国道140号

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一般国道

国道140号標識

国道140号
総距離 218.3 km(総延長)[注釈 1]
217.8 km(実延長)[注釈 1]
147.3 km(現道)
制定年 1953年指定
起点 埼玉県熊谷市石原
(熊谷警察署前交差点)
主な
経由都市
埼玉県大里郡寄居町秩父市
山梨県山梨市甲府市
終点 山梨県南巨摩郡富士川町青柳町
(追分交差点)
接続する
主な道路
記法
Japanese National Route Sign 0017.svg国道17号
Japanese National Route Sign 0407.svg国道407号
Japanese National Route Sign 0254.svg国道254号
Japanese National Route Sign 0299.svg国道299号
Japanese National Route Sign 0411.svg国道411号
Japanese National Route Sign 0020.svg国道20号
Japanese National Route Sign 0358.svg国道358号
Japanese National Route Sign 0052.svg国道52号
Template(ノート 使い方) ウィキプロジェクト 道路
埼玉県熊谷市内
中津川大橋

国道140号(こくどう140ごう)は、埼玉県熊谷市から同県秩父市を経由して山梨県南巨摩郡富士川町に至る一般国道である。

概要[編集]

埼玉県北部の熊谷市から同県秩父地方を経由して山梨県都甲府市に至り、1993年に編入された区間を経て同県富士川町の国道52号交点に達する。国道に指定されて1998年までおよそ半世紀にわたって埼玉・山梨両県の間には不通区間を抱えていたが、雁坂トンネルの開通に伴って往来が可能となった。

路線データ[編集]

一般国道の路線を指定する政令[1][注釈 2]に基づく起終点および経過地は次のとおり。

歴史[編集]

道路法(昭和27年法律第180号)に基づく二級国道として初回指定された路線のひとつである。国道指定当初は、山梨県甲府市から埼玉県熊谷市に至る路線として指定された。1993年(平成5年)に起終点を交換し、甲府市道[4]石和町[4]一般県道15号白井河原八田線の一部[4][5][6]、主要地方道8号塩山市川大門線[注釈 6]の一部[4][7]、一般県道95号東南湖市川大門線[4][6]主要地方道26号増穂若草線の一部[4][6]をそれぞれ編入して熊谷市から甲府市を経由して山梨県南巨摩郡増穂町[注釈 3]に至る路線となった[8]。雁坂トンネルが開通するまで雁坂峠の前後区間で登山道が国道指定されており、「開かずの国道」と呼称されていた(点線国道)。また、登山道はトイレの中を通過していた。しかし雁坂トンネル開通以前においても、秩父市内の案内標識には「甲府」と記載されていた[要出典]

年表[編集]

路線状況[編集]

埼玉県側の秩父湖付近で、中津川沿いのルート(大滝道路・バイパス)と秩父湖沿い(秩父往還・旧道)のルートの2つに分かれる。秩父湖沿いのルートには、二瀬ダムを渡る埼玉県道278号秩父多摩甲斐国立公園三峰線との交差点がある。2013年7月31日までは交差点が駒ヶ滝トンネル内にあり、国道甲府方面と県道との間では直接行き来ができなかった。また、同トンネル自体が内部で行き違いできない狭隘路だったためトンネル入り口で信号機による交通制御を行っていた。翌同年8月1日にトンネルの南側に沿う形でバイパス開通し供用されたため、甲府方面からでも行き来可能となった。さらに西へ進むと、途中で荒川の源流沿いを走るルートと栃本集落内を走るルートに分かれる。この2つも旧道だが現在でも国道指定されていて栃本集落の西端で中津川沿いルートと合流する。ただし、先ほどの同交差点より甲府方面は狭隘路、かつ、栃本集落の生活道路となっているため、秩父市街方面と山梨方面を通過する車に対しては前述のバイパスである中津川沿いルートへ誘導するような形で標識で案内されている。

埼玉県内の熊谷市大麻生(山王宮三叉路) - 大里郡寄居町の中小前田交差点までの区間は、国道140号バイパスが走っている。

バイパス[編集]

バイパス埼玉県深谷市内
甲府山梨道路大蔵経寺山トンネル(甲府側入口)。

有料道路[編集]

通称[編集]

  • 秩父往還道 ※日本の道100選。「秩父往還」と呼ばれることが多い。
  • 絹の道 ※秩父地方が絹織物(秩父銘仙)の産地だったことから
  • 西関東連絡道路
  • 彩甲斐街道(埼玉県側)
  • 雁坂みち(山梨県側)[注釈 7]
  • 青梅街道 山梨県山梨市(兄川橋北詰交差点) - 山梨県甲府市(十郎橋西交差点)
  • 和戸通り 山梨県甲府市(十郎橋西交差点) - 山梨県甲府市(向町2交差点)
  • 笛吹ライン 山梨県甲府市(白井河原橋南交差点) - 山梨県西八代郡市川三郷町(三郡橋東交差点)[注釈 7]

重複区間[編集]

道路施設[編集]

トンネル[編集]

道の駅[編集]

休憩施設[編集]

地理[編集]

埼玉県秩父市内
駒ヶ滝トンネル(秩父市市街地側)

通過する自治体[編集]

交差する道路[編集]

埼玉県
  • 国道17号・国道407号(熊谷市・熊谷警察署前交差点)
  • 花園IC - 関越自動車道(深谷市)
  • 国道254号(大里郡寄居町・玉淀大橋北交差点)
  • 国道254号(大里郡寄居町桜沢)
  • 国道299号(秩父市・上野町交差点)
山梨県
  • 国道411号(甲府市横根町・横根跨線橋南交差点)
  • 国道411号(城東バイパス)(甲府市和戸町・東部市民センター南交差点)
  • 国道20号(甲府市向町・向町2交差点)
  • 国道20号(甲府市上阿原町・上阿原交差点)
  • 国道358号(甲府市下曽根町・笛南中北1交差点)
  • 国道52号甲西道路(南巨摩郡富士川町大椚・坪川大橋南交差点)
  • 国道52号(南巨摩郡富士川町青柳町・追分交差点)

主な峠[編集]

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ a b c 西関東連絡道路の一部である皆野寄居バイパスおよび甲府山梨道路を含む。
  2. ^ 一般国道の路線を指定する政令の最終改正日である2004年3月19日の政令(平成16年3月19日政令第50号)に基づく表記。
  3. ^ a b c 2010年3月8日に2町が合併して南巨摩郡富士川町発足。
  4. ^ 2006年3月1日に甲府市へ編入。
  5. ^ 2012年4月1日現在
  6. ^ 1993年の第6回主要地方道指定時に残区間を中道塩山線として指定し、平成の大合併により白井甲州線へ改称している。
  7. ^ a b 山梨県による道路愛称名[12]

出典[編集]

  1. ^ 一般国道の路線を指定する政令(昭和40年3月29日政令第58号)”. 法令データ提供システム. 総務省行政管理局. 2012年9月27日閲覧。
  2. ^ 表26 一般国道の路線別、都道府県別道路現況 (PDF)”. 道路統計年報2013. 国土交通省道路局. p. 7. 2014年1月19日閲覧。
  3. ^ 一般国道の指定区間を指定する政令(昭和33年6月2日政令第164号)”. 法令データ提供システム. 総務省行政管理局. 2012年9月27日閲覧。
  4. ^ a b c d e f 人文社 1989, pp. 42-43.
  5. ^ 昭文社 1993, p. 216.
  6. ^ a b c 県道の路線認定(昭和30年4月11日山梨県告示第128号)”. 山梨県例規集. 山梨県. 2013年2月16日閲覧。
  7. ^ 昭文社 1992, p. 72.
  8. ^ a b 一般国道の路線を指定する政令の一部を改正する政令(平成4年4月3日政令第104号)”. 法庫. 2012年10月28日閲覧。
  9. ^ ウィキソースには、二級国道の路線を指定する政令(昭和28年5月18日政令第96号)の原文があります。
  10. ^ 一般国道の路線を指定する政令(昭和40年3月29日政令第58号)
  11. ^ 斜面崩落 コンクリ劣化が原因か - 東京新聞2014年7月22日
  12. ^ 山梨全域道路愛称名対象路線及び愛称名 (PDF)”. 山梨県県土整備部道路管理課. 2013年4月8日閲覧。
  13. ^ 埼玉県の道の駅”. 国土交通省 関東地方整備局. 2014年6月10日閲覧。
  14. ^ 山梨県の道の駅”. 国土交通省 関東地方整備局. 2014年6月10日閲覧。

参考文献[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]