関口。駅正面口は「とでん」こと土佐電気鉄道の電停にも直結する。駅舎は2008年2月26日に高架化が完成した。

高知 - 佐川間はおおむね国道33号と並行するコースをとる。途中の伊野(いの町)は土佐和紙の生産地、そして佐川は土佐鶴と並ぶ高知の地酒メーカー・司牡丹の酒蔵が建つ町である。佐川付近で針路を南に変えると間もなく低い峠を越え、天然の良港に面した町・須崎に至る。吾桑駅は「雪割桜」で知られる桑田山の下車駅。須崎駅から先しばらくは土佐湾沿いに走るが、山が海まで迫っている地形のため、車窓は海と山とトンネルの繰り返しとなる。土佐久礼駅で海から分かれると、その先は延長9km以上に及ぶ25‰勾配の連続区間。南国の海の陽光がはるか彼方に感じられ始めた頃、四道トンネル(長さ1,823m)をくぐって標高約250mの高南台地に出る。終点の窪川駅は宿毛宇和島方面へと線路が連続しており、長大幹線の終着駅という印象は薄い。

運行形態[編集]

優等列車[編集]

全区間で岡山 - 高知・中村・宿毛間の特急「南風」、高松 - 高知・中村間の特急「しまんと」、高知 - 窪川・中村・宿毛間の特急「あしずり」が運転されている。「南風」「あしずり」では、「アンパンマン列車」として運行されるものもある。

地域輸送[編集]

おおむね琴平駅・阿波池田駅・高知駅で運転系統が分かれており、多度津 - 琴平間の電化区間には、高松・岡山方面との直通列車が運転されている。後免 - 高知間には土佐くろしお鉄道阿佐線(ごめん・なはり線)の列車が乗り入れている。ほぼ全区間にわたってトイレを備えていない車両が充当される。

国鉄時代には高松 - 高知間直通の普通列車や高松 - 中村(中村線:現在の土佐くろしお鉄道中村線)間直通の夜行普通列車など長距離を走る普通列車が多数運転されていた。

多度津 - 琴平[編集]

電化されており、普通列車が岡山・高松・多度津 - 琴平間で合わせて毎時2 - 3本運転されている。朝夕には快速「サンポート」が高松 - 琴平間に運転される(2011年3月12日改正以前は日中10時 - 15時台にも運転されていた)。阿波池田方面へは、琴平で乗り換えとなる場合が多いが、一部は気動車が多度津まで乗り入れる。かつては高松 - 阿波池田間の普通列車が存在し、これがのちに快速「サンポート」になった。

琴平 - 阿波池田 - 土佐山田[編集]

四国山地を越えるこの区間は、特急列車が毎時1本確保されているのに対し普通列車の本数が少なく、3時間以上運転されない時間帯もある。また、スイッチバックになっている坪尻駅新改駅を通過する列車もある。普通列車は一部列車をのぞき、阿波池田駅で分断されるので同駅をまたいで利用する時は乗り換えとなる。大雨になると運転見合わせになることがある。2011年3月のダイヤ改正で、この区間のホームの嵩上げが行われ、徳島線からの乗り入れがある - 阿波池田間以外の区間でも、一部列車が1000形・1200形1500形で営業運転が行われるようになった。他にキハ32形キハ54形も使用される。

土佐山田 - 高知 - 須崎[編集]

高知市の近郊区間として、日中でも毎時1 - 2本程度の運転がある。大部分の列車が高知で乗り換えになるほか、一部の列車は伊野で折り返しの区間列車である。土佐くろしお鉄道阿佐線(ごめん・なはり線)の乗り入れる後免 - 高知間は運転密度が高くなる(日中で毎時2本程度)が、単線のため交換待ちが多く、特急に比して所要時間のかかる列車が多い。昼間の列車は後免駅でごめん・なはり線に接続する列車もある。2002年ごろより高知発須崎行きの最終列車において、須崎終着時刻が日付を跨ぐようになった。 2012年3月17日のダイヤ改正で、須崎発高知行きの4時台の列車(新設)と、高知発土佐山田行きの23時台の列車(最終列車の時刻繰り下げによる)がそれぞれ設定された。

須崎 - 窪川[編集]

ほとんどの列車は高知方面から直通するが、本数は須崎以東と比べて激減し、3 - 4時間ほど運行がない時間帯がある。

使用車両[編集]

特記以外はJR四国所有(1987年4月以前運用終了のものは特記なければ国鉄所有)、普通(快速含む)のみ運用のものは使用種別省略。

現在の使用車両[編集]

電車[編集]

  • 113系(多度津 - 琴平)
  • 115系(多度津 - 琴平):JR西日本所有
  • 121系(多度津 - 琴平)
  • 6000系(多度津 - 琴平)
  • 7000系(多度津 - 琴平)

気動車[編集]

佃 - 阿波池田とあるものは徳島線直通列車に使用。

  • 2000系(特急):一部車両は土佐くろしお鉄道所有
  • 1000形(全線)
  • 1200形(佃 - 阿波池田)
  • 1500形(佃 - 阿波池田)
  • キハ185系(徳島線直通の特急として佃 - 阿波池田のみおよび大歩危トロッコ)
  • キハ32形(阿波池田 - 須崎)
  • キハ54形(琴平 - 窪川)
  • 9640形(土佐山田 - 高知):土佐くろしお鉄道所有

過去の使用車両[編集]

機関車[編集]

  • D51形:四国唯一の導入路線。1960年代初期に撤退
  • DF50形:1985年で運行終了

気動車[編集]

客車[編集]

  • 50系:1990年で運行終了

歴史[編集]

概略[編集]

多度津 - 琴平間は1889年に讃岐鉄道により開業した。その後、山陽鉄道を経て、1906年に国有化され讃岐線となった。多度津 - 阿波池田間は讃岐線の支線として建設された。讃岐線は後に讃予線、そして予讃線と改称される。阿波池田 - 三縄間は1931年に徳島 - 阿波池田間の徳島本線を延伸して開業した。

豊永 - 高知 - 須崎間は高知線として建設された。そして、三縄 - 豊永間が1935年に開業したことにより、多度津 - 須崎間が土讃線となった。

その後、須崎駅から順次延伸され、中村線としての建設区間を編入し1951年に窪川駅まで全通。1963年に中村線(現在の土佐くろしお鉄道中村線)の開業により土讃本線と改称された。

1987年、民営化を前に多度津 - 琴平間が電化された。ただし、この区間は国鉄時代末期に予算不足もあり直吊架線方式で電化されたため、電車の最高速度は85km/hに制限されるが、2000系気動車は最高速度120km/hで、その他の一般型気動車は95km/hで走行することができるので、電車より気動車が速く走れる区間となっている。同区間に電気機関車が入線する際は架線への負担軽減のためパンタグラフを1基のみ使用し速度制限をかけて運転される。ただし琴平駅1番線のみはシンプルカテナリー方式になっている。

JR化後、予讃線電化区間延伸とともに、土讃線も電化区間を阿波池田、高知方面へ延伸することが計画されたが、その時点では見送られた。これは、琴平以南では輸送量が激減することから投資の効果が薄いことや、山岳区間は狭小トンネルが多く架線を張りにくい状況だったことが理由であり、電化工事を行うよりも高速運転に対応した新型特急用気動車を投入した方が合理的と判断されたためである。なお、JR四国は2006年に国土交通省交通政策審議会・交通体系分科会の地域公共交通部会に提出した資料で、長期的に望まれる投資の一つに、琴平 - 高知間の電化を挙げている[3]

年表[編集]

多度津駅 - 三縄駅間[編集]

三縄駅 - 窪川駅間[編集]

  • 1924年(大正13年)
  • 1925年(大正14年)12月5日:高知駅 - 土佐山田駅間が開業。
  • 1930年(昭和5年)6月21日:土佐山田駅 - 角茂谷駅間が開業。
  • 1932年(昭和7年)12月20日:角茂谷駅 - 大杉駅間が開業。
  • 1934年(昭和9年)10月28日:大杉駅 - 豊永駅間が開業。
  • 1935年(昭和10年)11月28日:三縄駅 - 豊永駅間が開業(旧高知線区間が多度津側と一続きになる)。多度津駅 - 須崎駅間を土讃線とする。天坪駅 - 土佐山田駅間に新改信号場開設。
  • 1939年(昭和14年)11月15日:須崎駅 - 土佐久礼駅間が開業。
  • 1942年(昭和17年)6月20日:吾桑駅 - 須崎駅間に多ノ郷信号場が開設。
  • 1945年(昭和20年)9月1日:多ノ郷信号場が廃止。
  • 1946年(昭和21年)7月10日:多ノ郷信号場が再開設。
  • 1947年(昭和22年)
    • 6月1日:新改信号場、多ノ郷信号場が駅に変更され、新改駅、多ノ郷駅が開業。
    • 10月20日:土佐久礼駅 - 影野駅間が開業。
  • 1949年(昭和24年)8月1日:土佐久礼駅 - 影野駅間の笹場信号場が廃止。
  • 1950年(昭和25年)
    • 1月10日:坪尻信号場、佃信号場が駅に変更され、坪尻駅、佃駅が開業。
    • 10月1日:西宇駅を小歩危駅に、阿波赤野駅を大歩危駅に改称。
    • 11月4日:阿波川口駅 - 小歩危駅間を山城谷トンネル(長さ2,178m)経由の新線に切り替え。
  • 1951年(昭和26年)11月12日:影野駅 - 窪川駅間が開業し、全線開通。

全通後[編集]

  • 1952年(昭和27年)
  • 1956年(昭和31年)8月25日:大歩危駅 - 土佐岩原駅間を周志トンネル(長さ860m)経由の新線に切り替え。
  • 1960年(昭和35年)
    • 8月20日:岡花駅が開業。
    • 10月1日:土佐北川駅、襟野々駅、大間駅が開業。
  • 1961年(昭和36年)
    • 4月15日:六反地駅が開業。
    • 10月1日:黒川駅が開業。
    • 12月15日:入明駅が開業。
  • 1963年(昭和38年)
    • 8月:土佐岩原駅 - 豊永駅間を大志呂トンネル(長さ675m)経由の新線に切り替え。
    • 10月1日:天坪駅を繁藤駅に改称。
    • 12月18日:中村線開業により、土讃線を土讃本線に改称。
  • 1964年(昭和39年)10月1日:波川駅、円行寺口駅が開業。大杉駅 - 土佐北川駅間に大王信号場開設。
  • 1967年(昭和42年)
    • 3月1日:多度津駅 - 阿波池田駅間をCTC化。
    • 7月1日:阿波池田駅 - 高知駅間をCTC化。
  • 1968年(昭和43年)11月25日:大歩危駅 - 土佐岩原駅間を大歩危トンネル(長さ4,180m)経由の新線に切り替え。
  • 1972年(昭和47年)7月5日:繁藤駅付近で土砂崩れが発生し、23日間不通になる(繁藤災害)。
  • 1973年(昭和48年)2月26日:大杉駅 - 大王信号場間を大杉トンネル(長さ2,583m)経由の新線に切り替え。
  • 1984年(昭和59年)2月1日:多ノ郷駅 - 窪川駅間の貨物営業を廃止。
  • 1986年(昭和61年)
    • 3月3日:土佐北川駅付近を大豊トンネル(長さ2,067m)経由の新線に切り替え。土佐北川駅が橋梁上に移転。大王信号場が廃止。
    • 11月:高知駅 - 窪川駅間をCTC化。
    • 11月1日:高知商業前駅、枝川駅が開業。
  • 1987年(昭和62年)
    • 3月23日:多度津駅 - 琴平駅間が電化される。
    • 4月1日:国鉄分割民営化により四国旅客鉄道に承継。日本貨物鉄道が多度津駅 - 多ノ郷駅間の第二種鉄道事業者となる。
  • 1988年(昭和63年)
    • 4月10日:土佐山田駅 - 窪川駅間でワンマン運転開始。
    • 6月1日:線路名称改正により土讃線に改称。
  • 1989年(平成元年)
    • 3月11日:多度津駅 - 阿波池田駅間を高速化(最高速度120km/h)。
    • 7月1日:阿波池田駅 - 高知駅間を高速化(最高速度120km/h)。
  • 1990年(平成2年)
    • 3月10日:阿波池田駅 - 土佐山田駅間でワンマン運転開始。
    • 11月21日:高知駅 - 窪川駅間高速化(最高速度120km/h、一部区間110km/h)。
  • 1992年(平成4年)
    • 3月14日:琴平駅 - 阿波池田駅間でワンマン運転開始。
    • 10月1日:日本貨物鉄道の第二種鉄道事業(高知駅 - 多ノ郷駅間)を廃止。
  • 1993年(平成5年)3月18日:多度津駅 - 琴平駅間でワンマン運転開始。
  • 1998年(平成10年)9月24日台風7号高知大水害の大雨による土砂崩れで、繁藤駅 - 高知駅間が不通となる。12月25日運転再開。
  • 2005年(平成17年)4月1日:日本貨物鉄道の第二種鉄道事業(多度津駅 - 高知駅間)を廃止。
  • 2008年(平成20年)
    • 2月26日:薊野駅 - 高知駅 - 円行寺口駅間の4.1kmを高架化し、11箇所の踏切を廃止。高知駅に四国旅客鉄道初の自動改札機を設置。
    • 3月15日:小村神社前駅が開業。
  • 2009年(平成21年)5月23日:DE10形プッシュプル運転「讃岐鉄道120周年記念号」を運行。
    「讃岐鉄道120周年記念号」として運行した、DE10形プッシュブルと、12系客車
  • 2014年(平成26年)
    • 8月2日:台風12号による大雨の影響で琴平駅 - 窪川駅間が不通となる[4]
    • 8月4日:琴平駅 - 阿波池田駅間が夜に運転再開[4]
    • 8月5日:土佐山田駅 - 窪川駅間が運転再開[5]
    • 8月7日:阿波池田駅 - 大歩危駅間が運転再開[6]。大歩危駅 - 土佐山田駅間で護岸洗掘、土砂流入、築堤崩壊などの被害判明。
    • 8月8日:台風11号による大雨のため須崎駅 - 窪川駅間が運転見合わせ[7]
    • 8月9日:台風11号による大雨のため多度津駅 - 大歩危駅間、土佐山田駅 - 須崎駅間が運転見合わせとなり全線不通となる[7]
    • 8月10日:多度津駅 - 阿波池田駅間、土佐山田駅 - 窪川駅間が運転再開[8][9]
    • 8月11日:阿波池田駅 - 大歩危駅間が朝に、大杉駅 - 土佐山田駅間が夕方に運転再開[9][10]
    • 8月13日:大歩危駅 - 大杉駅間が運転再開し全線で運転再開[11]

将来[編集]

高知駅周辺の立体交差の事業を終えた土讃線だが、並行する高速道路(高知自動車道須崎道路)の高速バスに対抗するために、特急列車を130km/hで走行できるように改良工事を行うよう要望する動きがある他、土佐山田 - 大杉間に高速新線を建設する構想もある。また、土佐山田以東でキハ32形が車輪空転を頻発するため、土佐山田 - 琴平間(土佐北川、大杉、豊永、土佐岩原、大歩危から佃の各駅、讃岐財田はのぞく)のホームかさ上げを行い、1000形の乗り入れが可能になるようにするように要望する動きがあったが、琴平 - 土佐山田間の各所でホームかさ上げ工事が行われ、2011年3月のダイヤ改正からこの区間での1000形の運行が開始された。このような動きは、予讃線牟岐線でも見られ、牟岐線の桑野 - 牟岐間は2009年度にホームかさ上げが行われた。また、JR四国の2009年度の事業計画に、新型特急気動車の設計に着手することが盛り込まれている。また、琴平 - 高知間の電化も要望されている。

駅一覧[編集]

電化/非電化
番号
駅名 駅間営業キロ 累計営業キロ 接続路線・備考 線路 所在地
電化 D12 多度津駅 - 0.0 四国旅客鉄道予讃線宇多津方面へ直通あり) 香川県 仲多度郡
多度津町
D13 金蔵寺駅 3.7 3.7   善通寺市
D14 善通寺駅 2.3 6.0  
D15 琴平駅 5.3 11.3 高松琴平電気鉄道琴平線琴電琴平駅 仲多度郡
琴平町
非電化 D16 塩入駅 6.4 17.7   仲多度郡
まんのう町
D17 黒川駅 3.9 21.6  
D18 讃岐財田駅 2.3 23.9   三豊市
D19 坪尻駅 8.2 32.1   徳島県 三好市
D20 箸蔵駅 3.3 35.4  
D21 佃駅 3.4 38.8 四国旅客鉄道:徳島線[* 1]
D22 阿波池田駅 5.1 43.9  
D23 三縄駅 3.9 47.8  
D24 祖谷口駅 4.5 52.3  
D25 阿波川口駅 2.8 55.1  
D26 小歩危駅 4.7 59.8  
D27 大歩危駅 5.7 65.5  
D28 土佐岩原駅 7.2 72.7   高知県 長岡郡
大豊町
D29 豊永駅 4.0 76.7  
D30 大田口駅 3.7 80.4  
D31 土佐穴内駅 2.8 83.2  
D32 大杉駅 4.0 87.2  
D33 土佐北川駅 6.1 93.3  
D34 角茂谷駅 2.2 95.5  
D35 繁藤駅 2.1 97.6   香美市
D36 新改駅 6.3 103.9  
D37 土佐山田駅 7.4 111.3  
D38 山田西町駅 0.8 112.1  
D39 土佐長岡駅 2.0 114.1   南国市
D40 後免駅 2.1 116.2 土佐くろしお鉄道阿佐線(ごめん・なはり線)(高知方面と直通あり)
D41 土佐大津駅 3.2 119.4   高知市
D42 布師田駅 2.0 121.4  
D43 土佐一宮駅 1.3 122.7  
D44 薊野駅 1.8 124.5  
D45
K00
高知駅 2.1 126.6 土佐電気鉄道桟橋線高知駅前駅
K01 入明駅 1.3 127.9  
K02 円行寺口駅 0.8 128.7  
K03 旭駅 1.5 130.2 土佐電気鉄道:伊野線旭駅前通停留場
K04 高知商業前駅 1.1 131.3 土佐電気鉄道:伊野線 (鏡川橋停留場
K05 朝倉駅 1.4 132.7 土佐電気鉄道:伊野線 (朝倉駅前駅
K06 枝川駅 3.5 136.2 土佐電気鉄道:伊野線 (枝川停留場 吾川郡
いの町
K07 伊野駅 1.8 138.0 土佐電気鉄道:伊野線 (伊野駅前駅
K08 波川駅 1.5 139.5  
K08-1 小村神社前駅 2.1 141.6   高岡郡
日高村
K09 日下駅 2.1 143.7  
K10 岡花駅 2.0 145.7  
K11 土佐加茂駅 2.9 148.6   高岡郡
佐川町
K12 西佐川駅 3.8 152.4  
K13 佐川駅 1.8 154.2  
K14 襟野々駅 1.8 156.0  
K15 斗賀野駅 2.0 158.0  
K16 吾桑駅 5.4 163.4   須崎市
K17 多ノ郷駅 2.7 166.1  
K18 大間駅 0.9 167.0  
K19 須崎駅 1.7 168.7  
K20 土佐新荘駅 1.9 170.6  
K21 安和駅 3.0 173.6  
K22 土佐久礼駅 6.1 179.7   高岡郡
中土佐町
K23 影野駅 10.7 190.4   高岡郡
四万十町
K24 六反地駅 1.8 192.2  
K25 仁井田駅 2.0 194.2  
K26 窪川駅 4.5 198.7 土佐くろしお鉄道:中村線(四国旅客鉄道予土線直通列車を含む)
  1. ^ 徳島線との分岐点は佃駅だが、同線の列車は阿波池田駅まで乗り入れる

脚注[編集]

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  1. ^ a b c No.7 運行管理(お仕事紹介) - JR四国(2013年11月9日閲覧)
  2. ^ 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTB 1998年
  3. ^ 四国地域における鉄道等の活性化について第3回地域公共交通部会(2006年11月14日)資料
  4. ^ a b 台風第12号の大雨等による被害状況等について(第4報) (PDF) - 国土交通省 災害情報、2014年8月5日 7:00現在 では3日運転休止
  5. ^ 台風第12号の大雨等による被害状況等について(第5報) (PDF) - 国土交通省 災害情報、2014年8月5日 15:00現在
  6. ^ 台風第12号の大雨等による被害状況等について(第8報) (PDF) - 国土交通省 災害情報、2014年8月7日 7:00現在
  7. ^ a b 台風第12号・第11号の大雨等による被害状況等について(第13報) (PDF) - 国土交通省 災害情報、2014年8月10日 7:00現在
  8. ^ 台風第12号・第11号の大雨等による被害状況等について(第14報) (PDF) - 国土交通省 災害情報、2014年8月10日 15:00現在
  9. ^ a b 台風第12号・第11号の大雨等による被害状況等について(第15報) (PDF) - 国土交通省 災害情報、2014年8月11日 7:00現在
  10. ^ 台風第12号・第11号の大雨等による被害状況等について(第16報) (PDF) - 国土交通省 災害情報、2014年8月12日 8:00現在
  11. ^ 台風第12号・第11号の大雨等による被害状況等について(第17報) (PDF) - 国土交通省 災害情報、2014年8月13日 8:00現在

参考文献[編集]

関連項目[編集]