国道336号

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
日本の道路 > 一般国道 > 国道336号
一般国道

国道336号標識

国道336号
総距離 246.6 km(総延長)
161.6 km(実延長)
149.4 km(現道)
制定年 1975年指定
起点 北海道浦河郡浦河町
主な
経由都市
北海道幌泉郡えりも町十勝郡浦幌町
終点 北海道釧路市
接続する
主な道路
記法
Japanese National Route Sign 0236.svg国道236号
Japanese National Route Sign 0038.svg国道38号
Template(ノート 使い方) ウィキプロジェクト 道路
国道336号、塩釜トンネル(2008年5月)
国道336号、黄金道路(2009年6月)
国道336号、えりも黄金トンネル(目黒側)
道内最長:4941m(2012年7月)

国道336号(こくどう336ごう)は、北海道浦河郡浦河町から同道釧路市に至る一般国道である。

概要[編集]

一般国道の路線を指定する政令[1][注釈 1]に基づく起終点および経過地は次のとおり。

歴史[編集]

  • 1975年昭和50年)4月1日
    一般国道336号(北海道浦河郡浦河町 - 釧路市)として指定施行[4]広尾郡広尾町豊似 - 広尾郡大樹町芽武は道道521号美成豊似停車場線の一部から、広尾郡大樹町芽武 - 浦幌郡浦幌町共栄は道道299号浦幌大樹線の一部からの昇格。道道299号浦幌大樹線の残り区間は道道294号清水大樹線(現55号)の延長区間へ、国道のルートから外れた区間(中川郡豊頃町旅来 - 長節)は道道911号大津旅来線道道912号大津長節線へ変更。[要出典]
  • 1981年(昭和56年)1月2日-3日
    えりも町大和地内にて、猛吹雪のため自動車14台が立ち往生し、閉じこめられる。一酸化炭素中毒により4名が死亡。

路線状況[編集]

十勝郡浦幌町豊北 – 昆布刈石間(13.1km)で枝線となる「浦幌道路」の建設が進められ[5]、2012年3月16日に全線開通した[6]

黄金道路が通行止めになった際は国道236号野塚トンネルが迂回路として使用されることがある。

通称[編集]

  • 襟裳国道
  • 黄金道路 - えりも町庶野 - 広尾町音調津の33.5km。1934年竣工で、竣工当時の名前は日勝海岸道路。黄金を敷き詰められるほど、建設に莫大な費用(総工費945,503円、1mあたり28円20銭)を投じ、断崖を切り開く難工事の末に開通したことが名称の由来[7]。落石も多く覆道が数多く設置されている。悪天候時には度々通行止となる。平成18年までの10年間の通行止回数は112回にも及び、夏冬通じた通行止め回数は道内の国道で最も多い[8]
  • ナウマン国道 - 幕別町にあるナウマン象発掘の地の傍を通っている。

渡船国道[編集]

豊頃町浦幌町の境界に当たる十勝川を渡る区間は、1992年11月まで旅来(たびこらい)渡船という渡船による連絡になっていた。河川を渡船でつなぐ国道はここが日本で最後であったが、十勝河口橋の開通(1992年12月8日[9])により、路線は大きく側に移動し、姿を消した。豊頃町側の渡船の跡地北海道道320号旅来豊頃停車場線北海道道911号大津旅来線の交点付近)には「渡船記念の碑」が建立されている[10]。なお、廃止時までこの渡船は人力による航行であった。

この渡船場は1904年に創設され、1957年には一般道道となり、1975年に国道336号線に昇格となった。なお、十勝河口橋の開通により、他に3箇所にあった十勝川の渡船場も廃止となった[11]

重複区間[編集]

  • 浦河郡浦河町大通3丁目(大通2丁目起点) - 浦河郡浦河町西幌別(西幌別交点):国道236号
  • 広尾郡広尾町豊似(豊似南交点) - 広尾郡広尾町豊似(豊似北交点):国道236号
  • 十勝郡浦幌町 - 釧路市:国道38号

道路施設[編集]

  • えりも黄金トンネル(2011年2月2日開通 4941m 道内の道路トンネルで最長)
  • 目黒トンネル(2012年1月28日開通 1,876m)←岬トンネル(202m)
  • タニイソトンネル(2,020m)

地理[編集]

通過する自治体[編集]

交差する道路[編集]

(右の「表示」を押す)

脚注[編集]

[ヘルプ]

出典

  1. ^ 一般国道の路線を指定する政令(昭和40年3月29日政令第58号)”. 法令データ提供システム. 総務省行政管理局. 2012年11月18日閲覧。
  2. ^ 表26 一般国道の路線別、都道府県別道路現況 (PDF)”. 道路統計年報2012. 国土交通省道路局. p. 18. 2013年6月30日閲覧。
  3. ^ 一般国道の指定区間を指定する政令(昭和33年6月2日政令第164号)”. 法令データ提供システム. 総務省行政管理局. 2012年11月18日閲覧。
  4. ^ 一般国道の路線を指定する政令の一部を改正する政令(昭和49年11月12日政令第364号)”. 法庫. 2013年6月30日閲覧。
  5. ^ 浦幌道路 (PDF)”. 北海道開発局. 2010年11月23日閲覧。
  6. ^ トカぷチ通信 (PDF)”. 北海道開発局十勝開発建設部 (2012年3月30日). 2013年6月30日閲覧。
  7. ^ 広尾町史 交通・観光”. 北海道十勝総合振興局. 2010年11月13日閲覧。
  8. ^ 北海道の道路 平成18年度達成度報告書/平成19年度業績計画書 (PDF)”. 北海道開発局. 2010年11月23日閲覧。
  9. ^ 町の年表”. 浦幌町. 2009年12月6日閲覧。
  10. ^ 渡船記念の碑(豊頃町旅来) - 人の往来担った「幻の国道」”. 十勝史跡散歩. 十勝毎日新聞. 2006年10月12日閲覧。
  11. ^ 浦幌町史 交通・観光”. 北海道十勝総合振興局. 2009年12月6日閲覧。

注釈

  1. ^ 一般国道の路線を指定する政令の最終改正日である2004年3月19日の政令(平成16年3月19日政令第50号)に基づく表記。
  2. ^ 2011年4月1日現在

関連項目[編集]

外部リンク[編集]