水郡線

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JR logo (white).svg 水郡線
袋田駅付近を走るキハE130系
袋田駅付近を走るキハE130系
水郡線の路線図
路線総延長 147.0 km
軌間 1067 mm

水郡線(すいぐんせん)は、茨城県水戸市水戸駅から福島県郡山市安積永盛駅までと、茨城県那珂市上菅谷駅で分岐して茨城県常陸太田市常陸太田駅までを結ぶ東日本旅客鉄道(JR東日本)の鉄道路線地方交通線)である。奥久慈清流ラインという愛称が付けられている[1]

路線データ[編集]

  • 路線距離(営業キロ):147.0km
    • 水戸駅 - 安積永盛駅間 137.5km
    • 上菅谷駅 - 常陸太田駅間 9.5km
  • 軌間:1,067mm
  • 駅数:45(起終点駅含む)
    • 水郡線所属駅に限定した場合、起終点駅(水戸駅は常磐線、安積永盛駅は東北本線の所属[2])が除外され、43駅となる。
  • 複線区間:なし(全線単線
  • 電化区間:なし(全線非電化
  • 閉塞方式:特殊自動閉塞式(軌道回路検知式)
  • 保安装置:
  • 最高速度:
    • 水戸駅 - 常陸大子駅間:95km/h
    • 常陸大子駅 - 安積永盛駅間、上菅谷駅 - 常陸太田駅間(支線):85km/h
  • 運転指令所:水戸総合指令室 (CTC)
  • 車両基地所在駅:常陸大子駅

2014年4月1日から、水戸駅 - 常陸大子駅間・上菅谷駅 - 常陸太田駅間が旅客営業規則の定める大都市近郊区間の「東京近郊区間」に含まれている。また、水戸駅・上菅谷駅・常陸大宮駅常陸大子駅常陸太田駅IC乗車カードSuica」(相互利用可能なICカードを含む)利用可能駅となっており、これらの駅の相互間、またはこれらの駅と水戸駅以遠のSuicaエリアの駅との相互間で利用できる[3]。線内ではこれらの4駅以外ではICカードは引き続き利用できないほか、安積永盛駅方面へのエリアを跨ぐ利用もできない。

安積永盛駅をのぞき東日本旅客鉄道水戸支社の管轄である。安積永盛駅は同社仙台支社の管轄であり、磐城守山駅 - 安積永盛駅間(水戸起点135km地点。阿武隈川を挟んで東側)に支社境界がある。

水戸駅と安積永盛駅、それに直通運転先の郡山駅をのぞく線内全駅にトレインロケーションシステム「おしらせくん」が設置されている。

路線概要[編集]

水戸 - 上菅谷間[編集]

水戸駅を出ると、すぐに常磐線から分岐して北上する。この直後、台地を抜ける切り通しは水戸城空堀を利用したものである。

この区間は水戸のベッドタウンであり、住宅地と農地が混在する平地を走行する。比較的こまめに駅が設置されており、駅間距離は1-2kmと短めの区間が続く。ほぼ国道349号と並行している。ただし、水郡線は旧道に沿って建設されたため、後から開通したバイパスからは離れており、バイパス沿線に多いロードサイド店等の利用には難がある(これは常陸大宮市の国道118号バイパスについても同様のことが言える)。このため、折からの利用者減も相まって水郡線沿線周辺の空洞化が課題となっている。また、当区間以北も含め駅に通ずる道路が狭いところも多い。なお、国道6号および常磐線まで5km強程度と比較的近くを走る地域もある。

水戸駅と上菅谷駅以外の駅はすべて無人駅であるが、この区間の無人駅にはすべて簡易自動券売機が設置されているため、列車に乗る前に乗車券類が買える(下菅谷駅はかつては簡易委託駅となっていたが、現在は無人駅となっている)。ただし簡易自動券売機も稼動時間が決まっている(概ね列車運転時間帯は稼働している)。また簡易自動券売機では当日の100キロ以内の片道乗車券しか発売していない。

上菅谷駅は水郡線の途中駅において乗車人員が3位(2010年度)となっており、本数が減る常陸太田駅や常陸大宮駅より少ない。

水戸 - 常陸青柳間の那珂川橋梁は過去の堤防が低い時代に架橋されたため、堤防を掘り下げた構造となっている。大雨の影響で那珂川が増水した場合は防水門で橋梁が封鎖され運休になりやすく、また那珂川橋梁が増水した河川の流れを阻害しているため、洪水・老朽化対策として隣接する水府橋と共に2011年4月10日完成予定で架け替え工事が行われていた[4]。しかし、同年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震東日本大震災)の影響で水郡線も不通となり、旧橋梁・新橋梁共に損壊を受けたために予定が変更され[5]、線路を新橋梁経由に切り替えて同年4月15日[6]に復旧した。

上菅谷 - 常陸太田間[編集]

上菅谷駅で郡山方面と常陸太田方面に分岐する。常陸太田方面は太田支線・太田線などとも呼ばれているが、歴史的にはこちらの方が古く、上菅谷駅からは直進するルートとなっており引き続き国道349号とほぼ並走する。

主に朝夕の通勤・通学時間帯は水戸 - 常陸太田間の直通列車が運行されるが、それ以外の時間帯は上菅谷 - 常陸太田間の運行となり、水戸へ向かう際は上菅谷で乗り換える必要がある。

上菅谷 - 常陸太田間は、上下列車が行き違いできる交換設備をもつ駅がなく、終着の常陸太田も1面1線の構造であり、この区間には上下列車合わせて1本の列車しか入線できない。そのため朝夕の通勤・通学時間帯を含めて、1時間に1本の本数に留まる(昼間は約2時間空く時間帯もある)。この区間は主に農地が目立ち、駅周辺に小さな集落が広がるのみで、途中駅の利用者は多くない。ほとんどの利用者は常陸太田に集中しているが、常陸太田駅は水郡線のみが発着する駅としては乗車人員が1位(2010年度)であるため、水戸 - 常陸太田間の旅客輸送は水郡線の営業収入において大きな位置を占めている。特に日立電鉄が廃止された後は、常陸太田市街への唯一の鉄道路線となっている。

上菅谷 - 常陸大子間[編集]

上菅谷 - 常陸大宮間は水戸の近郊区間としての特色が強く、1時間に1本程度の本数が設定されている。農地が目立つが、駅周辺は住宅地が集積している。上菅谷から西方に分岐し、茨城県道31号瓜連馬渡線に沿うように旧瓜連町方面に進み、瓜連駅付近からは国道118号と並行する。常陸大宮は水郡線における水戸近郊圏の北限で、途中駅において乗車人員が2位(2010年度)である。

常陸大宮より先は、久慈川と並行して八溝山地に分け入るように進み、勾配・カーブの連続で山岳路線の雰囲気が色濃くなる。沿線のいたるところで久慈川と交差する箇所があり、車窓に川面が映る場面が多い。沿線人口も希薄となるため、各駅の乗車人員はかなり少なくなる。

沿線、特に大子町には日本三名瀑の一つである「袋田の滝」や、奥久慈温泉郷、八溝山などの観光スポットが多くあり、沿線住民の利用者に加えて観光での利用者も多い。そのため常陸大宮 - 常陸大子間も1-2時間に1本ほどの列車が設定されており、水戸への通勤・通学が可能な圏内の北限とされる。

常陸大子 - 郡山間[編集]

八溝山地と阿武隈高地の間を走行する。山地を走行するが、一般的な山岳鉄道とは異なり、トンネルは少ない。山間部を縫う様に走行するため、制限速度55km/h - 70km/h程の曲線が多く存在する。磐城石川より先は東北本線と2 - 5kmほどの距離を置いて並走する形態となるが、両線の間に流れる阿武隈川によって利用者の棲み分けができている。沿線の途中に福島空港があるが、空港の利用者数が極端に低いことと、この区間の水郡線の本数が少ないこともあって、水郡線は福島空港への空港アクセス路線の機能は担っていない。水郡線の終点は安積永盛であるが、すべての列車が東北本線に乗り入れ郡山まで運行される。

運行形態[編集]

線路名称上は安積永盛駅が終点だが、同駅で折り返す列車はなく、東北本線に乗り入れて郡山駅発着で運行されている。

全体的にはおよそ1 - 2時間に1本程度の運行であるが、水戸駅 - 上菅谷・常陸大宮駅間は1時間あたり1 - 2本運行されている。水戸駅 - 常陸大宮駅・常陸大子駅間と上菅谷駅 - 常陸太田駅間の区間運転の列車も多く、水戸駅 - 郡山駅間を全線通しで運行される列車は1日あたり下り7本、上り6本のみである(季節列車・接続列車をのぞく)。常陸大宮駅発着列車のうち夕方の1往復が休日運休である(以前は早朝の常陸大子駅始発の水戸方面の列車も休日運休だった)。上菅谷駅 - 常陸大子駅間は15往復程度の運行がある。常陸大子駅 - 郡山駅間の本数は水郡線の中でも最も少なく、日中は列車間隔が4時間半程度開くこともある。

支線の常陸太田駅発着列車は朝夕を中心に水戸駅発着が設定されているが、日中や夜間は上菅谷駅 - 常陸太田駅間の支線内の往復運行となっている。基本的に1時間に1本程度の運転だが、日中は2時間おきとなる時間帯がある。早朝と深夜に上菅谷駅 - 常陸太田駅間に回送列車が設定されている。

水戸駅 - 上菅谷駅間は、水戸駅 - 郡山方面の本線筋の列車のほかに、水戸駅 - 常陸太田駅間の支線方面の列車も走行するため、水郡線において列車密度が一番高い区間である。1時間あたり朝ラッシュ時は3本、日中は1 - 2本程度運行されている。

郡山方は、前述の全区間運行列車のほかに常陸大子駅 - 郡山駅間の区間列車が下り2本、上り1本(水戸行きに連絡)と途中の磐城石川駅で翌朝まで留置される磐城石川駅 - 郡山駅間の列車1往復がある。また、上りは夜に郡山発磐城棚倉行きでそのまま留置され、翌朝に磐城棚倉発水戸行きとなる運用がある。日中時間帯に常陸大子駅 - 郡山駅間で1往復増発される日(主に土休日)がある。

列車は1 - 4両編成で運行されており、ラッシュ時は3 - 4両編成が多い。また、列車によっては平日と休日で編成が異なる場合がある。水戸駅 - 常陸大子駅・常陸太田駅間は主に2 - 4両編成、常陸大子駅 - 郡山駅間は1 - 3両編成で運行されている。かつては5両編成も存在していた。

最終列車は周辺路線と比べると早く、上り列車の水戸着は21時43分、水戸発の下り常陸大子行き(常陸太田行き接続)は22時30分である。水郡線の下りと比較すると水戸線の下館行き(22時30分発)と同等だが、常磐線の下り最終接続列車は水戸線の方が1本遅い。この他の周辺路線の最終列車は概ね水戸駅・勝田駅発着が23時台に設定されている。

ワンマン運転[編集]

全区間でワンマン運転を実施しており、ワンマン列車は1両または2両編成で運行されるが、休日を中心に増結があり、時刻表にワンマンと書かれていても実際はワンマンではなく車掌が乗務していることがある(ツーマン運転)。また、ワンマン列車でも車掌のネームプレートを付けた乗務員が乗車することがあるが、この場合、車掌は切符の販売、安全確認、乗り換え案内放送などを行い、ドアの開閉は運転士が担当する。車掌乗務のワンマン列車の場合、車両がワンマン運転が困難なぐらい混雑するとワンマン運転を取りやめることがある(旧来の車両はドアが片面に2つしかなく、そのドア付近に乗客が溜まりやすいのも一因であった)。この場合、取りやめた駅からは通常の列車と同じになりドア扱いを車掌が行うため、無人駅でもホーム側の全ドアが開くようになる。なお、中央のドアは、無人駅では乗降扱いを行わない。

臨時列車[編集]

春の行楽シーズンや秋の大子の紅葉シーズンには、臨時快速「ぶらり奥久慈号」やトロッコ列車の「風っこ」号などが運行される。

また、1990年代には常磐線松戸我孫子から常陸大子までキハ40系やキハ58系を利用したホリデー快速が運転されたこともある。

過去の優等列車[編集]

以下の各急行列車はいずれも1966年まで準急列車

年表[編集]

  • 1958年昭和33年) 上野駅 - 矢祭山駅間を運行する臨時準急列車として「奥久慈」運行開始。当初は週末に運行されていた。
  • 1961年(昭和36年)
    • 3月 臨時列車ながら毎日運行される上野駅 - 磐城石川駅間運行の「奥久慈」を増発。
    • 10月1日 磐城石川駅発着の「奥久慈」を定期列車化。
  • 1964年(昭和39年)
    • 5月1日 臨時列車の扱いながら福島駅直通列車として以下の準急列車の運行を開始する。
      • スカイライン」(水戸駅 - 福島駅間)
      • 久慈川」(上野駅 - 磐城石川駅 - 福島駅間)
    • 10月1日 「スカイライン」「久慈川」定期列車化。また、「奥久慈」に常陸太田駅発着列車を併結開始。
  • 1966年(昭和41年)3月5日 準急列車制度改変に伴い、「奥久慈」「スカイライン」「久慈川」急行列車に昇格。
  • 1968年(昭和43年)10月1日 ヨンサントオダイヤ改正により、「スカイライン」廃止、「久慈川」は「奥久慈」に名称統合。
    • なお、旧「久慈川」の「奥久慈下り1号・上り2号」は郡山駅までの運行となる。また、この時点で全区間を通して急行として運転する列車はなくなり、途中の常陸大子駅より郡山方向は普通列車として運行される。
  • 1983年(昭和58年)
    • 4月30日 「奥久慈」の急行列車区間が常磐線内のみとなる。
    • 6月 「奥久慈」1往復廃止。
  • 1985年(昭和60年)3月14日 「奥久慈」が定期列車としては廃止。

使用車両[編集]

キハE130系(2009年9月22日、上菅谷駅)
運用終了したキハ110系(2007年1月11日、郡山駅)

現在[編集]

過去[編集]

蒸気機関車時代は水戸機関区の8700形8620形が客貨列車牽引に使用されていたが、1960年にDD13形ディーゼル機関車が投入された。しかし同形式は列車暖房装置を持っていないため、大正末年製造の古参暖房車ホヌ30形も水戸に配属され、冬季は機関車の次位に連結されていた。1971年頃DE10形に代替され、暖房車も廃車された。

歴史[編集]

太田鉄道→水戸鉄道(2代)[編集]

  • 1897年明治30年)11月16日 太田鉄道の水戸 - 久慈川間が開業、青柳・下菅谷・上菅谷・額田・久慈川の各駅を新設。
    • 太田地域の商人による共同出資で設立。その後水戸藩出身の代議士・小山田信蔵が経営に携わり一時は日本鉄道との合併を画策するも頓挫。工事も久慈川を渡る橋梁の工事に着手できず、却って経営の不振を招いた。
  • 1899年(明治32年)
    • 4月1日 久慈川 - 太田間を延伸開業、太田駅を新設。
    • 4月17日 久慈川駅を一般駅から貨物駅に変更。
    • 5月11日 (貨)久慈川駅を廃止。
    • 9月7日 河合駅を新設。
  • 1901年(明治34年)10月21日 太田鉄道が水戸鉄道(2代)に事業を譲渡[7]
    • 太田鉄道の債務不履行に業を煮やした十五銀行が、差し押さえを実行。株主間の裁判による紛争を経て十五銀行が新たに水戸鉄道を設立、太田鉄道の設備と営業を買収した。その後、水戸鉄道は安田財閥に営業権が移る。
  • 1918年大正7年)
    • 6月12日 上菅谷 - 瓜連間が延伸開業[8]、常陸鴻巣・瓜連の各駅を新設。
    • 10月23日 瓜連 - 常陸大宮間を延伸開業[9]、常陸大宮駅を新設。
  • 1919年(大正8年)2月1日 静駅を新設。

大郡線→水郡線→水郡南線[編集]

  • 1922年(大正11年)12月10日 大郡線の常陸大宮 - 山方宿間が開業、玉川村・山方宿の各駅を新設。
  • 1925年(大正14年)8月15日 山方宿 - 上小川間を延伸開業、上小川駅を新設。
  • 1926年(大正15年)3月21日 西金駅を新設。
  • 1927年昭和2年)
    • 3月10日 上小川 - 常陸大子間を延伸開業、袋田・常陸大子の各駅を新設。
    • 12月1日 水戸鉄道が買収され国有化。大郡線を編入して水戸 - 常陸大子間および上菅谷 - 常陸太田間を水郡線とする[10]。青柳駅を常陸青柳駅に、太田駅を常陸太田駅に改称。機関車6両、客車19両、貨車44両を引継ぐ[11]
  • 1929年(昭和4年)5月10日 水郡北線開業に伴い水郡線を水郡南線に線名改称。
  • 1930年(昭和5年)4月16日 常陸大子 - 東館間を延伸開業、下野宮・東館の各駅を新設。
  • 1931年(昭和6年)10月10日 東館 - 磐城塙間を延伸開業、磐城石井・磐城塙の各駅を新設。
  • 1932年(昭和7年)
    • 4月2日 矢祭山仮乗降場を新設。
    • 11月11日 磐城塙 - 磐城棚倉間を延伸開業、近津・磐城棚倉の各駅を新設(白棚鉄道の既設駅に乗り入れ)。
  • 1934年(昭和9年)5月11日 水戸-常陸大宮、上菅谷 - 常陸太田間で気動車運転開始[12]

水郡北線[編集]

  • 1929年(昭和4年)5月10日 水郡北線として笹川 - 谷田川間を開業、磐城守山・谷田川の各駅を新設。
  • 1931年(昭和6年)10月30日 谷田川 - 川東間を延伸開業、川東駅を新設、笹川駅を安積永盛駅に改称。

全通後[編集]

  • 1934年(昭和9年)12月4日 磐城棚倉 - 川東間を延伸開業し全通。水郡南線・水郡北線をあわせて水郡線と改称、磐城浅川・里白石・磐城石川・野木沢・泉郷の各駅を新設。
  • 1935年(昭和10年)9月1日 常陸津田・後台・中菅谷・常陸中里・常陸村田・常陸酒出・佐竹の各駅を新設。
  • 1937年(昭和12年)3月27日 矢祭山仮乗降場を仮停車場に改める。
  • 1939年(昭和14年)11月15日 矢祭山仮停車場を駅に改める。
  • 1941年(昭和16年)8月10日 常陸中里・常陸村田の各駅を休止。
  • 1952年(昭和27年)5月1日 小塩江駅を新設。
  • 1953年(昭和28年)2月1日 常陸酒出駅を南酒出駅に改称。
  • 1954年(昭和29年)10月21日 佐竹駅を谷河原駅に改称。
  • 1956年(昭和31年)11月19日 野上原・中舟生の各駅を新設。
  • 1957年(昭和32年)8月1日 南石井駅を新設。
  • 1958年(昭和33年)2月1日 中豊駅を新設。
  • 1959年(昭和34年)6月1日 川辺沖駅を新設。
  • 1982年(昭和57年)10月1日 上菅谷 - 常陸太田間の貨物営業を廃止。
  • 1983年(昭和58年)6月1日 全線でCTC使用開始。
  • 1987年(昭和62年)4月1日 水戸 - 安積永盛間の貨物営業を廃止、国鉄分割民営化に伴い東日本旅客鉄道が承継。
  • 1992年平成4年)3月14日 キハ110系運行開始。ワンマン運転開始。
  • 2007年(平成19年)
    • 1月19日 キハE130系運行開始。
    • 9月12日 キハ110系運用終了。翌9月13日より全列車がキハE130系での運用に。
  • 2011年(平成23年)
    • 3月11日 東北地方太平洋沖地震の影響で線路などの施設が被害を受け、全線不通となる[13]
    • 4月11日 常陸青柳 - 安積永盛間、上菅谷 - 常陸太田間で運行再開。
    • 4月15日 水戸 - 常陸青柳間で運行再開。那珂川新橋梁供用開始。
    • 7月16日 水郡線利用促進会議などにより愛称が「奥久慈清流ライン」に決まる[14][1]
  • 2014年(平成26年)4月1日 - 水戸 - 常陸大子・常陸太田間が東京近郊区間に編入される。同時に、同区間内の有人駅相互間においてSuicaが利用可能となる。

駅一覧[編集]

  • 本線、支線とも全列車普通列車(すべての駅に停車)
  • 線路(水郡線内は全線単線) … ◇・∨・∧:列車交換可、|:列車交換不可、∥:複線(東北本線内)

本線[編集]

便宜上、安積永盛側の全列車が直通する東北本線郡山駅までの区間を記載。なお、東北本線内の貨物駅は省略。

路線名 駅名 駅間営業キロ 累計営業キロ 接続路線 線路 所在地
水郡線 水戸駅 - 0.0 東日本旅客鉄道常磐線
鹿島臨海鉄道大洗鹿島線
茨城県 水戸市
常陸青柳駅 1.9 1.9   ひたちなか市
常陸津田駅 2.2 4.1  
後台駅 2.4 6.5   那珂市
下菅谷駅 1.3 7.8  
中菅谷駅 1.2 9.0  
上菅谷駅 1.1 10.1 東日本旅客鉄道:水郡線支線(常陸太田方面)
常陸鴻巣駅 3.3 13.4  
瓜連駅 3.3 16.7  
静駅 1.4 18.1  
常陸大宮駅 5.3 23.4   常陸大宮市
玉川村駅 5.4 28.8  
野上原駅 3.7 32.5  
山方宿駅 2.7 35.2  
中舟生駅 2.7 37.9  
下小川駅 2.8 40.7  
西金駅 3.4 44.1   久慈郡
大子町
上小川駅 3.2 47.3  
袋田駅 4.5 51.8  
常陸大子駅 3.8 55.6  
下野宮駅 6.4 62.0  
矢祭山駅 4.9 66.9   福島県 東白川郡
矢祭町
東館駅 4.1 71.0  
南石井駅 2.8 73.8  
磐城石井駅 1.1 74.9  
磐城塙駅 6.4 81.3   東白川郡塙町
近津駅 5.1 86.4   東白川郡
棚倉町
中豊駅 2.4 88.8  
磐城棚倉駅 1.7 90.5  
磐城浅川駅 6.5 97.0   石川郡
浅川町
里白石駅 3.0 100.0  
磐城石川駅 5.3 105.3   石川郡
石川町
野木沢駅 4.8 110.1  
川辺沖駅 2.5 112.6   石川郡
玉川村
泉郷駅 2.7 115.3  
川東駅 6.9 122.2   須賀川市
小塩江駅 3.8 126.0  
谷田川駅 2.9 128.9   郡山市
磐城守山駅 3.2 132.1  
安積永盛駅 5.4 137.5 東日本旅客鉄道:東北本線黒磯方面)
東北本線
郡山駅 4.9 142.4 東日本旅客鉄道:東北新幹線山形新幹線・東北本線(福島方面)・磐越東線磐越西線

常陸太田支線[編集]

  • 列車交換は上菅谷駅のみ可能
  • 全駅茨城県内に所在
駅名 駅間営業キロ 累計営業キロ 接続路線 所在地
上菅谷駅 - 0.0 東日本旅客鉄道:水郡線(本線) 那珂市
南酒出駅 2.5 2.5  
額田駅 1.1 3.6  
河合駅 3.1 6.7   常陸太田市
谷河原駅 1.5 8.2  
常陸太田駅 1.3 9.5  

廃駅[編集]

括弧内は起点(水戸駅)からの営業キロ。

過去の接続路線[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ a b 水郡線愛称の決定について - 茨城県公共交通活性化会議、2011年7月21日。
  2. ^ 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTB 1998年
  3. ^ Suicaの一部サービスをご利用いただける駅が増えます (PDF) - 2013年11月29日 東日本旅客鉄道
  4. ^ 市毛水戸線(水府橋)車両通行止めのお知らせ【水戸土木事務所】
  5. ^ 市毛水戸線(水府橋)車両通行止めの中止について【水戸土木事務所】
  6. ^ 陸羽東線は16日全線再開 磐越東線は15日に - 共同通信、2011年4月15日。
  7. ^ 「営業開始」、「私設鉄道株式会社解散」『官報』1901年11月5日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  8. ^ 「軽便鉄道運輸開始」『官報』1918年6月15日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  9. ^ 「軽便鉄道運輸開始」『官報』1918年11月6日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  10. ^ 「鉄道省告示第270・271号」『官報』1927年11月21日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  11. ^ 『鉄道統計資料. 昭和2年』(国立国会図書館近代デジタルライブラリー)
  12. ^ 『鉄道省年報. 昭和10年度』(国立国会図書館近代デジタルライブラリー)
  13. ^ 水郡線復旧進まず 通学の高校生ら不安の声 - 茨城新聞、2011年3月28日。
  14. ^ 常陸太田新駅舎お披露目 水郡線愛称「奥久慈清流ライン」 - 茨城新聞、2011年7月17日。

参考文献[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]