京成トランジットバス

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京成トランジットバス株式会社
Keisei Transit Bus Co., Ltd.
Keisei-transitbus M-218.jpg
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本の旗 日本
千葉県市川市塩浜2丁目17-4
設立 1999年2月2日
業種 陸運業
事業内容 一般乗合旅客自動車運送事業
一般貸切旅客自動車運送事業
特定旅客自動車運送事業
代表者 代表取締役社長 加藤浩一
資本金 9,000万円
売上高 205人
主要株主 京成電鉄 67%
オリエンタルランド 33%
外部リンク http://www.transitbus.co.jp/
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京成トランジットバス(けいせいトランジットバス)は、主として千葉県市川市船橋市浦安市にて路線バス等の営業を行っている京成グループのバス事業者である。

沿革[編集]

もともとは東京ディズニーリゾート内の輸送等(東京ディズニーリゾート内ホテル・駐車場 - パーク間、および提携ホテルとリゾートを結ぶ無料送迎バスの運行)を目的として京成電鉄およびオリエンタルランドの出資により1999年2月2日に設立された。

その後、京成電鉄が市川営業所八幡車庫担当路線(浦安線、行徳線、原木線、大洲線)の全線を分社化することとなり、行徳・浦安に至る2線は当社が受け持ち、北側の2線はタクシー会社の市川交通自動車(以下「市川交通」)が「市川ラインバス」として受け持つことになった。4線の2社への移管は2001年9月16日である。

なお、現在でもオリエンタルランドの出資は続いており、東京ディズニーリゾート内の既存の事業も継続していることから京成電鉄の連結子会社(持株比率67%)であるが、同時にオリエンタルランドの持分法適用会社(同33%)である。従って東京ベイシティ交通同様、京成電鉄から平成に分割された事業者と言うことはできるが、類する事業者である、ちばフラワーバスちばレインボーバス京成タウンバスちばシティバスちばグリーンバスの5社とは、経営支配的観点で若干異なっている。

2006年5月16日には京成バス船橋営業所の海神線が移管され、船橋市でも路線バスを営業するようになった。また、2009年8月1日をもって市川ラインバスの原木線・大洲線が移管され、市川交通は再びタクシー専業となった。これで、旧・京成電鉄八幡車庫の担当路線すべてを京成トランジットバスが受け持つことになり、路線数は5路線に増えた。なお、移管後も市川交通の本社営業所(旧八幡車庫に所在)にトランジットの車両が待機していることがある。

2014年7月22日より、京王バス東と共同運行で調布駅北口 - TDR間の高速バスを運行開始した。

2014年7月23日より、京成バスの運行していた空港連絡バス「市川・行徳 - 羽田空港線」が運行移管された。

本社および営業所[編集]

本社営業所
千鳥営業所

京成電鉄から2路線を受け継いだ2001年9月16日以降、本社営業所は千葉県市川市塩浜(市川塩浜駅の近傍)である。また、2005年3月には、東京ディズニーリゾートパートナーホテルシャトルバスの運行開始に伴い、専用車18台の増車(のちに25台へ増強)への対応と回送距離短縮のために浦安市千鳥に千鳥営業所が開設された。

本社営業所は、全ての一般路線、市川市コミュニティバス南部ルート、東京ディズニーリゾート・グッドネイバーホテルシャトルバスなど千鳥営業所が担当しない貸切特定バス全般、高速バス、空港連絡バス、千鳥営業所は東京ディズニーリゾート・パートナーホテルシャトルバスとディズニーリゾートクルーザーを担当する。社番は本社営業所所属車がM、千鳥営業所所属車がKを冠する。

なお、車両の検査は京成バス市川営業所に委託している。このため、時折北高校線をトランジットバスの車両が走ることもある。

現行乗合路線[編集]

浦安線[編集]

  • 浦安01: 本八幡駅南口 - 行徳橋北詰 - 押切 - 東京ベイ医療センター - 浦安駅
  • 浦安02: 行徳駅 - 押切 - 東京ベイ医療センター - 浦安駅
  • 浦安03: 本八幡駅南口 - 行徳橋北詰 - 押切 - 行徳駅 - 福栄二丁目 - ハイタウン塩浜 - 新浦安駅
  • 浦安04: 本八幡駅南口 - 行徳橋北詰 - 押切 - 行徳駅
  • 浦安05: 浦安駅 - 東京ベイ医療センター - 南行徳三丁目 - ハイタウン塩浜 - 市川塩浜駅
  • 浦安06: 市川塩浜駅 → ハイタウン塩浜 → 行徳高校 → ハイタウン塩浜第二 → ハイタウン塩浜第一
  • 浦安07: ハイタウン塩浜第二 → ハイタウン塩浜第一 → 市川塩浜駅
  • 浦安08: 新浦安駅 → ハイタウン塩浜 → 行徳高校 → ハイタウン塩浜第二 → ハイタウン塩浜第一
  • 浦安09: ハイタウン塩浜第二 → ハイタウン塩浜第一 → 新浦安駅
    • 1921年:[葛飾乗合]八幡 - 河原(現・行徳橋南詰) - 欠真間 - 相の川 - 当代島 - 浦安(現・林屋旅館(中央公民館のやや北)前)を開通。
    • 大正末期:[葛飾乗合]船橋 - 原木 - 河原 - 浦安、および小松川(現・京葉交差点付近) - 今井 - 相の川 - 浦安を開通。船橋 - 浦安線はその後の動向が不明。
    • 1942年2月1日:[京成]京成となる。今井 - 小松川は東京市営(現在の都営バス)となる。
    • 戦中: 休止される。
    • 1948年:[京成]本八幡駅 - 猫実(=浦安庚申前)、および今井 - 猫実の運行を再開(これより下は本八幡関係のみ記述する)。
    • 1963年3月以前:[京成]本八幡駅 - 行徳橋南詰 - 下妙典 - 徳願寺前(のちの寺町通り) - 相の川 - 猫実(または今井)を開通。下新宿経由の今井便もあった。その当時から、寺町通りが一方通行だったため、浦安方面のみの運行であった。また、行徳街道経由のほうが多かったようだ。
    • 1969年:[京成]本八幡駅 - 浦安車庫(のちのTDL直通バスターミナル、現・浦安駅入口と神明裏の中間)に変更。
    • 1971年12月:[京成]「水にかこまれたまち」によれば「ワンマン化に伴い、妙典経由便を廃止」と記述されている。詳細不明。
    • 1976年11月16日:[京成]本八幡駅 - 浦安橋南詰 - 押切 - 行徳駅 - 行徳高校を開通。
    • 1988年12月1日:[京成]相の川経由便を浦安駅南口(現・ベイシティの浦安駅入口のやや西)に短縮。行徳便を新浦安駅まで延長。本八幡駅・富浜 - 押切 - 行徳駅 - 郵政寮 - 浦安駅南口を開通。
    • 平成:[京成]新浦安駅発着便を美浜東団地経由から浦安警察経由に変更
    • 1995年4月1日:[京成]郵政寮経由便を廃止。相の川経由便を浦安駅までに短縮。
    • 1997年7月6日:[京成]本八幡駅 - 行徳橋南詰 - 押切 - 行徳駅 - 宝二丁目 - 富浜を開通。
    • 2001年9月16日: 京成トランジットバスの路線となる。本八幡駅 - 行徳駅 - 富浜の運行がなくなる。行徳駅 - 相の川 - 浦安駅を開通。
    • 2010年1月18日: 浦安05系統(浦安駅 - 市川塩浜駅)を開通。ただし、平日のみ運行。
    • 2011年7月16日: 浦安05系統平日のみ運行から土日祝も運行開始。
    • 2013年12月28日: 浦安06/07/08/09系統 新規開業

主に行徳街道を走行する路線である。古くからある路線のため、本八幡駅前や行徳橋など狭い区間がかなり多い。本八幡駅前の停留所は駅からやや離れており、100mほど南に行ったMEGAドン.キホーテ(旧長崎屋)の前から発車する。浦安02、04、05の各系統は出入庫を兼ねている。浦安05系統はそれまで回送で行われてきた浦安駅 - 本社営業所の区間を市川市の要望で旅客化した路線である。 浦安線の系統番号は京成電鉄の時には存在せず、トランジットに移管後に設定された。始終点の頭文字+番号で接続する駅などで番号が被らないようにするのが本来慣例であるが、千葉県内では特に系統番号を掲出することが義務付けられておらず各社バラバラの系統番号を設定している。新浦安駅では[浦安03]系統とベイシティ交通の[3]系統の番号が重複している。また[浦安03]系統は本来浦安駅には行かずに新浦安駅に行くので本来は[新浦03]となる訳だが、これはこの路線も含めて浦安線という意味であえて[浦安03]系統としている。2013年12月28日、新浦安駅・市川塩浜駅とハイタウン塩浜を結ぶ、浦安06/07/08/09系統が新規開業した。

行徳線[編集]

  • 行徳01: 富浜(朝のみ) - 宝二丁目 - 行徳駅
  • 行徳02: 妙典駅(10時以降) - 宝二丁目 - 行徳駅
  • 行徳03: 富浜 - 行徳中央公園入口 - 第七中学校 - 行徳駅
  • 塩浜01: 富浜(朝のみ) - 宝二丁目 - 市川塩浜駅
  • 塩浜02: 妙典駅(10時以降) - 宝二丁目 - 市川塩浜駅
  • 塩浜03: 行徳駅 - 千鳥橋 - 市川塩浜駅
  • 妙典01: 妙典駅(10時以降)- ヴェレーナシティ行徳 - 妙典駅(10時以降)
  • 妙典02: 妙典駅(10時以降) - ヴェレーナシティ行徳 - 加藤新田
  • 富浜01: 富浜(朝のみ) - ヴェレーナシティ行徳 - 富浜(朝のみ)
  • 富浜02: ヴェレーナシティ行徳 - 加藤新田 - 富浜(朝のみ)
    • 昭和40-50年代:[京成]本八幡駅 - 妙典三丁目 - 富浜 - 行徳駅 - 行徳支所を開通。
    • 1981年4月1日:[京成]本八幡駅 - 行徳橋南詰 - 下妙典 - 妙典三丁目 - 稲荷木二丁目 - 本八幡駅を開通。
    • 1988年12月1日:[京成]本八幡駅 - 妙典三丁目 - 富浜 - 市川塩浜駅を開通。本八幡駅 - 行徳橋南詰 - 下妙典 - 富浜 - 行徳駅 - 行徳支所を開通。妙典線は廃止。
    • 1995年4月1日:[京成]下妙典経由便を廃止。
    • 1997年7月6日:[京成]行徳支所発着便をすべて富浜止まりに短縮。
    • 2000年9月16日:[京成]市川塩浜駅便を富浜 - 市川塩浜駅に短縮。妙典駅 - 宝二丁目 - 行徳支所(または市川塩浜駅または本八幡駅南口)を開通し、こちらが本線となる。
    • 妙典駅開業にともない、富浜停留所は朝のみの使用となる。
    • 2001年9月16日: 京成トランジットバスの路線となる。行徳駅 - 市川塩浜駅を開通。
    • 2002年1月16日: 行徳便が富浜・妙典駅 - 行徳駅に短縮。
    • 2012年7月16日: 行徳03系統 路線開設
    • 2014年3月20日: 妙典01/妙典02系統、富浜01/富浜02系統 路線開設

主に行徳地区南部を走行する路線である。市川塩浜駅発着路線は出入庫を兼ねている。この路線の特徴としては、朝ラッシュ時(行徳01と塩浜01の運行時間帯)とそれ以外の時間帯によって乗車方法が異なることである。朝ラッシュ時は前乗り後降りで運賃は前払い(申告制)を、それ以外の時間帯は後乗り前乗りの整理券方式を採用している。これは朝ラッシュ時の乗降時間の短縮のためである。(このため各ターミナル駅では前後両方の扉が開くという放送が入る。)なお、前乗り時間帯は車両の前面に「前乗り」と書かれた黄色いボードが置かれる。(また、LED表示に対応している車両ではLEDにも「前払い」と表示される。) 浦安線と同じく行徳線の系統番号は京成電鉄の時には存在せず、トランジットに移管後に設定された。しかし、行徳線のうち行徳駅を通らずに妙典駅(富浜) - 市川塩浜駅を運行する[塩浜01][塩浜02]系統は慣例に従って系統番号が設定されており、系統番号設定に一貫性がない。

海神線[編集]

  • 西船21: 西船橋駅 - 西船二丁目 - 山手三丁目 - 諏訪神社
    • 1959年4月8日:[京成]西船橋駅 - 海神駅 - ひなぎく幼稚園 - 諏訪神社を開通。船橋営業所担当。
    • 1991年6月21日:[京成]西船橋駅 - 西船二丁目 - ひなぎく幼稚園 - 諏訪神社に変更。
    • 2006年5月16日:京成トランジットバスの路線となる。

この路線については 京成バス市川営業所#ファイターズタウン線 も参照のこと

海神線はもともと海神駅をまわって諏訪神社に至る路線であった。そのころは、あまりに道の狭さに、海神駅前の踏切に船橋営業所の誘導員がいた。

その後、海神駅付近の道路が慢性的に渋滞するようになり、正常運行が難しいこともあってか、新道が完成するとそちらの方を経由してから諏訪神社に行くようになった。海神駅は通らなくなったが、一応海神五丁目の端を通過している。団地入口からそのまま環状道路を走ればすぐに諏訪神社に行けるのだが、それでは行田団地線とまったく変わらないし、従来区間をほとんど廃止することになって迷惑ということからわざわざひなぎく幼稚園を経由して見た目にはかなり変なルートを通る。ひなぎく幼稚園から山手三丁目までは道が狭く、中型車を使用している。この路線は運行本数がもともと少なかったのだが、年を経るごとにさらに少なくなっている。この線の独自区間とも言える山手三丁目付近には、多少場所こそ離れているものの、新京成バスの建鉄循環線もありそちらの方が勢いがある。このような状況の中、便数は徐々に減り、京成バスとしての路線の維持が難しくなってきたため、京成トランジットバスに移管された。なお、移管日時点において、車両は京成のものをそのまま使用していたが、排気ガス規制で継続検査が通らなくなった為廃車し、現在は小豆色の中型AT車が運行している

原木線[編集]

原木線の変遷
  • 二俣01: 本八幡駅 - 行徳橋北詰 - 高谷 - 原木中山駅 - 二俣新町駅
    • 戦前:[葛飾乗合]今井 - 今井橋 - 行徳橋 - 原木 - (現・西船橋駅の南側) - 本町 - 船橋駅を開通。(廃止日不明)
    • 1943年:[京成]京成電気軌道となる。当時の運行状況は不明。
    • 1958年12月20日:[京成]原木線として、本八幡駅 - 西船橋駅を開通。
    • 1963年2月1日:[京成]高谷線(本八幡駅 - 行徳橋北詰 - 埋立3号地 - 三菱石油前)を開通。なお、バス停などは「埋立地」行となっていた。
    • 昭和40年代:[京成]原木線を、本八幡駅 - 二俣団地に変更。
    • 昭和40年代:[京成]高谷線を廃止。
    • 1989年6月30日:[京成]本八幡駅 - 二俣新町駅に変更。
    • 2001年9月16日:[市川ライン]市川交通自動車(市川ラインバス)となる。
    • 2009年8月1日: 市川交通自動車から京成トランジットバスに移管

この線は、もともと船橋と行徳地区・今井を結ぶ路線であった。その後、本八幡駅 - 西船橋駅になり、二俣団地ができたときに、本八幡駅 - 二俣団地に変更になり、京葉線開通で二俣新町駅に至った。ただし、終点の二俣新町駅停留所はJRの駅から大変離れている。バスが国道357号を横切ることができず、地下道による徒歩連絡となっているためである。行徳橋北詰 - 原木東口の道路の幅員が大変狭いことが路線の特徴である。1963年から約10年間にわたり、支線的存在である高谷線が、本八幡駅 - 埋立3号地 - 三菱石油前間に数往復程度運行されていた。

なお、市川交通自動車に移管されたときの路線の変更はないが、本数が少なく、長く待たされることが多く、本八幡駅でも原木中山駅でも二俣新町駅でも駅とバス停が若干か、かなり離れているなどして不便なため抜本的な改良が望まれており、市議会では、原木 - 西船間のバス路線復活[1]や、京成電鉄直営時代に存在していた西船橋駅 - 二俣新町駅間の二俣線復活[2]も要望されている。

南部区間では、21世紀になってから、東京エアカーゴシティターミナルが撤退した跡地にコーナンが造られているなどの大変化がある。現在、この辺りでは、会員制バスのJBSバス[3]が運転されているが、現金やバスカード・ICカードは使えないため、乗るには会員券か臨時会員券が必要である。以前は会員券も臨時会員券も不要で、必要になってもコンビニエンスストアで乗車券が購入できたようだが、現在は国土交通省との関係でできなくなったらしく、駅からバス停まで距離が長く、本数も以前より減って不便になっている。

大洲線[編集]

大洲線の変遷
大洲線の変遷(市川駅付近)
  • 市川01: 市川駅 - 大洲町 - 大洲防災公園 - 本八幡駅南口、(深夜バス、平日深夜のみ)本八幡駅南口 ⇒ 鶴指 ⇒ 大洲町 ⇒ 市川駅
  • 市川02: (深夜バス、平日深夜のみ)市川駅 ⇒ 大洲町 ⇒ 大洲防災公園 ⇒ 鶴指 ⇒ 行徳橋北詰 ⇒ 行徳駅 ⇒ 行徳中央病院
  • 市川04: 行徳駅 ⇒ 行徳橋北詰 ⇒ 鶴指 ⇒ 大洲防災公園 ⇒ 大洲町 ⇒ 市川駅
    • 1970年:[京成]市川駅【北口】 - 市川広小路 - 大洲町 - 本八幡駅を開通。
    • 昭和40年代:[京成]市川駅南口発着に変更。
    • 1976年11月12日:[京成]警察廻り(市川駅 - 大洲町 - 市川警察 - 市役所 - 京成百貨店入口)を開通。(京成百貨店入口 - 八幡車庫を回送。)
    • 1989年6月30日:[京成]警察廻りを廃止し、市川駅または本八幡駅 - 市川警察(移設) - 市川東病院 - 西船橋駅南口を開通。
    • 1995年4月1日:[京成]本八幡駅 - 市川警察 - コルトンプラザ現代産業技術館を開通。
    • 1997年7月14日:[京成]西船橋駅南口発着便を廃止。コルトンプラザ発着便を市川駅との往復に変更。
    • 2001年7月16日:[京成]コルトンプラザ発着便を廃止。
    • 2001年9月16日:[市川ライン]市川ラインバスとなる。
    • 2009年8月1日: 市川交通自動車から京成トランジットバスに移管
    • 2010年8月16日: 市川01系統と市川02系統にて深夜バス運行開始(平日のみ運行)
    • 2010年12月4日: 市川04系統を開設

市川駅南口から南の大州町を経由して本八幡駅南口まで行く。市川駅南口を発着する唯一の線でもある(開通当初のごくわずかな時期は市川駅北口発着だった。図を参照)。江戸川に沿った線形と言えるが、少し離れたところを走るのでバスから川自体を見ることはできない。

この路線は1970年に市川駅 - 本八幡駅間で営業を開始したが、その後東側にも足をのばすようになった。1976年には市川警察を経由する便(警察廻り)が開通し、1989年にはさらに西船橋駅南口まで足を伸ばした[4]。しかし、これらの便は本数があまり多くないことなどからあまり乗客が定着せず、1997年7月に廃止されてしまった。

このほか千葉県立現代産業科学館への足として、1995年に本八幡からの支線が設けられたこともある。隣接したところにショッピングセンターであるニッケコルトンプラザがあったため、終点の停留所名は「コルトンプラザ現代産業科学館」という非常に長いものになった。しかし、コルトンプラザ、現在産業科学館のどちらに行くにしても本八幡駅から徒歩での移動が難しくないため、乗客は定着しなかった。このためわずか2年後の1997年に市川駅発着に変更を行なったが、それでも改善が見られず、結局廃止となった。なお現在は、コルトンプラザへは京成バスシステムによる無料送迎バスが、また現代産業科学館へは京成バス本73系統(最寄停留所は「現代産業科学館・メディアパーク」)が、いずれも本八幡駅北口より運行されている。

市川市コミュニティバス「わくわくバス」[編集]

市川市コミュニティバス「わくわくバス」(M-235)

2005年10月より市川市コミュニティバスのうち、行徳地区を通る南部ルートを社会実験として運行、2010年より本格運行に移行している。沿線には最近建設された大型マンションなどがあり、東京メトロ東西線沿線の公共施設や都市公園、大規模商業施設を結ぶようにルートが組まれている。運賃は小学生以上一律100円でPASMOは使用できない。一部の時間帯を除いて約30分間隔で運行されているが、妙典駅から新行徳橋(江戸川)を越えて現代産業科学館・メディアパーク(ニッケコルトンプラザ付近)へ延長運転される便は少ない。本社営業所の中型車両(いすゞ・エルガミオノンステップ車)が就役しており、2012年に公募で「わくわくバス」と命名、専用の装飾が施されている。

東京ベイ医療センター(旧浦安市川市民病院)では浦安市コミュニティバス「おさんぽバス」医療センター線に、現代産業科学館・メディアパークでは市川市コミュニティバス北東ルートに乗り継ぐことができる。


高速バス[編集]

  • 調布TDR線:調布駅北口 - 東京ディズニーリゾート(京王バス東と共同運行)
  • 2014年7月22日 運行開始。

空港連絡バス 市川・行徳-羽田空港線[編集]

京成バスが運行していた空港連絡バスの市川・行徳 - 羽田空港線が、2014年7月23日より運行移管された。

空港バスチケットサービス対象路線。羽田空港行きのみPASMO・Suica利用可能。

花火大会開催時[編集]

毎年8月第1土曜日に「市川市民納涼花火大会」が開催される。当日は夕方以降、大洲線と空港連絡バスの運行区間が以下のとおり変更となる。

大洲線
  • 本八幡駅 - 大洲防災公園(花火大会会場)
「大洲防災公園 - 大洲町 - 市川駅」間は運休となる。
行先表示は「[臨時]本八幡駅→花火大会会場」(帰りの場合は「[臨時]花火大会会場→本八幡駅」)となる。
空港連絡バス
  • 富浜(妙典駅) - 行徳駅 - 羽田空港
「市川駅 - 富浜(妙典駅)」間は運休となる。

東京ディズニーリゾート輸送[編集]

ディズニーリゾートクルーザー[編集]

詳しい内容は、ディズニーリゾートクルーザーを参照。

ディズニーリゾートクルーザーは、東京ディズニーリゾート内のオフィシャルホテルとパークを連絡する無料シャトルバスであり、京成トランジットバスは、このうち「Bルート」と呼ばれる路線をアメリカンテイストの専用バスで運行している。

路線は6つあり、それぞれディズニーリゾートラインベイサイド・ステーション駅と、各オフィシャルホテル(サンルートプラザ東京ヒルトン東京ベイシェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテルホテルオークラ東京ベイ東京ベイホテル東急東京ベイ舞浜ホテル)を直結するものである。

東京ディズニーリゾートパートナーホテルシャトル[編集]

東京ディズニーリゾートパートナーホテルシャトルは、リゾート内でオフィシャルホテルに次ぐランクの公認ホテルであるパートナーホテルとパークを連絡する無料シャトルバスであり、アメリカ横断バスをイメージした車両で運行される。

路線はいずれも東京ディズニーランドから東京ディズニーシーを経由して各ホテルへ直通するもので、京成トランジットバスでは、浦安ブライトンホテルオリエンタルホテル東京ベイパームテラスホテル - ファウンテンテラスホテル三井ガーデンホテルプラナ東京ベイの各ホテルを連絡する路線を担当している。

東京ディズニーリゾートグッドネイバーホテルシャトル[編集]

東京ディズニーリゾート・グッドネイバーホテルシャトルは、上記2ホテル群に次ぐランクで主に浦安市外の近隣地区にある公認ホテルとパークを連絡する無料シャトルバスであり、高速型の車両で運行される。全線が京成トランジットバスによる運行である。

路線はいずれも東京ディズニーランドから東京ディズニーシーを経由して各ホテルへ直通するもので、都内の9ホテル(京王プラザホテルホテルメトロポリタン エドモント東京ベイ有明ワシントンホテルホテルグランパシフィック LE DAIBAホテル日航東京第一ホテル両国東武ホテルレバント東京ホテルイースト21東京ホテルサンルート有明)と千葉県内の3ホテル(京成ホテルミラマーレ、ホテルスプリングス幕張、ホテルニューオータニ幕張)を連絡している。

車両[編集]

路線車は市川営業所時代から変化が無く小型車を除いてすべていすゞエンジンの車両である。ほとんどの路線車がエルガまたはエルガミオとなっている。

車体はジェイ・バス(旧IKコーチ〜いすゞバス製造)製のもののほかに富士重工製のものが存在していたが、現在はほとんどがジェイ・バス製である。カラーリングは小豆色一色に黄色で「TRANSiT」のロゴが入るもので、市川ラインバスからの転入車も塗り替えられて統一された。導入された新車はすべて中型大型を問わずAT車となっている。京成グループのバス事業者としては、早い時期から持ち手が進行方向に対して垂直向きで握りやすい五角形の吊革を採用しており、現在では五角形の吊革を取り付けている車両が多い。京成バスからの移籍車も存在し、内装に一部トランジット自社発注車との相違点があるが、移籍車も小豆色のトランジット標準色に塗り替えられている。小型車は日野・リエッセで、主に原木線で使用されている。

東京ディズニーリゾート関連は、TDRを経営・運営するオリエンタルランドが、車両デザインを日野自動車系列のアトラデザイン(当時)に依嘱したためか日野車がベースで、ディズニーリゾートクルーザーレインボーRJ・レインボーII・レインボーHRパートナーホテルシャトルブルーリボンシティおよびブルーリボンIIをベースに東京特殊車体がオリジナルボディを架装、または標準ボディをアレンジしている。なおパートナーホテルシャトルは車両点検や故障時の代走、繁忙期の応援として路線車と同色(元パーキングシャトルの全塗装車)で用意した予備車や更に足りないときは塩浜営業所の路線車を使用することがある。 グッドネイバーホテルシャトル日野・セレガシリーズが中心で、2014年に三菱ふそう・エアロエースが加わっている。2005年に新浦安地区のグッドネイバーホテルがパートナーホテルに切り替わったため、一部が貸切バスや高速バスに転用されたほか、京成バス新習志野高速営業所および京成バスシステムに転出している。

高速バスは新車のエアロエースに加え京成バス新習志野高速営業所から三菱ふそう・エアロバスが転入したほか、元グッドネイバーホテルシャトルのセレガRが転用される。

脚注[編集]

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  1. ^ 6月市議会、議案質議に入る(松永修巳 質問) - 市川ジャーナル
  2. ^ 会議録 (2005年6月 第6日目 2005年6月17日 ) - 市川市
  3. ^ 2003年までは原木ターミナルサービスが担当していた。
  4. ^ これは、京葉線の開通を機とした当時の八幡車庫担当の抜本的路線改変の一つである。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]