相馬市

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そうまし
相馬市
Soma montage.JPG
左上:松川浦
左右:宇多川
中:相馬神社
左下:百尺観音像
左右:相馬中村神社
Flag of Soma Fukushima.JPG
相馬市旗
Symbol of Soma Fukushima.svg
相馬市章
1962年12月28日制定
日本の旗 日本
地方 東北地方
都道府県 福島県
団体コード 07209-5
面積 197.67km²
総人口 35,472
推計人口、2014年10月1日)
人口密度 179人/km²
隣接自治体 南相馬市伊達市
相馬郡新地町飯舘村
宮城県伊具郡丸森町
市の木 クロマツ
市の花 春:サクラ、夏:ハマナス、秋:キキョウ、冬:サザンカ
市の鳥 ウグイス
相馬市役所
所在地 976-8601
福島県相馬市中村字大手先13
北緯37度47分48秒東経140度55分10.7秒
Soma City Office.jpg
外部リンク 相馬市の公式サイト

相馬市位置図

― 市 / ― 町・村

 表示ノート編集履歴 ウィキプロジェクト
1975年(昭和50年)撮影の相馬市中心部周辺の空中写真。
1975年撮影の2枚を合成作成。国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成。
上空からの相馬市
相馬市中心部(2013年6月3日)

相馬市(そうまし)は、福島県浜通りの北部、太平洋沿岸に所在するである。

概要[編集]

福島県浜通り北部に位置する都市である。戦国時代後期から江戸時代にかけて相馬氏の本拠地であり、特に江戸時代には中村藩6万石の城下町として栄えた。相馬市制施行以前は宇多郡に属してた。近隣の相馬郡南相馬市を含めた相馬エリアの中で相馬市は行政機関の出張所が集約された土地であり、福島県中通りへのアクセスに最も長けた要所としての特徴を有する。

県庁所在地福島市(55km)へは国道115号で、北の仙台市(55km)と南のいわき市(95km)へは、南北に貫く常磐線国道6号で移動する事が可能である。相馬市を含む浜通り北半分(相馬・浪江エリア)の地理的特徴として、阿武隈高地を越えて福島市、夜ノ森を越えていわき市、駒ヶ嶺を越えて宮城県境と、各主要都市へ向かうには難所を通る必要がある。

相馬野馬追が有名であり、当地の藩主であった相馬氏との縁は深く、近代まで相馬野馬追の出陣式に相馬氏の当主を招いていた事からも伺える。また相馬氏がの紋章を用いた事に因んで、市街地には馬の銅像が点在する。[1][2] [3]

また二宮尊徳が飢餓・飢饉に陥った各地の村々に仕法(村興しの有効策)を行った土地でもある。中村城跡にある相馬神社は、妙見菩薩平将門を奉る神社として今尚参拝者が多い。相馬盆唄など多くの民謡の発祥地でもある。

地理[編集]

西に阿武隈高地・相馬丘陵と霊山を最高峰に山々が峙え、東が太平洋に面しており、宇多川と小泉川の河口にできた潟湖である松川浦が存在する。[2][4]

広袤[編集]

国土地理院地理情報によると相馬市の東西南北それぞれの端は以下の位置で、東西の長さは28km、南北の長さは13kmである。[1] [4]

経緯度極点 位置 経緯度
東端 蒲庭字孫目[2][3] 東経141度0分5秒[2]
北緯37度43分54秒[2][3]
西端 玉野字霊山[2][3] 東経140度40分40秒[2]
北緯37度46分59秒[2][3]
南端 蒲庭字孫目[2][3] 東経141度0分19秒[2]
北緯37度43分16秒[2][3]
北端 椎木字段ノ原[2][3] 東経140度53分04秒[2]
北緯37度50分38秒[2][3]

気候[編集]

福島県東北地方に区分されている事からが多いと思われがちだが、相馬市を含めた浜通りは冬に雪がほとんど降らない温暖な気候でありながら夏は涼しい、福島県太平洋沿岸部に見られる特徴である。 日本海からの季節風は山脈によって遮られるため、冬場でも雪が少ない。8月の平均気温は23.7℃と夏は涼しく、熱帯夜になることはほとんど無い。1月の平均気温は1.8℃と福島県の中では温暖な気候であるが、2010年2月7日の寒波で-14.0度を観測し、1976年12月の観測開始以来の最低気温記録を26年ぶりに更新した。[5][2][3]

歴史[編集]

相馬中村城大手門(2013年6月3日)

市制施行前[編集]

津波によって被災した家

鎌倉時代から幕末までの長年に渡って、相馬氏の統治下にあった。江戸時代には、相馬中村藩城下町となった。[1]

市制施行後[編集]

地域[編集]

町・字一覧[編集]

中村地域
  • 尾浜
  • 北飯渕
  • 北小泉
  • 沖ノ内
  • 小泉
  • 塚ノ町
  • 中野
  • 中村
  • 新沼
  • 西山
  • 原釜
  • 本笑
  • 和田
  • 光陽(一部)
大野地域
  • 石上
  • 大坪
  • 大野台
  • 小野
  • 黒木
  • 椎木
  • 長老内
  • 塚部
  • 初野
  • 光陽(一部)
飯豊地域
  • 岩子
  • 大曲
  • 柏崎
  • 百槻
  • 新田
  • 馬場野
  • 程田
  • 南飯渕
八幡地域
  • 今田
  • 坪田
  • 富沢
  • 成田
山上地域
  • 粟津
  • 山上
日立木地域
  • 赤木
  • 立谷
  • 日下石
  • 柚木
磯部地域
  • 磯部
  • 蒲庭
玉野地域
  • 玉野
  • 東玉野
  • 相馬市は8地域に区分されている。[15]

人口[編集]

  • 1955年の国勢調査では42864人であったが、1960年の国勢調査を境に4万人を切ったが、その後は3万7000人から3万9000人の間を彷徨っており、中村地域に人口が集中している。[2][3]
Demography07209.svg
相馬市と全国の年齢別人口分布(2005年) 相馬市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 相馬市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
相馬市(に相当する地域)の人口の推移
1970年 37,189人
1975年 37,551人
1980年 38,332人
1985年 39,346人
1990年 39,134人
1995年 39,449人
2000年 38,842人
2005年 38,630人
2010年 37,796人
総務省統計局 国勢調査より

面積[編集]

地域名 面積
中村 18.53[2][3]
大野 33.53[2][3]
飯豊 17.19[2][3]
八幡 18.40[2][3]
日立木 14.67[2][3]
磯部 17.06[2][3]
山上 50.30[2][3]
玉野 27.99[2][3]

※2008年10月1日現在

  • 中村地域が1991年10月1日現在では18.46㎢であったが、その後の変遷で1997年10月1日現在で18.47㎢、さらに2003年10月1日現在で18.53㎢になった。[2][3]

行政[編集]

首長[編集]

氏名 就任 退任 備考 
1 横山宗延 昭和29年(1954年)4月29日 昭和33年(1958年)1月18日 元・大野村長
2 佐藤清照 昭和33年(1958年)1月19日 昭和37年(1962年)1月18日
3 横山宗延 昭和37年(1962年)1月19日 昭和49年(1974年)1月18日 再任
4 濱名忠雄 昭和49年(1974年)1月19日 昭和53年(1978年)1月18日
5 今野繁 昭和53年(1978年)1月19日 平成14年(2002年)1月18日
6 立谷秀清 平成14年(2002年)1月19日 現職

市役所・出張所[編集]

  • 相馬市役所
  • 山上出張所[16]
  • 磯部出張所[16]
  • 玉野出張所[16]

警察[編集]

  • 相馬警察署
  • 磯部駐在所
  • 大野駐在所
  • 尾浜駐在所
  • 山上玉野駐在所

消防[編集]

  • 相馬消防署

国の行政機関[編集]

施設[編集]

図書館[編集]

  • 相馬市図書館

病院[編集]

公園[編集]

発電所[編集]

姉妹都市[編集]

経済[編集]

産業人口(2000年国勢調査)
産業種別 人口
第一次産業就業人口 2,546人[2][3]
第二次産業就業人口 7,269人[2][3]
第三次産業就業人口 9,989人[2][3]

農業[編集]

  • 苺が特産である。[2][3]

工業[編集]

漁業[編集]

郵便局[編集]

郵便局
  • 飯豊郵便局
  • 磯部郵便局
  • 黒木郵便局
  • 相馬駅前郵便局
  • 相馬中野郵便局
  • 相馬大手先郵便局
  • 相馬大野台郵便局
  • 松川港郵便局
  • 山上郵便局
  • 八幡郵便局


簡易郵便局
  • 椎木簡易郵便局
  • 石上簡易郵便局
  • 岩子簡易郵便局
  • 相馬玉野簡易郵便局


教育[編集]

高等学校
中学校
  • 相馬市立中村第一中学校
  • 相馬市立中村第二中学校
  • 相馬市立向陽中学校


小学校
  • 相馬市立中村第一小学校
  • 相馬市立中村第二小学校
  • 相馬市立桜丘小学校
  • 相馬市立大野小学校
  • 相馬市立飯豊小学校
  • 相馬市立八幡小学校
  • 相馬市立日立木小学校
  • 相馬市立山上小学校
  • 相馬市立磯部小学校
  • 相馬市立玉野小学校


特別支援学校
  • 福島県立相馬養護学校 - 旧相馬市立養護学校、平成22年4月に市より移管

交通[編集]

相馬駅

福島県内の主な移動手段は、西へ福島市国道115号路線バスが通じており、2010年代末までに東北中央自動車道が開通予定である。南北へはいわき市や宮城県境に国道6号常磐線が通じており、常磐自動車道の未開通区間が2010年代中半に開通予定である。

鉄道[編集]

路線バス[編集]

一般路線
高速バス

道路[編集]

高速道路
国道
福島県道
道路元標

建設予定[編集]

港湾[編集]

観光[編集]

百尺観音像
観光地


祭事
イベント施設

著名人[編集]

出身者[編集]

名誉市民[編集]

参考文献[編集]

  • 『図典 日本の市町村章』 小学館辞典編集部、小学館2007年1月10日、初版第1刷。ISBN 4095263113

脚注[編集]

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  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t 市勢要覧”. 相馬市. 2012年6月1日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah ai aj ak al am an ao ap aq ar as at そうまの統計データベース”. 相馬市. 2012年6月1日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah ai aj ak al am an ao ap aq ar as at au そうまの統計データベース 平成19年”. 相馬市. 2012年6月1日閲覧。
  4. ^ a b 沿革・あゆみ”. 相馬市. 2012年6月1日閲覧。
  5. ^ 気象庁(相馬の観測史上1~10位の値)
  6. ^ 同年3月27日、総理府告示第220号「市町村の廃置分合」
  7. ^ 図典 日本の市区町村 p51
  8. ^ 市町村の廃置分合”. 相馬市例規集. 2012年6月1日閲覧。
  9. ^ 図典 日本の市区町村 p51
  10. ^ 市章”. 相馬市例規集. 2012年6月1日閲覧。
  11. ^ 相馬市民の歌”. 相馬市例規集. 2012年6月1日閲覧。
  12. ^ 相馬市民憲章”. 相馬市例規集. 2012年6月1日閲覧。
  13. ^ a b c d e f g h 姉妹都市盟約書”. 相馬市例規集. 2012年6月1日閲覧。
  14. ^ 港・団地・高速道路”. 相馬市. 2012年6月1日閲覧。
  15. ^ 相馬市区長規則”. 相馬市例規集. 2012年6月1日閲覧。
  16. ^ a b c 相馬市出張所設置条例”. 相馬市例規集. 2012年6月1日閲覧。
  17. ^ [仙台直行便]南相馬⇔仙台駅西口”. 東北アクセス. 2013年6月6日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

行政
観光