日立市

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ひたちし
日立市
Kaminezoo.jpg
Flag of Hitachi, Ibaraki.svg
日立市旗
Hitachi Ibaraki chapter.JPG
日立市章
日本の旗 日本
地方 関東地方
都道府県 茨城県
団体コード 08202-3
面積 225.55km²
総人口 191,237
推計人口、2011年12月1日)
人口密度 848人/km²
隣接自治体 高萩市
常陸太田市
那珂市
東海村
市の木 ケヤキ
市の花 サクラ
市の鳥、魚 ウミウ
サクラダコ
日立市役所
所在地 〒317-8601
茨城県日立市助川町1丁目1-1
Hitachi City Hall.jpg
外部リンク 日立市

日立市位置図(茨城県)

― 市 / ― 町・村
特記事項 NTT市外局番:0294(市内全域)
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日立市(ひたちし)は茨城県の北部の。市域の大半は旧多賀郡で一部は久慈郡である。総合電気メーカー・日立製作所の創業の地として知られる。

目次

[編集] 概要

日立鉱山から発展した鉱工業都市である。1905年、久原房之助が赤沢銅山(後の日立鉱山)を買収し、久原鉱業所(現在のJX日鉱日石金属)を創業して以来の企業城下町として、後年はその機械部門が分離・独立した日立製作所の企業城下町となるが、現在は両社とも本社を東京に移転している。他に似たような企業城下町には、豊田市トヨタ自動車)や新居浜市別子銅山住友グループ)などがある。

なお、都市名と企業名の混同を避けるために、日立市民は都市名を『日立(ひたち)』と呼び、日立製作所を『日製(にっせい)』と呼んで区別している(日製の略称はかつての日製商事=現在の日立ハイテクノロジーズなど、日立グループでも用いられる)。

戦後の一時期、人口は県庁所在地の水戸市を上回っていたことがある。しかし、近年は日立グループの再編などによって人口が減少し、十王町との合併にも関わらず20万人を割った。現在はつくば市に抜かれ、県内3位となっている。

[編集] 地理

関東平野久慈川(日立市と東海村の境)で北端となるため、東側の太平洋と西側の多賀山地に挟まれ、南北に細長く可住地が伸びている。可住地の多くは、日立製作所及びその関連企業の施設が占めているため、山間地を切り開いて造成した住宅地が多い。

玉簾の滝
平和通りのサクラ並木

可住地は大半が海岸段丘扇状地であるため、水の便が悪い所が多い。河口付近までになっているものが多い。昔は、の上流からかけどいと呼ばれる水道橋を作って用水を確保していた地域もある。また、扇状地の末端部分では泉が森のように地下水が湧き出しとなっているところもある。

南北に大きく伸びた海岸線を持つことから、市内には6箇所の海水浴場を持つ。名勝として、玉簾の滝(たまだれのたき)や諏訪梅林(すわばいりん)などがある。市内各地にの木が多く見られ、「日本さくら名所100選」にも選ばれている(かみね公園・平和通り)。

市北西部の日立鉱山には1914年に煙害対策として高さ155.7mの大煙突(だいえんとつ)が建てられ、鉱工業都市日立のシンボルとして長く親しまれた。これをモデルにした小説として、新田次郎の「ある街の高い煙突」がある。この大煙突は、1993年2月19日、この日に吹いた強風と老朽化の影響で突如倒壊し、現在は高さ54mとなっている。

総じて、常磐線の駅を目安に各地区が形成されており、大甕(おおみか)・多賀(たが)・助川(すけがわ)・小木津(おぎつ)・十王(じゅうおう)の国道6号沿線と、中里(なかざと)の国道349号沿線に分けられる。中里地区は、同じ国道349号沿線の常陸太田市との交流が多い。

[編集] 隣接する自治体

日立市かみね公園から見た市中心部

[編集] 歴史

江戸時代まで
明治維新以後

[編集] 行政区域変遷

  • 変遷の年表
  • 変遷表

[編集] 人口

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日立市と全国の年齢別人口分布(2005年) 日立市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 日立市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
日立市(に該当する地域)の人口の推移
1970年 202,856人
1975年 212,510人
1980年 215,498人
1985年 218,111人
1990年 215,069人
1995年 212,304人
2000年 206,589人
2005年 199,218人
2010年 193,129人
総務省統計局 / 国勢調査

[編集] 行政

広域事務
  • 高萩市・日立市事務組合
  • 茨城県市町村総合事務組合
  • 日立・高萩広域下水道組合
  • 茨城北農業共済事務組合
  • 茨城租税債権管理機構

[編集] 政治

[編集] 衆議院

[編集] 茨城県議会

[編集] 市議会

  • 定数:30
  • 会派(議席):日立市政クラブ(8)/民主クラブ(9)/公明党(6)/かいかくネット(3)/新政ひたち(3)/日本共産党(1)
  • 議長:茅根茂彦(日立市政クラブ)
  • 副議長:西川光世(民主クラブ)

日立製作所の連合系労組に支持されている民主党が市政・県政・国政とも強い。

[編集] 産業

日立市は日立製作所の企業城下町として有名である。市の人口のおよそ40%は日立製作所及びグループ会社の社員かその家族である。他の企業城下町では、西の豊田市トヨタ自動車)と対比されることが多い。市内には、日立製作所およびその系列企業の工場や社宅、社員寮が多数点在する。東日本でも有数の工業集積地域として発展し、その事業所数はピーク時で1000を数えたが現在は約700。機械、電機、輸送機に関連する中小企業が日立市のものづくり産業を支えている。日立地区産業支援センターは平成11年4月にオープンした産業支援機関であり、こうした中小企業の様々な事業活動をサポートしており、その精力的な活動は全国的にも注目され、モデルケースとなっている。

日立鉱山は、現在のJX日鉱日石エネルギーJX日鉱日石金属の元になっている日本鉱業発祥の地でもある。日立鉱山は1981年に閉山となっているが、鉱石の精錬事業はJX日鉱日石金属の工場で現在も続いている。

日立市という名は、企業名をもとにつけられたと誤解されることが多い。しかし前述のように、日立の地名は徳川光圀によって名付けられたものであり、日立製作所(およびその母体である日本鉱業)の成立以前から「日立村」という地名が存在している。企業名はここからとられたものである。

福島県富岡町付近から日立市北部にかけての地域では、常磐炭田の存在によって明治中期以降は石炭産業が盛んであり、市内では旧十王町地区に櫛形炭鉱などが開かれていた。しかし、1960年代以降石炭産業は衰退し閉山に追い込まれた。

産業遺産として、セメントの原料である石灰石運搬用の架空索道がある。日立セメント株式会社が太平田鉱山で採掘したセメントの原料である石灰石を山根貯鉱場までの山間3.8kmの区間を運搬しているものである。さらに、山根貯鉱場からセメント工場までは、ベルトコンベアが通っており、数沢川の上に架かる線路上を通過し、市役所付近から地下に入り市街地を縦断して工場まで運搬しているものである。現在日本国内で架空索道が運転されているのはここだけの珍しい設備である。

十王地区の伊師浜海岸には、日本で唯一、海鵜(ウミウ)の捕獲が許可されている鵜捕り場が設けられている。

茨城港日立港区では自動車の輸出入も盛んに行われており、ダイムラーメルセデス・ベンツ)やルノー日産自動車が主に利用している。特にメルセデス・ベンツは常磐自動車道日立南太田ICそばに新車整備センター(VPC)を設けており、日本国内における一大輸入拠点となっている。

[編集] 漁業

  • 川尻漁港
  • 会瀬漁港
  • 水木漁港
  • 久慈漁港

[編集] 教育施設

[編集] 大学

[編集] 高等学校

[編集] 中学校

  • 日立市立


[編集] 小学校

  • 日立市立


[編集] 特別支援学校

[編集] 金融機関

[編集] 交通

[編集] 鉄道

上野駅から常磐線特急スーパーひたち・フレッシュひたち」で90分前後。
東京駅羽田空港成田空港からの直通バスもある。
廃線

[編集] 路線バス

[編集] 道路

高速道路
有料道路
一般国道
主要地方道
一般県道
その他の道路
  • けやき通り(市道・一部区間県道
  • 中央線(市道)

[編集] 交通事情

地理的に東西を山と海に挟まれた一帯に満遍なく市街地が発展したため、モータリゼーションが到来して以後は、日立市内の国道6号と国道245号は慢性的な渋滞に悩まされている。特に昼間に一般道路で日立市を通過する際にはかなりの時間を要するため、日立市内を通過する際には常磐自動車道を用いるのが一般的である(市内の南部にある日立南太田ICと北部にある日立北ICはいずれも国道6号と直結している)。

市でも渋滞の緩和は課題のひとつであり、種々の施策を行っている。2006年現在、日立市北部の田尻町~河原子町の海岸沿いを通る国道6号バイパスが建設中である。国道6号とは別に小木津~石名坂間山越えの県道ルートが計画(一部開通)にあるが、先述のバイパス同様巨額の建設費用が必要とされる。

また、市内を貫く国道245号線は、日立製作所の日立工場(日立事業所)や国分工場で製造された大型構造物(主に発電用のタービン等)の輸送に耐えるよう、日立事業所のある幸町から南部の日立港までの区間が特殊な構造になっている。まず、以前はドイツアウトバーンのようにコンクリートで鋪装された白い道路であったが、現在は、雨天時の安全性と重量物の輸送の両方に対応できるように、表面がアスファルト鋪装され、その下にコンクリートが敷かれている。次に、この区間には2ヶ所の歩道橋が架けられているが、橋梁部が可動式(道路上空の部分が水平に持ち上がる構造)になっている。同様に、同区間にある信号や道路標識は、支柱を中心に水平方向に回転するようになっている。概ね月1回程度のペースで深夜に大型構造物の輸送があり、国道245号が通行止めか一方通行になる。

[編集] 港湾

[編集] 姉妹都市・提携都市

バーミングハム市から送られたバルカン像

[編集] 観光地・祭事・施設

[編集] 観光地・施設

吉田正音楽記念館
かみね公園

[編集] 祭、郷土芸能

  • 日立さくらまつり:4月初旬、平和通りとかみね公園を中心に開催される。日立風流物(山車)数基が披露される。
  • 常陸国YOSAKOI:5月20日前後の土日に開催(日立会場は土曜日開催・多賀市民プラザ)
  • 日立あんどんまつり:8月。かみね公園に多数の行灯やぼんぼりが灯される。
  • よかっぺ祭り:9月中旬、多賀地区を中心に開催される。「よかっぺ」は方言で「良い」あるいは「良いでしょう?」の意味。
  • 金砂神社磯出大祭礼:72年に一度、3月に行われる。
    • 西金砂神社および東金砂神社は常陸太田市(旧・金砂郷村)の神社であるが、この大祭礼は両神社と日立市水木浜の間を往復する。
  • 日立風流物(国指定重要有形・無形民俗文化財・ユネスコ無形文化遺産)
  • 日立ささら(県指定無形民俗文化財):獅子頭を被った3人の舞手がお囃子に合わせて舞う民俗芸能。

[編集] スポーツ

[編集] 出身有名人

学界
政官界
芸術・文化・芸能
スポーツ

[編集] 関連項目

[編集] 脚注

  1. ^ 『日立市史』日立市(1959年)より
  2. ^ 『新修日立市史』日立市(1994年)より
  3. ^ 『十王町史』日立市(2008年)より
  4. ^角川日本地名大辞典 8 茨城県』角川書店(1983年)より

[編集] 外部リンク

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