結城郡

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
茨城県結城郡の範囲(緑:八千代町 水色・薄緑:後に他郡から編入した区域 薄黄:後に他郡に編入された区域)

結城郡(ゆうきぐん)は、茨城県下総国)の

人口22,300人、面積59.1km²、人口密度377人/km²。(2014年8月1日、推計人口

以下の1町を含む。

郡域[編集]

当初の郡域は以下の通り。のちに編入された郡域については、岡田郡豊田郡の項目を参照。

  • 結城市(全域)
  • 古河市(東部のごく一部)
  • 結城郡八千代町(東部、南部のごく一部を除く全域)

歴史[編集]

近代以降の沿革[編集]

  • 旧高旧領取調帳」に記載されている明治初年時点での支配は以下の通り。●は村内に寺社領が、○は寺社除地(領主から年貢免除の特権を与えられた土地)が存在。下記のほか新宿新田(幕府領)が存在したが、記載されていない。(1町51村)
知行 村数 村名
幕府領 幕府領 11村 徳右衛門新田、善左衛門新田、大戸村新田、長左衛門新田、成田新田、兵庫新田、善右衛門新田、●尾崎村、尾崎村新田(尾崎新田)、水口村、●恩名村、恩名村新田(尾崎村新田と合わせて1村として扱われる)
旗本領 1村 松本村
一橋徳川家 1村 塩本村
幕府領・旗本領 5村 ●○鹿窪村、●上山川村、●大木村(大木町)、大山新田、七五三場村
幕府領・一橋徳川家 5村 ○田間村、矢畑村、佐野村、●東茂呂村、北南茂呂村
藩領 下総結城藩 13村 ●○結城本郷(結城町)、大谷瀬村、●小田林村、五助村、小森村、小森新田、久保田村、中村、中村新田、●林村、作ノ谷村、上成村、武井村(武井宿)
下野壬生藩 8村 山王村、古宿新田、●新宿村、○大町新田、芳賀崎村、●水海道村、●浜野辺村、江口新田
幕府領・藩領 幕府領・下野壬生藩 3村 ●今宿村、●糟礼村(粕礼新田を含む)、瀬戸井村
幕府・旗本・下野壬生藩 2村 ●菅ノ谷村、●平塚村
その他 寺社領 1村 ●結城寺村
  • 慶応4年6月27日1868年8月15日) - 結城藩領以外の全域と、結城藩領のうち林村、作ノ谷村、上成村、武井村が常陸知県事の管轄となる。
  • 明治初年に小森新田が小森村へ、中村新田が中村へそれぞれ編入。水口村から水口新田が分立。(1町50村)
  • 明治2年2月9日1869年3月21日) - 常陸知県事の管轄地域に若森県を設置。
  • 明治4年
  • 1873年(明治6年)6月15日 - 印旛県が木更津県と統合して千葉県が発足。
  • 1875年(明治8年)5月7日 - 千葉県管下の下総国のうち利根川以北の区域が茨城県に移管。
  • 1878年(明治11年)
    • 12月2日 - 郡区町村編制法の茨城県での施行により、行政区画としての結城郡が発足。豊田郡本宗道村に設置された「結城豊田岡田郡役所」が管轄。
    • 徳右衛門新田・善左衛門新田が合併して下小川村となる。(1町49村)
  • 1881年(明治14年) - 江口新田が江口村に改称。
  • 1882年(明治15年) - 大山新田が大山村に改称。
  • 1885年(明治18年) - 結城寺村が上山川村に編入。(1町48村)
  • 1886年(明治19年) - 作野谷村が結城町に編入。(1町47村)

町村制以降の沿革[編集]

1.結城町 2.絹川村 3.上山川村 4.江川村 5.山川村 6.中結城村 7.下結城村 8.名崎村 11.安静村 12.大形村 13.岡田村 14.飯沼村 15.菅原村 16.大花羽村 17.豊岡村 21.西豊田村 22.豊加美村 23.総上村 24.宗道村 25.蚕飼村 26.豊田村 27.石下村 28.玉村 29.五箇村 30.三妻村 31.大生村 32.水海道町 (桃:結城市 紫:古河市 赤:八千代町 橙:常総市 黄:下妻市)
  • 1889年(明治22年)
    • 3月31日 - 下記の町村の統合が行われる。(1町7村)
      • 結城町 ← 結城町、大谷瀬村、五助村、小田林村(現結城市)
      • 絹川村 ← 久保田村、小森村、中村、鹿窪村、林村(現結城市)
      • 上山川村 ← 矢畑村、上山川村(現結城市)
      • 江川村 ← 田間村、上成村、武井宿、北南茂呂村、東茂呂村、七五三場村、大木町、大町新田(現結城市)
      • 山川村 ← 山王村、芳ヶ崎村、古宿新田、浜野辺村、水海道村、今宿村、新宿村、新宿新田、粕礼村、善右衛門新田(現結城市)
      • 中結城村 ← 佐野村、兵庫新田、菅ノ谷村、大山村、下山川村、粕礼新田、塩本村、瀬戸井村(現八千代町)
      • 下結城村 ← 水口村、平塚村、松本村、大戸新田(現八千代町)
      • 名崎村 ← 恩名村、江口村、尾崎村、尾崎新田、長左衛門新田、成田新田、水口新田(現古河市)
    • 4月1日 - 上記1町7村が町村制を施行。
  • 1896年(明治29年)
  • 1897年(明治30年)8月24日 - 石下村が町制施行し石下町となる。(3町24村)
  • 1923年大正12年)4月1日 - 郡会が廃止。郡役所は存続。
  • 1926年(大正15年)7月1日 - 郡役所が廃止。以降は地域区分名称となる。
  • 1954年(昭和29年)
    • 3月14日 - 山川村が結城町に編入。(3町23村)
    • 3月15日 - 結城町が絹川村・江川村・上山川村を編入・市制施行し、結城市となり郡より離脱。(2町20村)
    • 6月1日 - 総上村・豊加美村が真壁郡下妻町に編入。下妻町は同日市制施行し下妻市となる。(2町18村)
    • 7月10日 - 水海道町が豊岡村・菅原村・大花羽村・三妻村・五箇村・大生村および北相馬郡坂手村を編入・市制施行し、水海道市となり郡より離脱。(1町12村)
    • 10月1日(1町8村)
      • 玉村の一部が宗道村に編入。
      • 石下町・豊田村・岡田村・飯沼村および玉村の残部が合併し、改めて石下町が発足。
  • 1955年(昭和30年)1月1日(1町3村)
    • 宗道村・蚕飼村・大形村が合併し、千代川村が発足。
    • 西豊田村・中結城村・安静村・下結城村および真壁郡川西村が合併し、八千代村が発足。
  • 1955年2月11日 - 名崎村・猿島郡幸島村八俣村が合併し、猿島郡三和村(現古河市)が発足、郡より離脱。(1町2村)
  • 1972年(昭和47年)2月1日 - 八千代村が町制施行し八千代町となる。(2町1村)
  • 2006年平成18年)1月1日(1町)
    • 千代川村が下妻市に編入。
    • 石下町が水海道市に編入。水海道市は同日改称し常総市となる。

変遷表[編集]

参考文献[編集]

関連項目[編集]