国道170号

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一般国道

国道170号標識

国道170号
総距離 145.1 km(総延長)
140.4 km(実延長)
76.2 km(現道)
制定年 1963年指定(1982年変更)
起点 大阪府高槻市
主な
経由都市
大阪府四條畷市八尾市河内長野市
終点 大阪府泉佐野市
接続する
主な道路
記法
Japanese National Route Sign 0171.svg国道171号
Japanese National Route Sign 0001.svg国道1号
Japanese National Route Sign 0163.svg国道163号
Japanese National Route Sign 0025.svg国道25号
Japanese National Route Sign 0166.svg国道166号
Japanese National Route Sign 0371.svg国道371号
Japanese National Route Sign 0026.svg国道26号
Template(ノート 使い方) ウィキプロジェクト 道路
国道170号旧道(東高野街道八尾市内)

国道170号(こくどう170ごう)は、大阪府高槻市から同府泉佐野市に至る一般国道である。

概要[編集]

大阪府北東から南東、南西へ通過し、新道(バイパス)は大阪外環状線の一部を構成する。大部分が旧道と並行しており、いずれも国道指定されている。

新道(大阪外環状線)は、基本的に片側2車線(両側4車線)となっており、沿道自治体内における幹線道路として機能している。 羽曳野市応神陵前交点以北は整備・供用時期が大阪万国博覧会開幕(1970年3月14日)に合わせて行われたため、現状としては飽和状態にあり、各所で慢性的な渋滞が起きている。 また、右折レーンのない交差点が多く、さらにボトルネックとなっている。 近年では中央分離帯を除去し、1車線あたりの幅を削って右折レーンを確保する工事や、主要交差点では付近を拡張し、さらに車線を増やす工事も行われた。なお、寝屋川市高宮町から富田林市寿町間の地下には淀川を水源とする大阪広域水道企業団水道管幹線が埋設されている。

河内長野市小山田町から和泉市南面利(なめり)町、同市仏並町から岸和田市内畑町の区間は関西国際空港の開港に先がけて、平成になってから供用開始を行ったものであり、暫定2車線での供用となっている。 ごく一部の区間を除き拡張用地は確保済みであり、4車線化が進行中である。 また、旧京阪国道重複区間も一部が2車線となっているが、この区間は構造上将来の4車線化は困難と思われる。

大阪外環状線が一大幹線道路として整備されている一方、旧道は車1台が辛うじて通れる程度しかない狭路の区間が所々ある。 河内長野市より南(西)の区間は道幅の狭さ故に概ね交通量も少ないので、自転車や徒歩で通行する場合は旧道の方が安全である。 逆に、東大阪市から四條畷市の区間は路線バスや乗用車が多く、慢性的な渋滞が発生しており、自転車や歩行者にとっても大変危険である。 乗用車の場合は大阪外環状線、旧道とも国道標識があるので注意が必要である。

高槻市内沿線地域は、大阪府の景観形成地域に含まれる。

路線データ[編集]

一般国道の路線を指定する政令[1][注釈 1]に基づく起終点および経過地は次のとおり。

歴史[編集]

現行の道路法(昭和27年法律第180号)に基づく二級国道として初回指定された1953年(昭和28年)では、和歌山松阪線(和歌山市 - 松阪市)として指定されていた[4]1958年(昭和33年)に一級国道42号への昇格に伴って欠番となり[5][6]1963年(昭和38年)新たに指定された高槻橋本線(高槻市 - 橋本市)に採番された[7]。このため、二度目に指定された当時の国道170号は東高野街道をたどる都市計画道路高槻橋本線として整備が始まった。しかし、大阪外環状線は泉佐野市沖に建設が決定した関西国際空港へのアクセス路線として泉佐野方面に延伸されることとなり[8]、旧道の河内長野市から橋本市の区間は国道371号を北伸させることで引き継いでいる[8]。古い案内標識の行き先が「泉佐野」ではなく「橋本」となっているのは、このような経緯があったためである。

年表[編集]

  • 1963年(昭和38年)4月1日
    二級国道170号高槻橋本線(高槻市 - 橋本市)として指定施行[7]
  • 1965年(昭和40年)4月1日
    道路法改正により一級・二級区分が廃止されて一般国道170号となる。
  • 1982年(昭和57年)4月1日
    終点を橋本市から泉佐野市へ変更し、一般国道170号(高槻市 - 泉佐野市)として指定施行[8]

路線状況[編集]

東大阪市内(近鉄奈良線瓢箪山駅付近)には日本で長崎県長崎市国道324号とここの2ヵ所しかない国道中の商店街・アーケードがある。また、羽曳野市内・富田林市内区間等では、毎年8月1日、沿線のPL教団本庁において祭典(教祖祭PL花火芸術)が執り行われ、多数の見物客が付近一帯に押し寄せるため、国道170号(大阪外環状線)を含む付近一帯が通行止となる。

旧道[編集]

行き先表示方向すべてが国道170号(和泉市の槙尾中学校南交差点南側の旧道にて。)
近鉄奈良線瓢箪山駅前 (写真の奥アーケード側-手前方向が国道170号。手前の後ろ側もアーケードになっている。)

当道路の前身となる旧国道170号については、現在の国道170号が制定され数年が経過した後も国道170号名を保持し、通例となっている市町村移管による名称変更が行われて居ない。これに対する2004年5月時点における大阪府の見解は以下の3点。

  • 大阪府主要地方道20号枚方富田林泉佐野線等、複数の道路と重なっている為、旧170号の名称を変更する事により1本の道路にも関わらず複数の道路名称が出現する事になり、道路利用者にとって混乱の元となる可能性が有る。
  • 地元市町村においては、現170号を「外環」、旧170号を「旧170号」という愛称で使い分けされている現状を踏まえるにおいて、法的手続きにより道路名称を変更しても利用者の実用上の差異は余り無いとの推測。
  • 法律により道路名称を変更した場合、道路標示の更改・道路台帳の修正等において多大な費用と時間が必要になる[9][出典無効]

通称[編集]

  • 大阪外環状線 (新道、略称:ソトカン、ガイカン)
  • 旧ソト、旧ソトカン (旧道のソトカンに併走する区間の一般的な呼称)
  • 河内街道 (旧道、香里南口交差点 - 西中野交差点)
  • 東高野街道 (旧道、東中野交差点 - 河内長野駅前)
  • 河泉街道 (旧道、河内長野駅前 - 国分峠交差点)
  • イナマル

道の駅[編集]

車線・最高速度[編集]

バイパス(大阪外環状線)
区間 車線
上下線=上り線+下り線
最高速度
八丁畷交差点-伊加賀緑町南交差点 4=2+2 50km/h
伊加賀緑町南交差点-中振交差点 2=1+1 40km/h
中振交差点-出口交差点 8=4+4 50km/h
出口交差点-安全橋交差点 4=2+2
安全橋交差点-秦北口交差点 6=3+3
秦北口交差点-新大井橋南詰交差点 4=2+2
新大井橋南詰交差点-河内長野市天野町 60km/h
河内長野市天野町-和泉市南面利町 2=1+1 40km/h
和泉市南面利町-福瀬町東交差点 50km/h
福瀬町東交差点-和泉市国分町 4=2+2
和泉市国分町-テクノステージ南交差点 2=1+1
テクノステージ南交差点-三ツ松団地東交差点 4=2+2 60km/h
三ツ松団地東交差点-熊取町小垣内 50km/h
熊取町小垣内-上瓦屋 2=1+1

地理[編集]

通過する自治体[編集]

交差する道路[編集]

バイパス(大阪外環状線)

(右の「表示」を押す)

旧道

(右の「表示」を押す)

新旧170号の交差点[編集]

旧道が170号指定を解除されておらず、また旧道が新170号と交差している地点が多数存在するため、これらの地点の前後には、全ての表示道が同一路線名(国道170号)となっている珍しい交通案内標識が何箇所もある。

  • 木屋南交点(寝屋川市木屋町(こやちょう))
  • 安全橋交点(寝屋川市幸町)(さいわいちょう)
  • 秦北口交点(寝屋川市秦町(はだちょう))
  • 応神陵前交点(羽曳野市誉田(こんだ)五丁目)
  • 白鳥北交点(羽曳野市白鳥三丁目)
  • 工業団地北交点(河内長野市上原町)
  • 工業団地前交点(河内長野市上原町)
  • 天野第3トンネル付近(和泉市南面利町(なめりちょう):インターチェンジ状の立体交差)
  • 福瀬町東交点(和泉市福瀬町(ふくぜちょう))
  • 槇尾中学校南交点(和泉市仏並町(ぶつなみちょう))
  • 阪和自動車道高架下付近(岸和田市内畑町)
  • 奈良池前交点(岸和田市内畑町)
  • 熊取交点(泉南郡熊取町紺屋二丁目)

沿線[編集]

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ 一般国道の路線を指定する政令の最終改正日である2004年3月19日の政令(平成16年3月19日政令第50号)に基づく表記。
  2. ^ 2011年4月1日現在

出典[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]