月輪寺 (山口市)

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月輪寺
所在地 山口県山口市徳地上村572番地
位置 北緯34度8分36.2秒
東経131度43分14.6秒
座標: 北緯34度8分36.2秒 東経131度43分14.6秒
創建年 1189年(文治5年)
文化財 重要文化財
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月輪寺(がちりんじ、がつりんじ)は、山口県山口市徳地上村にある寺院。文治5年重源が大政大臣藤原兼実の協力を得て建立したものと伝えられ、山口県内で最古の木造建造物。薬師堂内には薬師如来をはじめ多数の仏像が安置されており、国の重要文化財の指定を受けている[1]

歴史[編集]

徳地町の串村に、聖徳太子の作と言われる観音を本尊とした清涼寺という寺があったが、維持する者がなく朽ち果てたため、寺にあった観音と十二神のみ徳地の島地村に移されたが、それもまた打ち捨てられたままに朽ちていた。12世紀に、焼失した東大寺の再建用材の調達のために当地を訪れた重源がこれを聞きつけ、新たに本堂を建立し、月輪寺と名付けた。当時のまま現存しているのは観音堂(薬師堂)のみだが、を使わずのみで削ったと思われる珍しい建造物である。また、堂の柱という柱に無数の呪釘の跡が残されている[2]

脚注[編集]

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  1. ^ 山口市観光情報サイト「西の京 やまぐち」一般財団法人山口観光コンベンション協会
  2. ^ 『郷土物語』吉村藤舟著 (郷土史研究会, 1935)

外部リンク[編集]