静岡市

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しずおかし
静岡市
Shizuoka montage.jpg
静岡市旗 静岡市章
静岡市旗
2003年平成15年)5月29日制定
静岡市章
2003年(平成15年)5月29日制定[1]
日本の旗 日本
地方 中部地方東海地方
都道府県 静岡県
団体コード 22100-7
面積 1,411.93km²
(境界未定部分あり)
総人口 707,119
推計人口、2014年8月1日)
人口密度 501人/km²
隣接自治体 富士市富士宮市藤枝市焼津市
島田市榛原郡川根本町
山梨県南アルプス市
南巨摩郡早川町身延町南部町
長野県飯田市伊那市下伊那郡大鹿村
市の木 ハナミズキ[2]
市の花 タチアオイ[2]
市の鳥
シンボルカラー
カワセミ[2]
ブルー(スマルト[1]
静岡市役所
市長 田辺信宏
所在地 420-8602
静岡県静岡市葵区追手町5番1号静岡市役所
外部リンク www.city.shizuoka.jp

静岡市位置図

― 政令指定都市 / ― 市 / ― 町

静岡市行政区画図

特記事項 市役所所在地の欄は静岡庁舎について。それ以外は#市庁舎に記載。
 表示ノート編集履歴 ウィキプロジェクト

静岡市(しずおかし,: Shizuoka City)は、静岡県中部に位置する政令指定都市であり、同県の県庁所在地である。駿府城下を基盤とした商業都市の旧静岡市と、特定重要港湾[3]を擁する港湾都市の旧清水市が新設合併して誕生した市である。 その市街地は、日本平を境に東西に分かれ、各々の交通拠点(高速道路IC(JCT)・鉄道駅・港湾(フェリー等)は11km以上も離れており、完全二極都市となっている。

目次

地理[編集]

葵区駿河区清水区の3区で構成されている。静岡県の東西のほぼ中央、東京名古屋のほぼ中間の太平洋ベルト地帯上に位置し、範囲は駿河湾から赤石山脈南アルプス)まで南北に広がる。2003年4月に旧静岡市と旧清水市の合併で福島県いわき市を抜き、2005年2月に岐阜県高山市が周辺9町村と合併するまで、日本一広い面積を持つ市であった。現在では、岐阜県高山市、静岡県浜松市、栃木県日光市、北海道北見市に次いで、全国で5番目に面積が広い市で、都道府県庁所在地の市としては日本最大である。また統計上は2005年に浜松市が周辺12市町を併合したため県内では人口・面積共に2位であるが、実質的な都市規模を示す人口集中地区商圏[4]は浜松市を上回っている。

基本データ[編集]

  • 人口集中地区面積:98.8km²
  • 都市計画区域面積:223.0km²
  • 市街化区域面積:99.2km²

隣接する市町村[編集]

広袤[編集]

静岡市の位置(静岡県内)
東端
東端
西端
西端
南端
南端
北端
北端
人口重心
人口重心
静岡市の広袤
静岡市中心部周辺の空中写真。1988年撮影の15枚を合成作成[5]

国土地理院の全国都道府県市区町村別面積調によると、静岡市の面積は1,411.93平方キロメートルである[6]

国土地理院によると[7][8]静岡市の東西南北それぞれの端は以下の位置。東端は富士川の河口の右岸、西端は百俣沢ノ頭付近、南端は大崩海岸、北端は静岡県最北の間ノ岳である。また、2010年国勢調査結果に基く人口重心[9]は葵区古庄5丁目19付近にある。

静岡市の広袤
  北端
北緯35度38分45秒 東経138度13分42秒 / 北緯35.64583度 東経138.22833度 / 35.64583; 138.22833 (静岡市最北端)
人口重心
北緯34度59分53.94秒 東経138度25分18.24秒 / 北緯34.9983167度 東経138.4217333度 / 34.9983167; 138.4217333 (静岡市人口重心)
西端
北緯35度19分29秒 東経138度4分59秒 / 北緯35.32472度 東経138.08306度 / 35.32472; 138.08306 (静岡市最西端)
市役所
北緯34度58分32秒 東経138度22分58秒 / 北緯34.97556度 東経138.38278度 / 34.97556; 138.38278 (静岡市役所)
東端
北緯35度6分54秒 東経138度38分22秒 / 北緯35.11500度 東経138.63944度 / 35.11500; 138.63944 (静岡市最東端)
 
南端
北緯34度53分55秒 東経138度20分54秒 / 北緯34.89861度 東経138.34833度 / 34.89861; 138.34833 (静岡市最南端)
 

自然[編集]

富士山を望む日本平三保の松原などの景勝地や、温暖な気候でも知られる。三方を山に囲まれ、南は駿河湾に接している。市域面積の10%未満しかない平野部に人口の約98%が集中しており、残り市域の大半は非可住の山林である。糸魚川静岡構造線上に位置しており、急峻な山や急流が目立つ。また、駿河トラフに近いために、南関東と同様に大地震の危険性が指摘されており、防災にも力が入れられている。

気候[編集]

静岡
雨温図説明
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
 
 
75
 
12
2
 
 
103
 
12
3
 
 
217
 
15
6
 
 
210
 
20
10
 
 
213
 
23
15
 
 
293
 
26
19
 
 
278
 
30
23
 
 
251
 
31
24
 
 
292
 
28
21
 
 
200
 
23
15
 
 
132
 
18
9
 
 
63
 
14
4
気温(°C
総降水量(mm)
出典:気象庁[10]

気候は太平洋側気候だが、温暖なイメージの静岡市であるが北部の南アルプス南麗に接する井川葵区)は、豪雪地帯対策特別措置法に基づく豪雪地帯に指定されている。

静岡市の位置(静岡県内)
静岡
静岡
清水
清水
井川
井川
気象観測地点
静岡の気候
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
最高気温記録 °C (°F) 25.7
(78.3)
26.2
(79.2)
26.6
(79.9)
33.3
(91.9)
33.9
(93)
38.3
(100.9)
38.4
(101.1)
38.7
(101.7)
37.1
(98.8)
33.9
(93)
28.0
(82.4)
24.5
(76.1)
38.7
(101.7)
平均最高気温 °C (°F) 11.5
(52.7)
12.0
(53.6)
14.8
(58.6)
19.5
(67.1)
23.0
(73.4)
25.7
(78.3)
29.5
(85.1)
30.8
(87.4)
27.9
(82.2)
23.1
(73.6)
18.4
(65.1)
14.0
(57.2)
20.9
(69.6)
日平均気温 °C (°F) 6.7
(44.1)
7.3
(45.1)
10.3
(50.5)
14.9
(58.8)
18.8
(65.8)
22.0
(71.6)
25.7
(78.3)
27.0
(80.6)
24.1
(75.4)
18.9
(66)
13.9
(57)
9.0
(48.2)
16.5
(61.7)
平均最低気温 °C (°F) 1.8
(35.2)
2.5
(36.5)
5.7
(42.3)
10.4
(50.7)
14.7
(58.5)
18.8
(65.8)
22.7
(72.9)
23.8
(74.8)
20.8
(69.4)
15.0
(59)
9.4
(48.9)
4.1
(39.4)
12.5
(54.5)
最低気温記録 °C (°F) −6.8
(19.8)
−5.8
(21.6)
−4.6
(23.7)
−1.4
(29.5)
5.1
(41.2)
12.5
(54.5)
15.4
(59.7)
16.9
(62.4)
10.6
(51.1)
3.9
(39)
−1.7
(28.9)
−5.1
(22.8)
−6.8
(19.8)
降水量 mm (inch) 75.0
(2.953)
102.6
(4.039)
216.8
(8.535)
209.9
(8.264)
213.0
(8.386)
292.8
(11.528)
277.6
(10.929)
250.9
(9.878)
292.0
(11.496)
199.9
(7.87)
131.5
(5.177)
63.0
(2.48)
2,324.9
(91.531)
降雪量 cm (inch) 0.0
(0)
0.2
(0.08)
0.0
(0)
0.0
(0)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
0.0
(0)
0.0
(0)
0.2
(0.08)
平均降水日数 (≥ 1.0 mm) 5.5 5.7 10.3 9.7 10.4 12.1 11.5 9.5 11.8 9.3 6.8 4.8 107.3
 % 湿度 57 57 63 66 71 78 79 77 75 70 66 60 68
平均月間日照時間 201.6 181.0 179.1 185.1 183.3 132.1 154.2 201.4 148.9 160.9 170.3 201.1 2,099
出典: 気象庁 (平均値:1981年-2010年、極値:1940年-現在)[10][11]
清水の気候
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
最高気温記録 °C (°F) 22.3
(72.1)
26.8
(80.2)
27.4
(81.3)
31.8
(89.2)
34.3
(93.7)
37.8
(100)
38.2
(100.8)
37.8
(100)
37.3
(99.1)
33.3
(91.9)
26.9
(80.4)
24.3
(75.7)
38.2
(100.8)
平均最高気温 °C (°F) 11.5
(52.7)
12.2
(54)
14.9
(58.8)
19.6
(67.3)
23.1
(73.6)
25.6
(78.1)
29.1
(84.4)
30.9
(87.6)
28.0
(82.4)
23.1
(73.6)
18.4
(65.1)
14.0
(57.2)
20.8
(69.4)
日平均気温 °C (°F) 6.5
(43.7)
7.1
(44.8)
10.1
(50.2)
14.7
(58.5)
18.5
(65.3)
21.7
(71.1)
25.3
(77.5)
26.7
(80.1)
23.9
(75)
18.8
(65.8)
13.7
(56.7)
8.9
(48)
16.3
(61.3)
平均最低気温 °C (°F) 2.2
(36)
2.7
(36.9)
5.7
(42.3)
10.3
(50.5)
14.6
(58.3)
18.6
(65.5)
22.4
(72.3)
23.6
(74.5)
20.6
(69.1)
15.1
(59.2)
9.8
(49.6)
4.7
(40.5)
12.5
(54.5)
最低気温記録 °C (°F) −3.9
(25)
−5.6
(21.9)
−2.1
(28.2)
1.7
(35.1)
6.8
(44.2)
12.9
(55.2)
16.3
(61.3)
18.9
(66)
12.2
(54)
6.4
(43.5)
0.7
(33.3)
−2.5
(27.5)
−5.6
(21.9)
降水量 mm (inch) 79.6
(3.134)
104.6
(4.118)
222.5
(8.76)
209.0
(8.228)
209.2
(8.236)
282.5
(11.122)
266.3
(10.484)
249.3
(9.815)
294.1
(11.579)
211.2
(8.315)
143.4
(5.646)
67.8
(2.669)
2,367.6
(93.213)
平均降水日数 (≥ 1.0 mm) 5.8 6.4 11.4 10.6 11.1 13.3 11.6 9.8 12.2 9.8 7.6 5.3 115.2
平均月間日照時間 178.4 163.9 167.5 176.8 165.2 116.6 136.8 185.2 145.4 148.3 156.7 182.7 1,935.7
出典: 気象庁 (平均値:1981年-2010年、極値:1978年-現在)[12][13]
井川の気候
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
最高気温記録 °C (°F) 18.2
(64.8)
21.8
(71.2)
24.2
(75.6)
27.5
(81.5)
29.9
(85.8)
34.4
(93.9)
35.7
(96.3)
34.7
(94.5)
33.2
(91.8)
28.4
(83.1)
22.4
(72.3)
19.4
(66.9)
35.7
(96.3)
平均最高気温 °C (°F) 6.5
(43.7)
7.3
(45.1)
10.4
(50.7)
15.9
(60.6)
19.9
(67.8)
22.8
(73)
26.6
(79.9)
27.7
(81.9)
24.1
(75.4)
18.8
(65.8)
14.0
(57.2)
9.2
(48.6)
23.9
(75)
日平均気温 °C (°F) 1.1
(34)
1.7
(35.1)
4.7
(40.5)
9.9
(49.8)
14.1
(57.4)
17.6
(63.7)
21.3
(70.3)
22.1
(71.8)
18.9
(66)
13.3
(55.9)
8.3
(46.9)
3.6
(38.5)
11.4
(52.5)
平均最低気温 °C (°F) −3.1
(26.4)
−2.9
(26.8)
0.1
(32.2)
4.9
(40.8)
9.3
(48.7)
13.7
(56.7)
17.6
(63.7)
18.3
(64.9)
15.3
(59.5)
9.2
(48.6)
3.8
(38.8)
−0.9
(30.4)
7.1
(44.8)
最低気温記録 °C (°F) −11.5
(11.3)
−11.4
(11.5)
−8.6
(16.5)
−3.8
(25.2)
0.5
(32.9)
5.9
(42.6)
11.7
(53.1)
11.7
(53.1)
5.2
(41.4)
0.0
(32)
−3.2
(26.2)
−9.5
(14.9)
−11.5
(11.3)
降水量 mm (inch) 105.7
(4.161)
134.4
(5.291)
261.8
(10.307)
252.4
(9.937)
287.2
(11.307)
367.9
(14.484)
353.4
(13.913)
353.8
(13.929)
451.8
(17.787)
258.9
(10.193)
181.5
(7.146)
86.8
(3.417)
3,110.1
(122.445)
平均降水日数 (≥ 1.0 mm) 6.5 7.6 12.0 11.8 13.3 14.4 15.4 13.1 14.2 11.4 8.3 6.0 134.6
平均月間日照時間 176.3 165.8 163.5 176.1 168.1 133.6 155.2 172.6 132.9 143.6 157.8 180.9 1,919.4
出典: 気象庁 (平均値:1981年-2010年、極値:1978年-現在)[14][15]

地域間関係[編集]

静岡市は、県中央部に広大な市域を擁しているが、市街地は南部の狭小な平坦地に集中している。 平成21年3月27日 、国によりに「中心市街地活性化基本計画」が、2地区(静岡地区[16]、清水地区[17])に認定された[18]。1つの自治体で2地区認定されているのは北九州市(小倉地区、黒崎地区)に続く2例目で、平成21年12月時点熊本市(熊本地区、植木地区)と合わせ3市である[19]。 なお、最近は静岡駅寄りの東静岡駅周辺にも、文化施設や商業施設を主体とする新市街地が形成されつつある。

歴史[編集]

現静岡市域(古代~江戸時代)[編集]

旧清水市(2003年静岡市と合併前)[編集]

1930年頃(昭和初頭)の清水市の地図。

明治から第二次大戦まで[編集]

  • 1868年(明治元年)旧幕府軍咸臨丸が補修のため清水港に停泊中、官軍に襲われ旧幕府軍乗組員は全員死亡。遺体が清水港に浮かぶが官軍の威を恐れて誰も手をつけず。これを次郎長一家が「死ねば仏」と言って遺体を引き上げ葬った。(壮士の墓)
  • 1869年片平信明、村再生のため庵原に日本初の夜学校を開校。
  • 1879年(明治12年)米国前大統領グラント将軍一行清水港に上陸。
  • 1889年2月1日東海道本線が開通し、江尻駅(現清水駅)が開設される。
  • 1899年清水港貿易港の指定を受ける。
  • 明治中期~昭和前期 三保は砂地で農業に不適な土地であったため、当地から多くの人間が職を求めて米国に渡った。
  • 1912年日本初の鉄筋コンクリート製灯台(三保灯台、日本の近代化産業遺産)初点灯。
  • 1912年米国ワシントンの桜の苗木を興津農事試験場にて育苗、米国に贈る。※前回贈呈した、他所の苗木は害虫多く米国で全て焼却された。興津では日本の名誉をかけ、熊谷技師達が接ぎ木、施肥、除草など精魂をこめた結果、健全な苗が作られた。
  • 1924年(大正13年)2月11日清水町入江町不二見村三保村が合併し、面積25.34km²、人口約43,000人の清水市となった。全国で第101番の市制施行。
  • 1939年~日本軽金属、東亜燃料、日立製作所等々の軍事工場が次々に進出。
  • 1940年(昭和15年)ヒットラー・ユーゲント一行、列車で来清。波止場、草薙神社等を見学し「清水港の皆様さようなら」 の言葉を残し帰国。
  • 1940年最後の元老(元総理)西園寺公望、興津坐漁荘にて死去。(坐漁荘は明治村へ移築)
  • 1943年清水高等商船学校設立。戦後商船大学となり、1957年に東京へ移転、東京商船大学となった。(現東京海洋大学)。
  • 1945年7月7日:清水大空襲。艦砲射撃。

第二次大戦後[編集]

  • 1950年(昭和25年):毎日新聞社主催の観光地百選において、日本平が平原の部全国第1位となる。
  • 1952年2月1日:清水港特定重要港湾に指定される。
  • 1953年:PL教本部、大阪富田林市へ移転。
  • 1954年(昭和29年)高田交歓会始まる。雪深い北陸の高田市と、陽光輝く表日本の清水市。新幹線も高速道も無く、お互いのまちが現在より遥かに遠かった時代、両市の中学生が互いの市を訪問する交歓会が始まった。静清合併と共に終了したが、現静岡市が上越市(高田市)と姉妹都市の関係にあるのはこの縁によるものである。
  • 1955年英豪華船チューサン号入港。船上から硬貨をバラ撒く英米人。争って拾う子供たち。それをカメラに収める英米人。
   <敗戦から10年、それを知った教師の中にはそんなモノ(硬貨)は投げ返してやれ!と怒った者もいたと言う。>
  • 1959年ストックトン市(米国カリフォルニア州)と姉妹都市提携                   
  • 1961年商船大学の跡地に清水海員学校設置、後、海上技術短期大学校と改称。                   
  • 1969年4月25日東名高速道路清水IC開通。
  • 1993年(平成5年)Jリーグが開幕。清水エスパルスが参戦。
  • 1996年次世代エネルギーLNGの受け入れ基地が操業。
  • 2001年4月1日:特例市となる。
  • 2002年駿河湾フェリー(清水港~西伊豆・土肥港)就航
  • 2003年三大港湾(京浜、阪神、名古屋)に次いで大水深岸壁(-15m)を供用。
  • 2003年(平成15年)4月1日:清水市と静岡市( - 2003年3月)が新設合併。

旧静岡市(2003年清水市と合併前)[編集]

しずおかし
静岡市
Flag of Fomrer Shizuoka Shizuoka.JPG
静岡市旗
1964年昭和39年)9月15日制定
Emblem of Former Shizuoka City chapter.svg
静岡市章
1914年大正3年)4月11日制定
廃止日 2003年4月1日
廃止理由 新設合併
静岡市 (旧)清水市 → 静岡市 (新)
現在の自治体 静岡市(葵区駿河区清水区の一部)
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 中部地方東海地方
都道府県 静岡県
団体コード 22201-1
面積 1146.19km²
(境界未定部分あり)
総人口 469,120
推計人口、2003年2月1日)
隣接自治体 静岡県清水市本川根町川根町藤枝市岡部町焼津市
山梨県富沢町南部町身延町早川町芦安村
長野県南信濃村上村大鹿村長谷村
市の木 ケヤキ
市の花 タチアオイ
市の鳥 ヒメアマツバメ
静岡市役所
所在地 420-8602
静岡県静岡市追手町5番1号
外部リンク 静岡市Internet Archive
座標 北緯34度58分32秒 東経138度22分58秒 / 北緯34.97556度 東経138.38278度 / 34.97556; 138.38278座標: 北緯34度58分32秒 東経138度22分58秒 / 北緯34.97556度 東経138.38278度 / 34.97556; 138.38278
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明治[編集]

  • 1869年7月28日(明治2年6月20日) - 徳川家の象徴的都市であった「府中」(駿河国府中)という都市名が「(明治政府に対する)不忠」に通じることから、改名することとなった。当初は、駿府城近くの賤機山に因んで「賎ヶ丘」とすることとなったが、「賎」が「いやしい」「さげすむ」を意味するため、代わりに駿府学問所の向山黄村によって「静岡」と改名された。
  • 1873年(明治6年)5月 - 大区小区制により、静岡は「静岡県第4大区5小区静岡」となる
  • 1877年(明治10年)4月1日 - 静岡〜江尻間に乗合馬車が開業
  • 1879年(明治12年) - 郡区町村編制法により静岡は東海道より北が「安倍郡」、南が「有渡郡」に属する。なお、同法による「区」は設置されなかった。
  • 1883年(明治16年)5月15日 - 静岡〜浜松間で電信開通
  • 1886年(明治19年)6月 - 静岡事件起こる
  • 1889年(明治22年)2月1日 - 東海道本線東京静岡間開通。/市街地火災により千百戸余りが焼失
  • 1889年(明治22年)4月1日 - 静岡(駿府)城下にあたる有渡郡静岡宿(概ね現在の葵区伝馬町)と74町および安倍郡の50町、ならびに有渡郡南安東村の一部を統合し[21]市制を施行し、「静岡市」となる。面積4.36km2、人口3万7681人、戸数7664戸。日本で最初に市制施行した31市の中のひとつである。
    • 市制当時の町(市制前は全ての町名の前に「静岡」がつく)
〔有渡郡〕静岡宿、鷹匠町一〜三丁目、横内町、誉田町、台所町、鋳物師町、下八幡町、下横田町、院内町、上横田町、上八幡町、猿屋町、中八幡町、本通三〜九丁目、呉服町一〜六丁目、両替町一〜六丁目、江川町、新谷町、札ノ辻町、七間町一〜三丁目、紺屋町、上石町一〜二丁目、梅屋町、人宿町一〜三丁目、寺町一〜四丁目、藤右衛門町、下石町一〜三丁目、常慶町、下魚町、江尻町、平屋町、下桶屋町、鍛冶町、本通川越町、堤添川越町、新通一丁目、新通大工町、新通三〜七丁目、新通川越町、安倍川町、白山町、東鷹匠町、栄町(旧南安東村の一部、市制時に町名変更)
〔安倍郡〕追手町、水落町一〜三丁目、東草深町一〜三丁目、西草深町、通研屋町、草深町代地、屋形町、裏一番町、一番町、二番町、三番町、四番町、五番町、六番町、七番町、八番町、通車町、本通一〜二丁目、本通裏町、北番町、材木町、片羽町、安倍町、御器屋町、宮ヶ崎町、馬場町、車町、四ツ足町、研屋町、上魚町、茶町一〜二丁目、上桶屋町、土太夫町、柚木町、安西一〜五丁目、安西一丁目南裏町、西寺町、大鋸町、上大工町

大正[編集]

静岡市章(旧)

昭和(第二次大戦前)[編集]

1930年頃(昭和初頭)の静岡市清水市、および、周辺の地図。
4階建て 床面積4881m2 建設費約66万円 設計者・中村与資平

昭和(第二次大戦後)[編集]

平成(合併前)[編集]

新静岡市(2003年旧静岡市と旧清水市と合併後)[編集]

合併への変遷表[編集]

合併への変遷表
地図上
の番号
明治22年
4月1日
明治22年 - 45年 大正1年 - 15年 昭和1年 - 19年 昭和20年 - 29年 昭和30年 - 39年 昭和40年
- 平成14年
平成15年 - 平成20年 現在
1 静岡市 静岡市 静岡市 静岡市 静岡市 静岡市 静岡市 平成15年4月1日
静岡市と清水市が合併、両市は廃止
名称は同一であるが新自治体として静岡市が設置される 。
静岡市
2 有渡郡
豊田村
明治41年10月2日
静岡市に編入
明治29年4月1日
安倍郡
豊田村 昭和3年10月1日
静岡市に編入
3 安倍郡
南賤機村
明治42年7月1日
静岡市に編入
静岡市 静岡市
明治42年7月1日
北賤機村に編入
安倍郡
賤機村
昭和7年4月1日
静岡市に編入
4 安倍郡
北賤機村
明治42年7月1日
改称 賤機村
5 有渡郡
大里村
明治29年4月1日
安倍郡
大里村 昭和4年3月1日
静岡市に編入
6 安倍郡
安東村
安東村 安東村
7 安倍郡
千代田村
千代田村 千代田村 昭和9年10月1日
静岡市に編入
8 安倍郡
麻機村
麻機村 麻機村
9 有渡郡
大谷村
明治29年4月1日
安倍郡
大谷村
10 有渡郡
久能村
明治29年4月1日
安倍郡
久能村
11 有渡郡
長田村
明治29年4月1日
安倍郡
長田村
12 庵原郡
西奈村
西奈村 西奈村 西奈村 昭和23年4月10日
静岡市に編入
13 安倍郡
美和村
美和村 美和村 美和村 昭和30年6月1日
静岡市に編入
14 安倍郡
服織村
服織村 服織村 服織村
15 安倍郡
中藁科村
中藁科村 中藁科村 中藁科村
16 安倍郡
南藁科村
南藁科村 南藁科村 南藁科村
17 安倍郡
大河内村
大河内村 大河内村 大河内村 昭和44年1月1日
静岡市に編入
18 安倍郡
梅ヶ島村
梅ヶ島村 梅ヶ島村 梅ヶ島村
19 安倍郡
玉川村
玉川村 玉川村 玉川村
20 安倍郡
井川村
井川村 井川村 井川村
21 安倍郡
大川村
大川村 大川村 大川村
22 安倍郡
清沢村
清沢村 清沢村 清沢村
23 有渡郡
有度村
明治29年4月1日
安倍郡
有度村 有度村 昭和30年4月1日
清水市に編入
昭和33年4月1日
静岡市に編入
静岡市
清水市 平成5年1月1日
静岡市に編入
24 有渡郡
清水町
明治29年4月1日
安倍郡
清水町 大正13年
2月11日
市制
清水市
清水市 清水市 清水市
25 有渡郡
入江町
明治29年4月1日
安倍郡
入江町
26 庵原郡
江尻町
江尻町 江尻町 大正13年1月13日
入江町に編入
27 明治26年4月9日
分立 辻村
大正7年8月1日
町制 辻町
28 有渡郡
不二見村
明治29年4月1日
安倍郡
不二見村
29 有渡郡
三保村
明治29年4月1日
安倍郡
三保村
30 庵原郡
飯田村
飯田村 飯田村 飯田村 昭和29年2月11日
清水市に編入
31 庵原郡
高部村
高部村 高部村 高部村 昭和29年4月1日
清水市に編入
32 庵原郡
袖師村
袖師村 袖師村 袖師村 昭和23年4月8日
町制 袖師町
昭和36年6月29日
清水市に編入
33 庵原郡
興津町
興津町 興津町 興津町
34 庵原郡
庵原村
庵原村 庵原村 庵原村
35 庵原郡
小島村
小島村 小島村 小島村
36 庵原郡
両河内村
両河内村 両河内村 両河内村
37 庵原郡
蒲原町
蒲原町 蒲原町 蒲原町 平成18年3月31日
静岡市に編入
38 庵原郡
由比町
由比町 由比町 由比町 平成20年11月1日
静岡市に編入
現在の静岡市域における1893年当時の静岡市(紫色)および周辺町村。ピンク色は旧静岡市、水色は清水市、薄茶色は蒲原町、黄色は由比町。


旧清水市歴代市長[編集]

  1. 大島要蔵  (1924.7.7 - 1925.9.9)
  2. 山田勝四郎(1926.1.13 - 1929.3.8)
  3. 塩原時三郎(1929.10.12 - 1932.2.22)
  4. 大石恵直 (1932.3.18 - 1937.6.14)
  5. 山田勝四郎(1937.7.11 - 1946.11.13)
  6. 山本正治 (1947.4.6 - 1955.4.7)
  7. 鈴木平一郎(1955.4.30 - 1959.4.30)
  8. 稲名徹  (1959.5.1 - 1960.7.22)
  9. 稲名亀造 (1960.9.15 - 1964.9.12)
  10. 池上善作 (1964.9.13 - 1965.7.6)
  11. 佐藤虎次郎(1965.8.20 - 1977.8.19)
  12. 稲名嘉男 (1977.8.20 - 1985.8.19)
  13. 宮城島弘正(1985.8.20 - 2003.3.31)

旧静岡市歴代市長[編集]

旧静岡市歴代市長
氏名 就任日 退任日
1 星野鉄太郎 1889年5月13日 1902年4月17日
2 長嶋弘裕 1902年5月14日 1914年5月13日
3 小森慶助 1914年5月28日 1918年5月27日
4 伴野欣平 1918年6月18日 1926年7月2日
5 小島源三郎 1926年9月8日 1929年9月7日
6 宮崎通之助 1931年3月3日 1933年1月25日
7 菅貞仁 1933年3月14日 1935年8月12日
8 尾崎元次郎 1935年10月12日 1938年6月30日
9 稲森誠次 1938年8月29日 1942年8月5日
10 尾崎元次郎 1942年10月7日 1944年8月21日
11 宮崎通之助 1944年9月11日 1946年11月11日
12 増田茂 1947年4月5日 1955年4月9日
13 山田順策 1955年5月2日 1959年5月1日
14 松永彦雄 1959年5月2日 1963年5月1日
15 荻野凖平 1963年5月2日 1983年5月1日
16 河合代悟 1983年5月2日 1987年5月1日
17 天野進吾 1987年5月2日 1994年7月31日
18 小嶋善吉 1994年8月28日 2003年3月31日

人口[編集]

下図のように、近年、静岡市の人口は、減少傾向に歯止めがかからない状態であり2013年11月現在政令指定都市の中では最小の人口である。

Demography22100.svg
静岡市と全国の年齢別人口分布(2005年) 静岡市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 静岡市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
静岡市(に該当する地域)の人口の推移
1970年 681,797人
1975年 718,719人
1980年 727,260人
1985年 737,098人
1990年 739,300人
1995年 738,674人
2000年 729,980人
2005年 723,323人
2010年 716,328人
総務省統計局 国勢調査より

行政[編集]

行政区[編集]

2005年4月1日政令指定都市移行に伴い、3つの行政区が設置された。行政区の数は政令指定都市の中では相模原市と並んで最も少ない(次に少ないのは岡山市の4区である)。これは、従来の行政管轄や地域流動をそのまま移行させ、移行による混乱を最小限に抑えるためであること、コスト面、サービス面でバランスが良い1行政区あたり20万人前後という適正人口目安に沿うように設定しているからである。

  • 葵区(旧静岡市の長田地区、国吉田一・二丁目、中吉田の一部、弥生町を除く東海道線より北の地域と旧清水市楠、鳥坂の各一部※楠は一部が瀬名川三丁目に、鳥坂も一部が東瀬名町および瀬名一丁目に編入されている)
  • 駿河区(長田地区、国吉田一・二丁目、中吉田の一部、弥生町と旧静岡市東海道線より南の地域と旧清水市谷田、草薙の各一部※いずれも町域で谷田に編入されている)
  • 清水区(旧清水市の全域(楠、鳥坂、谷田、草薙の各一部を除く)、旧庵原郡蒲原町由比町の全域)
歩道橋などの表記の変遷
-2003年3月31日 2003年4月1日-
2005年3月31日
2005年4月1日-
2006年3月30日
2006年3月31日-
2008年10月31日
2008年11月1日-
現在
静岡市○○ 葵区○○
駿河区○○
清水市○○ 清水 ○○ ※ 清水区○○
蒲原町○○ 清水区蒲原○○
由比町○○ 清水区由比○○

※「市」を無印刷のステッカーなどで削除。後に国道についてはを追加し、市県道については(国交省管轄国道の一部も含む)、地名表示部分自体を新たに作成し直した。

行政区の人口・面積と人口密度[25]
区名 人口
(人)
面積
(km²)
人口密度
(人/km²)
葵区 254,061 1,073.42 236.68
駿河区 212,071 72.89 2,909.47
清水区 240,987 265.62 907.26
合計 707,119 1,411.93 500.82
推計人口、2014年8月1日)

行政区のイメージカラー[編集]

BYR color wheel.svg この項目ではを扱っています。
閲覧環境によっては、色が適切に表示されていない場合があります。

2006年12月22日、それぞれの区をイメージした「区のイメージカラー・ロゴマーク」が制定された[26]

行政区のイメージカラー
葵区 葵区グリーン (DIC 214[27])
駿河区 駿河区レッド (DIC 2484[27])
清水区 清水区ブルー (DIC 69[27])

市庁舎[編集]

  • 静岡庁舎・葵区役所 〒420-8602 静岡市葵区追手町5番1号
    • 葵区役所井川支所 〒428-0504 静岡市葵区井川656番地の2
  • 駿河区役所 〒422-8550 静岡市駿河区南八幡町10番40号
    • 駿河区役所長田支所 〒421-0132 静岡市駿河区上川原13番1号
  • 清水庁舎・清水区役所 〒424-8701 静岡市清水区旭町6番8号 (旧清水市役所)
    • 清水区役所蒲原支所 〒421-3211 静岡市清水区蒲原新田一丁目21番1号
東静岡駅から富士山を望む。この画像でいえば、ドコモ東海静岡ビルの奥が新しい事務所の建設予定地だった。
静岡市役所本庁舎について
静岡市・清水市合併協議会において、合併後に東静岡駅周辺に新しく事務所を建設することが決定した。新市発足時にも、地方自治法第四条の1の規定に基づく市の事務所の位置は条例において、本則では新事務所建設予定地であった「静岡市長沼663番地の9」(制定時の地名、NTTドコモ静岡ビルの東隣、現在東静岡スマイル公園のある場所)とし、附則として、完成するまでは暫定的に「静岡市追手町5番1号」(同、静岡庁舎の位置)と定めた[28]
しかし静岡市長小嶋善吉は2008年12月、老朽化した草薙体育館を新事務所建設予定地に移転するよう静岡県知事石川嘉延に求め、新事務所の建設予定は白紙撤回された[29]。パブリックコメントや市議会(特別議決)を経て、2009年4月1日施行の市条例において、同附則を削除し、本則を「静岡市葵区追手町5番1号」(静岡庁舎の位置)と改めた[30]

歴代市長[編集]

静岡市の歴代市長一覧
氏名 就任日 退任日
職務執行者 宮城島弘正 2003年4月1日 2011年4月13日
1-2 小嶋善吉 2003年4月14日 2011年4月12日
3 田辺信宏 2011年4月13日 現職

行政組織[編集]

静岡市は、行政組織に局制を採用している(同クラス自治体の静岡県と浜松市は部制を採用している)。なお合併から政令指定都市移行までは部制を採用していた。

  • 市長
    • 副市長
      • 総務局 - 行政管理部、危機管理部
      • 企画局 - 企画部
      • 財政局 - 財政部、税務部
      • 生活文化局 - 市民生活部、文化スポーツ部
      • 環境局 - 環境創造部、廃棄物対策部
      • 保健福祉子ども局 - 福祉部、子ども青少年部、保健衛生部、保健所
      • 病院局 - 静岡病院、清水病院
      • 経済局 - 商工部、農林水産部
      • 都市局 - 都市計画部、建築部
      • 建設局 - 土木部、道路部
      • 葵区役所
      • 駿河区役所
      • 清水区役所
  • 静岡市消防局 - 消防部、警防部
  • 会計管理者 - 会計室
  • 公営企業管理者 - 上下水道局 - 水道部、下水道部
  • 教育委員会 - 事務局 - 教育部
  • 選挙管理委員会事務局
  • 人事委員会事務局
  • 監査委員事務局
  • 農業委員会事務局
  • 議会事務局

都市基盤の整備[編集]

市の玄関口として再開発を進める。駅南口(サウスポット静岡、エスパティオ)、御幸町(ペガサート)、紺屋町再開発事業
  • 東静岡新都市拠点整備
静岡駅から約3キロ東に位置する東静岡駅周辺地区。第三次都市再生緊急整備地域
清水駅西口(通称「江尻口」)再開発(再開発ビル建設、バスターミナル整備)
清水駅東口(通称「みなと口」)清水港側の整備
  • 清水区港町再開発(キララシティ)
  • 清水港日の出地区の整備(浪漫館、エスパルスドリームプラザなど)
  • 下水道普及率:70.2%(平成17年度末)

福祉・医療[編集]

  • 城東保健福祉エリア(葵区)
(保健所、急病センター、保健福祉センター、心身障害者デイサービスセンター、いこいの家)

分区について[編集]

政令指定都市移行直後、初代市長小嶋善吉は都市の発展に合わせる形での行政区増設を示唆したが、現状では難しいとの判断で凍結。市議会の中では長田区、日本平区等の提案がある(駿河区役所長田支所は将来、駿河区から分区されることを想定し、また、駿河区の安倍川以西の住民の便を考慮して設置している)。また現状では葵区の区域面積が非常に広大であるため、山間部地域から区役所までの距離が非常に離れているなど、行政サービス上の問題が残存したままとなっている。

市町合併の経過[編集]

現在の静岡市は、旧静岡市と旧清水市の新設合併(静清合併(せいせいがっぺい))により、2003年4月に発足した。市の名称については、合併の際の合併協議会の多数決により「静岡市」となった。したがって現在の静岡市は、制度上は旧静岡市とは別の自治体である。同様の例は数多くあり、県内では磐田市掛川市袋井市(いずれも2005年4月1日合併)や島田市(2005年5月5日合併)等があげられる。

2005年4月1日には、さいたま市(2003年4月移行)に続いて全国で14番目の政令指定都市に移行した。

2006年3月31日には蒲原町を編入し、これによって飛地が発生した。これは、同じく庵原郡由比町では現在の静岡市との合併が議会で否決され、富士川町では合併相手として現在の静岡市ではなく、元々経済圏である富士市を選んだ。ただし、由比町では住民投票で合併賛成派が多数となった。2007年4月22日の由比町長選挙では合併推進の現職が当選、町議会議員選挙でも合併推進派が過半数となった。これに伴い、5月1日の由比町議会で、5月14日から合併推進室を設置することが可決された。これに基づき、「静岡市・由比町合併協議会」を再度設置して協議が進められ、2008年11月1日に合併することで双方が合意した。12月5日に合併調印式を開催。2008年11月1日には由比町を編入し、飛地を解消した。

平成に入ってからの合併の経過[編集]

  • 1991年(平成3年) - 静岡市、清水市、島田市、焼津市、藤枝市、富士川町、蒲原町、由比町、岡部町、大井川町の5市5町で、政令指定都市研究会を設置し、研究調査を行った。
  • 1998年(平成10年) - 静岡市・清水市合併協議会を設置。2002年まで4年間にわたり、協議が行われた。
  • 2003年(平成15年) - 合併協定書調印から1年間の準備期間を経て、静岡市と清水市が新設合併し、現在の静岡市に移行。
  • 2004年(平成16年) - 蒲原町、由比町とそれぞれ合併協議会を設置。
  • 2006年(平成18年) - 蒲原町を編入。
  • 2008年(平成20年) - 由比町を編入。

政治[編集]

市政[編集]

  • 市議会議員は、合併に伴う在任特例で2004年度末まで旧両市の議員がそのまま務めていた。その際は71名だったが、現在は定数48。
  • 会派別議員数 (2013年改選)
静岡市議会会派別議員数一覧
会派名 葵区 駿河区 清水区
自由民主党静岡市議会議員団 7 6 7 20
新政会 1 2 5 8
公明党静岡市議会 2 2 2 6
日本共産党静岡市議会議員団 2 1 2 5
静翔会 2 2 1 5
日本維新の会静岡市議会議員団 1 1 0 2
「山と町」安全の会 1 0 0 1
緑の党 Greens Japan 1 0 0 1
欠員(計には含まない) 0 0 0 0
17 14 17 48

県政[編集]

  • 静岡県議会議員 (定数69 2011年4月選挙 任期4年)
    • 葵区:5人 会派別内訳(自民改革会議 3、民主党・ふじのくに県議団 1、公明党静岡県議団 1)
    • 駿河区:4人 会派別内訳(自民改革会議 1、民主党・ふじのくに県議団 1、公明党静岡県議団 1、欠員 1)
    • 清水区:4人 会派別内訳(自民改革会議 1、民主党・ふじのくに県議団 1、公明党静岡県議団 1、富士の会 1)

国政[編集]

産業[編集]

  • 2004年現在の事業所数は39,237で県内第1位。
  • 産業別就業人口比(2004年)は、第一次産業0.1%、第二次産業26.9%、第三次産業73.0%である。

第一次産業[編集]

葵区郊外の安倍川上流の地区は、日本で緑茶栽培業が興った土地でもある。これ以降、安倍川上流の郊外部では緑茶栽培業が盛んになり、江戸時代には徳川将軍家に献上する御用茶の栽培が行われた。北原白秋作詞の『ちゃっきり節』は、地元鉄道会社(現静岡鉄道)のコマーシャルソングとして作られたが、今では茶どころ静岡の新民謡と言える。

また、ワサビ栽培業の発祥地も、安倍奥の有東木(うとうぎ)地区である。また、足久保地区は、日本で初めて緑茶が植えられた地である。

農業(太字は本市で開発された品種)
本山やぶきたなど。市内各所で生産される。主な地区としては、葵区藁科地区、清水区両河内地区が、最高品質の緑茶の産地となっている。)
章姫紅ほっぺ(静岡11号)等。国道150号沿いの駿河区久能地区、清水区駒越地区)
(主な産地:葵区麻機地区、清水区興津清見寺町、駿河区小坂など)
  • レンコン(葵区麻機地区)
  • 大豆枝豆)(清水区三保地区、折戸地区、駒越地区)
  • バラ(清水区庵原地区、興津地区)
  • (駿河区長田地区)
水産業

第二次産業[編集]

清水港臨海地帯を中心に軍需工場の系譜を引く大企業や戦後建設された工場等、様々な製造業が立地している。その為、清水の工業生産高は一時県下一を誇ったが、産業構造の変化によりその地位を失った。しかし、近年は一時の停滞期を脱し生産高は微増に転じている。

  • 製造業
自動車部品、アルミニウム、産業用・民生用空調機、特殊紙、化学製品、食料品、精密機器、造船
  • 地場産業・伝統工芸品
缶詰
プラモデル、雛具・雛人形家具仏壇賤機焼、井川メンパ、静岡挽物、駿河和染、下駄、駿河蒔絵、駿河漆器、駿河指物、 駿河竹千筋細工

第三次産業[編集]

静岡駅周辺は、大型店や商店街、公共施設や鉄道駅の間に有効的な回遊性・回廊性を持っており、効率的に集積した構造の商業地区となっている。2006年度の調査では富士市から御前崎市までの約160万人が基本的な商圏人口であると発表された(2006年度は西武百貨店静岡店が撤退し、静岡パルコが開店する前の空白期間である)。2007年3月に開店した静岡パルコに加え2007年10月に開店したSHIZUOKA109や、2011年10月出店の東急ハンズ、その他の商業施設再開発計画などにより、更に商圏が拡大する可能性がある。市街地が密集しており、人通りも多いことから今後さらに商業施設ができると考えられる。

旧静岡市の郊外大型ショッピングセンターの市民一人あたり床面積は全国でも最少水準である。これは旧大規模小売店舗法時代に地元の商業関係者の反対活動によりなかなか出店ができなかった影響である。大規模小売店舗立地法になってからは企業私有地の有効活用などで徐々に増えてきたが、もともと平野部の人口密度が高く、安価で大規模な開発用地が残されていないため、店舗面積3万平米を越えるような大型ショッピングセンターは2013年4月MARK IS 静岡開業までなかった。 このような旧静岡型の商業体系は閉鎖的であるとかつては批判されていたが、時流が変わり、結果的にそれが中心商店街の活性化維持に繋がった。 しかし一方で、旧静岡地区全体の商業販売高の減少率は郊外店舗が展開する近隣地域より大きく、今後に課題を残している[31]

静岡駅周辺の主な繁華街[編集]

  • 呉服町 - 静岡駅寄りの二丁目(札之辻からスクランブル交差点まで)は、静岡県内最大の繁華街。空き店鋪がほとんどなく人通りも多く、3ブロックある二丁目の最も静岡駅寄りのブロック(旧六丁目)は、県内一地価が高いことで知られる。静岡駅からやや離れた一丁目(静岡銀行本店から静岡伊勢丹まで)は人通りは比較的少なかったが、3ブロックある一丁目の中央に呉服町タワーができ人通りが増えつつある。
  • 紺屋町(こうやまち) - 静岡駅開業と共に発展した街。直下に小規模な地下街があり、駅に直結している。静岡駅前地下街爆発事故以降、通りの再開発が進み、静岡パルコの開業とも相まって、一時少なくなっていた地上部分の人通りが最近は多くなっている。
  • 御幸町 - 静岡市において老舗と呼べる百貨店松坂屋、その裏手にある丸井が買い物客を吸引する大きな力となっている。特に90年代半ばの丸井静岡店の増床改築により、若年層の買い物客をさらに集めているほか、隣接する伝馬町109が開業したことから、現在においては一番活気のある場所とも言える。
  • 七間町 - 旧東海道沿いの映画館や飲食店の集積するかつては静岡市内で最も賑やかな通りであったが、娯楽としての映画の地位低下でやや賑わいが乏しくなっている。それでも石畳風の車道、大理石の歩道と整備されたけやき並木など、風格を保っている。
  • 両替町 - 静岡駅寄りの二丁目(七間町通りとの交差点から江川町通りとの交差点まで)は、飲食店の集積した静岡県内最大の歓楽街。銀座の発祥地である一丁目は比較的落ち着いた雰囲気の飲食店や衣料品店、雑貨店などが多い。

主な商業施設[編集]

松坂屋静岡店
静岡伊勢丹
丸井静岡店
新静岡セノバ
JR静岡駅ビル パルシェ
静岡伝馬町プラザ
(SHIZUOKA109)
静岡パルコ
葵タワー
静岡駅周辺
葵区(静岡駅周辺以外)
セントラルスクエア静岡
駿河区
エスパルスドリームプラザ
清水区
清水駅周辺の主な繁華街
  • 真砂町:駅前銀座商店街
  • 銀座:清水銀座商店街
  • 旭町・巴町:古くからの飲食店街。港町清水の象徴的地域。
  • さつき通り

主な企業[編集]

本社を置く主な企業[編集]

金融[編集]

小売業・サービス業[編集]

葵区
駿河区
  • ディナーサービス・コーポレーション(惣菜宅配)
  • ヤマシタコーポレーション(福祉用具、寝具リース)
  • 太陽建機レンタル(総合建設機械レンタル業)
  • レント(産業機械器具、オフィス用品レンタル・レンタカー)
  • アウトソーシング(生産請負業務)
  • タカラ・エムシー(スーパーマーケット、レストラン等を展開)
  • ハル・インダストリ(消臭・無臭の研究、開発)
  • テンジンヤ(弁当・惣菜など)
清水区
  • 戸田書店(書籍・雑誌の販売)
  • どんどん(持ち帰り弁当店)
  • トラヤ(衣料品販売)
  • なすび(和食系料理店展開)
  • 食鮮館タイヨー(スーパー等展開)
  • 大鐘(そば・うどん「鐘庵」等を展開)
  • 望月食品工業株式会社(「スマル亭」を展開)
  • 協和医科器械(医療機器販売)
  • ベルメディカルケア(医療機器販売・介護用具レンタル)
  • ロリエ常盤家(菓子製造販売)
  • 池田屋(鞄店)

建設業[編集]

  • 大成住宅(葵区)
  • 木内建設(駿河区)
  • 百年住宅(駿河区)
  • 鈴与建設(清水区)
  • イハラ建成(清水区)

製造業[編集]

清水区
  • 靜甲(包装機械、充填機)
  • アイエイアイ(産業用ロボット)
  • 日立空調SE(冷凍冷蔵空調機器の製造)
  • 駿河精機(精密金型部品)
  • 興津螺旋(ネジ)
  • セイリン(医療器具)
  • 三明(精密機器)
  • PLATZ(プラスチック模型)
  • 清港ドック(造船)
  • 伊藤鉄工所(ディーゼルエンジン)
  • エス・エルワールド(住宅・物流資材)
  • 日本ケミカル(化学製品)
  • 三保造船(造船)
  • カナサシ重工(造船)
  • アイ・テック(シャーリング)
  • 鈴木総業(熱伝導性基盤等の製造)
  • オグマ工業(各種産業機器設計製造)
  • 駿興製紙(再生紙製造)
  • ニチフリ食品(食品製造)
  • 東洋冷蔵(水産物加工製造)
  • 清水港飼料(配合飼料製造)
  • キスコフーズ(食品製造)
  • はごろもフーズ(食品製造)
  • ホテイフーズコーポレーション(食品製造)
  • いなば食品(食品製造)
  • トライ産業(食品製造)
  • 山梨缶詰(食品製造)
  • サンエー化研(包装資材製造)
  • サスナデリコム(食品製造)
  • オリエンタルフーズ(食品製造)
  • ケーイーコーポレーション(冷熱機器)
  • 東海テクノ(産業機械)
  • 和信化学(塗料製造)
  • 日本アキュームレーター(アキュームレーター製造)
  • エムシー工業(ポリウレタン樹脂製品の製造)
葵区
駿河区


インフラ・情報[編集]

  • 清水エル・エヌ・ジー(天然ガス製造販売、清水区)
  • 静岡ガス(都市ガス、駿河区)
  • TOKAIコミュニケーションズ(ソフトウエア開発、通信サービス、葵区)
  • 鈴与システムテクノロジー(情報システム開発、清水区)
  • 東海溶材(産業用ガス、溶接資材等、清水区)
  • フレームワークス(ソフトウエア開発、駿河区)
  • ナルテック(コンピュータ周辺機器開発、清水区)
  • TOKAI(ガス、不動産、情報処理、葵区)

運輸・流通[編集]

報道・出版・印刷[編集]

  • 静岡新聞社(日刊紙。駿河区)
  • 建通新聞社(建設専門紙。駿河区)
  • しずおかオンライン(静岡県に関する情報本の出版。駿河区)
  • トップ(印刷。清水区)

本社以外の拠点施設を置く主な企業[編集]

日本軽金属 蒲原製造所
国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成(清水区、1988年度撮影)

姉妹都市・提携都市等[編集]

姉妹都市[編集]

海外
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 カリフォルニア州 ストックトン市 - 1959年10月16日、旧清水市と姉妹都市提携。
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 ネブラスカ州 オマハ市 - 1965年4月1日、旧静岡市と姉妹都市提携。
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 インディアナ州 シェルビービル市 - 1989年11月3日、 旧蒲原町と姉妹都市提携。
フランスの旗 フランス カンヌ市 - 1991年11月5日、旧静岡市と姉妹都市提携。
国内
日本の旗 日本 北海道 室蘭市 - 1976年12月24日、旧清水市と姉妹都市提携。
日本の旗 日本 新潟県 上越市 - 1995年10月22日、旧清水市と姉妹都市提携。

友好都市[編集]

海外
ベトナムの旗 ベトナム フエ市 - 2005年4月12日友好都市提携。
国内
日本の旗 日本 長野県 佐久市 - 1989年10月12日、旧清水市と友好都市提携。

このほか、日本の旗 日本 伊豆市金沢市甲府市と連携交流を行っている。

友好港湾・姉妹港湾[編集]

中華人民共和国の旗 中国 山東省青島港 1984年4月、清水港と友好港湾提携
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 ジョージア州サバンナ港 1986年10月27日、清水港と姉妹港提携

教育[編集]

大学・短期大学[編集]

葵区
駿河区
清水区

専修学校[編集]

  • 静進情報高等専修学校
  • プロスペラ学院外国語専門学校
  • 専門学校静岡電子情報カレッジ
  • 静岡福祉医療専門学校
  • 静岡インターナショナル・エア・リゾート専門学校

高等学校[編集]

葵区

私立

駿河区

公立

私立

清水区

公立

私立

私立単位制による通信制

小・中学校[編集]

(→「葵区」「駿河区」「清水区」の頁へ。)

特別支援学校[編集]

県立
国立

各種学校[編集]

学校教育以外の施設[編集]

独立行政法人海技教育機構立
静岡県立
自動車教習所
  • 静岡県自動車学校
  • 安西自動車学校
  • 中田自動車学校
  • 古庄自動車学校
  • 清水自動車学校
  • 静鉄自動車学校
  • スルガ自動車学校

交通[編集]

鉄道[編集]

なお現在LRT(路面電車方式のライトレール)が計画されている。LRT導入を促進する複数の市民団体が発足され、超党派の市議会議員を迎えて実現に向けた活動を行っており、静岡市長の2009年度施政方針に盛り込まれた他、同年度静岡市の予算案に路面電車の路線策定、調査等の予算が静岡市議会で議決された。2011年9月には静岡市と静岡鉄道、静岡商工会議所の三者により「LRT導入検討委員会」が正式に発足している。

バス・索道[編集]

運行経路、停留所などの詳細はバス事業者記事、バス営業所記事、路線記事を参照。

路線バス(市内・近郊)
高速バス
索道

道路[編集]

富士山と国道1号(山側)と東名高速道路(海側)

一般国道[編集]

国道1号線(バイパス、現道共に)、52号線は市内全て指定区間(国土交通省中部地方整備局管理)、その他は非指定区間(静岡市建設局が管理)である。また、焼津市とを結ぶ国道150号新日本坂トンネルは、焼津市内部分についても平成20年度より静岡市が管理している(トンネル設備の管理を市境で区切ることは物理的に不可能なので静岡市が一元的に管理。19年度までは静岡県による一元管理)。

高速道路[編集]

その他高規格道路[編集]

港湾[編集]

清水港[編集]

国際拠点港湾で、北米、アジア、欧州に定期コンテナ航路 23航路を持つコンテナ取扱量全国7位の国際貿易港である。 主な輸出品は二輪自動車、自動車部品、産業機械等。 輸入品は原料品、液化天然ガス、食料品、マグロ等。

{ 港湾法の改正により従来の特定重要港湾は、京浜港、阪神港の国際戦略港湾と、名古屋港、博多港、清水港等の国際拠点港湾18港に位置づけられた。(なお、18港の内、名古屋、博多、清水等9港は施設運営に優遇税制を適用。)となった。}

長崎神戸と並んで日本三大美港のひとつ。富士山の眺望を求める外国クルーズ客船の寄港も多い。近年ではその景観を活かした公園や観光施設の整備も進んでいる。

漁港[編集]

  • 江尻漁港(清水区):国際拠点港湾清水港の一角にあり、輸入マグロ等の保管用大型冷凍庫が立ち並ぶ
  • 蒲原漁港(清水区):桜海老の水揚げが盛ん。
  • 由比漁港(清水区):桜海老の水揚げが盛ん。
  • 西倉沢漁港(清水区)
  • 用宗漁港(駿河区):シラスの水揚げが盛ん。
  • 興津漁港(清水区):漁港漁場整備法の第一種漁港に指定され漁港区域はあるが、興津地区沿岸部の埋め立てにより漁港施設はなく、廃止手続きが進行中である。[32][33]

空港[編集]

公共用ヘリポートとして葵区諏訪に静岡ヘリポートがある。他の空港等との定期便はない。他には航空法上の飛行場ではないものの、清水区三保に三保場外離着陸場(三保飛行場)、清水区蒲原に富士川場外離着陸場(富士川滑空場)があり、主にゼネラル・アビエーション(一般航空)に利用されている。

2009年6月4日に静岡空港が同県内の牧之原市島田市に、開港した。静岡市から自家用車で片道約40分で行ける。

観光[編集]

景勝地・観光地[編集]

標高3000m以上の山岳地帯から駿河湾岸に至る起伏に富んだ地形のため、市内には多くの景勝地がある。

         新日本三景三大松原。清水区)


清水区[編集]

中心部
  • 鉄舟寺(前身は700年ころ創建の久能寺。国宝「久能寺経」を始め数々の文化財を有する。山岡鉄舟再興の寺)
  • 龍華寺(「観富山」の名のとおり富士の絶景を望む寺。高山樗牛ゆかりの寺でもある。)
  • 草薙神社(「日本平」とともに「日本武尊の東征」にちなむ名を残す古社、祭神は日本武尊)
  • 霊山寺室町時代創建の寺、仁王門は国の重要文化財、桜の名所)
  • 海長寺日蓮宗本山)
  • 梅蔭寺(清水次郎長墓)
  • 船越堤公園(桜の名所)
  • 末廣(清水次郎長の経営した船宿(復元))
  • 次郎長生家(美濃輪町) - 次郎長の産湯に使ったと言われる井戸や、座敷などが当時のまま残っている。もともと実家は船持ち船頭を営んでいたが、次郎長は叔父の家に養子に出された為、この家で暮らしたのは幼少期のみ。
  • 壮士の墓(清水港内で官軍に襲われて全滅した幕軍(咸臨丸)の湾に漂う遺体を、次郎長が官軍の威を恐れず葬った墓。これが次郎長と鉄舟を結びつけた。墓碑の揮毫は山岡鉄舟。
  • 甲州廻米置場跡(富士川を川舟で下った甲州米を江戸へ廻送するために大型船に積替えた場所)
  • 河岸の市(仲卸業者が直接水産物を販売する施設)
  • エスパルスドリームプラザ(清水港に面し、対岸に三保の松原を望み富士を仰ぐ、観光・商業施設)
  • 日の出ドリームパーク(エスパルスドリームプラザに隣接する施設群)
    • 清水マリンターミナル(駿河湾フェリーの清水港側乗船受付がある、展示場・ホール・会議室などを設備する)
    • 清水マリンパーク(臨海公園。西欧の城壁風の歩道に囲まれたイベント広場、ボードウォーク、ヨットハーバーやスケー トボードパークなどを設備する)
    • 清水港テルファー(港湾荷役機械、国の登録有形文化財)
    • 清水マリンビル(多目的ホール・展示室・会議室などを設備する)
  • フェルケール博物館(「人・海・未来がふれあう――”みなと”」をテーマとした博物館)
三保
  • 御穂神社(創建は平安時代以前。羽衣の松より続く神の道(参道)を持つ古社。)
  • 羽衣の松(天女の伝説・能「羽衣」の舞台の地)
  • 清水灯台(日本最古の鉄筋コンクリート灯台、初点灯明治45年 日本の近代化産業遺産)
  • 東海大学社会教育センター(博物館等、三保文化ランドは2006年を以って緑地公園としてのリニューアルに向けて閉館中)
  • エスパルス練習場(Jリーグ1部清水エスパルスの練習場・本社がある。連日多くの見学者が訪れる)
興津
清見寺と東海道本線
  • 清見寺(奈良時代創建の古寺、朝鮮通信使関係文物他。)
  • 独立行政法人「農業・食品産業技術総合研究機構」「果樹研究所」カンキツ研究興津拠点(旧農商務省農事試験場園芸部)
日米友好のため、旧東京市からアメリカ合衆国に贈られたワシントンD.C.ポトマック川畔に植えられた桜の育苗地。
贈られた桜の兄弟木やアメリカ合衆国から返礼に贈られたハナミズキが現存する。
  • 坐漁荘(最後の元老西園寺公望の別荘。政財界の要人が頻繁に訪れ「興津詣で」という言葉が生まれた地。
2004年に市が復元。実物は愛知県の博物館明治村に移築。ただし明治時代ではなく大正時代の建築物である。)
  • 水口屋ギャラリー(興津宿の脇本陣。フェルケール博物館別館 ※水口屋はオリバー・スタットラー著「ジャパニーズ・イン(歴史の宿)水口屋物語」で海外にもその名を知られ、1957年(昭和32年)静岡国体の際には昭和天皇も宿泊した名門旅館であったが港湾建設による海岸の消滅とともにその幕を閉じた。)
小島
由比
  • 倉沢の宿(由比宿から薩埵峠へ向かう途中、寺尾・倉沢地区と呼ばれる集落を通るが、この界隈にも古い木造建築が多く残っている)
  • 東海道広重美術館
  • 東海道由比宿、おもしろ宿場館(弥次喜多道中のキャラクター人形などを使って、江戸時代の由比宿の様子を分かり易く再現した見学施設)
  • 正雪紺屋(江戸時代に活躍した軍学者・由比正雪の生家とされる染物店)
蒲原
  • 蒲原城跡
  • 旧五十嵐邸(登録有形文化財) - 蒲原宿に残る歯科医院兼住宅として使われていた建物。江戸時代から明治頃に建てられた町家を、大正3年(1914)に洋風の外観に改装したもので、1階の和室の住居部と、2階の診療室・待合室に分かれている。
  • 志田邸(切妻造り平入瓦葺きの母屋は安政年間の築で、蒲原宿に現存する建物の中では、最とも古い建物の1つと言われている。元は屋号を「やま六」と言い、醤油や味噌などの醸造業を営んでいたとされ、醸造に使われていた道具類や神棚、提灯を入れる箱などが保存されている)
  • 御殿山(桜の名所)

葵区[編集]

中心部
安倍川以西
  • 木枯の森(『枕草子』。歌枕として有名)
  • 洞慶院(梅林がとても綺麗な寺)
  • 安倍城址(狩野貞長の居城跡)

駿河区[編集]

静岡駅南・有度山周辺
安倍川以西

温泉[編集]

山間部の奥安倍には多くの温泉がある。小規模なものが多いが、中には歴史のある温泉もある。

葵区安倍川上流部
葵区藁科川上流部
  • 湯ノ島温泉
葵区井川地区
  • 井川赤石温泉
葵区平野部他
  • 静岡温泉
  • 平山温泉
  • 麻機温泉
清水区興津川上流部
  • 西里温泉


名産品[編集]

駿府城公園にある、ワサビ漬け発祥の地の碑

イベント[編集]

  • 静岡市民継走大会(1月)
  • 静岡サイクルジャム(2月)
  • 静岡おでんフェスタ(2月)
  • 静岡マラソン(3月第1日曜日)
  • 清水スーパーシニアサッカー大会(3月)
  • 静岡まつり(3月末〜4月上旬)
  • 静岡浅間神社廿日会祭(4月1日〜5日)
  • 日本平桜マラソン(4月上旬)
  • 清水アートクラフトフェアー(4月中旬)
  • 静岡サンバカーニバル(5月上旬)
  • 静岡ホビーショー(5月中旬)
  • 静岡市民文化祭(5月〜6月)
  • 水神社(清水区)大祭(6月中旬)
  • 静岡市民大音楽祭(6月中旬)
  • 静岡KAGUメッセ(6月)
  • 清水七夕祭り(7月上旬)
  • 清水寺観音大祭(7月9日)
  • 清水巴川灯ろう祭り(7月中旬)
  • 日本平まつり・大花火大会(7月)
  • 安倍川花火大会(7月最終土曜日)
  • 清水みなと祭り(8月上旬)
  • 清水カップ・全国少年少女草サッカー大会(8月)
  • 全国高等学校定時制通信制サッカー大会(8月)
  • ざぁ静岡 はぐしゃれ夢まつり(9月)
  • 草薙神社(清水区)龍勢打ち上げ(9月)
  • 徳川まつり(10月)
  • 静岡市芸術祭(10月)
  • 静岡みこしまつり(10月)
  • 葵・駿河区民総合体育大会(10月)
  • 清水区民体育大会(10月)
  • 西宮神社(葵区)えびす講(10月)
  • 羽衣まつり(10月)
  • 駿府お茶壺道中行列(10月)
  • 大道芸ワールドカップin静岡(10月末〜11月最初の週末)
  • ストリートフェスティバル・イン・シズオカ(11月)
  • 全国レディースサッカー大会(11月)
  • 西宮神社(清水区)えびす講(11月)
  • 産業フェアしずおか(11月)
  • しずおか市町対抗駅伝(12月)
  • 秋葉神社(清水区)大祭(12月)

施設[編集]

文化施設[編集]

図書館[編集]

葵区
  • 静岡市立中央図書館
    • 静岡市立中央図書館麻機分館
  • 静岡市立御幸町図書館
  • 静岡市立藁科図書館
  • 静岡市立西奈図書館(リンク西奈)
  • 静岡市立北部図書館
    • 静岡市立北部図書館美和分館
駿河区
  • 静岡県立中央図書館
  • 静岡市立南部図書館
  • 静岡市立長田図書館(オーク長田)
  • 静岡キリスト教点字図書館
清水区
  • 静岡市立清水中央図書館
  • 静岡市立清水興津図書館
  • 静岡市立蒲原図書館


美術館[編集]

博物館[編集]

(登録博物館以外の博物館類似施設を含む)

葵区
  • 静岡市文化財資料館(静岡浅間神社隣)
  • 駿府博物館
  • 日本人形・招き猫博物館
駿河区
清水区
  • 東海大学海洋科学博物館
  • 東海大学自然史博物館
  • 清水港湾博物館(フェルケール博物館)
  • 静岡市埋蔵文化財センター
  • 清水すしミュージアム


動物園・水族館[編集]

産業展示・見本市施設[編集]

  • 静岡産業支援センター(駿河区曲金、ツインメッセ静岡)
  • 駿府匠宿(駿河区丸子、伝統工芸等地場産業の展示体験施設)

コンサートホール・コンベンション施設・会議場[編集]

葵区
駿河区
清水区


主な公園[編集]

葵区
駿河区
清水区
  • 清水船越堤公園(桜の名所)
  • 清水鶴舞公園
  • 中尾羽根親水公園
  • 清水清見潟公園
  • 清水秋葉山公園


スポーツ施設・屋外レジャー施設[編集]

総合スポーツ施設[編集]

葵区
  • 西ケ谷総合運動場
    • 静岡県立水泳場
  • 静岡市中央体育館(体育館、プール)
  • 城北運動場テニス場・相撲場
駿河区
清水区


野球場・テニス場・スキー場[編集]

  • 静岡市清水庵原球場(清水区)
  • 桜ケ丘公園テニス場(清水区)
  • 横砂テニス場(清水区)
  • 月見公園テニス場(清水区)
  • リバウェル井川スキー場(葵区)

プール[編集]

葵区
  • ふれあい健康増進館「ゆ・ら・ら」
  • 田町公園プール
駿河区
  • 大浜公園プール
清水区
  • 清水総合運動場プール
  • 清見潟スポーツセンター屋内プール
  • 清水テルサ屋内プール


海水浴場[編集]

  • 用宗海水浴場(駿河区)
  • 清水三保海水浴場(清水区)

キャンプ場[編集]

葵区
  • 玉川キャンプセンター
  • 梅ヶ島キャンプ場
  • 県民の森キャンプ場
  • 南アルプス井川オートキャンプ場
  • 井川青少年キャンプセンター
清水区
  • 清水森林公園やすらぎの森キャンプ場
  • 清水黒川キャンプ場
  • 清水大平キャンプ場
  • 清水西河内キャンプ場


体育館[編集]

葵区
駿河区
  • 静岡市南部体育館
  • 静岡市長田体育館
清水区
  • 静岡市清水鈴与記念体育館
  • 静岡市清水清見潟体育館
  • 静岡市清水三保体育館
  • 蒲原体育館


多目的グラウンド[編集]

葵区
  • 門屋スポーツ広場
  • 下スポーツ広場
  • 与一スポーツ広場
  • 狩野橋スポーツ広場
  • 秋山スポーツ広場
  • 堤町スポーツ広場
  • 桜町スポーツ広場
  • 伝馬町新田スポーツ広場
  • 辰起町スポーツ広場
  • 柳町スポーツ広場
  • 弥勒スポーツ広場
  • 田町安倍中スポーツ広場
  • 田町緑地スポーツ広場
  • 山崎スポーツ広場
  • 新間宮前スポーツ広場
  • 安倍口スポーツ広場
  • 足久保八十岡スポーツ広場
  • 浅畑スポーツ広場
  • 辰起町スポーツ広場
駿河区
  • 有度山総合公園
  • 南安倍スポーツ広場
  • 中原スポーツ広場
  • 中島多目的スポーツグラウンド
  • 南部スポーツ広場
  • 向敷地スポーツ広場
  • 丸子新田スポーツ広場
  • 東新田スポーツ広場
  • 下川原スポーツ公園
清水区
  • 蛇塚スポーツグラウンド
  • 草薙スポーツ広場
  • 宍原スポーツ広場
  • 長崎新田スポーツ広場
  • 三保貝島スポーツ広場
  • 清見寺公園スポーツ広場
  • 富士川河川敷グラウンド


その他の施設[編集]

葵区

駿河区

  • 静岡科学館「る・く・る」
  • 視聴覚センター「マビック」
  • 健康文化交流館「来・て・こ」

清水区


文化[編集]

音楽[編集]

  • 静岡交響楽団
  • コンセール・リベルテ
  • 静岡フィルハーモニー管弦楽団
  • 清水フィルハーモニー管弦楽団
  • シンフォニエッタ静岡
  • デリリウムトレーメンス弦楽四重奏団
  • 静岡混声合唱団TERRA

食文化[編集]

はごろもフーズの「清水もつカレー缶」
歌川広重東海道五十三次・丸子』に描かれた鞠子宿のとろろ汁屋

料理の味付けは、関東風に近いが、若干甘めである[要出典]

おでん
おでんは静岡市で多く食べられており、葵区の青葉横丁・青葉おでん街に店が多い。長年、注ぎ足しして使っているうちに黒くなっただし、具が串に刺してある、黒はんぺん(はんべとも呼ぶ)が入っている、味噌を付けて青海苔や出汁粉(だしこ)をかけるといった特徴があり、酒の肴だけではなく、おかず、おやつとしても食されている。
おでんは居酒屋や料理屋だけでなく、駄菓子屋や甘味処、大浜プールに隣接した売店などでも、一年を通して提供されている。そういった駄菓子屋や甘味処は、昭和の頃と比べて一時期激減したが、近年メディアにおいて静岡おでんが取り上げられてから増加傾向にある[要出典]キリンビールのコマーシャルに取り上げられ、それにタイアップして紀文から黒はんぺんが発売(大手メーカーで静岡の黒はんぺんが全国発売されるのは初の試み)されるなど、販売促進が行われている。「静岡おでんフェスティバル」を開催し、ご当地B級グルメとしてPRされている。近年では首都圏バンコクでも静岡おでんが味わえる店が進出している。
フライ
フライはおでんと並んで伝統的な居酒屋料理の代表格である。代表的な具材としては黒はんぺんやじゃがいもししとうなどの野菜などが用いられる。前述の青葉横町・青葉おでん街などでは、串に刺した具材を目の前で揚げたフライを供してくれる。串カツのように熱々のフライをソースに浸して食べるスタイルである(ただし古くからの店では愛知風に、ソースの入った醤油差しをカウンターに置く店もある)。
餃子
静岡市は統計上餃子の消費量が多く、「隠れた餃子王国」と呼ばれている[要出典]。過去に餃子の一人当たり消費量が、宇都宮市を抜き日本一になった年もあった(平成7年家計調査年報)。しかし、市民にはさほど認知されていない。静岡市においても餃子を町興しに利用しようという動きもあるが、宇都宮市程に活発ではない。
蕎麦
明治初期に旧幕臣が江戸から大量移住してきた影響か蕎麦(そば)好きが多く、人口の割に蕎麦屋が多い。つゆは江戸風よりも味醂を利かせ甘め。冷やしのおろしそばが特に好まれる[要出典]
魚介類
清水港用宗漁港・蒲原漁港・由比漁港、また焼津漁港・大井川漁港にも近いため、海産物に恵まれており、全域で魚介類の消費量も多い。[要出典]水深の深い駿河湾では桜海老シラスタカアシガニ、その他白身の地魚が豊富に獲れる。静岡駅周辺や駿河区の海岸部、清水区に魚を出す料理屋や居酒屋が多い。
雑煮
本地域の家庭で一般的に食べられているお雑煮は角餅・醤油仕立て・煮餅であり、関東風の角餅・醤油仕立て・焼餅、関西風の丸餅・味噌仕立て・煮餅のいずれとも異なる。
とろろ汁
静岡のとろろ汁は「自然薯(じねんじょ)」を摩り下ろして「だし味噌汁」で溶いて麦飯にかけるというもの(とろろご飯)。安倍川を挟んで静岡市街の対岸にある山間の町・駿河区丸子(まりこ=旧丸子宿)は、昔ながらの「とろろ汁」を出すことで知られる。丁子屋は1598年慶長元年)開業の老舗。歌川広重の「東海道五十三次」、十返舎一九東海道中膝栗毛に登場する「丸子宿の茶屋」とされる。[要出典]
もつカレー
静岡割り(お茶割り)
静岡割りは焼酎等を緑茶で割った飲み物。「お茶割り」と呼ばれることが多かったが、2006年6月8日に静岡割り普及推進委員会が設立され、静岡おでん、黒はんぺんとセットで「静岡B級グルメ3点セット」と銘打ち、「静岡割り」として普及活動に乗り出した。

スポーツ[編集]

清水エスパルスのホームゲームの様子

サッカー[編集]

J1清水エスパルスのホームタウンであり、小学生サッカークラブ発祥の地でもある清水は全国でも有数のサッカーが盛んな地域である。サッカーが生活、文化に浸透している傾向が強く、老若男女を問わずサッカー知識や応援熱を持ったファンが多いのも特徴である。清水エスパルスのゲームではプレー内容やジャッジに対するサポーターの目が厳しく、それが特に相手チームに対して圧力になっていることが「独特の雰囲気」としてゲーム後や雑誌紙面でのインタビューでしばしば挙げられている。

1970年代から約20年の間に旧清水市内の高校は、選手権優勝5回・準優勝4回、高校総体優勝8回・準優勝2回と輝かしい成績を残している。清水がサッカー王国と呼ばれるようになったの由縁のひとつである。

近年は静岡学園藤枝東高校が台頭しており、清水商業高校清水東高校など清水区内の高校が県大会優勝することは少なくなっている。 また、Jリーグ開幕以降は全国的にサッカーが盛んになり、静岡県代表が全国大会で好成績を収めることが難しくなっている。

しかし選手個人の質は依然高水準であり、Jリーグや欧州リーグ、日本代表には市内出身者、市外からのサッカー留学者を問わず非常に多くの選手を輩出している。また、少年期から高校期に至るまでの育成プログラムが非常に発達しており、現在でも県外から視察に訪れる指導者が多い。

野球[編集]

静岡草薙球場にある沢村栄治像とベーブ・ルース像

プロ野球では、巨人横浜のファンが多い。横浜が人気があるのは、大洋時代に静岡草薙球場で春季キャンプを行っていたことや、市内出身の山下大輔元選手・監督(清水東高~慶應義塾大学)が活躍したことが理由である。2006年に終了するまで毎年11月にはパリーグ東西対抗も同球場で行われていたこともあり、パリーグの人気も他の地域に比べて高い。

静岡草薙球場は県内の中心的球場で、全国高等学校野球選手権静岡大会や数年前まで横浜主催の公式戦・交流戦が年2試合程度行われていたが、両翼91メートルというフィールドの狭さがプロ野球には不向きとなり、近年では巨人や楽天がオープン戦イースタン・リーグ戦を行う程度である。そのため現在フィールド拡張と外野席整備、耐震化など改修を進めており、完了後に再び公式戦の誘致をする予定である。同球場では日米野球が行われたことがあり、沢村栄治ベーブ・ルースらアメリカチーム相手に9三振を獲ったというエピソードがある。その功績を称え、球場ゲート前にその対戦を再現した銅像が建っている。

2012年、プロ野球球団創設に向けての新部署設置と予算計上することが報道された[34]

高校野球では、静岡高校選手権優勝や静岡商業高校センバツ優勝などがある。

なお、戦前、戦後から昭和時代末頃まで地区大会で圧倒的強さを誇った県中部地区勢であるが、昭和~平成に入り野球新興高が登場してきたこともあり、その力は平準化されてきた。そのため東部や西部の高校が優勝することも多くなった。 なお、平成に入りサッカーと人材を奪いあってしまう傾向もあり、かってのように野球一辺倒の時代は終わったと言える。

その他のスポーツ[編集]

マスメディア[編集]

テレビ放送[編集]

※ チャンネルはリモコンキーIDと市内各テレビ中継局の物理チャンネルを表記する。
放送局名と物理チャンネル
放送局名 リモコン
キーID
日本平D 静岡籠上 玉川 清沢 静岡大原 井川 静岡丸子 清水興津
NHK静岡
総合
1 20ch 30ch 16ch 52ch 16ch 16ch 30ch 36ch
NHK静岡
Eテレ
2 13ch 34ch 14ch 45ch 14ch 14ch 34ch 37ch
SDT
静岡第一テレビ
4 19ch -- 25ch 25ch 27ch 25ch -- --
SATV
静岡朝日テレビ
5 18ch -- 23ch 23ch 29ch 23ch -- --
SBS
静岡放送
6 15ch -- 21ch 21ch 24ch 21ch -- --
SUT
テレビ静岡
8 17ch -- 22ch 22ch 26ch 22ch -- --

ラジオ放送[編集]

AM放送
FM放送(県域局)
  • NHK静岡放送局 FM 88.8MHz
  • 静岡エフエム放送(K-mix) 静岡 79.2MHz - JFN系。送信所親局とサテライトスタジオのみ。本社:浜松市
FM放送(コミュニティFM局)

トンネル内の再送信設備[編集]

  • 東名高速道路 - NHK第1静岡、NHK第1東京、NHK第2、SBSラジオ、TBSラジオ、文化放送、ニッポン放送、NHK静岡FM、K-mix
  • 国道1号国道150号 - NHK第1静岡、NHK第1東京、NHK第2、SBSラジオ、ニッポン放送、NHK静岡FM、K-mix、FM-Hi!、マリンパル(賤機山トンネルのみ)
  • 国道362号、その他県道は基本的にはコミュニティFMを除く静岡局、トンネルによってはニッポン放送、FM-Hi!の再送信がある。国道52号には再送信設備のあるトンネルはない。

ケーブルテレビ放送[編集]

新聞[編集]

  • 静岡新聞(部数約70万。県紙では全国的にも規模が大きい)
  • 建通新聞(建設専門紙)

コミュニティー誌・情報誌[編集]

  • 静岡ぐるぐるマップ
  • 季刊清水
  • 静岡市Walker

出身有名人[編集]

作品[編集]

漫画[編集]

テレビドラマ[編集]

小説[編集]

テレビアニメ[編集]

ドラマ撮影地[編集]

映画撮影地[編集]

鉄道唱歌[編集]

1900年に作られた鉄道唱歌・第1集東海道編に静岡市が登場する歌詞は、下記のとおりである。

19. 世にも名高き興津鯛 鐘の音響く清見寺 清水につづく江尻より 行けば程なき久能山 (1911年一部修正)
20. 三保の松原田子の浦 逆さにうつる富士の嶺を 波にながむる舟人は 夏も冬とや思ふらむ
21. 駿州一の大都会 静岡いでて安部川を わたればここぞ宇津ノ谷の 山きりぬきし洞の道

その他[編集]

市旗

市章・市歌・名誉市民[編集]

市章 :富士山と波を描いたもの。
  • 公募作品
  • 2003年5月29日制定
市歌 :『わたしの街 静岡』
名誉市民

市外局番[編集]

固定電話の市外局番は、054(200〜299、320〜399、600〜699、900〜909)である(富士市鍵穴地区等焼津市藤枝市とともに静岡MA)。番号帯はいずれも主に、葵区と駿河区は200番台・650番台(一部)、清水区・富士市鍵穴地区等は300番台、焼津市・藤枝市は600番台を使用している(ただし、ひかり電話専用番号やNTT西日本以外の通信事業者の場合の市内局番はこの限りではないこともある)。

合併当時は、旧静岡市(葵区、駿河区)と志太2市2町が054(200〜299、600〜699、900〜909)、清水区、旧富士川町鍵穴地区等が0543(20〜99)と、同一市内でも2つの市外局番があり単位料金区域 (MA) も054は静岡MA、0543は清水MAと市外局番ごとに異なるため、旧静岡市(葵区と駿河区)と清水区の相互間は市外通話となっていた。

このため、2007年2月1日から市外局番を054に統一した。同時に清水MAは静岡MAに編入され、静岡市内は一円で同一MAとなり、市内通話となった。これにより、東は富士市の一部地域から西は藤枝市までが一挙に同一市外局番となっている。なお、藤枝MAに当たる0546は、1990年9月9日に静岡MAに編入され、旧静岡市(0542)とともに054に変更されている。

学校給食[編集]

合併前の名残から、1市3制度となっており、葵区(梅ヶ島小中学校を除く全小中学校)、駿河区(全小中学校)、清水区(一部の小中学校)では市営の学校給食センター(東部、西部、南部、北部、藁科、井川、庵原、両河内)で一括製造し、葵区の梅ヶ島小中学校と清水区の小学校の半数以上では自校調理を採用している。清水区の中学校の半数以上では民間委託を行っている。(個別に弁当持参も可能。)

脚注[編集]

  1. ^ a b 市章”. 静岡市ホームページ. 2014年7月18日閲覧。
  2. ^ a b c 市の花・木・鳥”. 静岡市ホームページ. 2014年7月18日閲覧。 “市の花・木・鳥(2005年(平成17年)4月13日制定)”
  3. ^ 合併後の2011年4月の制度名称変更により国際拠点港湾
  4. ^ 静岡県商工労働部商業まちづくり室 (平成19年3月). “平成18年度静岡県の消費動向 (PDF)”. 2014年6月6日閲覧。
  5. ^ 国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成
  6. ^ 国土地理院. “全国都道府県市区町村別面積調”. 2014年6月6日閲覧。
  7. ^ 日本の東西南北端点の経度緯度”. 国土地理院ホームページ. 2014年6月6日閲覧。
  8. ^ 静岡県 市区町村の役所・役場及び東西南北端点の経度緯度(世界測地系)”. 国土地理院ホームページ. 2014年6月6日閲覧。
  9. ^ 我が国の人口重心 -平成22年国勢調査結果から-”. 総務省統計局ホームページ. 2014年6月6日閲覧。
  10. ^ a b 平年値(年・月ごとの値)”. 気象庁. 2014年7月22日閲覧。
  11. ^ 観測史上1~10位の値(年間を通じての値)”. 気象庁. 2014年7月22日閲覧。
  12. ^ 平年値(年・月ごとの値)”. 気象庁. 2014年7月22日閲覧。
  13. ^ 観測史上1~10位の値(年間を通じての値)”. 気象庁. 2014年7月22日閲覧。
  14. ^ 平年値(年・月ごとの値)”. 気象庁. 2014年7月22日閲覧。
  15. ^ 観測史上1~10位の値(年間を通じての値)”. 気象庁. 2014年7月22日閲覧。
  16. ^ 静岡市中心市街地活性化基本計画における静岡地区は、静岡駅と葵区役所付近の約250ヘクタールである。
  17. ^ 静岡市中心市街地活性化基本計画における清水地区は、清水駅と清水区役所付近の約140ヘクタールである。
  18. ^ 中心市街地活性化基本計画”. 静岡市ホームページ. 2014年5月29日閲覧。
  19. ^ 認定された中心市街地活性化基本計画”. 首相官邸ウェブサイト. 2014年5月29日閲覧。
  20. ^ 比定地については異説もある。
  21. ^ この日の直前には村域の一部が町に編入された所が5か所ほどあり、また静岡駅の所在地となる有渡郡南安東村の一部が分離し「静岡栄町」に改称された。なお、飛び地の有渡郡静岡銭座町は、静岡市に入らず千代田村に編入された。
  22. ^ 望月政治 編輯 『都章道章府章県章市章のすべて』 日本出版貿易株式会社、1973年7月7日
  23. ^ 鹿島紀行特集 第2話登呂遺跡”. 鹿島ホームページ. 2014年7月1日閲覧。
  24. ^ 平成23年 台風第15号に関する静岡県気象速報 (PDF)”. 静岡地方気象台ホームページ. 2014年7月23日閲覧。
  25. ^ 全国都道府県市区町村別面積調”. 国土地理院ホームページ. 2014年7月23日閲覧。
  26. ^ 三区のイメージカラー・ロゴマーク”. 静岡市ホームページ. 2014年6月6日閲覧。
  27. ^ a b c 三区のイメージカラー及びロゴマークの制定 (PDF)”. 静岡市ホームページ. p. 7 (2007年7月26日). 2014年6月6日閲覧。
  28. ^ 2003年(平成15年)4月1日公布 平成15年静岡市条例第1号「静岡市の事務所の位置を定める条例」
  29. ^ SBS静岡放送 (2009年1月19日). “今月の特集 1月19日 コレってどうなの? (130) 「どうなる? 東静岡地区」”. 2009年6月14日閲覧。
  30. ^ 2009年(平成21年)3月13日公布 平成21年静岡市条例第37号「静岡市の事務所の位置を定める条例の一部を改正する条例」
  31. ^ 中心市街地再生のためのまちづくりのあり方に関する 研究アドバイザリー会議報告書について”. 国土交通省ホームページ (平成17年8月10日). 2014年6月6日閲覧。
  32. ^ 興津漁港区域の廃止に伴う国有地所管換え業務に関する保有個人情報取扱業務届出の受付が静岡市経済局商工部清水港振興課により行われている。
  33. ^ 静岡市経済局農林水産部治山林道課における興津漁港区域の廃止に伴う国有地所管換え業務の個人情報取扱届出書を表示します。”. 静岡市ホームページ. 2014年7月23日閲覧。
  34. ^ プロ球団創設へ 静岡市が始動 「子供に夢を」数千万円の予算計上” (2012年2月1日). 20120201時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年2月5日閲覧。
  35. ^ りぼん版
  36. ^ 新聞連載版
  37. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t 静岡市のロケ実績一覧”. 静岡市フィルムサポーターズホームページ. 2014年6月5日閲覧。
  38. ^ “日本のロケ地が中国人ツアー客に人気”. 人民日報日本語版. (2010年10月20日). http://j.people.com.cn/94476/7171057.html 2014年5月30日閲覧。 
  39. ^ 王 家灼 (2011年). “地域ブランドの構築による観光需要の創造に関する一考察 ―中国人観光客を対象として― (PDF)”. 早稲田大学. pp. 122,129. 2014年5月31日閲覧。

関連項目[編集]


外部リンク[編集]