猿島郡

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茨城県猿島郡の範囲(1.五霞町 2.境町 水色・薄緑:後に他郡から編入された区域)

猿島郡(さしまぐん)は、茨城県下総国)の

人口33,733人、面積69.67km²、人口密度484人/km²。(2014年11月1日、推計人口

以下の2町を含む。

郡域[編集]

当初の郡域は以下の通り。のちに編入された郡域については、西葛飾郡の項目を参照。

  • 坂東市(全域)
  • 古河市(北山田、谷貝、東山田、長左衛門新田、山田、新和田、大和田、仁連、上片田、下片田、駒込、五部、上和田、諸川、諸川新田)
  • 猿島郡境町(全域)

歴史[編集]

近代以降の沿革[編集]

  • 旧高旧領取調帳」に記載されている明治初年時点での支配は以下の通り。●は村内に寺社領が存在。下記のほか、諸川新田、生子新田、幸田新田、猫実新田、神田山新田、大口新田、内ノ山村(いずれも幕府領)が存在したが、記載されていない。内ノ山村は沓掛村に、その他は同名の村に含まれているものと推測される。また、東山田村(新田)、東山田新田吉左衛門受は東山田村に、馬立村(新田)は馬立村に含める。(1町81村)
知行 村数 村名
幕府領 幕府領 20村 ●諸川村、●仁連村、東山田村、東山田村(新田)、東山田新田吉左衛門受、長左衛門新田、逆井村、●生子村、●沓掛村、大浜新田、弓田村、●馬立村、馬立村(新田)、平八新田、勘助新田、●幸田村、大口村、庄右衛門新田、●猫実村、●神田山村
旗本領 2村 五部村、北山田村
幕府領・旗本領 1村 山村
藩領 下総関宿藩 1町46村 谷貝村、志鳥村、横塚村、稲尾村、猿山村、下砂井村、栗山村、蛇池村、長井戸村、上小橋村、下小橋村、西泉田村、山崎村、菅谷村、内門村、大歩村、境町、染谷村、●伏木村、●借宿村、半谷村、●冨田村、●寺久村、一ノ谷村、浦向村、金岡村、百戸村、●若林村、●三村、上出島村、●駒跿村、長須村、●鵠戸村、●岩井村、●辺田村、下出島村、●長谷村、中里村、●大谷口村、●小泉村、●桐ノ木村、●小山村、●莚打村、●矢作村、大崎村、法師戸村
下総古河藩 2村 駒込村、上片田村
下野壬生藩 2村 下片田村、大和田村
下総関宿藩・丹後峰山藩 1村 上和田村
幕府領・藩領 幕府領・下野壬生藩 1村 新和田村
旗本領・下野壬生藩 1村 山田村
幕府領・旗本領・下総関宿藩 1村 塚崎村

町村制以降の沿革[編集]

1.古河町 2.新郷村 3.勝鹿村 4.岡郷村 5.桜井村 6.香取村 7.五霞村 11.静村 12.長田村 13.八俣村 14.幸島村 15.猿島村 16.森戸村 17.生子菅村 18.逆井山村 19.七重村 20.沓掛村 21.弓馬田村 22.飯島村 23.神大実村 24.岩井村 25.七郷村 26.中川村 27.境町 28.長須村 (紫:古河市 赤:境町 桃:坂東市 青:五霞町)
  • 1889年(明治22年)
    • 3月31日 - 下記の町村の統合が行われる。(1町17村)
      • 静村 ← 横塚村、塚崎村、稲尾村、志鳥村(現境町)
      • 長田村 ← 長井戸村、猿山村、蛇池村、下砂井村、栗山村、西泉田村、上小橋村(現境町)
      • 八俣村 ← 北山田村、谷貝町、東山田村、長左衛門新田、山田村(現古河市)
      • 幸島村 ← 新和田村、大和田村、仁連町、上片田村、下片田村、駒込村、五部村、上和田村、諸川町、諸川新田(現古河市)
      • 猿島村 ← 下小橋村、山崎村、内門村、大歩村、染谷村、浦向村、金岡村(現境町)
      • 森戸村 ← 伏木村、百戸村、一ノ谷村、若林村(現境町)
      • 生子菅村 ← 生子村、生子新田、菅谷村(現坂東市)
      • 逆井山村 ← 逆井村、山村(現坂東市)
      • 七重村 ← 半谷村、富田村、借宿村、駒跿村、寺久村、三村、上出島村(現坂東市)
      • 沓掛村 ← 沓掛村、内野山村(現坂東市)
      • 弓馬田村 ← 弓田村、馬立村、幸田村(現坂東市)
      • 飯島村 ← 大馬新田、平八新田、勘助新田、幸田新田、猫実新田、神田山新田、大口新田、庄右衛門新田(現坂東市)
      • 神大実村 ← 神田山村、大口村、猫実村(現坂東市)
      • 岩井村 ← 岩井村、辺田村、鵠戸村(現坂東市)
      • 七郷村 ← 法師戸村、矢作村、大崎村、小泉村、大谷口村、下出島村、中里村(現坂東市)
      • 中川村 ← 長谷村、桐木村、小山村、莚打村(現坂東市)
      • 境町(単独町制。現境町)
      • 長須村(単独村制。現坂東市)
    • 4月1日 - 上記1町17村が町村制を施行。
  • 1896年(明治29年)
  • 1923年大正12年)4月1日 - 郡会が廃止。郡役所は存続。
  • 1926年(大正15年)7月1日 - 郡役所が廃止。以降は地域区分名称となる。
  • 1900年(明治33年)7月4日 - 岩井村が町制施行し、岩井町となる。(3町22村)
  • 1932年昭和7年)7月1日 - 新郷村伊賀袋、立崎の一部が埼玉県北埼玉郡川辺村(現加須市)に編入。
  • 1950年(昭和25年)8月1日 - 古河町が市制施行し、古河市となり郡より離脱。(2町22村)
  • 1954年(昭和29年)3月20日 - 沓掛村が町制施行し、沓掛町となる。(3町21村)
  • 1955年(昭和30年)
    • 2月1日 - 生子菅村・逆井山村が合併し、富里村が発足。(3町20村)
    • 2月11日 - 幸島村・八俣村が結城郡名崎村と合併し、三和村(みわむら)が発足。(3町19村)
    • 3月1日 - 岩井町・中川村・七郷村・神大実村・飯島村・弓馬田村・七重村・長須村が合併し、改めて岩井町が発足。(3町12村)
    • 3月15日 - 新郷村が古河市に編入。(3町11村)
    • 3月16日(3町4村)
      • 勝鹿村・岡郷村・桜井村・香取村が合併し、総和村が発足。
      • 境町・静村・長田村・猿島村・森戸村が合併し、境町が発足。
  • 1956年(昭和31年)4月1日 - 沓掛町・富里村が合併し、富里町が発足。富里町は即日改称して猿島町となる。(3町3村)
  • 1968年(昭和43年)1月1日 - 総和村が町制施行し、総和町となる。(4町2村)
  • 1969年(昭和44年)1月1日 - 三和村が町制施行・改称し、三和町(さんわまち)となる。(5町1村)
  • 1972年(昭和47年)4月1日 - 岩井町が市制施行し、岩井市となり郡より離脱。(4町1村)
  • 1996年平成8年)6月1日 - 五霞村が町制施行し、五霞町となる。(5町)
  • 2005年(平成17年)
    • 3月22日 - 猿島町が岩井市と合併し、坂東市が発足したため郡より離脱。(4町)
    • 9月12日 - 総和町・三和町が古河市と合併し、改めて古河市が発足したため郡より離脱。(2町)

変遷表[編集]

参考文献[編集]