国道269号
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| 一般国道 | |
|---|---|
| 国道269号 | |
| 陸上距離 | 147.4 km[1] |
| 海上距離 | 17 km[2] |
| 制定年 | 1965年 |
| 起点 | 鹿児島県指宿市 |
| 主な 経由都市 |
南大隅町 鹿屋市 志布志市 曽於市 都城市 |
| 終点 | 宮崎県宮崎市 |
| 接続する 主な道路 (記法) |
国道226号(起点) 国道448号(錦江町) 国道504号(鹿屋市) 国道220号(鹿屋市・宮崎市) 国道10号(都城市・宮崎市) 国道222号(都城市) 東九州自動車道清武IC[3](清武町) |
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国道269号(こくどう269ごう)は、鹿児島県指宿市から南大隅町や鹿屋市、宮崎県都城市を経由して宮崎市に至る鹿児島県・宮崎県管理の一般国道。
目次 |
[編集] 概要
- 起点:鹿児島県指宿市( = 国道226号交点)
- 終点:宮崎県宮崎市( = 国道10号交点、国道220号起点)
- 陸上距離:147.4km[1]
- 海上距離:17km[2]
- 重複国道
- 指定区間:国道220号と重複する区間、国道10号と重複する区間
指宿市が起点とされているが南大隅町へはフェリーを利用することになり、実質的には南大隅町(旧佐多町)から宮崎県へ北上するかたちとなる。
南大隅町から鹿屋市高須町までは鹿児島湾(錦江湾)沿いを北上。鹿屋市高須町からは大隅半島の内陸部に入り鹿屋市街を横断する。鹿屋市寿からは北東(曽於市岩川・都城方面)へ向かい、都城市で国道10号と合流する。
都城市街から再び単独区間となり、峠(青井岳)越えを経て宮崎市で国道220号宮崎南バイパスへ合流。そのまま重複区間となり橘通りで終点となる。青井岳越えの区間はかつてはいわゆる酷道の状態であったが、1980年代前半までに拡幅が完了し現在では国道10号に代わる都城 - 宮崎間の主要路線しての役割を担っている[4]。清武町加納から国道220号への合流区間を中心に交通量が多く、対応策として国道10号へ合流するバイパス道路(加納バイパス・天満バイパス)が2008年7月29日に完成した。
宮崎県内の一部区間は『青井岳渓谷ライン』の愛称があり、観光ルート『ひむか神話街道』の路線として指定されている。
[編集] 通過する市町村
[編集] 交差する道路
バイパスについてはバイパスを参照。重複国道については各記事を参照。
- 国道226号 (指宿市)
- 鹿児島県道68号鹿屋吾平佐多線(南大隅町) - この県道68号は鹿屋市北田町へ向かう路線である。
- 鹿児島県道563号辺塚根占線(南大隅町)
- 鹿児島県道562号池田根占線(南大隅町)
- 国道448号 (錦江町)
- 鹿児島県道561号神之川内之浦線(錦江町) - 神川大滝方面へ向かう路線。
- 鹿児島県道73号鹿屋高山串良線(鹿屋市)
- 鹿児島県道68号鹿屋吾平佐多線(鹿屋市) - この県道68号は鹿屋市古江町で国道220号へ接続する路線である。
- 鹿児島県道545号永吉高須線(鹿屋市) - 高須方面・県道73号方面へ向かう路線。
- 鹿児島県道550号鹿屋環状線(鹿屋市) - 南側は大姶良町・吾平町方面へ、北側は野里町・上野町方面へ向かう。
- 西原バイパス(鹿屋市) - 県道550号を経由して国道220号へ接続する。
- 鹿児島県道68号鹿屋吾平佐多線、国道504号(鹿屋市) - この県道68号は南大隅町へ向かう路線である。
- 鹿児島県道68号鹿屋吾平佐多線(鹿屋市) - 国道220号鹿屋バイパス開通後の旧道。
- 鹿児島県道553号下高隈川東線(鹿屋市) - かつての鹿屋市道水道線。笠野原台地を南北に貫く。
- 国道220号(鹿屋バイパス)(鹿屋市)
- 鹿児島県道550号鹿屋環状線(鹿屋市) - 南側は笠野原町、西側は西祓川町へ向かう。
- 鹿児島県道67号高隈串良線(鹿屋市) - 笠野原台地の北西 - 南東方向を貫く路線。
- 鹿児島県道64号大崎輝北線(大崎町) - 鹿屋市輝北町や大崎町中心部へ向かう路線。
- 鹿児島県道72号垂水大崎線(大崎町)
- 鹿児島県道523号志布志有明線(志布志市)
- 鹿児島県道513号宮ヶ原大崎線(志布志市)
- 鹿児島県道495号志柄宮ヶ原福山線(曽於市)
- 鹿児島県道71号垂水南之郷線(曽於市) - 鹿屋市輝北町や曽於市末吉町へ向かう路線。
- 鹿児島県道63号志布志福山線(曽於市) - 志布志市と霧島市を結ぶ路線。
- 鹿児島県道503号見帰二之方線(曽於市)
- 鹿児島県道500号末吉財部線(曽於市)
- 宮崎県道12号都城東環状線(都城市) - 都城盆地を反時計回りに進み、三股町で再び国道269号へつながる。農道・県道47号三股高城線を経由して都城市山之口町へ向かうこともできる。
- 宮崎県道12号都城東環状線(都城市) - 国道10号方面へ西進する。
- 国道10号 (都城市)
- 宮崎県道32号都城停車場線(都城市) - 名称通り都城駅と接続する路線。
- 宮崎県道108号財部庄内安久線(都城市)
- 宮崎県道12号都城東環状線(三股町)
- 宮崎県道47号三股高城線(都城市) - 山之口町内で2回交差する。
- 宮崎県道422号有水山之口停車場線(都城市) - 山之口町内で2回交差する。
- 梅谷バイパス(宮崎市)
- 宮崎県道28号日南高岡線(宮崎市) - 日南市(南方面)・宮崎市高岡町(北方面)へ向かう路線。特に日南市方面は宮崎市からの最短ルートとして使用されている。
- 宮崎県道343号鰐塚山田野停車場線(宮崎市)
- 梅谷バイパス(宮崎市)
- 東九州自動車道清武インターチェンジ[3] 、宮崎県道338号大久保木崎線(清武町) - 大久保木崎線は清武市街地の南側、宮崎学園都市の北側を通過して宮崎市熊野で県道367号(国道220号旧道)に接続する。
- 宮崎県道13号高岡郡司分線(清武町) - 宮崎市高岡町(北方面)で国道10号に、清武町中心部から東進し宮崎市郡司分で県道367号(国道220号旧道)に接続する路線。
- 加納バイパス(清武町)
- 宮崎県道27号宮崎北郷線(清武町) - かつての飫肥街道。
- 国道220号(宮崎南バイパス)(宮崎市)
[編集] バイパス
[編集] 高須バイパス
高須バイパスは、鹿屋市高須の交通渋滞を緩和するために建設されたバイパス道路。当区間の幅員は7 - 8メートル程度で、特に集落内は5.2メートルと狭く渋滞や交通事故が多発していた。1983年6月27日に着工し1988年7月に開通した。総延長は1,960メートル、幅員は11メートル、総工費は10億500万円。
[編集] 交差する道路
[編集] 西原バイパス
西原バイパスは、鹿児島県鹿屋市今坂町内を縦断するバイパス道路。全長1.34km、幅員16mの2車線道路として2006年3月29日に全線開通した。
国道220号鹿屋バイパスから県道550号・西原バイパスを経由して鹿屋市野里町や霧島ヶ丘公園へ向かう道路として利用されている。霧島ヶ丘公園はバラ園があり、2006年4月にリニューアルオープンしている。
開通当初は周辺道路や道中にも「国道269号」とわかる案内標識が設置されていなかったが、2006年11月13日までに県道550号線(終点側)の案内標識が取り替えられ、ようやく「国道269号」のバイパス道路であることが現地走行でもわかるようになった。道路地図の対応も、開通から時期が経つにつれ進んでいる。
[編集] 交差する道路
[編集] 梅谷バイパス
梅谷バイパスは、宮崎市田野町中心部の交通渋滞を緩和するために建設されたバイパス道路。幅員は15メートル。1988年度から整備を進め、1998年3月に一部区間が先行開通。2007年12月17日に全線開通した。総工費は約74億円[5]。
[編集] 交差する道路
[編集] 加納バイパス
加納バイパスは、清武町加納から宮崎市大坪町の約3キロメートルを結ぶバイパス道路[6]であり、天満バイパスに接続する。1999年度から整備を進め、2008年7月29日に完成4車線で全通[7]。当初は2008年3月に一部を暫定2車線のままで開通する予定であったが、2007年10月までに当該区間の用地買収が進み全線4車線としての完成が可能となったため、当初から全線4車線で供用されるように計画が変更された[8]。総工費は約66億円[9]。
開通後の旧道は清武町道・宮崎県道27号宮崎北郷線となる予定である[10]が、宮崎県からの公式発表は現時点ではない。
[編集] 交差する道路
[編集] 天満バイパス
天満バイパスは、宮崎市大坪町から大淀川を渡り宮崎市大工町で国道10号に合流するバイパス道路[11] 。1995年度から整備を進め、2006年3月27日に全通した。総延長は2,100メートル(天満橋部分は607メートル)、幅員は25メートル、総工費は約220億円。加納バイパスとは大坪町で接続する。開通後、周辺道路の混雑が大幅に解消された[12]。
天満橋は大淀川の代表的な橋となることから周辺景観との調和を必要とした宮崎県は、2001年度に『天満橋周辺景観検討委員会』[13]を設置した。方針として観光色の強い橘通り(国道220号、国道269号の重複区間でもあった)と対照的な「地元住民向けの生活道」としての景観、特に「緑豊かで人にやさしい橋」であることが掲げられ、具体的事項はパブリックコメントや宮崎大学の学生が製作した模型などを参考に決定した。最終的なデザインは南雲勝志が担当した[14]。歩道には天然石を採用し[15]、橋内には4か所のバルコニーが、左岸下流橋詰め広場には飫肥杉が使用されたシェルターが設けられた[16]。
橋の名称は近隣の天神山にある宮崎天満宮に由来する。架橋計画は1930年から存在し、当初は天神山の東側に架かる予定であったが昭和40年代(1965年 - 1974年)に西側に変更され、この頃に「天満橋」の呼称がみられるようになった[17]。
[編集] 交差する道路
[編集] 歴史
鹿屋 - 都城の街道としては『庄内街道』が前身となる。
- 1921年 : 鹿屋 - 岩川(現在の曽於市大隅町)間の8里(約31.4km)が県道として開通。
- 1954年4月1日 : 鹿児島県告示第246号の5により都城 - 鹿屋間が主要地方道都城鹿屋線(宮崎県側は同年11月5日)、鹿屋 - 佐多間が主要地方道鹿屋佐多線、薩摩半島側が主要地方道山川港線として認定される。
- 1954年11月5日 : 宮崎県告示第453号により宮崎 - 都城間が主要地方道宮崎田野都城線として認定される。
- 1963年4月1日 : 二級国道269号指宿宮崎線(鹿児島県指宿市 - 宮崎県宮崎市)として指定。
- 1965年4月1日 : 一般国道269号となる。県道としては鹿児島県側は同年12月1日に鹿児島県告示1213号の3により、宮崎県側は同年7月16日に宮崎県告示第613号により廃止される。
- 2006年3月27日 : 天満バイパスが全線開通。
- 2006年3月29日 : 西原バイパスが全線開通。
- 2007年12月17日 : 梅谷バイパスが全線開通。
- 2008年7月29日 : 加納バイパスが全線開通[7]。
[編集] 道の駅
- 根占(鹿児島県肝属郡南大隅町)
- おおすみ弥五郎伝説の里(鹿児島県曽於市)
- 山之口(宮崎県都城市)
[編集] 交通量
2005年度(平成17年度道路交通センサス[18]より)
平日24時間交通量(台)
- 肝属郡錦江町城元 : 8,207
- 曽於市末吉町高見堂 : 12,823
- 宮崎市田野町唐仁田 : 9,598
- 宮崎市大字恒久源藤 : 25,035
[編集] 脚注
- ^ a b 道路時刻表(外部リンク)より。2004年時点のデータであるため、複数のバイパス道路が開通した現在の距離は不明。
- ^ a b 『平成18年度道路現況調書』(鹿児島県土木部道路維持課)より。
- ^ a b 実際は県道371号清武インター線経由。構造上一体化しており、地図によっては直接接続しているように描かれている。
- ^ 『角川日本地名大辞典45 宮崎県』(角川書店、1986年10月)の「国道」の項目より。
- ^ 国道269号の梅谷バイパス きょう全線開通 宮崎日日新聞、2007年12月17日。
- ^ 宮崎県公報第2002号(2008年7月28日)PDF
- ^ a b 加納バイパス来月29日開通 渋滞緩和に期待 宮崎日日新聞、2008年6月21日。
- ^ 加納バイパス7月開通 全線4車線で運用用地買収完了 宮崎日日新聞、2008年1月5日。
- ^ 加納バイパスあす開通 宮崎 - 清武 宮崎日日新聞、2008年7月28日。
- ^ 『宮崎日日新聞』 2008年7月30日。
- ^ 井上和彦・榎本彰朗「一般国道269号天満バイパス 〜都市渋滞の解消と景観検討による道路計画〜」『九州技報』第40号、トピックス、2007年1月。
- ^ 宮崎県:国道269号天満バイパス整備効果(速報)
- ^ 天満橋周辺景観検討委員会
- ^ 宮崎大学工学部出口研究室
- ^ Tenman Bridge - NAGUMO DESIGN - 南雲勝志(設計者)の事務所公式サイト。
- ^ Tenman bridge sugi-shelter - NAGUMO DESIGN - 南雲勝志(設計者)の事務所公式サイト。
- ^ 甲斐亮典 『大淀川流域 いわれ事典』 - 宮崎河川国道事務所公式サイト)。
- ^ 24時間交通量(平成17年度道路交通センサス) - 国土交通省道路局。
[編集] 関連項目
[編集] 参考文献
- 鹿屋市史編さん委員会・編 『鹿屋市史 下巻(改訂版)』 鹿屋市、1995年3月、677、682-684頁。

