国道6号

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一般国道

Japanese National Route Sign 0006.svg

国道6号
総距離 345.5 km
制定年 1920年
起点 東京都中央区
日本橋
北緯35度41分2.8秒東経139度46分28.1秒座標: 北緯35度41分2.8秒 東経139度46分28.1秒
主な
経由都市
東京都台東区墨田区葛飾区
千葉県松戸市柏市我孫子市
茨城県取手市龍ケ崎市牛久市
土浦市石岡市水戸市
ひたちなか市日立市高萩市北茨城市
福島県いわき市南相馬市相馬市
宮城県岩沼市名取市
終点 宮城県仙台市宮城野区
苦竹IC
北緯38度16分7.4秒東経140度56分18.5秒
接続する
主な道路
記法
Japanese National Route Sign 0001.svg国道1号
Japanese National Route Sign 0004.svg国道4号
Japanese National Route Sign 0014.svg国道14号
Japanese National Route Sign 0015.svg国道15号
Japanese National Route Sign 0017.svg国道17号
Japanese National Route Sign 0016.svg国道16号
Japanese National Route Sign 0050.svg国道50号
Japanese National Route Sign 0051.svg国道51号
Japanese National Route Sign 0049.svg国道49号
Japanese National Route Sign 0045.svg国道45号
Japanese National Route Sign 0047.svg国道47号
Template(ノート 使い方) ウィキプロジェクト 道路
日本橋中央にある日本国道路元標

国道6号(こくどう6ごう)は、東京都中央区から宮城県仙台市へ至る一般国道である。

同じ区間を谷伝いに走る国道4号とは異なり、関東平野を縦断し、水戸から太平洋沿いに北進する。千葉県から宮城県にかけての区間は常磐自動車道と並走する。

福島第一原子力発電所事故に伴う帰還困難区域設定のため、2013年5月現在、福島県内の一部区間は許可車両以外の通行が規制されている。

概要[編集]

重複区間[編集]

  • 国道17号:東京都中央区日本橋 - 東京都中央区日本橋室町(室町三丁目交差点)
  • 国道4号:東京都中央区日本橋 - 東京都中央区日本橋本町(本町三丁目交差点)
  • 国道14号:東京都中央区日本橋 - 東京都中央区日本橋馬喰町(浅草橋交差点)
  • 国道294号:千葉県柏市(呼塚交差点) - 茨城県取手市(国道294号入口交差点)
  • 国道355号:茨城県石岡市国府(国府七丁目交差点) - 茨城県石岡市石岡(山王台交差点)
  • 国道113号:福島県相馬市(塚の町交差点) - 福島県相馬郡新地町(駒ヶ嶺交差点)
  • 国道4号:宮城県岩沼市(藤浪交差点[2]) - 宮城県仙台市宮城野区(苦竹IC)

歴史[編集]

江戸時代の水戸街道(江戸 - 水戸)の役割を継承するものである。水戸より先は磐城街道浜街道岩城相馬街道などと呼ばれていたほか、明治に入ってからは両街道を併せて陸前浜街道と呼称した。

明治18年内務省告示第6号「國道表」では、水戸までが国道14号「東京より茨城県に達する路線」、水戸からが国道15号「東京より宮城県に達する別路線」となった。

1920年(大正9年)施行の旧道路法に基づく路線認定で東京 - 仙台が国道6号「東京市より宮城県庁所在地に達する路線」となった。1952年昭和27年)12月4日の新道路法に基づく路線指定では、旧6号がそのまま一級国道6号(東京都中央区 - 宮城県仙台市)となった。1965年(昭和40年)4月1日に、道路法改正によって一級・二級の差別がなくなり一般国道6号となった。

※1948年(昭和23年)から1966年(昭和41年)に茨城県内で行われた大規模改良工事については、国道6号一次改築を参照。

※ 原発事故の帰還困難区域に伴う通行止め区間については原発事故による通行止めの項目を参照。

通過市町村と渋滞等の道路事情[編集]

原発事故による通行止め[編集]

国道6号の警戒区域入口における検問(福島県楢葉町。その後富岡町夜ノ森付近に移動)
警戒区域へ入場する車両(福島県広野町・楢葉町との町境)

2011年4月22日から福島第一原子力発電所事故による帰還困難区域(事故発生当初は警戒区域)に関連し、福島県双葉郡富岡町本岡字新夜ノ森(富岡消防署北交差点)から双葉郡浪江町高瀬字小高瀬(浪江町・双葉町境付近)までの区間が通行不能となっている。

実際の通行止め規制は南端と北端の検問所のみであるが、これらに挟まれる区間はすべて帰還困難区域であり、滞在するだけで違法となるため、事実上連続した30km程度の規制となっている。一時帰宅では自家用車による通行が9月下旬実施分から許可されており、帰宅に使用する自動車であれば決められた方法で通行できる。

2012年12月17日からは、避難区域の市町村の職員やインフラの復旧工事などに関わる業者など、事前の申請が認められれば、帰還困難区域内を通り抜けることができる。2013年6月17日以降は、避難区域に当たる12市町村の住民でも、通勤・通院などの目的に限って、市町村発行の通行証を持参した上で帰還困難区域内の通行が可能になった。ただし、時間は7時から19時までに限られている[5]

なお、2012年4月15日までの北側の規制地点は南相馬市原町区大甕(273.5kmポスト)、2012年8月9日までの南側の規制地点は双葉郡楢葉町山田岡(Jヴィレッジ入口付近、231 kmポスト)であった。いずれも、いわゆる「半径20km圏」を基準に設定されたものである。 更に2013年4月1日を目途として実施された避難区域の再編(避難指示解除準備区域への移行)に伴い、南側の規制地点は同年3月24日までの楢葉町上繁岡字山根(富岡町との町境)から、北側の規制地点は同年3月31日までの南相馬市小高区下浦字三輪(263 kp)(南相馬市・浪江町境付近)から、それぞれ現在地点へ移動している。

接続路線[編集]

※バイパスのうち茨城県内の東水戸道路を除く。

関東地方整備局管内

東京都台東区蔵前
茨城県つくば市西大井・大井北交差点(国道408号交差点)

東北地方整備局管内

福島県いわき市平付近。上下に走るのが国道6号で399号はここを起点に左へと続く。
宮城県亘理郡山元町小平字北付近。山元インターチェンジ前

バイパス[編集]

※は旧道が国道の指定から解除された。△は一部、旧道が国道の指定から解除された。

有料道路[編集]

別名[編集]

道の駅[編集]

建造物[編集]

トンネル[編集]

松戸トンネル
千葉県松戸市に所在。千葉大学園芸学部の下をくぐっている。
平潟トンネル
茨城県北茨城市平潟町と福島県いわき市勿来町の間に所在。全長60m、1958年昭和33年)3月竣工。両側2車線。
トンネル周辺は断崖であり、国道6号はこの谷間を縫うように貫いている。トンネルのすぐ北には、律令時代に勿来関が置かれていた。[要出典]
南富岡トンネル
福島県いわき市小名浜南富岡(常磐バイパス)に所在。全長280m、1980年(昭和55年)4月竣工。抗口が四角形となっている。
久世原トンネル
福島県いわき市下荒川(常磐バイパス)に所在。全長:264m、2000年平成12年)2月竣工。抗口が四角形となっている。
久世原団地の下をくぐっており、トンネル上部には久世原公園が造成されている。4車線分完成しているが片側1車線ずつを閉鎖した暫定2車線で供用されている。また、福島県道26号小名浜平線(鹿島街道)との合流部がトンネル内部にかかった構造となっている。
江之網トンネル
福島県いわき市久之浜町に所在。全長108m。
波立トンネル
江之網トンネルのすぐ北側に所在。全長126m、片側1車線。
前後の区間は断崖と海岸を縫うような地形であることから見通しの悪いカーブが多く正面衝突事故が多発していたため、対向車表示システムが整備されている[8]
波立薬師や波立海水浴場に近い。
原見坂トンネル
福島県いわき市久之浜町に所在。全長136m、1961年(昭和36年)6月竣工。
付近には常磐線の同名のトンネルおよび旧トンネルが現存するが、後者は水没している。
金ヶ沢第一トンネル・金ヶ沢第二トンネル
福島県いわき市久之浜町に所在。全長210m(第一トンネル)・119m(第二トンネル)、1963年(昭和38年)3月竣工。
末続第一トンネル・末続第二トンネル
福島県いわき市久之浜町に所在。全長143m(第一トンネル)・278.5m(第二トンネル)、1963年(昭和38年)3月竣工。
夕筋トンネル
福島県双葉郡広野町に所在。全長114m、1963年(昭和38年)3月竣工。

ギャラリー[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 一般国道の指定区間を指定する政令、平成23年3月30日政令第45号による最終改正、2012年2月26日閲覧
  2. ^ 当交差点は4号(福島・白石方面)から当線へ終日右折禁止となっており、4号北行きから当線へは一つ手前の十字路を右折して旧道を通る。
  3. ^ 国土交通省磐城国道事務所管内被災状況
  4. ^ 平成19年3月1日・衆議院予算委員会第八分科会2号・議事録
  5. ^ “「便利」でも「複雑」帰還困難区域特別通過交通始まる”. 福島民報. (2013年6月18日). http://www.minpo.jp/news/detail/201306189089 2013年6月19日閲覧。 
  6. ^ かつてはバイパスと旧道部が並存した上、土浦市中 - 真鍋 において国道354号と重複する区間であった。しかし、後に土浦バイパスが6号本線となり、旧本線は 中 - 真鍋 を354号単独、真鍋 - 中貫 を県道64号として分離した。ただし今でも地元住民の多くが分離区間を「6号旧道」、現本線を「6号バイパス」と呼称する。[要出典]
  7. ^ (再評価)国道6号土浦バイパス・国土交通省関東地方整備局 - 2009年度で、併行する旧道6号がないが現道を道路管理者もバイパスと称している例
  8. ^ 磐城国道事務所-対向車接近表示システム運用開始

関連項目[編集]

外部リンク[編集]