常陸大宮市
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
| ひたちおおみやし 常陸大宮市 |
|
|---|---|
| 常陸大宮市旗 常陸大宮市章 | |
| 国 | |
| 地方 | 関東地方 |
| 都道府県 | 茨城県 |
| 団体コード | 08225-2 |
| 面積 | 348.38km² |
| 総人口 | 44,416人 (推計人口、2012年2月1日) |
| 人口密度 | 127人/km² |
| 隣接自治体 | 常陸太田市 那珂市 大子町 城里町 茂木町 那須烏山市 那珂川町 |
| 市の木 | さくら |
| 市の花 | ばら |
| 市の鳥 | かわせみ |
| 常陸大宮市役所 | |
| 所在地 | 〒319-2292 茨城県常陸大宮市中富町3135-6 |
| 外部リンク | 常陸大宮市 |
| 特記事項 | 139.73人/km² |
| ウィキプロジェクト | |
常陸大宮市(ひたちおおみやし)は茨城県の北西部に位置する市。
目次 |
[編集] 概要
2004年10月16日に那珂郡大宮町が、那珂郡山方町、美和村、緒川村、東茨城郡御前山村の4町村を編入合併し、町の名前を常陸大宮町と改めた。同時に市制施行し、常陸大宮市となる。
人口47,808人(男23,297人,女24,511人)、世帯数16,029 ,面積348.38 km²(平成17年国勢調査)。
[編集] 地理
茨城県の北西部にあり、栃木県との県境に接する。 市の南西部を那珂川が、市の東部を久慈川が流れる。また、それぞれの河川に沿って、那珂川沿いには国道123号が、久慈川沿いには国道118号と鉄道が整備されている。 市街地は市の南東部に位置し、それ以外の地域は、集落付近をのぞいて、主に山林が占めている。
[編集] 隣接している自治体
[編集] 歴史
[編集] 沿革
[編集] 市制以前
- 1934年(昭和9年)12月4日 - 水郡線が全線開通。
- 1953年(昭和28年)5月18日 - 国道118号が制定。
- 1963年(昭和38年)4月1日 - 国道123号が制定。
- 1970年(昭和45年)4月1日 - 国道293号が制定。
- 1995年(平成7年) - 道の駅みわが開業。
[編集] 市制以後
- 市制施行の時点で埼玉県大宮市は既に消滅しさいたま市となっていたため守山市や八幡市の前例に倣い「大宮市」を称することも可能であったが、安芸高田市と同様に武蔵大宮の方が知名度が高いとの判断により、旧国名の「常陸」を冠し「常陸大宮」とした。
- 2006年(平成18年)
[編集] 行政区域変遷
- 変遷の年表
| 常陸大宮市市域の変遷(年表) | ||
|---|---|---|
| 年 | 月日 | 現常陸大宮市市域に関連する行政区域変遷 |
| 1889年(明治22年) | 4月1日 | 町村制施行に伴い、以下の町村がそれぞれ発足。[1][2] |
| 1947年(昭和22年) | 9月1日 | 山方村は町制施行し山方町となる。 |
| 1955年(昭和30年) | 2月11日 |
|
| 3月31日 |
|
|
| 7月1日 |
|
|
| 1956年(昭和31年) | 9月29日 | |
| 1958年(昭和33年) | 大宮町は山方町の一部(照田の一部)を編入。 | |
| 2004年(平成16年) | 10月16日 | 大宮町は山方町、美和村、緒川村、御前山村を編入。同日、改称・市制施行して常陸大宮市となる。 |
- 変遷表
| 常陸大宮市市域の変遷表 | |||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1868年 以前 |
明治22年 4月1日 |
明治22年 - 昭和19年 | 昭和20年 - 昭和64年 | 平成元年 - 現在 | 現在 | ||||
| 那珂郡 | 大宮村 | 大宮町 | 大宮町 | 昭和30年3月31日 大宮町 |
平成16年10月16日 常陸大宮市 に市制改称 |
常陸大宮市 | |||
| 八田村 | 玉川村 | 玉川村 | |||||||
| 東野村 | |||||||||
| 若林村 | |||||||||
| 上大賀村 | 大賀村 | 大賀村 | |||||||
| 岩崎村 | |||||||||
| 小祝村 | |||||||||
| 鷹巣村 | |||||||||
| 上岩瀬村 | 上野村 | 上野村 | |||||||
| 下岩瀬村 | |||||||||
| 根本村 | |||||||||
| 泉村 | |||||||||
| 宇留野村 | |||||||||
| 富岡村 | 大場村 | 大場村 | |||||||
| 野上村 | |||||||||
| 小場村 | |||||||||
| 上村田村 | 静村 の一部 |
静村の一部 | |||||||
| 下村田村 | |||||||||
| 石沢村 | |||||||||
| 久慈郡 | 富岡村 | 世喜村 | 世喜村 | ||||||
| 塩原村 | |||||||||
| 辰ノ口村 | |||||||||
| 小倉村 | |||||||||
| 照山村 | 昭和30年3月31日 山方町に編入 |
平成16年10月16日 大宮町に編入 |
|||||||
| 小貫村 | |||||||||
| 諸沢村 | 諸富野村 の一部 |
諸富野村の一部 | 昭和30年2月11日 山方町に編入 |
||||||
| 西野内村 | |||||||||
| 北富田村の一部 | |||||||||
| 久隆村 | 下小川村 の一部 |
下小川村の一部 | 昭和30年3月31日 山方町に編入 |
||||||
| 家和楽村 | |||||||||
| 盛金村の一部 | |||||||||
| 那珂郡 | 山方村 | 山方村 | 山方村 | 昭和22年9月1日 町制 |
|||||
| 野上村 | |||||||||
| 舟生村 | |||||||||
| 長沢村 | 塩田村 | 塩田村' | 昭和30年7月1日 山方町に編入 |
||||||
| 長田村 | |||||||||
| 照田村 | |||||||||
| 昭和30年7月1日 大宮町に編入 |
平成16年10月16日 常陸大宮市 に市制改称 |
||||||||
| 西塩子村 | |||||||||
| 北塩子村 | |||||||||
| 小田野村 | 嶐郷村 | 嶐郷村 | 昭和31年9月29日 檜沢嶐郷村 即日改称 美和村 |
平成16年10月16日 大宮町に編入 |
|||||
| 鷲子村 | |||||||||
| 高部村 | |||||||||
| 上檜沢村 | 檜山村 | 檜山村 | |||||||
| 下檜沢村 | |||||||||
| 氷之沢村 | |||||||||
| 上小瀬村 | 小瀬村 | 小瀬村 | 昭和31年9月29日 緒川村 |
||||||
| 下小瀬村 | |||||||||
| 小玉村 | |||||||||
| 那賀村 | |||||||||
| 国長村 | |||||||||
| 小舟村 | 八里村 | 八里村 | |||||||
| 小瀬沢村 | |||||||||
| 大岩村 | |||||||||
| 油河内村 | |||||||||
| 松之草村 | |||||||||
| 吉丸村 | |||||||||
| 入本郷村 | |||||||||
| 千田村 | |||||||||
| 長倉村 | 長倉村 | 長倉村 | 昭和31年9月29日 御前山村 |
||||||
| 野田村 | |||||||||
| 金井村 | |||||||||
| 秋田村 | |||||||||
| 中居村 | |||||||||
| 野口村 | 野口村 | 野口村 | 昭和30年2月11日 御前山村 |
||||||
| 野口平村 | |||||||||
| 門井村 | |||||||||
| 茨城郡 (東茨城郡) |
上伊勢畑村 | 伊勢畑村 | 伊勢畑村 | ||||||
| 下伊勢畑村 | |||||||||
| 檜山村 | |||||||||
[編集] 人口
| 常陸大宮市と全国の年齢別人口分布(2005年) | 常陸大宮市の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||
|
■紫色 ― 常陸大宮市
■緑色 ― 日本全国 |
■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性 |
|||||||||||||||||||||||||||
常陸大宮市(に該当する地域)の人口の推移
|
||||||||||||||||||||||||||||
| 総務省統計局 / 国勢調査 | ||||||||||||||||||||||||||||
[編集] 行政
- 歴代市長
- 初代 矢数浩(大宮町長として1988年4月23日-2004年10月15日、常陸大宮市長として2004年10月16日-2008年4月22日)
- 主な政策
- 市内の交通環境の改善を図るため、2006年7月19日より無料の市民バスを運行している。
- 市民の立場に立ったサービスを行うため、2008年10月1日、市役所に「すぐ対応課」が設置された。
[編集] 市議会
[編集] 経済
[編集] 産業
第一次産業が中心である。
比較的規模の大きな商業店舗は市の南東部の国道118号バイパス沿いに集中している。
- ジャスコPSRLO(ピサーロ)ショッピングセンター:ジャスコ常陸大宮店を中心とした市内最大のショッピングセンター。
- 水戸北部中核工業団地
[編集] 地域
常陸大宮市は茨城県の中でも特に面積が広い。 そのため、旧町村をベースに市内を大宮、山方、美和、緒川、御前山の5つの地域に分けている。 各地域には市役所もしくはそれに準ずる総合支所が置かれている。
- 大宮地域:市の南東部。旧大宮町。市役所がある。
- 山方地域:市の北東部。旧山方町。山方総合支所が置かれている。
- 美和地域:市の北西部。旧美和村。美和総合支所が置かれている。
- 緒川地域:市の西部。旧緒川村。緒川総合支所が置かれている。
- 御前山地域:市の南西部。旧御前山村。御前山総合支所が置かれている。
[編集] 教育
|
|
|
|
|
[編集] 交通
[編集] 鉄道
[編集] 道路
[編集] 高速バス
[編集] 一般路線バス
[編集] 名所・旧跡・観光スポット
[編集] 名所・旧跡
- 甲神社(祇園祭り)
- 鷲子山上神社(茨城県・栃木県の県境に位置する神社)
- 現在は、栃木県、茨城県の指定文化財
- 水戸光圀公が立ち寄り、休憩された部屋が残っている(要予約)
- 松之草村小八兵衛とその妻の墓
- 実在した盗賊とその妻の墓であるが、テレビドラマ水戸黄門の登場人物として有名な風車の弥七のモデルは小八兵衛であるという地元住民の思い込みにより観光スポットにされたもの(弥七のキャラクターの考案者は、小八兵衛の存在を知らなかった)。
- 三浦杉
- 吉田八幡神社内にある2本の杉
- 樹齢850年以上、樹高58m、幹の周囲10m
- 茨城県天然記念物
- 宇留野公園
- 桜と梅の名所
- 花立自然公園
- 天文台「美スター」、アスレチック施設「スペースアスレランド」、バーベキュー施設がある。
- 園内には宿泊施設「ログキャビン」がある。
- 久慈川
- 那珂川
[編集] 観光スポット
- 大宮地域
- 辰ノ口親水公園 (あじさい祭り) 辰ノ口堰 展望台
- 西部総合公園人工芝ゲレンデ(長さ100m、最大傾斜度20度)利用料:無料
- 山方地域
- 美和地域
- 緒川地域
- 御前山地域
[編集] 祭事・催事・施設
[編集] 祭事・催事
- 大宮地域
- 常陸国YOSAKOI 5月20日前後の土日に開催(常陸大宮会場は日曜日開催・ロゼホール)
- ふるさと祭りおおみやふれあい広場:11月3日(西部総合公園多目的グラウンド)
- 祇園祭
- 久慈川灯ろう流し(富岡橋)
- 山方地域
- 山方宿ふれあいまつり(清流公園)
- 山方宿芋煮会(清流公園)
- 美和地域
- 花立山星まつり(花立自然公園)
- 美和ふるさと祭り(美和運動公園)
- 緒川地域
- やすらぎの里さくらまつり(やすらぎの里公園)
- 御前山地域
- 長倉七夕まつり(長倉宿どおり)
- 御前山納涼花火大会(那珂川大橋)
[編集] パワースポット
常陸大宮市には断層が複雑にぶつかり合う地点が多く、断層同士の地磁気が打ち消しあうことによって「ゼロ磁場」と呼ばれる状態になった土地が数多く存在すると考えられる。「ゼロ磁場」は風水学上では大地の気が吹き上がる場所(龍穴)とされている。また、神社や御城などの史跡が建てられる場所は、気の力が溜まる龍穴となっている場合があり(これらを建立する際に無意識のうちに龍穴が選ばれていると考えられている)、これらの史跡にも気の力が宿っていると考えられる。龍穴は現代ではパワースポットと呼ばれ、癒しやリラックス効果が得られる場所として注目されている 。
[編集] 公共施設
- 常陸大宮市文化センターロゼホール:美しい外観を持つ市内唯一の文化センター。大ホールと小ホールがある。大ホールの天井に音響反射板を設置するなど、音にこだわった作りで評判が良い。
- 常陸大宮市立図書情報館:市内最大の図書館。ロゼホールと図書情報館は建物として一体化しており、緩やかなカーブを描くガラスのカーテンウォールが美しい。
- 西部総合公園・体育館・テニスコート・グランド・人工芝ゲレンデ
- 大宮運動公園・市民球場・市民プール
[編集] 日帰り温泉
[編集] 出身有名人
- 白石美帆(タレント、女優)
- 田口昌徳(元プロ野球選手)
- 大所美弥(フリーアナウンサー)
- 高野守(衆議院議員、民主党)
- 粕谷新五郎(壬生浪士)
- 香川敬三(勤皇志士、近藤勇を捕縛した人物)
- 矢数道明(医学者)
- 雪村(室町時代後期の、水墨画家)
- 中島藤右衛門(粉コンニャクの発明者)
- NIKIIE(シンガーソングライター)
[編集] 脚注
- ^ 大宮町史編さん委員会編 『大宮町史』、大宮町、1977年より
- ^ 角川日本地名大辞典編纂委員会『角川日本地名大辞典 8 茨城県』、角川書店、1983年 ISBN 4040010809より
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
|
||||||||||||||||||||||||||