国道17号

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一般国道

国道17号
総距離 341.5 km

(他の国道に重複している区間を含まない場合、284.6 km

制定年 1885年
起点 東京都中央区
日本橋
主な
経由都市
東京都文京区板橋区
埼玉県さいたま市熊谷市
群馬県高崎市前橋市渋川市沼田市
新潟県南魚沼市小千谷市長岡市
終点 新潟県新潟市中央区
本町通七番町1054番2
接続する
主な道路
記法
国道1号
国道4号
国道6号
国道7号
国道8号
国道14号
国道15号
国道16号
国道18号
国道49号
国道50号
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日本橋
日本橋中央の日本国道路元標

国道17号(こくどう17ごう)は、東京都中央区から新潟県新潟市へ至る一般国道である。

日本橋から高崎市にかけては中山道群馬県新潟県県境の地域では三国街道を辿る。全線にかけて関越自動車道と、新潟県内の国道8号との重複区間では北陸自動車道と並走する。

国道4号と同様に、東京都内から群馬県内までは現道とバイパスが並行して存在している。このバイパス区間は新大宮上尾道路埼玉県さいたま市 - 埼玉県鴻巣市)、熊谷渋川連絡道路(埼玉県鴻巣市 - 群馬県渋川市)として地域高規格道路に指定されている。

目次

[編集] 概要

[編集] 歴史

国道17号は、中山道(中仙道)の一部(江戸 - 高崎)および三国街道の一部(高崎 - 長岡)を継承する路線である。三国街道は関東越後を直接結ぶ唯一の道として江戸時代より重視され、1877年明治10年)には国道一等に指定された。

1885年(明治18年)の内務省告示第6号「國道表」では、国道5号「東京より新潟港に達する路線」(現在の17号、18号、8号経由)および国道8号「東京より新潟港に達する別路線」(上記17号を経由し、高崎で分岐)として指定された。この8号は、三国街道が通る三国峠ではなく、その北の清水峠(現在の国道291号)を通っていた。三国峠はその前後にもがあるのに対し、清水峠は峠が1つだけであり、さらに距離も短くなるからである。三国峠越えの道は国道から県道に格下げされた。さらに、信越本線が開業して鉄道で東京と新潟が結ばれたこともあり、三国峠の通行者は激減した。1920年大正9年)4月1日、並行する国道があるからという理由で、三国峠越えの道は県道からも降格されている。

清水峠越えの道は、1873年(明治6年)に民間の資金によって新しく開かれた登山道程度の道であったが、国道に指定されたことにより国家事業として改良が行われ、1885年(明治18年)に完了した。しかし、の厳しい気象条件のために次第に荒廃し、大正になったころには廃道同然となっていた。1920年(大正9年)施行の旧道路法に基づく路線認定では、清水峠越えの旧8号に当たる路線はなく、群馬・新潟県境を通る国道はなくなった。この路線認定で現在の17号に相当する路線は、前橋までの国道9号「東京市より群馬県庁所在地に達する路線」および旧5号を継承する国道10号「東京市より秋田県庁所在地に達する路線」の東京 - 高崎間・小千谷 - 新潟間である。

清水峠越えの道が国道から降格されたことを受け、1921年(大正10年)4月1日、三国峠を含む道路が「沼田六日町線」として再び県道に指定された。1934年昭和9年)5月1日の内務省告示第251号によって、国道9号が三国街道経由で新潟市まで延長されて「東京市より新潟県庁所在地に達する路線」となり、現在の国道17号のルートとなった。これは、東京と満州を結ぶ最短ルートとして三国峠越えの道路が注目されたためである。これまでに述べたような状況により、当時の三国峠は改良が全くと言って良いほど行われておらず、自動車の通れる状態ではなかった。1940年(昭和15年)より三国峠の改良工事が開始されるが、第二次世界大戦の戦況の悪化により中断された。工事が再開されたのは戦後のことである。この工事には、日本で初めてクロソイド曲線が採用された。1957年(昭和32年)2月、三国トンネルの完成により群馬・新潟県境に初めて自動車の通れる道が通った。

改良工事中の1952年(昭和27年)12月4日、新道路法に基づく路線指定で旧9号がそのまま一級国道17号(東京都中央区 - 新潟県新潟市)として指定された。1965年(昭和40年)4月1日に、道路法改正によって一級・二級の別がなくなり一般国道17号となった。

[編集] 道路概況

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[編集] 東京都内

起点の日本橋から万世橋交差点までは中央通りとなる。宝町三丁目交差点で国道4号線と分かれて単独区間となる。秋葉原を経由して神田明神前交差点からは本郷通りとなる。本郷通りの区間は片側2車線の区間になる。東京大学の横を通り、東京大学農学部正門前交差点で左折して白山通りに入る。旧白山通りの区間は片側1車線だが、千石駅前交差点から白山通りに入ると片側3車線になる。その後、巣鴨駅付近を通り、明治通りと交差する西巣鴨交差点を過ぎると中山道に入る。このあたりは概ね片側2~3車線である。その後、戸田橋を渡り埼玉県に入る。

[編集] 埼玉県内

戸田橋を渡り終えると片側1車線になる。この先、与野大宮道路の一部区間を除きさいたま市北区の東大成交差点までは片側1車線の区間となる。交通量も多く、大宮区の桜木町交差点などをはじめとして渋滞が多い。東大成交差点から鴻巣市の箕田交差点までの区間は片側2車線の大宮バイパスの区間に入り、途中の吉野町インターチェンジ新大宮バイパスと合流する。この区間では他に大きな道路が無く、全線の至る箇所で渋滞が発生する。この区間では平行して上尾道路が現在整備中である。鴻巣市の箕田交差点で熊谷バイパスと分かれたあとも片側2車線の道路が続くが、鴻巣市の北部の吹上地区で片側1車線区間になる。熊谷市の市街地に入ると片側2車線になるが、市街地が終わると片側1車線になる。この先、群馬県に入るまで片側1車線となり、国道140号国道407号と合流する熊谷警察署前交差点や深谷バイパスと合流する深谷市の四拾坂下交差点~本庄市内では渋滞が発生しやすい。このため、現在は上武道路本庄道路の整備・調査が行われている。上里町を過ぎて神流川橋を渡ると群馬県に入る。

[編集] 重複区間

新潟県の長岡市から新潟市にかけての終端部分は、国道8号と完全に重複している。道路標識上の案内は「国道8号」だけであり、一般の利用者が国道17号として認識することは困難である。

[編集] 通過市町村

埼玉県さいたま市浦和区常盤付近(2005年5月28日撮影)。
埼玉県さいたま市中央区上落合付近。
埼玉県さいたま市北区大成町付近。

(※東京都内 - さいたま市間は新大宮バイパス、熊谷市 - 前橋市間は上武道路の区間を除く。両区間内についてはそれぞれの項目を参照)

[編集] 接続路線

(※東京都内 - さいたま市間は新大宮バイパス、熊谷市 - 前橋市間は熊谷バイパス上武道路の区間を除く。両区間内についてはそれぞれの項目を参照)

関東地方整備局管内

東京都

埼玉県

群馬県

北陸地方整備局管内

新潟県

[編集] バイパス

新潟県小千谷市付近を蛇行する信濃川の右岸(画像で信濃川の左側)の山裾を通る国道17号。この国道17号の小千谷市街地通過部分が小千谷バイパス。

群馬県高崎市経由区間

熊谷渋川連絡道路経由区間

群馬県(渋川市以北)

群馬県 - 新潟県

  • 三国トンネル(利根郡みなかみ町永井 - 南魚沼郡湯沢町大字三国)

新潟県

[編集] 熊谷渋川連絡道路

[編集] 道路情報ラジオ放送区間

[編集] 埼玉県

  • 上尾市緑丘 - 上尾市愛宕(東京方面のみ)

[編集] 群馬県

  • 利根郡みなかみ町政所(新潟方面のみ):ただし、情報がない場合は放送休止する。
  • 利根郡みなかみ町猿ヶ京:ただし、情報がない場合は放送休止する。

[編集] 新潟県

  • 南魚沼郡湯沢町浅貝
  • 南魚沼郡湯沢町湯沢 - 南魚沼郡湯沢町神立
  • 南魚沼市石打(東京方面のみ)
  • 新潟市南区大通 - 新潟市南区下塩俵

※当初は利根郡みなかみ町(当時の水上町)内は1611kHz、南魚沼郡湯沢町、南魚沼市(当時の塩沢町)では522kHzで放送されていたが、現在はすべて1620kHzに統一されている。なお、南魚沼郡湯沢町、南魚沼市のもの(南魚沼郡湯沢町浅貝の新潟方面、南魚沼郡湯沢町湯沢 - 南魚沼郡湯沢町神立の新潟方面を除く)は、1980年12月に日本で初めて設置された路側放送である。

[編集] 通称

二居ダム脇を通過する国道17号(三国街道

[編集] 主な峠

  • 三国峠(標高1,100m):群馬県利根郡みなかみ町 - 新潟県南魚沼郡湯沢町 - 三国トンネルで通過
  • 二居峠(標高810m):新潟県南魚沼郡湯沢町 - 二居トンネルで通過
  • 芝原峠(標高680m):新潟県南魚沼郡湯沢町 - 芝原トンネルで通過

[編集] 道の駅

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

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