『今日からヒットマン』(きょうからヒットマン)は、週刊漫画ゴラクに連載中のむとうひろしの漫画。第1巻あとがき漫画によれば、同誌編集者との居酒屋での雑談から3回分の連載が決まったものの、アシスタント不足だったため2回分の連載継続も危ぶまれたという。好評により連載化。単行本は2011年6月現在20巻発刊。 また、武田真治主演で映画化された。通称「今日ヒット[要出典]」。
[編集] あらすじ
平凡なサラリーマン稲葉十吉は、飲酒運転で人をはねてしまう。だが、はねたのは「二丁」のコードネームを持つ凄腕ヒットマンが射殺した死体だった。敵を倒したものの、瀕死の重傷を負った二丁は、犯罪組織『コンビニ』に「ターゲットが死なず、二丁の女が助からなかったら、稲葉十吉とその家族を皆殺しに。ターゲットが死に、女が助かったら、二丁の全財産を稲葉十吉に渡す」と、依頼して十吉に後を託し、間もなく死亡する。このため、稲葉十吉は、何が何でもターゲットを殺し、女を救出しなければならない破目になるが…。
[編集] 登場人物
[編集] コンビニ(コンビニエンスストア)
- 稲葉十吉(いなば とうきち)
- 本作の主人公。物語開始時、34歳。株式会社『イージーフード』の営業主任。新築一戸建ての35年ローンを抱えている。初代二丁の銃撃現場に偶然居合わせてしまったばかりに、本人の意思とは裏腹に「二丁」の名で裏社会に関わらざるを得なくなっていく。営業マンとして培ってきた話術と本人の地道な努力で、結果的に二丁の名にふさわしい活躍をする(ニセ二丁との再戦以降は二丁拳銃のヒットマンとして定着しつつある)。普段はスーツにネクタイというサラリーマンスタイルだが、「二丁」として行動する時は白い革ジャンにサングラスを着ている(十吉との遭遇時に初代がしていた服装である)。メインの武器は、コルト・ガバメントとグロック17。愛称は「トーキチ」。初代と違ってイチモツは粗末な上に仮性包茎で自らエアガンにも満たない代物と称している。右手を負傷した際には左手で撃つようになり、さらに、後の「マンモス」との対決では両手に銃を構え、2丁拳銃での戦い方を身につける。追い込まれると実力を発揮するタイプ。
- ちなつ
- 本作のヒロイン。初代二丁の恋人。北海道出身の22歳。十吉を裏の道に引き込んだ張本人。十吉のサポートと『コンビニ』との連絡を取り、十吉をバックアップしていく。美人だが、性格は所謂ツンデレで浪費家。十吉の弱みを握って利用したり、彼の私生活に忍び込んで彼の携帯に不倫メール、大人の玩具をしのばせる等の悪戯をしたりする反面、実は寂しがり屋。当初は、十吉を利用していたが、やがて成長して主導権を握っていく彼に惹かれていく。また不死のガイコツ(弟)との一件以来、十吉の妻・美沙子とは顔見知り。ハンドバッグに入れても目立たないためか、デリンジャーを愛用している。しばしば十吉の私生活に忍び込み、性感に敏感だが、嫉妬で怒るとしばしば十吉を殴る。 スピンオフ作品である『ちなつ七変化』では主役を務めている。
- 二丁(初代二丁)
- 『コンビニ』に所属する伝説的な凄腕のヒットマンだったが、マネージャーの裏切りにより死亡。オークリーのサングラスと皮ジャンを常に愛用している。名前の由来は、巨根であることから、二丁のマグナムを持っていると見立てたもの。この逸話は度々十吉を困らせている。本名は「カズオ」で、カズと呼ばれることも多い。コンビニの「影」にも勝るとも劣らない実力だが、女や子供、丸腰の相手を殺すことを嫌がる甘い面もある。
- マネージャー
- 二丁のマネージャーをしていたが裏切って二丁が死ぬように仕向け、二丁の全財産を持ち逃げしようとした。裏切りが発覚した後にちなつと十吉により殺された。二丁とちなつに内心、鬱憤が溜まっていたらしい。
- 丸メガネ
- コンビニ習志野支部の支店長で年齢不詳の男。自称:ダンディー。船橋支部と合併以降は一時、船橋支部の支店長(船橋名義は合併初期のみで、後に支店名は習志野に戻っている)。機転が利き統率力があるが、巨乳好きで、キノコ頭曰く「乳が絡むと人間のランクが2つくらい下がる」とのこと。個人的な事情で支部のメンバーを総動員するなど、公私混同をする事もある。アゴと福耳との抗争を治めた功績で千葉本部長に昇格した。裏社会の人間ながら普段は銃を持ち歩かない。左利き。
- キノコ頭
- コンビニの店員。マッシュルームカットの髪型が特徴。犯罪一筋15年らしい。他の店員に指示を出す権限があり、習志野支部ではナンバー2と思われる。トクさん製の防弾チョッキを常備装備しており、銃撃される危機を幾度も乗り越える。かつての黒い羽根の一件の頃はバイトで、その際に昇格して店員になり、アゴと福耳との抗争後には習志野支店長に昇格した。
- キンパツ
- 二丁専属のサポーター。25歳。見習いだからか、私服を着ている。銃より格闘戦の方が得意。二丁の数々の伝説に憧れており、十吉に対して当初はホモと勘違いされるような態度を取っていた。腕には猫の刺青があり、このモデルである愛猫の敵討ちが、彼がコンビニに関わるようになった理由の一つ。アゴと福耳との抗争では二丁からの強い影響で捨て身の賭けに出て、捕らえられたコンビニの幹部達の命を助ける活躍をしている。その際に瀕死の重傷を負ってしまい現在は治療のため長期離脱中。
- 巨乳のキョーコ
- コンビニと契約している鑑定士。担当した取引の商品を2回続けて男と結託して強奪したが、3回目は十吉とちなつによって阻止される。本来なら裏切り者として処分されるはずだったが丸メガネが匿い、彼女を愛人にしたためその後も習志野支部で鑑定士をしている。男を使って一度裏切ろうとしたが、丸メガネに返り討ちにされ、そのまま関係が修復される。
- ブキ男
- コンビニの特殊武器専門の店員。千葉県一帯を担当し、武器の発売を専門にする。気さくだが、冷徹な一面もある。十吉にもペンやナイフを模造した拳銃や手榴弾を販売した。
- トクさん
- コンビニ特殊効果班の店員。映画に使われる技術を応用して貫通しているように見える防弾チョッキを制作した。
- 加藤(かとう)
- コンビニ「影」メンバーの一人で本部に所属。長髪で常にニット帽を被っている。頭脳明晰で十吉にこんな上司が欲しいと思われた。カメレオンの一件で行動を共にした際、十吉を「影」には向かないと断定した上で気に入った。メンバーの昇格の査定をしたり、難度の高い任務につくが、負傷して二丁に依頼を引き継ぐことも多い。
- 丸メガネの影
- 丸メガネが非常事態に使用する住居にいる影。黒い羽根に襲撃された際にマンモスと戦い死亡した。
- モミアゲ(カンウ)
- 元コンビニ本部のメンバーでコンビニ離反を失敗した時に作った借金10億を踏み倒そうと策略を練った男。商才はあるが武闘派ではない。相手のヒットマンを密かに買収して同士討ちさせようとするが、結局失敗しコンビニに金を支払うことになった際に、丸メガネにその手腕を買われてスカウトされた以降はモミアゲと名乗る。それ以前はカンウと名乗っており、彼の一件は支部合併による支店長争いの任命条件として彼からの借金取立てが行なわれた。初代二丁によく似た髪型と背格好で陽動のために二丁の格好をしたときは、十吉にも自分よりよっぽど二丁らしいと言われたほど。
- ホソメ
- コンビニ本部に所属しており「無慈悲のホソメ」の異名を持つ借金取立て人。コンビニの店員でも悪質な債務者や返済の目処の無い債務者は見せしめ的な意味合いで制裁する。本部の通達で十吉のコンビニからの多額の借金(主にちなつの散財)を24時間以内に返済するように迫り、強制的に借金返済のための仕事をさせる。仕事中に人質に取られた自分を危険を冒して助けた十吉に、自分が仕事中に偶然得た報酬の一部を十吉の借金にプラスして特別に完済にすると言う形で借りを返した。
- ナナフシ
- 窃盗専門で盗みのスペシャリストだが老体のため現役は退いてる。十吉の仕事に協力するようにホソメに呼び寄せられた。
- ハナオ
- キンパツの後任として習志野支部に配属された。バイトの身分でありながら尊大な態度で空気の読めない性格。その上天然のトラブルメーカーであり、行く先々で問題を引き起こす。実はコンビニ内部のある大物の息子で厚遇されており、大した能力も無いのに危険な任務に参加したがるなど、丸メガネやキノコ頭も扱いに手を焼いている。
[編集] 裏社会の人々
- 田原権三(たわら ごんぞう)
- 田原組組長。十吉に助けられた際、謝礼として現場となった組が経営するキャバクラの無料パスポートをプレゼントしている。
- ピアス
- 当初はスーマーのヒットマンだったが、専属契約を切られて以降はコンビニに協力することもあるフリーのヒットマンになった。28歳。コンビニ関係者以外で、十吉をヒットマンとして評価している数少ない人物。十吉曰く、根は正直で信用の出来る奴。銃弾からスミレやちなつを体を張って庇った事もある。
- スミレ
- ピアスの恋人。敵にハニートラップを仕掛け、油断した所を倒すという手段を良く用いる。ピアス自身は、たとえスミレが攻撃対象と性行為に及んでも、事が終わればそのときの様子を問いただして余計興奮する性癖を持つため、この手段に反対したことはないらしい。ただしピアス以外の男とは避妊具を使用するように厳命されており、使用しない場合は裏切りと見なされる。
- ビッグ・ファット・ママ
- 占いと称して裏社会の情報を顧客に提供する占い師。巨乳で、ほとんど裸のような格好をしている。初代二丁とは面識があり、二丁ちゃんと呼ぶ。
- 師匠
- 商品(銃火器類)の質の良さで商売をしているサカヤの店主。初代二丁もサカヤを度々利用しており面識がある。現在は老齢だが、かつては世界の数々の射撃大会で優勝トロフィーを総ナメにした実力の持ち主。自分が高く評価したマンモスに挑もうとした十吉に個人的に指導をし、その後も数々の助言を与えている。
- マルイ
- ガンスミス(銃器職人)の名匠と呼ばれ、アパッチの銃の調整を行った。
[編集] 表社会の人々
- 稲葉美沙子(いなば みさこ)
- 十吉の妻。美人だが、新婚一年目で早くも十吉を尻に敷いているものの、基本的には夫思い。十吉がヒットマンをしていることは知らない。何度か十吉に疑惑の目を向けるが、ちなつの協力で裏の顔を見ずに済んでいる。
- 山本(やまもと)
- 十吉の会社の部下。ミスが多く、その度に十吉に泣きついてくる、十吉の悩みの種の一人。風俗好き。
- 部長
- 十吉の会社の上司。仕事中の猥談が大好き。自分のミスを十吉に押し付けることがある。「社運のかかった○○だ」が口癖。よく左手でメガネを直す。
[編集] 敵対ヒットマン
- 鷲男(わしお)
- コンビニ所属のヒットマン。胸に鷲を模った刺青がある。コンビニの中ではトップクラスのヒットマンだったらしく知名度が高く、優秀なヒットマンとして度々名前を挙げられる。追い求めた弟の仇が初代二丁と知り、コンビニに反目し二丁が死んで二代目に変わったことを知らずに十吉に早撃ち勝負を挑むが敗れる。
- G兄弟
- ゲイのカップルの二人組ヒットマン。かつてはコンビニに所属しており初代二丁、鷲男と並んで活躍していた。初代二丁とは面識がある。ちなつを拉致して拷問、二丁の所在を吐かせようとしたが救出に来た十吉に倒された。
- ヤクザ
- コンビニと小競り合いを起こした組のヒットマン。スキンヘッドの肥満体でよく甘い物を食べいる。組同士のいざこざの解決の為、十吉に分解したコルトの早組み撃ち勝負を挑むが十吉の機転に敗れる。
- ハカセ
- コンビニの拷問専門の店員。かつてはヒットマンで7億を強奪したグループのメンバーを拷問した際、金に目がくらんだのか嘘をついて持ち逃げしようとした。
- ニセ二丁(ウタマロ)
- 元コンビニの末端構成員。タリアの元恋人でタリアから殺人技術を学んで帰国したが、名を上げるためにスーマーを襲撃した上で、責任を十吉に押し付けて殺し二丁の名を奪おうとした。二丁銃が使える上にイチモツもでかい為、名実共に二丁にふさわしいが二度にわたって十吉に敗れる。タリアからはウタマロと呼ばれていた。
- ソリコミ
- 元コンビニのヒットマンだったが6年前に任務中のいざこざで初代二丁に左目を撃たれる。死亡したかと思われていたが、密かに生き延びており、初代二丁への復讐心からコンビニ習志野支部を襲撃。片目を失った分感覚が異様に研ぎ澄まされ、超能力にも近い、気配の察知能力を身につけており、以前よりヒットマンとしての実力を格段に上げている。初代二丁が既に死んだ事を知らず、死んだ事も認めず執拗に二丁とその関係者を狙った末に、十吉に初代二丁の面影を見て敗れる。
- マッチョ・ガイ・ウルフ
- コンビニ「影」メンバーの一人。胸にオオカミの刺青を持つ大男で全裸で戦う。店員の反乱に加担し、コードネームの封印を解かれた。スーマーのA級ヒットマン5人を一方的に倒したり、手にした弾の数だけ人が死ぬと呼ばれる腕利きだが、偏執的な殺人狂であり、扱いにくい性質から度々トラブルを起こすため、昇格ではなく追放のような形で「影」となった。その異常な性格と性癖のせいで先走って十吉を殺そうとした隙を突かれて倒された。
- カメレオン
- 元公安部で警察時代から私腹を肥やすために散々悪事を働いていた悪徳刑事。変装、偽装を得意としコンビニも、その素性は掴めていなかった。カメレオンのアジトに乗り込んだ「影」の加藤と十吉との駆け引きの末に、十吉の一か八かのハッタリに騙され正体を現し撃たれて敗れた。
- ナズ
- スペツナズ・ナイフを愛用するヒットマン。見掛けに反して身軽なアクロバティックな動きをしながら投げナイフを使うのを得意とし、弾道を予測して弾丸を避ける事も出来る。二丁を逆恨みするアゴの命令で十吉達を襲って追い詰めるが、十吉の度重なる幸運に阻まれ敗北する。アゴは彼の存在をコンビニには秘匿して自分の専属として囲い込んでおり、本来は一人で台湾マフィアを壊滅させたといわれる影級の手錬。
- アパッチ
- コンビニ「影」メンバーの一人。長髪のインディアンを思わせる風貌。戦闘では顔や上半身にウォーペイントのような化粧を施して半裸になる。使う銃には強い拘りを持つ。自己顕示欲が強く「影」の身分に納得しておらず富と名声を得るためにコンビニを裏切りアゴと組んで二丁を狙うが、その性格から単独の暴走のような形でコンビニ、十吉と戦った。十吉の咄嗟の作戦と、自身が骨董品と侮ったコルトガバメントに撃たれて敗れた。
- ハーフ
- 顔に大きな刀傷のあるフリーのヒットマン。オカマ言葉で喋る。「影」並みの強さだと言われている。29億(と言う触れ込み)のダイヤモンドを狙って仲間を連れて十吉達を襲撃した。
[編集] スーマー(スーパーマーケット)
- ボウズ
- スーマーの幹部。スキンヘッドの狡猾な男で、担当地区の関係なのか丸メガネとは面識がある。ちなみに登場後、長らく名前が登場しなかった。
- 蜂の巣ジョニー(三上)
- スーマーのヒットマンで、十吉同様に表の顔は「営業マンの三上さん」である。命中率を度外視した速射が売り。スーマーがつかんでいない二丁の正体をなぜか知っていた。同じ営業マン兼ヒットマンで、なおかつライバル会社の十吉を葬ろうと対決を挑んで追い詰めるが跳弾を利用されて敗れた。
- 不死のガイコツ
- どんな大怪我を負っても次の日には何事も無かったかの如く現れて復讐に来るといわれるスーマーのヒットマン。薬物を常用しており即死させない限り動きが止められない。十吉を追い詰めたが、ちなつと丸メガネの増援で倒される。実は双子のヒットマンで、それが不死のトリックの正体だった。兄がやられた後、復讐で弟が十吉の妻の美沙子を襲ったが十吉とちなつに阻止され返り討ちに遭う。
- デコハチ
- スーマーのメンバーで武装メンバーを束ねるブレーン役。コンビニとスーマーの戦争の先遣隊として習志野支部を襲撃した。
[編集] タリア関連
- タリア
- ラスベガスのマフィア、ジョゼッペファミリーのゴッドファーザーの姪。幼いころから特殊訓練を積んだヒットマンでもあり「跳馬のタリア」の異名がある。惚れっぽい性格で三ヶ月に一度のペースでマイラバー(恋人)が変わる。
- ブルーノ
- タリアの付き人。タリアに振り回される毎日を送っている。
- カルミネ
- 日本に逃げ込んだジョゼッペファミリーの裏切り者。銃があまりに下手糞なためそれ以外の武器を使う。
- カルロ
- ファミリーが決めたタリアのフィアンセ。タリア自身は当初嫌っていたが、人間とは思えないほどのイチモツを持ち、そのでかさでタリアのハートを射抜いた。しかしタリアは本人ではなくイチモツにしか興味がない様子。
- プロフェッサーグレコ
- 大学で心理学を学んだインテリヒットマン。タリアを狙って日本に来た。
[編集] ヒャッキン
- アゴ
- 元コンビニ船橋支部支店長。登場するたびにアゴが特徴的になっていった。大事な情報の通達を遅らせた部下を即座に射殺するなど気性が荒く冷酷な人物。麻薬と銃火器の調達に長ける。習志野と船橋支部の統合に伴った支店長の座の争いで丸メガネに負けてしまい店員に降格、以降丸メガネと習志野支部を逆恨みしている。現在は新興組織ヒャッキンの主要メンバーで黒い羽根とも繋がりがある。幾度もコンビニと十吉を狙ったが、最後は情報を引き出すためにアゴを生かしておくという本部の意向を拒否した丸メガネと加藤によって殺された。
- 人形使い
- 元スーマーの構成員。人質を取った相手を脅迫して意のままに操るのを得意としている。アゴと習志野支部の抗争でコンビニ店員の女を人質に取り多くの造反者を出させた。だが過去に怪我の治療時にスーマーに埋め込まれた体内の爆弾の情報と起爆方法をボウズによって丸メガネに売られてしまい、やむを得ず女を解放してアゴに射殺される。
[編集] 黒い羽根
- マンモス
- かつて初代二丁と互角に戦ったヒットマン。イングランド出身の巨漢の白人。腕に太陽のタトゥーを彫り、象の牙を思わせる奇怪なピアスを鼻の両脇につけている。主な仕事は、組織の処刑対象者を別の組織を巻き込む形で、まとめて殺害すること。二丁との戦いで右腕を失う瀕死の重傷を負うが、当時のアゴによって密かに救助される。失った右腕の代わりにショットガンを仕込んだ義手を愛用するようになった。初代二丁に死を覚悟させ、サカヤの師匠からは本物との賛辞を受ける凄腕でアゴと福耳に率いられ数多くのコンビニの支部を壊滅させ、その際に6人の「影」のメンバーも1人で全滅させている。十吉もその実力を初めて目の当たりにした時は恐怖のあまり完全に戦意喪失した。二丁に強く執着しており劣勢に追い込まれた福耳の撤退命令を無視して最後まで戦闘を続行しようとし、習志野支部総員のサポートを受けた十吉と死闘の末に敗れる。二丁が既に死んでいる事は最後まで知る事はなく、死ぬ間際にも銃を構える十吉の姿を完全に二丁本人だと信じて疑わなかった。
- 福耳(ふくみみ)
- 国際的な窃盗団である黒い羽根日本支部長。坊主頭にソリコミのいかにもなファッションをしている。かつて習志野支部に日本進出を阻まれ影に潜んでいたが、ヒャッキンのアゴとの利害の一致から再び日本進出に乗り出した。
[編集] 作中で主に使用する武器・銃器
- コルト・ガバメント:1巻・第3話「二丁を継ぐもの」で登場。
- 初代二丁の形見で十吉のメインアーム。二丁は設計は古いがシンプルで信頼性の高いこの銃を最も高く評価している。稲葉家に保管されているもの以外にもちなつが各地に隠して保管している物があるため、最初に使用したもの以外はどれが初代の形見かは不明。また背景キャラにも使用するものが多い。
- デリンジャー:1巻・第4話「最強の刺客」で登場。
- 32口径弾を使うタイプ。ちなつの使う銃だが初登場時は十吉が借りて使用した。
- 2巻・第2話「バストよりベストを尽くせ」では巨乳のキョーコが別のデリンジャーを使用。以降ちなつはキョーコが使っていたタイプのデリンジャーを使うようになる。以前のものは稲葉家の隠し扉の中に確認でき十吉が所持しているようだ。
- グロック17:1巻・第5話「仕事も二丁!?」で登場。
- 2巻・第8話「接待で決闘〔後編〕」にて十吉に渡され、以降十吉はグロックをサイドアームとして使う事になる。
- 5巻・第4話「インモーラル・バレット〔中編〕」ではウルフに破壊されたが、コルト同様予備があるためその後も使用している。背景キャラが使用していることが多いのもコルトと同じである。
- ベレッタM84:
- 初代二丁のサイドアーム。
- スタームルガーMkI/MkII/MkIII:
- トカレフTT-33:1巻・第1話「サラリーマンとヒットマン」で登場。
- 「二丁」を輸送中のヤクザが使用。それを奪った「二丁」も使用。
- Mk23:
[編集] 敵の使用する武器・銃器
- デザートイーグル:1巻・第4話「最強の刺客」で登場。
- 「鷲男」が50AEを使用。また、4巻・第2話「新生"二丁"伝説」ではニセ二丁用にスーマーが用意した銃の中にあったが、彼はこれでスーマーのメンバーを殺した上で「下品な銃」と称した。
- M92F:1巻・7話「ちなつ危機一髪」で登場。
- G兄弟の「銀」、ソリコミが使用。
- PPK:2巻・第2話「バストよりベストを尽くせ」で登場。
- SIG SAUER P228:3巻・第4話「エージェント"丸メガネ"」で登場。
- 「不死のガイコツ」が使用。
- MP5a5:3巻・第8話「生き残る者[後編]」で登場。
- 「不死のガイコツ」が使用。
- デトニクス・コンバットマスター:
- SIG SAUER P230/P232:
- FN ブローニング・ハイパワー:
- ワルサーP99コンパクト:
- グロック18C
- 軍、警察用に作られた銃で民間には流通しておらず、日本でも非常に入手困難な銃。フルオート連射モードが存在し、アパッチやマンモスといった猛者が使用。
[編集] 登場組織・用語
- コンビニ
- 闇のコンビニエンスストアと呼ばれる24時間営業の犯罪組織。全国に支部があり、支部を支店、支部長を支店長と呼ぶ。主な業務内容は銃・女・薬の調達と殺し・強盗・護衛・死体の処理。
- 担当
- 店員とヒットマンのほかにも武器販売、医者、掃除班、特殊効果班などが存在する。キンパツのように正規でない店員も存在する。
- 習志野支部
- 丸メガネを支店長とし、十吉やちなつが所属する支部。合併時29名所属。過去に幾多のトラブルがあり、少なくとも34名以上の店員が殺されたことが確認されている(十吉が始末した習志野支部所属のヒットマンは6名)。比較的弱小支部だが他支部と同等のノルマ達成をしている。「カンウ」の一件で83名の船橋支部を吸収合併することに成功する。
- 千葉県内の支部
- 木更津支部、柏支部、船橋支部など県内にいくつかの支部が存在する。また神奈川県、茨城県にも同様の支部が存在する描写がある。
- 影
- ヒットマンにも階級があり、現時点で「影」「A級」「B級」がある。キノコ頭が発言する「中クラス」とはどのクラスを指すかは不明。このうち最上級に相当する「影」はコードネームも存在も封印され、組織を裏から支援して暗躍する。指揮権は支店長以上の階級に限られ、店員クラスではその存在を知ることすらできない。
- スーマー
- コンビニの対抗組織で仕事の内容も似ている。商売敵であるが故に「コンビニ」と抗争が絶えないが、協定により全面戦争には至っていない。
- ヒャッキン
- 元コンビニ船橋支部支店長のアゴが、習志野との合併後の支店長争いで丸メガネに支店長の座を追われ、その後独自に立ち上げた組織。一人百万円均一で殺しを引き受けることが特徴。
- イージーフード
- 十吉が勤める商社。加工食品の製造販売業で主力商品は「モロコシプリン」「Ohマンゴーパン」。十吉が二丁の跡を継ぐ事になった時、二丁から教わった殺し屋の心得と、普段社内に張られていた営業の心得が図らずも十吉の命を救う事になる。
- ヨードフーズ
- イージーフードのライバル企業。蜂の巣ジョニーこと三上が勤めていた会社でもある。
- 田原組
- 十吉がひょんなことから刺客から守った組長の組織。突発的な事態から守ってもらったなど十吉とは個人的に縁が深く、たまにコンビニに依頼することもある。十吉は田原組が経営するキャバクラのフリーパスをもらった。店名は「GARAKU TIME」。
- 松風組
- 主に田原組と敵対する組織。田原組を通じてコンビニに依頼される案件が何回があり、初代二丁がこの組織の魔手にかかるなど何かと因縁が深い。第2話以外は具体的な人間関係が描写されることが少ない。
[編集] 映画
武田真治主演で2009年9月26日公開。
[編集] キャスト
[編集] スタッフ
- 脚本:イケタニマサオ・我妻正義
- 監督:横井健司
- 企画製作:石井徹
- プロデューサー:瀬戸恒雄・前田茂司
- キャスティングプロデューサー:伊東雅子
- ラインプロデューサー:小松俊喜
- 音楽:遠藤浩二
- 撮影監督:下元哲
- 撮影:齋藤和弘
- 美術:山本直輝
- 録音:永口靖
- 整音:吉田憲義
- 編集:難波智佳子
- 音響効果:渋谷圭介
- 助監督:明山智
- 制作担当:善田真也
- テーマ曲:「THE HITMAN」(作曲・編曲・演奏:武田真治)
- 協力:日本文芸社
- 企画・製作協力:楽映舎 「今日からヒットマン」フィルムパートナーズ(東映ビデオ・キングレコード)
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク