国道461号

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一般国道

国道461号標識

国道461号
路線延長 135.0 km
制定年 1993年
起点 栃木県日光市今市
主な
経由都市
栃木県矢板市大田原市
茨城県久慈郡大子町常陸太田市
終点 茨城県日立市十王町伊師
接続する
主な道路
記法
Japanese National Route Sign 0121.svg国道121号
Japanese National Route Sign 0004.svg国道4号
Japanese National Route Sign 0400.svg国道400号
Japanese National Route Sign 0294.svg国道294号
Japanese National Route Sign 0118.svg国道118号
Japanese National Route Sign 0349.svg国道349号
Japanese National Route Sign 0006.svg国道6号
Template(ノート 使い方) ウィキプロジェクト 道路
常陸太田市下高倉町付近。幅員は自動車1台分。
常陸太田市。折橋交差点以降は片側1車線が確保されている。
栃木県塩谷町にて

国道461号(こくどう461ごう)は、栃木県日光市から茨城県日立市に至る一般国道である。栃木県内では日光北街道黒羽街道と呼ばれる。

概要[編集]

栃木県日光市より東へ向かい、栃木県北部の矢板市・大田原市の山麓・丘陵地域と、茨城県北部の大子町常陸太田市水府地区の八溝山地阿武隈山地地域を経て茨城県日立市の国道6号まで東西に結ぶ路線。現道の起点は、栃木県日光市今市の大谷向交差点にあり、国道121号現道と一部重複して東方向へ向かい大谷向駅前より国道112号から分岐して単独区間となる。一方バイパスの起点は日光市役所付近の七本桜交差点にあり、国道119号より分岐して北方向へ向かい、日光市豊田交差点で現道と合流する。 茨城県大子町では、国道118号と一部重複して南下し、観光名所である袋田の滝近くで分岐東進して再び単独区間となる。 元々、栃木・茨城両県の山間地域の県道を統合・昇格して国道となった路線で、路線指定当時は未改良区間が多く存在したが、拡幅や線形改良など改良工事が進められてきた。栃木県那須郡那珂川町と茨城県常陸太田市の一部では、1車線の狭隘区間が今なお存在する。

路線データ[編集]

歴史[編集]

1993年平成5年)4月1日に国道指定を受けて、これまでの県道(県道今市矢板線、県道大田原矢板線の一部、県道大田原黒羽線、県道大子黒羽線の一部、県道上南方大山田線の一部、県道大子馬頭線の一部、県道高萩大子線、県道折橋山方線の一部[3])が昇格して国道となっている。

指定当初の終点は高萩市(日立市・高萩市境のすぐ北方)にあったが、この付近はセンターラインがなく、国道6号と接続する交差点から300mほどで常磐線踏切がありボトルネックになったため、2006年に踏切手前で南側に延伸し日立市側に跨線橋「いぶき橋」を建設した。この区間の旧道は廃道となって[4][注釈 3]、このルート上に歩行者自転車のみ通行ができる一般道路に変った。

茨城県大子町では、かつては大子市街の商店街を抜ける区間で西行きの一方通行区間があり、東行きは国道から外れていたが、2012年の大子バイパスの完成により解消された。

年表[編集]

  • 1993年平成5年)4月1日 : 今市市(現:日光市) - 高萩市の一般国道の路線を指定[5]
  • 1997年(平成9年)2月24日 : 高萩市大能 - 同市中戸川のバイパス道路が完成し、花貫第一トンネル、花貫第二トンネルが開通する[6]
  • 2002年(平成14年)8月26日:久慈郡水府村大字上高倉地内にバイパス1.06kmを新設する道路区域が決定[7]
  • 2005年(平成17年)4月4日:高萩市大能 - 同市中戸川の花貫渓谷に沿う旧道が指定解除され高萩市道へ降格[8]
  • 2006年(平成18年)3月24日:高萩市石滝 - 日立市十王町伊師のバイパス道路が完成し、終点が日立市に変更される[1]。同時に、高萩市の常磐線花貫踏切を廃止。
  • 2007年(平成19年)8月31日:常陸太田市上高倉町地内の道路改良新道の一部(約1km)を供用開始[9]
  • 2007年(平成19年)11月1日:久慈郡大子町大字大子 - 同町大字北田気の久慈川橋を渡る旧道ルート(901m)が指定解除され大子町道へ降格[10]
  • 2008年(平成20年)2月14日:常陸太田市上高倉町地内の狭隘な旧道(510m)が指定解除され常陸太田市道へ降格[11]
  • 2012年(平成24年)10月26日:大子町大子のJR常陸大子駅前 - 湯の里大橋へ至る大子バイパス(約0.6km)が開通[12][13]

路線状況[編集]

全般に道路改良が進められつつあり、栃木県大田原市以西は主要幹線道路としての2車線規格を満たしているが、以東では狭隘路も混在する。特に栃木県東部から茨城県内にかけて狭隘区間が多い。那珂川町内では、広い谷間に散在する集落を、直線的な1車線道路で民家の軒先をかすめて南北に結んで行く。南下するとそのまま、馬頭市街から続いてくる2車線の栃木県道52号矢板馬頭線に突き当たり、ここを左折するのがそのまま国道となる。なお、峰一つ東に並行している茨城県道・栃木県道13号大子黒羽線がこの区間の狭隘路を迂回している。

久慈郡大子町までは道路整備が進捗し、2車線化が進んでいる。 大子町袋田周辺の道路は整備され、春秋行楽シーズン中は車両の往来が多い。常陸太田市水府地区は谷間の集落を南北に走るが、谷間の山里を縫って1車線強のカーブした狭隘路が連続する悪条件で、行楽シーズンにはすれ違い渋滞がしばしば生じる。このため、待避所信号機無しの交差点に交通整理員が立つこともある。 常陸太田市の国道349号と交差する折橋交差点までの峠区間は、国道461号では最大の難所である。1車線の屈曲した狭隘路が杉林の中に続いており、大型車は通行不能、普通自動車同士でもすれ違いは困難である。茨城県道22号北茨城大子線を通行することにより、この狭隘区間を迂回できる。折橋以東は2車線の改良済道路である。

バイパス・道路改良事業など[編集]

  • 船生バイパス
    塩谷町船生の旧日光北街道にあたる旧道の南側を迂回するバイパス道路。船場東交差点から天頂交差点までの5.4kmが該当。1998年に事業採択され、2005年(平成17年)に船生南交差点以東(1区)が、2009年(平成21年)に船生南交差点以西(2区)が開通し全線開通。
  • 大田原市奥沢バイパス
  • 大子バイパス
    屈曲部が多く幅員狭小な大子町市街地内を迂回するバイパス道路。大子町役場前交差点からJR常陸大子駅前までの約600mの区間[14]。2006年(平成18年)より事業化され[15]、2012年(平成24年)10月に開通した[12][13]
  • 水府里美拡幅
    常陸太田市上高倉町から折橋町まで7.2kmの道路改良事業[16]。現道拡幅の湯草工区・坂下工区は2007年までに供用済み。現道拡幅およびバイパス新設からなる圷・馬次工区や北沢峠区間は事業推進中。

交通量[編集]

24時間交通量(平成17年度道路交通センサス) 栃木県

  • 那須塩原市一区町231-7 : 11,209

茨城県

  • 久慈郡大子町下金沢261 : 3,668

重複区間[編集]

道路施設[編集]

トンネル[編集]

花貫第一トンネル(国道461号)
  • 花貫第一トンネル(高萩市中戸川)
    花貫渓谷上の阿武隈高地を貫く、本国道上で最も東に位置するトンネル。延長326m、高さ4.7m、幅員7.0m。1995年11月竣工。
  • 花貫第二トンネル(高萩市中戸川)
    花貫第一トンネルの西側に隣接するトンネル。延長180m、高さ4.7m、幅員7.0m。1996年9月竣工。
  • 新月居トンネル(久慈郡大子町小生瀬)

橋梁[編集]

  • 湯の里大橋(久慈川、久慈郡大子町)
  • 那珂橋(那珂川、大田原市)
  • 大渡橋(鬼怒川、塩谷郡塩谷町 - 日光市)

道の駅[編集]

地理[編集]

通過する自治体[編集]

交差する道路[編集]

交差する道路の特記がないものは市道・町道

交差する道路 交差する場所
国道121号
- 国道121号 栃木県 日光市
県道279号大桑大沢線
-(屈折) 県道77号宇都宮船生高徳線 塩谷町 船場
県道77号宇都宮船生高徳線 - 船生南
県道63号藤原宇都宮線 玉生
県道30号矢板那須線 矢板市 本町
県道236号矢板停車場線 県道271号大田原矢板線 扇町
国道4号 -(重複)
国道4号
-(重複) 国道4号 栃木県 大田原市 -
県道192号滝沢野崎停車場線 野崎十字路
(ライスライン) 那須塩原市
国道400号大田原西那須野バイパス 大田原市 美原
県道48号大田原氏家線 神明町
国道400号 県道53号大田原高林線 金燈籠
-(屈曲) 県道72号大田原芦野線(旧陸羽街道) 河原
県道170号親園南金丸線 - 南金丸
国道294号 -(重複) 大豆田T字路
-(重複) 国道294号 那珂橋前
県道27号那須黒羽茂木線 田町十字路
-(屈折) 県道27号那須黒羽茂木線 前田T字路
-(屈折) 県道13号大子黒羽線
県道343号蛭畑須佐木線 -
県道275号大山田下郷小砂線 - 那珂川町
県道52号矢板那珂川線 -(屈折) 健武新橋
県道232号矢又大内線 - 大内
-(屈折) 県道13号大子黒羽線 茨城県 大子町 -
県道158号上金沢栃原線 -
- 県道159号上野宮下金沢線
- 県道205号須賀川大子線 上岡三差路
- 県道160号梨野沢大子線
- 県道325号常陸大子停車場線 本町
県道28号大子那須線
県道325号常陸大子停車場線
大子町役場前
-(重複) 国道118号 湯の里大橋
県道324号袋田停車場四度ノ滝線
国道118号
-(重複) 袋田の滝入口
-(屈折) 県道324号袋田停車場四度ノ滝線
-(屈折) 県道33号常陸太田大子線
県道195号下関河内小生瀬線
小生瀬十字路
県道33号常陸太田大子線 -(屈曲) 常陸太田市
国道349号 折橋
- 県道227号上君田大能線 高萩市
- 県道10号日立いわき線 花貫渓谷入口
県道10号日立いわき線 秋山十字路
- 県道111号高萩塙線
県道230号高萩友部線 安良川西
-(屈折) 県道298号高萩停車場線 安良川
国道6号 日立市 国道461号入口

関連項目[編集]

脚注[編集]

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出典[編集]

  1. ^ a b 道路の供用の開始(平成18年3月13日 茨城県告示第300号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第1755号: p.9, (2006年3月13日) 
  2. ^ 一般国道の路線を指定する政令 - 電子政府の総合窓口 イーカブ
  3. ^ 県道の路線の廃止(平成5年4月1日 茨城県告示第435号) (PDF) ,茨城県報 号外第47号(1993年(平成5年)4月1日)より
  4. ^ 道路の区域の変更(平成19年6月14日 茨城県告示第812号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第1883号: p.17, (2007年6月14日) 
  5. ^ 道路の区域の決定(平成5年4月1日 茨城県告示第430号) (PDF) ,茨城県報 号外第47号(1993年(平成5年)4月1日)より
  6. ^ 道路の供用の開始(平成9年2月10日茨城県告示第137号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第828号: p.2, (1997年2月24日) 
  7. ^ 道路の区域の変更(平成14年8月26日 茨城県告示第1033号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第1393号: p.15, (2002年8月26日) 
  8. ^ 道路の区域の変更(平成17年4月4日 茨城県告示第435号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第1659号: p.4-5, (2005年4月4日) 
  9. ^ 道路の供用の開始(平成19年8月13日 茨城県告示第1040号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第1900号: p.5, (2007年8月13日) 
  10. ^ 道路の区域の変更(平成19年11月1日 茨城県告示第1340号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第1923号: p.11, (2007年11月1日) 
  11. ^ 道路の区域の変更(平成20年2月14日 茨城県告示第186号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第1951号: pp.21-22, (2008年2月14日) 
  12. ^ a b 道路の供用の開始(平成24年10月22日 茨城県告示第1107号) (PDF) ,茨城県報第2430号(2012年(平成24年)10月22日)より
  13. ^ a b 国道461号大子バイパスが10月26日に開通しました。”. 土木部道路建設課国道・市町村道. 茨城県 (2015年2月12日). 2015年4月5日閲覧。
  14. ^ 道路の区域の変更(平成18年12月25日 茨城県告示第1441号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第1836号: pp.8-9, (2006年12月25日) 
  15. ^ 国道461号大子バイパス 2013年12月4日閲覧[リンク切れ]
  16. ^ 一般国道461号(水府里美拡幅)”. 土木部常陸太田工事事務所. 茨城県 (2015年3月24日). 2015年4月8日閲覧。

注釈[編集]

  1. ^ 2005年9月30日時点の大田原市および那須郡黒羽町
  2. ^ 2004年12月1日に常陸太田市に編入された久慈郡里美村
  3. ^ 旧道移管及びJR協定に基づく用地交換のため区域除外された。

外部リンク[編集]