アトリエ

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アトリエで制作中のアドリアーン・ファン・オスターデの自画像、1663年。

アトリエatelier)、工房(こうぼう) とは、画家美術家工芸家建築家などの芸術家が仕事を行うための専用の作業場のこと。また、その工房を拠点とする芸術家集団をさしてアトリエと呼ぶこともある。英語ではスタジオstudio)と呼ばれる。

15世紀以降、多数の注文を受けて社会的に成功した画家彫刻家は、弟子たちとともに作業をする大きな工房を構えた。大人数が大きな作品の制作のために働くには、作業スペース、材料・道具置場、制作中や制作後の作品置場などが必要であり、作品をよく見て作るために光のさしこむ大きな窓も必要であった。

今日でも美術家のアトリエは、必要な機材や材料を置くため、また大きな作品を制作するために、広くて天井の大きな明るい空間であることが重要である。もっとも資金力のない若い画家などは大都市の中心で大きな部屋は借りられないため、廃工場や廃倉庫ロフトを格安で手に入れ再利用したり、農村部の納屋などを使うこともある。都市郊外の家賃が安い地区や、都心に近いが衰退した地区など、アトリエの手に入れやすい地区は歴史的に芸術家街となりやすい(例:19世紀から20世紀初頭のパリモンマルトルモンパルナス、第二次大戦後のニューヨークソーホーチェルシー、近年の旧東ベルリンのミッテ区、北京郊外の大山子地区など)。

建築では設計者を、ゼネコン設計部(公共建築の設計は出来ない)、ハウスメーカー組織系建築設計事務所(例、日建設計)、アトリエ系建築設計事務所建築家個人の事務所)と分類することがある。

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