キンモクセイ
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キンモクセイ
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| 分類 | ||||||||||||||||||||||||
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| 学名 | ||||||||||||||||||||||||
| Osmanthus fragrans Lour. var. aurantiacus Makino (1902) | ||||||||||||||||||||||||
| 和名 | ||||||||||||||||||||||||
| キンモクセイ | ||||||||||||||||||||||||
| 英名 | ||||||||||||||||||||||||
| fragrant orange-colored olive |
キンモクセイ(金木犀、学名:Osmanthus fragrans var. aurantiacus)はモクセイ科モクセイ属の常緑小高木樹で、ギンモクセイの変種。中国南部が原産で江戸時代に渡来した。中国では正しくは丹桂がこれに当たるが、一般には桂花の名で呼ばれることがある。しかし桂花は木樨属におけるひとつの種名であり、金桂(ウスギモクセイ)、銀桂(ギンモクセイ)などを含む全ての亜種・変種・品種を総括するものである。
目次 |
特徴 [編集]
主に庭木として観賞用に植えられている。秋になると小さいオレンジ色の花を無数に咲かせ、芳香を放つ。芳香はギンモクセイよりも強い。雌雄異株であるが、日本では雄株しか入っていないので結実しない。雄しべが2本と不完全な雌しべを持つ。
花冠は白ワインに漬けたり(桂花陳酒)、茶に混ぜて桂花茶と呼ばれる花茶にしたり、蜜煮にして桂花醤と呼ばれる香味料に仕立てたりする。
また桂花蟹粉(芙蓉蟹の別名)、桂花鶏絲蛋、桂花豆腐、桂花火腿などのように鶏卵の色をキンモクセイの花の色に見立てて名づけられた卵料理は多く、正月用の菓子である桂花年糕のようにキンモクセイの花の砂糖漬けを飾るなど実際にこの花が使われる料理もある[1]。
香りの主成分はβ-イオノン、リナロール、γ-デカラクトン、リナロールオキシド、cis-3-ヘキセノールなど。このうち、γ-デカラクトンなどはモンシロチョウなどへの忌避作用があることが判明している[2][3]。
文化 [編集]
秋の季語である。
金木犀の花は甘めでしっかりした強い香りであることから、日本において汲み取り式トイレが主流で悪臭を発するものが多かった時期には、その近くに植えられることもあった[4]。その要因から香りがトイレの芳香剤として1970年代初頭から1990年代前半まで主流で利用されていたため、一部年齢層においてはトイレを連想させることがある[4]。
都道府県の木に指定している自治体 [編集]
市区町村の木に指定している自治体 [編集]
- 茨城県 - 牛久市
- 千葉県 - 八街市
- 神奈川県 - 横浜市泉区、中井町、大井町
- 長野県 - 高森町
- 静岡県 - 掛川市、袋井市
- 愛知県 - 名古屋市天白区、日進市、蟹江町
- 滋賀県 - 草津市
- 大阪府 - 大阪市淀川区、豊中市
- 兵庫県 - 明石市
- 奈良県 - 三宅町
- 和歌山県 - 紀の川市
- 岡山県 - 建部町(2007年1月22日、岡山市へ編入合併)
- 福岡県 - 田川市、小竹町、筑前町
- 佐賀県 - 鹿島市
- 熊本県 - 山鹿市、宇土市、甲佐町
- 大分県 - 別府市
脚注・参考文献 [編集]
- ^ 『改訂 調理用語辞典』 全国調理師養成施設協会編集発行 調理栄養教育公社発売 1999年4月2日発行 ISBN 4-924737-35-6
- ^ モンシロチョウが嫌うキンモクセイの香り
- ^ Ômura, H.; Honda, K.; Hayashi, N.(2000). "Floral Scent of Osmanthus fragrans Discourages Foraging Behavior of Cabbage Butterfly, Pieris rapae." J. Chem. Ecol. 26(3): 655–666. doi:10.1023/A:1005424121044
- ^ a b トイレの「キンモクセイの香り」が衰退した理由 - エキサイトニュース 2006年10月24日