江戸川
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| 江戸川 | |
|---|---|
千葉県流山市流山
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| 水系 | 一級水系 利根川 |
| 種別 | 一級河川 |
| 延長 | 59.5 km |
| 水源の標高 | 8.6 m |
| 平均流量 | 109.96 m³/s (野田観測所1999年) |
| 流域面積 | 200 km² |
| 水源 | 利根川(茨城県五霞町) |
| 河口(合流先) | 東京湾(千葉県市川市) |
| 流域 | 茨城県、千葉県、埼玉県、東京都 |
江戸川(えどがわ)は、関東地方を流れる一級河川。利根川水系の分流(派川)である。流路延長59.5km(旧江戸川河口より)、流域面積約200km²。流域は、茨城県、千葉県、埼玉県、東京都の1都3県におよぶ。
目次 |
[編集] 地理
茨城県猿島郡五霞町と千葉県野田市の境界付近にある関宿分基点で利根川と分かれ、千葉県と埼玉県、東京都の境を南に流れ、千葉県市川市付近で本流である江戸川放水路と旧流路である旧江戸川に分かれる。
江戸川放水路は行徳可動堰(江戸川河口堰)を通り、千葉県市川市で東京湾に注ぐ。
現在でも天然うなぎが捕れるほか、江戸川の河口付近は、三番瀬など東京湾でも数少ない干潟が広がる地域でもあり、トビハゼの北限生息地となっているほか、汽水性の希少なトンボであるヒヌマイトトンボの生息地のひとつでもある。
利根川から江戸川に流れる水は関宿水門で水量を調整され、江戸川下流の住宅地が水害にあわない様になっている。江戸川は北千葉導水路からの水を合わせて首都圏の上水道を支えている。しかし、江戸川が比較的人口の多い地域を流れるため、水質が良いとは言えず、浄水場によっては高度処理を行う事で対応している。
旧江戸川河口にある堀江量水標の零位は、Yedogawa Peilの略である「Y.P.」(ワイ・ピー)と呼ばれ、利根川や江戸川、霞ヶ浦、鬼怒川、小貝川等の利根川水系の河川を測量する際の基準面となっている。Y.P.0m=T.P.-0.8402mである(「T.P」はTokyo Peilの略で、東京湾の平均潮位を零位として、山の標高や河川などの水位を測量するときの基準面となっている)。
[編集] 歴史
古くは太日川(ふとひがわ・太日河)とよばれる渡良瀬川の下流部であり、利根川とは別に江戸湾(東京湾)へと流れていたが、伊奈忠次、伊奈忠治らによる利根川東遷事業によって利根川の水が流れるようになり、1641年には、現在の江戸川上流部が人工水路として開削される。[1]
その結果、江戸川は、東北地方や北関東からの物資を涸沼と霞ヶ浦、および銚子から利根川経由で江戸へと運ぶ流通幹線[2]となり、流域には河岸が作られて大いに賑わう事となった。江戸川周辺からも、野田の醤油、流山のみりんなどが産物として江戸に運ばれている。1890年には、利根運河を開いて水路短縮が図られたが、その後すぐに鉄道網が整備され、水運は急速に衰退していく事となった。
1919年には、河口部に江戸川放水路が開削され、こちらが本流となった。もとの流れは旧江戸川と呼ばれるようになる。
[編集] 支流・分流
[編集] 河川施設
[編集] 橋梁
下流より記載
- 市川大橋:国道357号(東京湾岸道路)、首都高速湾岸線
- 新行徳橋:千葉県道6号市川浦安線(行徳バイパス)
- 行徳橋:千葉県道6号市川浦安線(旧行徳街道)
- 江戸川大橋:国道14号(京葉道路)
- 市川橋:国道14号(千葉街道)
- 新葛飾橋:国道6号(水戸街道)
- 葛飾大橋:国道298号
- 葛飾橋:千葉県道・東京都道54号松戸草加線
- 上葛飾橋:千葉県道・埼玉県道295号松戸三郷線(松戸三郷有料道路)
- 流山橋:埼玉県道・千葉県道29号草加流山線、埼玉県道・千葉県道52号越谷流山線
- 江戸川橋:常磐自動車道
- 玉葉橋:埼玉県道・千葉県道326号川藤野田線
- 野田橋:埼玉県道・千葉県道19号越谷野田線、千葉県道・埼玉県道80号野田岩槻線
- 金野井大橋:国道16号
- 宝珠花橋:千葉県道・埼玉県道183号次木杉戸線
- 関宿橋:千葉県道・埼玉県道26号境杉戸線
[編集] 脚注
- ^ 太日川下流部はもともと現在の新中川・環状七号線付近を流れていた河川であり、利根川東遷事業とともに江戸川も東遷したという説もある。(参照)
- ^ 江戸川の舟運は、房総半島を周回する海路よりも距離が短く安全性も高かった。

