山口市

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やまぐちし
山口市
Yamaguchi montage.jpg
左上:山口サビエル記念聖堂、右上:山口県政資料館
左中:瑠璃光寺、右中:県庁から望む山口市街
下:KDDI山口衛星通信センター
山口市旗 山口市章
山口市旗 山口市章
日本の旗 日本
地方 中国地方
山陽地方山陰地方
中国・四国地方
都道府県 山口県
団体コード 35203-9
面積 1,023.31km²
総人口 194,921
推計人口、2014年11月1日)
人口密度 190人/km²
隣接自治体 周南市美祢市宇部市防府市萩市
島根県鹿足郡津和野町吉賀町
市の木 イチョウ
市の花 菜の花
市の花木 サクラ
山口市役所
所在地 753-8650
山口県山口市亀山町2番1号
北緯34度10分40.9秒東経131度28分25.6秒座標: 北緯34度10分40.9秒 東経131度28分25.6秒
山口市役所
外部リンク 山口市

山口市位置図

― 市 / ― 町

特記事項 市章は2006年平成18年)10月1日制定
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山口市(やまぐちし)は、中国地方西部(九州・山口地方北東部)の山口県県庁所在地である。

概要[編集]

山口県庁舎から望む山口市街地

県庁所在地でありながら、県内における経済的な吸引力では港湾都市として栄えた下関市、あるいは重化学工業で栄えた宇部市周南市岩国市などに劣り、関門都市圏広島都市圏に挟まれた谷間の地域ともいえる。隣接する防府市と共に都市雇用圏である山口都市圏を構成するが、特に徳地地区(旧徳地町)や秋穂地区(旧秋穂町)は防府市との交流が多く、また阿知須地区(旧阿知須町)はもともと宇部都市圏であることもあり宇部市と密接な関係を持つ。このように、山口市はブラジルブラジリアオーストラリアキャンベラ、旧西ドイツ時代のボンや、アメリカ合衆国の多くの州都のように政治・行政・文化に特化した都市であり、日本国内においてこのように行政に特化した県庁所在地は他府県に存在しない。

現在の山口市は3代目に当たり、旧・山口市と旧・小郡町、旧・阿知須町は、戦前に一度合併したのちに再び分離し、平成の大合併で再度合併をしている。2005年(平成17年)10月1日に合併する直前まで人口が約14万人に過ぎず、下関市、宇部市、周南市に次ぐ県内第4の都市であった。現在でも人口規模は20万人に満たず、県内では下関市に次ぐ存在である[注釈 1]が、合併によって市域面積は県内最大となっており、人口密度は県内19市町中12位の194.8人/km²である[1]

湯田温泉周辺や山口県庁等が所在する地域を含む旧来からの山口市街地は、東西の主要幹線のひとつである山陽本線ではなく、山口線沿線にある。山陽本線にあたる路線を建設した山陽鉄道は、1888年(明治21年)1月に神戸 - 赤間関(現・下関)間の鉄道建設免許を受けたが、1892年(明治25年)7月時点で広島以西の経由地は未決定であった[2]。山陽鉄道は当初から、山口を経由せず徳山 - 三田尻(現・防府) - 小郡(現・新山口)を経由する現在線に近い海岸線ルートの認可を申請したのに対し、参謀本部が山口などを経由する山間線を主張した[2]。この山間線は、五日市付近より山間部に入り須々万や伊佐(現在の美祢駅付近)等を経由して海岸付近を一切通らず赤間関に至るもので、山陽鉄道が申請した海岸線ルートとは大きく異なるものである[2]。最終的には参謀本部の提案した山間線は経済的問題を解決できず、赤間関付近の危険箇所等を修正して概ね当初の海岸線ルートに敷設許可が下りた[2]。なお、大歳地区の自治会組織である大歳自治振興会が発行した郷土誌『郷土大歳のあゆみ』では、山陽本線は当初三田尻から山口を経由して小郡に向かう計画であったものを、銭湯小路の宿主が「宿場町が寂れるから」と反対し断念させたなどとしているが、これらは学術的検証を経たものではない[3]

地理[編集]

山口湾に注ぐ椹野川

山口県のほぼ中央に位置しており、市域は南北に長く南端は瀬戸内海(山口湾)に面し、北端は島根県と接する。道路網が整備されていることから、県内のほぼ全域から1時間30分以内で到達することが出来る。山口盆地の中央を南北に椹野川が貫き、その両岸に市街地が形成されている。

気候[編集]

市の中・南部域は瀬戸内海式気候のため比較的温暖・少雨であるものの、北部域は中国山地の南西端となっており、寒暖の差が激しい。

山口の気候
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
平均最高気温 °C (°F) 9.2
(48.6)
10.4
(50.7)
13.9
(57)
19.7
(67.5)
24.2
(75.6)
27.2
(81)
30.7
(87.3)
32.1
(89.8)
28.3
(82.9)
23.1
(73.6)
17.3
(63.1)
11.9
(53.4)
20.67
(69.21)
平均最低気温 °C (°F) 0.2
(32.4)
0.9
(33.6)
3.5
(38.3)
8.3
(46.9)
13.3
(55.9)
18.3
(64.9)
22.7
(72.9)
23.5
(74.3)
19.4
(66.9)
12.5
(54.5)
6.8
(44.2)
2.2
(36)
10.97
(51.73)
降水量 mm (inch) 72.3
(2.846)
84.6
(3.331)
153.6
(6.047)
172.1
(6.776)
200.7
(7.902)
306.4
(12.063)
323.2
(12.724)
171.8
(6.764)
181.8
(7.157)
79.5
(3.13)
82.1
(3.232)
58.7
(2.311)
1,886.8
(74.283)
降雪量 cm (inch) 10
(3.9)
7
(2.8)
2
(0.8)
3
(1.2)
23
(9.1)
平均月間日照時間 119.0 124.6 153.2 182.2 196.9 153.1 160.9 197.7 158.2 176.3 143.2 129.6 1,894.9
出典: 気象庁
徳佐(旧阿東町)の気候
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
平均最高気温 °C (°F) 6.2
(43.2)
7.5
(45.5)
11.6
(52.9)
17.9
(64.2)
22.5
(72.5)
25.5
(77.9)
28.7
(83.7)
30.0
(86)
26.0
(78.8)
20.6
(69.1)
14.9
(58.8)
9.2
(48.6)
18.38
(65.1)
平均最低気温 °C (°F) −2.4
(27.7)
−2.1
(28.2)
0.5
(32.9)
5.4
(41.7)
10.7
(51.3)
15.8
(60.4)
20.4
(68.7)
20.8
(69.4)
16.4
(61.5)
9.8
(49.6)
3.6
(38.5)
−0.6
(30.9)
8.19
(46.73)
降水量 mm (inch) 117.3
(4.618)
108.5
(4.272)
150.7
(5.933)
136.9
(5.39)
159.1
(6.264)
254.0
(10)
318.7
(12.547)
180.9
(7.122)
209.4
(8.244)
106.4
(4.189)
102.8
(4.047)
100.9
(3.972)
1,945.6
(76.598)
平均月間日照時間 68.6 90.3 127.8 168.7 181.1 134.9 139.6 169.1 134.8 148.7 111.6 85.2 1,560.4
出典: 気象庁

人口[編集]

山口市の人口は、1955年の国勢調査以降、全国の県庁所在地の中で長らく最下位であった。平成の大合併の動きの中、2005年10月に秋穂町・阿知須町・小郡町・徳地町・山口市が合併し3代目の山口市が誕生したことで、三重県津市の人口を抜いて一時的に最下位ではなくなった。しかし2006年1月1日に津市が周辺9市町村と合併すると再び山口市が最下位となった。その後、2010年1月16日の阿東町との合併で、当時の推計人口ベースで島根県松江市鳥取県鳥取市山梨県甲府市の各都市の人口を抜いたが、2010年の国勢調査では鳥取市と甲府市に抜かれ、松江市も2011年8月1日に東出雲町と合併したため、再び山口市が最下位となった。ただし、2014年2月1日現在の推計人口は、鳥取市を上回っている。

Demography35203.svg
山口市と全国の年齢別人口分布(2005年) 山口市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 山口市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
山口市(に相当する地域)の人口の推移
1970年 160,347人
1975年 164,470人
1980年 173,590人
1985年 183,149人
1990年 187,793人
1995年 193,172人
2000年 197,115人
2005年 199,297人
2010年 196,643人
総務省統計局 国勢調査より

歴史[編集]

南北朝時代の延文5年/正平15年(1360年)に周防国を平定した大内弘世大内氏の本拠地を吉敷郡御堀氷上(現在の山口市大内御堀)から現在の山口市中心部に移したのがルーツとされている[注釈 2]室町時代には大内館が築かれ、日明貿易が行われる。応仁の乱以後には乱を逃れてきた文化人を歓迎したので大内文化、「西の京」として栄え、戦国時代には大内義興大内義隆が市街を整備し栄華を極めた。義興に庇護され後に京へ戻った室町幕府10代・12代将軍足利義尹(義稙)、雪舟フランシスコ・ザビエルなど、この町に縁のある人たちは多い。

天文21年12月9日(1552年12月24日)に山口の宣教師コスメ・デ・トルレスらが、司祭館に日本人信徒を招いてクリスマスの祝を催した。このため、日本のクリスマスの発祥の地は山口である。

大内氏滅亡後、毛利氏の支配のもとで山口奉行が置かれたため、山口は防長二国における政治的中心地となった。関ヶ原の戦いののち、防長二国に減封された毛利輝元に居城(萩城)を構えたため、山口の政治的中心性は一旦消滅することとなった。

江戸時代の間、吉敷毛利家の領地となり萩と三田尻(現在の防府市中心部)を結ぶ萩往還の中継地として栄えた。幕末になると、長州藩は藩庁を萩から山口へ移すことになり、山口はふたたび防長二国の政治的中心地となった。山口に移された藩庁は山口政事堂と呼ばれ、長州藩における討幕運動の拠点となった。

明治に入ると廃藩置県が実施され、長州(山口)藩庁は山口県庁にそのまま移行した。一時期県庁移転が提起されたこともあったにもかかわらず、実現には至らず。山口は山口県成立から現在に至るまでそのまま県政の中心地であり続けている。

一方、長州藩の藩校である明倫館は藩庁移転に伴って萩から山口に移転、旧制山口高などを経て、現在の山口大学へとつながっている。山口大学は1973年に平川へ移転完了したが、旧亀山校地(山口明倫館跡地)にはパークロード(県道203号)を中心に県立図書館県立博物館県立美術館が整備され、周辺一帯は山口県~殊に山口市民~における文化・教育の一大拠点をなしているといえる。

合併と分割の変遷[編集]

合併後の住所表記[編集]

2005年10月1日合併以降、および2010年1月16日以降の旧阿東町域の住所表記は以下の通りとなる。

  • 旧山口市は従前のとおり(ただし「大字」は付けない)。
  • 旧5町は「○○郡××町△△」→「山口市××△△」とする(「大字」があった場合は外す)。
  • 山口県流通センターには「小郡」をつけない。
  • -例-
    • 山口県山口市亀山町 → 山口県山口市亀山町
    • 山口県山口市大字仁保中郷 → 山口県山口市仁保中郷
    • 山口県佐波郡徳地町大字堀1111番地1 → 山口県山口市徳地堀1111番地1
    • 山口県吉敷郡秋穂東1111番地1 → 山口県山口市秋穂東1111番地1
    • 山口県吉敷郡小郡町大字下郷1111番地1 → 山口県山口市小郡下郷1111番地1
    • 山口県吉敷郡阿知須1111番地1 → 山口県山口市阿知須1111番地1
    • 山口県阿武郡阿東町大字徳佐中1111番地1 → 山口県山口市阿東徳佐中1111番地1

市外局番[編集]

市外局番は、083。MAが複数あるため、旧徳地(0835区域)・阿知須(0836区域)両町域を除き、2013年12月1日から統一されている。

旧山口市域は、おもに083-9xxが使われている。

行政[編集]

市長[編集]

  • 渡辺純忠(わたなべ・すみただ)
    • 旧山口市助役。2005年(平成17年)の合併に伴う初の市長選で隣接する防府市との合併を訴え、旧山口市長の合志栄一を破り初当選。現在3期目(任期は2017年11月12日まで)。
      山口県職員で、県退職時は水産部長。

財産区[編集]

宮野地区(旧宮野村)には財産区である「宮野財産区」がある。これは旧山口市が旧宮野村と合併する際、旧宮野村有林の伐採益を宮野地区に限定して使うことを法制上確約したものである。実際に旧村有林の伐採益は山口市立宮野小学校の補修など宮野地区のために限定して使われている。財産区は特別地方公共団体の一種であり、地方自治法で定める議会が設置され、議員は公職選挙法に従って選挙されている(ただし無投票が続いている)。

市庁舎[編集]

本庁である山口市役所の他、2005年の新設合併前の市町村域を単位として「総合支所」が設けられている(山口市役所本所内にも「山口総合支所」が設けられている)。また、公民館である「地域交流センター」の大半に行政窓口(市役所出張所相当)を設けている。

公的機関[編集]

ホール
美術館・博物館
図書館
山口県警察
山口市消防本部
  • 中央消防署、南消防署、阿東消防署
国の機関
山口農政事務所統計部、山口農政事務所、山口統計情報事務所
自衛隊

立法[編集]

市議会[編集]

  • 定数:34名
  • 任期:2014年(平成26年)5月1日 - 2018年(平成30年)4月30日
  • 議長:俵田祐児 (県央創造清風会)
  • 副議長:原真也 (県央創造維新会)
会派名 議席数 議員名(◎は代表者)
県央創造清風会 10 ◎重見秀和、泉裕樹、入江幸江、倉重浩、藏成幹也、小林訓二、瀧川勉、俵田祐児、馬越帝介、山本貴広
県央創造維新会 9 ◎坂井芳浩、氏永東光、田中勇、冨田正朗、中野光昭、野村幹男、原真也、宮川英之、山下宏
公明党 4 ◎村上満典、桜森順一、其原義信、山本敏昭
自民クラブ 4 ◎伊藤斉、有田敦、伊藤青波、右田芳雄
日本共産党 3 ◎西村芳和、大田たける、尾上頼子
市民クラブ 3 ◎小田村克彦、須子藤吉朗、部谷翔大
村田力の会 1 村田力
34

窃盗容疑で逮捕された後、覚せい剤取締法違反(使用)の疑いで再逮捕された沢田正之市議が、2014年7月11日に辞職[5]公職選挙法では、選挙から3か月以内に欠員が出た場合、次点の候補が繰り上げ当選する。そのため2014年4月27日の市議選で次点だった部谷翔大が繰り上げ当選となった。[6]

山口県議会[編集]

  • 定数:6名
  • 任期:2011年(平成23年)4月30日 - 2015年(平成27年)4月29日
議員名 会派名 備考
藤生通陽 自由民主党 秋穂町
松永卓 自由民主党
合志栄一 新政クラブ 元山口市長
西嶋裕作 民主・連合の会
末貞伴治郎 自由民主党新生会
吉田充宏 自由民主党

国政選挙[編集]

衆議院小選挙区では、旧阿東町域を除いて、周南市(旧徳山市・新南陽市・鹿野町域)、防府市と共に山口県第1区を構成する。 旧阿東町域は山口県第3区に含まれる。

司法[編集]

(管轄地:山口市(旧山口市,旧吉敷郡秋穂町小郡町阿知須町,旧阿武郡阿東町)・美祢市(旧美祢郡美東町秋芳町))
(管轄地:山口市(旧山口市・旧吉敷郡秋穂町,小郡町,阿知須町・旧阿武郡阿東町)・美祢市(旧美祢郡美東町,秋芳町))
(管轄地:山口市(旧山口市・旧吉敷郡秋穂町,小郡町,阿知須町・旧阿武郡阿東町)・美祢市(旧美祢郡美東町,秋芳町))

産業[編集]

新山口駅南側の市街地

山口市は県庁所在地ではあるものの、その他の主たる産業は、公共施設や公共事業等を除くと、後述する観光業と流通業程度で、日本では数少ない行政都市に特化した印象が強い。

小郡地区(旧小郡町)は道路網や鉄道網が新山口駅を中心として四方へ広がっており県央地域の交通拠点となっている。このため、同地区では小郡町時代から全国企業の山口県統括担当となる支店や営業所等が町の規模の割には多く設置されていた。最近は、公共事業による道路整備等に伴いその傾向が強まっている。当地は商業、特に流通業が発展が特徴的である。また、宇部市を中心とした宇部都市圏を主な商圏とする阿知須地区(旧阿知須町)が市内にあることもあり、山口市の年間商品販売額は山口県内第1位である(2006年度)[7]

漁業[編集]

瀬戸内海に面した地域に複数の漁港が存在する。また、椹野川では内水面漁業が盛んで、鮎の養殖などが行われている。

  • 秋穂漁港
  • 相原漁港
  • 阿知須漁港
  • 山口漁港

商業[編集]

山口駅周辺に山口市中心商店街が広がる。湯田温泉は山口市の歓楽街でもあり、宿泊施設も多い。山口駅周辺の商店街内には百貨店の山口井筒屋(旧ちまきや)が存在することもあり、一定の集客力を持つが、商店街でもう一つの核となっていたダイエー山口店が閉店(現在は跡地に生活協同組合コープやまぐちが出店)したほか、市内の郊外や同一商圏内の近隣都市に広い駐車場を備えた大型ショッピングセンター(大内地区のゆめタウン山口ザ・ビッグ大内店、平川地区のフジグラン山口ハイパーモールメルクス山口、小郡地区のイオンタウン小郡防府市イオン防府店等)が林立したこともあり、最盛期に比べ衰退傾向にある。

一方、市内の阿知須地区にも旧阿知須町時代に地元商業者が中心となって開業させた大型ショッピングセンター「サンパークあじす」があるが、先述の通り同地区は隣接する宇部市を中心とした宇部都市圏および小郡地区が主な商圏であるため、中心部の商業への影響は少ない。

観光業[編集]

観光業は山口市の主要産業のひとつであり、2011年度に市内を訪れた観光客数は4,284,090人である[8]。市内の主な観光地については、後述の「観光」節を参照。

市内に本社を置く主な企業[編集]

金融機関[編集]

山口市は都道府県庁所在地で唯一銀行の本店が存在せず(地方銀行の山口銀行下関市に、第二地方銀行の西京銀行周南市に本店を置く)、都市銀行の支店もみずほ銀行山口支店が存在するのみであり、日本銀行の支店も下関市に置かれている。かつての第百十国立銀行(山口銀行の前身の一つ)は山口市にて設立されたものの、普通銀行転換前に下関市に移転している。

小郡支店、大正町出張所、秋穂支店、阿知須支店、嘉川支店、山口支店、県庁内支店、米屋町出張所、西門前出張所、湯田支店、徳佐支店、堀支店、吉敷支店、大内支店
山口支店、小郡支店、県庁支店、湯田支店、ゆめタウン山口出張所、阿知須出張所
  • 萩山口信用金庫 
本店、竪小路支店、湯田支店、中市支店、大歳支店、大内支店、平川支店、宮野支店、吉敷支店、御堀支店、小郡支店
小郡支店、阿知須支店、嘉川支店、秋穂支店、上郷支店、山口支店、山口大学前支店、ひめ山支店、徳佐支店
本所、県庁内支所
  • 防府とくぢ農業協同組合 
出雲支所、島地支所、八坂支所
  • 山口中央農業協同組合 
小鯖支所、大内支所、宮野支所、山口支所、吉敷支所、大歳支所、平川支所、陶支所、鋳銭司支所、
名田島支所、二島支所、嘉川支所、佐山支所、秋穂支所、秋穂大海支所、仁保支所、阿東支所、阿東生雲支所、
阿東嘉年支所、阿東篠生支所、阿東地福支所、小郡支所、小郡上郷支所、本所

日本郵政グループ[編集]

  • 山口湯田郵便局
  • 山口中讃井郵便局
  • 山口中市郵便局
  • 山口中央郵便局市役所内分室
  • 山口吉敷郵便局
  • 山口宮野郵便局
  • 山口平川郵便局
  • 山口後河原郵便局
  • 山口桜畠郵便局
  • 山口中央郵便局県庁内分室
  • 山口神田郵便局
  • 山口金古曽郵便局
  • 仁保郵便局
  • 小鯖郵便局
  • 名田島郵便局
  • 嘉川郵便局
  • 大内郵便局
  • 佐山郵便局
  • 御堀郵便局
  • 深溝郵便局
  • 小郡新町郵便局
  • 小郡郵便局
  • 小郡大正町郵便局
  • 小郡黄金町郵便局
  • 八坂郵便局
  • 堀郵便局
  • 島地郵便局
  • 大原郵便局
  • 串郵便局
  • 大歳郵便局
  • 二島郵便局
  • 秋穂郵便局
  • 大海郵便局
  • 鋳銭司郵便局
  • 阿知須郵便局
  • 山口大学内簡易郵便局
  • 山口流通センター簡易郵便局
  • 山口陶簡易郵便局
  • 河内神簡易郵便局
  • 引谷簡易郵便局
  • 船路簡易郵便局


姉妹都市・提携都市[編集]

国内[編集]

国内に姉妹都市提携している都市はないが、以下のグループに所属している。

雪舟サミット
参加自治体:山口市岡山県総社市、岡山県芳井町(現・井原市)、島根県益田市福岡県川崎町大分県大野町(現・豊後大野市
東大寺サミット
参加自治体:宮城県涌谷町愛知県渥美町(現・田原市)、福井県小浜市三重県大山田村(現・伊賀市)、三重県名張市滋賀県信楽町(現・甲賀市)、奈良県奈良市
大阪府美原町(現・堺市)、兵庫県小野市山口県防府市、山口県美東町(現・美祢市)、山口県小郡町徳地町(現・山口市)、福岡県太宰府市大分県宇佐市
全国京都会議
参加自治体は、小京都#全国京都会議加盟自治体を参照。

海外[編集]

メディア[編集]

県庁所在地ということもあり、県域エリアを対象とする例のなかでは山口市に本拠地を置く場合が多い傾向は認められる。一方で他の県内主要都市の周南市に本社を持つ山口放送などもあり、多くの都道府県にみられるほどの集積はしてはいない。また、山口市に本拠地を置く県域新聞社は存在せず、(山口新聞を発行するみなと山口合同新聞社福岡県と接する下関市に本社があり山口市には支社が設置されているのみである)。

放送局[編集]

県域放送局
通信

山口県は特殊な電波事情ゆえ、同一県内でも東部と西部では受信できる周辺県域局が異なる。山口市の場合、福岡県と場所によっては鳥取県島根県および大分県の放送が受信できる場合がある[要出典]。またテレビ情報誌や新聞全国紙の番組表でもその実情に合わせて収録している(山口県・テレビ県域局参照)。なお、山口ケーブルビジョンではフジ、テレビ東京系の区域外再放送がそれぞれ行われており、加入率は70%を越えている[10]

新聞社・通信社[編集]

新聞社
通信社
 :

その他[編集]

教育[編集]

大学・短期大学[編集]

国公立
私立


高等学校[編集]

公立
私立


中学校[編集]

国立
市立
  • 潟上中学校(かたがみ)
  • 二島中学校(ふたじま)
  • 川西中学校(かわにし)
  • 小郡中学校(おごおり)
  • 秋穂中学校(あいお)
  • 阿知須中学校(あじす)
  • 徳地中学校(とくぢ)
  • 阿東中学校(あとう)
  • 阿東東中学校(あとうひがし)


私立

小学校[編集]

右肩に*の付く学校は、制服または標準服の指定校。
国立
市立
  • 仁保小学校*(にほ)
  • 小鯖小学校*(おさば)
  • 大内小学校*(おおうち)
    • 氷上分室(ひかみ)
  • 大内南小学校(おおうちみなみ)
  • 宮野小学校*(みやの)
  • 大殿小学校(おおどの)
  • 白石小学校(しらいし)
  • 湯田小学校*(ゆだ)
  • 良城小学校*(りょうじょう)
  • 平川小学校*(ひらかわ)
  • 大歳小学校*(おおとし)
  • 陶小学校*(すえ)
  • 鋳銭司小学校*(すぜんじ)
  • 名田島小学校*(なたじま)
  • 二島小学校*(ふたじま)
  • 嘉川小学校*(かがわ)
  • 興進小学校*(こうしん)
  • 佐山小学校*(さやま)
  • 上郷小学校*(かみごう)
  • 小郡小学校(おごおり)
  • 小郡南小学校*(おごおりみなみ)
  • 秋穂小学校*(あいお)
  • 大海小学校*(おおみ)
  • 阿知須小学校*(あじす)
  • 井関小学校*(いせき)
  • 中央小学校*(ちゅうおう)
  • 島地小学校*(しまじ)
  • 串小学校*(くし)
  • 八坂小学校(やさか)
  • 柚野木小学校*(ゆのき)
  • 生雲小学校*(いくも)
  • さくら小学校*
  • 徳佐小学校(とくさ)
  • 嘉年小学校*(かね)


幼稚園・保育園[編集]

国立
市立
  • 仁保幼稚園
  • 小鯖幼稚園
  • 大内幼稚園
  • 宮野幼稚園
  • 吉敷幼稚園
  • 平川幼稚園
  • 鋳銭司幼稚園
  • 名田島幼稚園
  • 二島幼稚園
  • 秋穂幼稚園
  • 山口保育園
  • 東山保育園
  • 大内保育園
  • 陶保育園
  • 楠木保育園
  • 三の宮保育園
  • 山口第二保育園
  • 小郡上郷保育園
  • 小郡乳児保育園
  • 小郡保育園
  • 黒潟保育園
  • あじす保育園
  • 堀保育園
  • 八坂保育園
  • 地福保育園
  • 篠生保育園
  • 生雲保育園
  • 徳佐保育園
私立
  • 旭幼稚園
  • 亀山幼稚園
  • 西園寺幼稚園
  • 菅内幼稚園
  • 野田学園幼稚園
  • 明星幼稚園
  • 山口天使幼稚園
  • 山口中央幼稚園
  • 湯田幼稚園
  • 阿知須幼稚園
  • 小郡幼稚園
  • 山口県鴻城高等学校附属幼稚園
  • おおとり保育園
  • 大内光輪保育園
  • 嘉川保育園
  • さやま保育園
  • はあもにい保育園
  • ひかり園
  • 第二ひかり園
  • 三つ葉保育園
  • たんぽぽ保育園
  • 秋穂保育園
  • 大海保育園
  • 島地保育園
  • 花尾保育園


特別支援学校[編集]

国立
公立

専修学校・各種学校[編集]

私立
  • 山口コア学園
    • 山口インフォメーション・カレッジ
    • 山口コ・メディカル学園
  • YIC公務員専門学校(旧:山口情報ビジネス専門学校新山口校) - YICグループの系列校
  • 山口調理師専門学校

児童自立支援施設[編集]

公立

交通[編集]

鉄道[編集]

市の中心駅は山口駅であるが、山口市では新山口駅周辺を産業交流拠点と位置づけ新山口駅ターミナルパーク整備事業を進めており、2016年度までの完成を目指している[11]

西日本旅客鉄道(JR西日本)

空港[編集]

最寄りの空港は山口宇部空港である。新山口駅などから連絡バスが運行されているが、同空港の駐車場は時間・日数に関係なく無料であることから、自家用車で乗り入れる利用者も多い[要出典]

路線バス[編集]

市内では以下の路線バス、高速路線バスが運行されている。

防長交通
長年にわたり新山口駅と秋芳洞を結ぶ路線や新山口駅と萩市を結ぶ路線を運行しており、新山口駅 - 東萩駅の特急バス「はぎ号」も運行している。
1999年に廃止された山口市交通局(山口市営バス)から路線・車両を譲り受け、同局が運行していた平成の大合併以前からの山口市域各地や旧小郡町域、旧秋穂町域の市内路線バスを運行している。山口市が運行する山口市コミュニティバスの運行を委託されている。
山口市と山口宇部空港を結ぶ路線バスを中国ジェイアールバスと共同運行している。
高速バスとして、東京都と山口市を結ぶ夜行高速バス「萩エクスプレス」、京都市大阪市神戸市と山口市を結ぶ夜行高速バス「カルスト号」を運行する。
中国ジェイアールバス
防長線と秋吉線の2路線がある。防長線は山口市中心部と萩市を結ぶ路線と山口市中心部と防府市を結ぶ路線があり、前者には特急便の「はぎ号」が設定されている。防長交通の「はぎ号」とは経路が異なるが乗車券は共通である。秋吉線は山口駅と美祢市の大田中央・秋芳洞・秋吉・美祢駅を結ぶ。
山口市と山口宇部空港を結ぶ路線バスを防長交通と共同運行している。
宇部市交通局
旧阿知須町域を経て新山口駅と宇部市(宇部新川駅)を結ぶ路線、新山口駅と山口宇部空港を結ぶ路線を運行する。
サンデン交通
山口市中心部と下関市を結ぶ高速バスを運行する。
山口市コミュニティバス
山口市が運行するコミュニティバス。防長交通に運行を委託している。
O.T.Bライナー
東京都と福岡市を結ぶ夜行高速バス路線で、新山口駅を経由する。天領バスが運行する。

この他、かつては山口市交通局(山口市営バス)が市内を運行していたが1999年(平成11年)に廃止され、路線を防長交通に譲渡した。また、サンデン交通の夜行高速バス「ふくふく大阪号」が2013年6月30日まで、下関 - 山口線が2014年9月30日までそれぞれ運行されていた。

タクシー[編集]

  • 大隅タクシー
  • 山野タクシー
  • 山口交通
  • スミスハイヤー
  • 中司(なかつか)タクシー
  • 湯田都(ゆだみやこ)タクシー
  • 湯田タクシー
  • フラワータクシー

道路[編集]

高速道路自動車専用道路
嘉川IC - 阿知須IC間は、2012年(平成24年)3月28日より無料開放された[12]
一般国道

観光[編集]

市内にある名所・旧跡[編集]

瑠璃光寺
一の坂川桜並木
山口サビエル記念聖堂
常栄寺雪舟庭
中心市街地周辺(一の坂川沿い・湯田)
旧市周辺部
南部(陶・鋳銭司・嘉川・佐山・小郡・阿知須・秋穂)
北部(仁保・徳地・阿東)

行事・イベント[編集]

名物・特産品[編集]

出身者[編集]

ゆかりの人物
  • 岸信介 - 政治家、第56・57代内閣総理大臣

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 同様に「県庁所在地より規模の多い都市の存在する県」として、福島県福島市<いわき市<郡山市)、群馬県前橋市<高崎市)、静岡県静岡市<浜松市)、三重県津市<四日市市)が挙げられる。
  2. ^ 当時、大内氏が周防国の中心地は防府(佐波郡)であったのにも関わらず、山口(吉敷郡)を選んだ背景として、大内氏が当時南朝の一員として室町幕府と戦っており(後に服従)、瀬戸内海山陽道に面した防府は平時には便利でも戦時の防衛には不向きだったこと、防府周辺にあった周防国の国衙領阿弥陀寺は当時奈良の東大寺の支配下にあり、東大寺の影響力が強い防府に本拠地を置いて同寺と摩擦を起こすことを避けたこと、山口は周囲を山に囲まれた盆地で防府よりも守りやすく、かつ地形が京都に似て四神相応の地とみなされたこと、などが考えられている(藤井崇『鎌倉遺文研究』21号、2008年。改題・改稿「弘世期の分国支配」『室町期大名権力論』同成社、2013年(原論文:「南北朝期長門国における厚東氏権力と弘世期大内氏権力」、2008年)P19)。

出典[編集]

  1. ^ 50の指標でみる市町のすがた(平成22年度版) 5 人口密度(1平方km当たり)[リンク切れ] (XLSファイル、47KB) - 山口県統計分析課
  2. ^ a b c d 参謀本部 (1893年9月). “広島ヨリ赤間関ニ達スル鉄道線路撰択ノ件(広島馬関線)” (jpn). 2013年3月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年12月10日閲覧。
  3. ^ 郷土大歳のあゆみ』 大歳自治振興会、2002年12月10日、189頁。000004009651。
  4. ^ 上金古曽町、下金古曽町、八幡馬場町、野田町、上竪小路町、下竪小路町、石観音町、道祖町、円政寺町、堂ノ前町、大市町、諸願小路町、久保小路町、銭湯小路町、新馬場町、後河原町、中河原町、早間田町、新町、米屋町、御局小路町、今小路町、中市町、相物小路町、太刀売町、松ノ木町、北ノ小路町、馬場殿小路町、米殿小路町、道場門前町、今市町、今道町、鰐石町、大附町、新橋町、西門前町、糸米小路町、荒高町、田町、中讃井町
  5. ^ “覚せい剤容疑の山口市議辞職”. スポーツ報知. (2014年7月11日). http://www.hochi.co.jp/topics/20140711-OHT1T50145.html 2014年7月11日閲覧。 
  6. ^ “沢田・山口市議が辞職 覚醒剤使用容疑”. 読売新聞. (2014年7月12日). http://www.yomiuri.co.jp/local/yamaguchi/news/20140712-OYTNT50017.html 2014年7月12日閲覧。 
  7. ^ 平成23年刊山口県統計年鑑
  8. ^ 平成23年市町別観光客数
  9. ^ 締結当時は小郡町
  10. ^ 会社概要 - 山口ケーブルビジョン(2012年1月5日現在)
  11. ^ “安全祈願祭 JR新山口駅の自由通路、橋上駅舎工事” (日本語). 山口新聞 (下関市: 山口新聞社). (2011年11月24日). http://www.minato-yamaguchi.co.jp/yama/news/digest/2011/1124/10p.html 2012年1月5日閲覧。 
  12. ^ 知事記者会見録(平成23年11月14日実施分)”. 山口県広報広聴課 (2011年11月16日). 2012年1月3日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]