笠岡市

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かさおかし
笠岡市
笠岡古城山公園より撮影した笠岡市街地(笠岡駅方向) 2014-01-14 13-25.JPG
笠岡古城山公園より撮影した笠岡市街地(笠岡駅方向)
Kasaoka Okayama seal.svg
笠岡市章
日本の旗 日本
地方 中国地方山陽地方
中国・四国地方
都道府県 岡山県
団体コード 33205-4
面積 136.03km²
総人口 51,497
推計人口、2014年10月1日)
人口密度 379人/km²
隣接自治体 井原市浅口市
浅口郡里庄町小田郡矢掛町
広島県福山市
香川県丸亀市三豊市仲多度郡多度津町
市の木 イチョウ
市の花 キク
笠岡市役所
所在地 714-8601
岡山県笠岡市中央町1番地の1
北緯34度30分25.7秒東経133度30分26.5秒座標: 北緯34度30分25.7秒 東経133度30分26.5秒
笠岡市役所
外部リンク 笠岡市

笠岡市位置図

― 政令指定都市 / ― 市 / ― 町・村

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笠岡市(かさおかし)は、岡山県南西部に位置する。瀬戸内海には笠岡諸島がある。

概要[編集]

当市は人口約5万1千人、岡山県南西部の瀬戸内海沿岸の港町で、大小31の島々からなる笠岡諸島を含む井笠地方の中核都市である。笠岡湾干拓地天然記念物カブトガニ繁殖地として有名で、生息地の保全などを通して保護に力を入れている。

備中国に含まれ、かつては源平合戦にも参加した陶山氏。また村上水軍の支配地で、現在のほとんどの市域は江戸時代初期は備後福山藩領、江戸時代中・後期は幕府代官所が置かれた幕府直轄地であった。現在は広島県福山市に隣接し、生活圏としては福山都市圏の一部であるが、ここ数十年間の人口は漸減状態である。

地理[編集]

神島から笠岡諸島を望む
笠岡湾干拓地

笠岡市は丘陵地が多く平坦な土地が少ないため、平地を確保するために古くは江戸時代より備後福山藩によって吉浜地区など大規模な干拓が行われる。戦後、市の南東部(富岡湾干拓)や南西部(笠岡湾干拓)も行われ、特に笠岡湾干拓は国営事業で笠岡諸島の一番本土寄りであった神島(こうのしま)までの笠岡湾を大規模に干拓し、1966年に始まり1989年に完成した。

瀬戸内海に面し、笠岡湾が入り込んでいる。また、神島より南に笠岡諸島があり六島は岡山県最南端である。

笠岡十名山[編集]

笠岡十名山は笠岡十名山探求会(現・笠岡十名山のぼろう会)が1999年(平成11年)に標高、山の歴史、山頂からの眺望、登山道の有無等を基準として選定した山である。名称には「十名山」と冠するが、実際には14つの山が選ばれている。

  • 御岳山 (320m)
  • 栂丸山 (306m)
  • 応神山 (215m)
  • 妙見山 (282m)
  • 龍王山 (267m)
  • 神の峰
  • 大石山
  • 四尋山
  • 虚空蔵山 (258m)
  • 阿部山 (354m)
  • 八幡山

歴史・江戸時代以降[編集]

代官所跡に残る旧小田県庁門、現在は笠岡小学校
  • 笠岡は天然の良質な港町を持ち、中世より中国地方山間部への街道も整い、(特に現在の庄原市東城町・高梁市川上町・成羽町)との物流で大いに栄えた。戦国時代には陶山氏村上水軍の所領となった。

旧茂平村越県合併騒動[編集]

1963年昭和38年)ごろ笠岡市に編入されていた城見村の旧茂平村1889年他2村と共に城見村設立)が笠岡市(岡山県)より分離、福山市広島県)との越県合併を模索した騒動。

騒動の経緯[編集]

茂平村地区は、当時より、地理的(地区が隣接する)、社会的(多くの住民の親戚等が福山市に居住および福山市出身の住民が多い)により福山市との結びつきが特に強い地域であった。そのため、以前より幾度かの合併案はあった。1961年日本鋼管(現:JFEスチール)の世界最大規模の新工場が茂平村地区、広島県深安郡深安町福山市沖へ進出することが決定。それに伴い1962年深安郡深安町福山市と合併、茂平村地区が福山市と隣接するようになる。当時、福山市は経済面、人口面の規模が拡大、松永市との合併による大規模な市の誕生も見込まれていた。更に1963年岡山県和気郡日生町福浦が強い住民運動の末兵庫県赤穂市と合併、編入。このような状況に刺激をうけた住民が1962年年ごろより大規模な合併運動を開始。当時広島県議会議員中川弘(のち福山市長に就任)賛同のもと、福山市議会議員数人の賛同も得た。また、城見村内で旧茂平村地区とと同じ境遇の旧用之江村地区も福山市との合併に賛同し共同で運動を始めた。そして1963年茂平村地区、旧用之江村地区合名で福山市に合併嘆願書を提出した。

騒動の集結[編集]

福山市に合併嘆願書が提出されると、岡山県議会、笠岡市議会からの反対運動が起こる。また、翌年(1964年岡山県知事に地元出身の加藤武徳が就任すると、知事も合併運動に反対し、騒動は終結する。

行政[編集]

公共機関[編集]

  • 笠岡税務署
  • 笠岡労働基準監督署
  • 笠岡公共職業安定所
  • 岡山地方法務局笠岡支局
  • 笠岡公証役場
  • 郵便局(笠岡郵便局 他17箇所、簡易郵便局4箇所)
岡山県
市・行政組合
  • 笠岡消防署
  • 笠岡消防署北出張所
  • 笠岡市立図書館(福山市の図書館とは相互貸借ができる)
  • 笠岡市民病院
  • 公民館(笠岡中央公民館 他16箇所)
  • 笠岡終末処理場(下水処理場)
  • 岡山県西部衛生施設組合(屎尿処理)
  • 岡山県西部環境整備施設組合(ゴミ処理)
  • 井笠広域斎場

体育施設[編集]

笠岡総合グラウンドから見た総合体育館
  • 笠岡市民体育センター
  • 岡山県西部総合運動公園
  • 陸上競技場(サッカー場 ※なでしこ リーグ吉備国際大ホーム)
  • 笠岡総合体育館(バレーボールVリーグ公式戦で毎年使用される)
  • 古代の丘スポーツ公園

その他データ[編集]

  • 下水道普及率:30.8%
  • 上水道は倉敷市を流れる高梁川より導水し、浄化して配水している。

経済[編集]

商業施設[編集]

  • 近年、二番町から三番町にかけての国道2号沿い500mほどの区間に複数の商業施設が進出している。
  • 笠岡駅南側にマルナカ笠岡店がテナントとして入居するシーサイドモールがある。

2階にザ・ダイソーウエスギ、駐車場側にはKFCミスタードーナツがある。

産業[編集]

南西部の茂平(もびら)地区に産業団地があり、工業・流通関係企業集積が進む。またその南側埋め立て地にはJFEスチール西日本製鉄所福山地区の工場が立地する。市内の島嶼部で最大の面積をもつ北木島では採石が盛ん、産出される石は靖国神社大阪城で使われている。また、真鍋島では花卉の栽培が盛んで、かつては除虫菊が主要栽培品目となっていた。

名産品[編集]

  • 海産物
  • 石材(北木島など)
  • ベントナイト(特殊粘土 笠岡市北部で大量に産出される)
  • いちぢく(いちぢく羊羮が、土産物として販売されている)

姉妹都市・提携都市[編集]

国内[編集]

海外[編集]

地域[編集]

人口[編集]

Demography33205.svg
笠岡市と全国の年齢別人口分布(2005年) 笠岡市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 笠岡市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
笠岡市(に相当する地域)の人口の推移
1970年 62,405人
1975年 63,413人
1980年 61,917人
1985年 60,598人
1990年 59,619人
1995年 60,478人
2000年 59,300人
2005年 57,272人
2010年 54,256人
総務省統計局 国勢調査より

教育[編集]

小学校[編集]

  • 笠岡市立今井小学校
  • 笠岡市立大井小学校
  • 笠岡市立大島小学校
  • 笠岡市立大島東小学校
  • 笠岡市立笠岡小学校
  • 笠岡市立金浦小学校
  • 笠岡市立北川小学校
  • 笠岡市立北木小学校
  • 笠岡市立神内小学校
  • 笠岡市立神島外小学校
  • 笠岡市立白石小学校
  • 笠岡市立城見小学校
  • 笠岡市立陶山小学校
  • 笠岡市立中央小学校
  • 笠岡市立新山小学校
  • 笠岡市立飛島小学校
  • 笠岡市立真鍋小学校
  • 笠岡市立六島小学校
  • 笠岡市立吉田小学校

中学校[編集]

高等学校[編集]

専門学校[編集]

  • 笠岡歯科技工専門学校

特別支援学校[編集]

  • 岡山県立西備支援学校

放送[編集]

地上波テレビ放送(アナログ)[編集]

市域の大半が丘陵地にあるため、比較的出力の小さい中継局が多数設置されている。ここでは、受信可能世帯数が最も多い笠岡中継局塚の丸山山頂、各局とも垂直偏波)のチャンネルを記した。

なお、一部地域ではケーブルテレビ局の笠岡放送を通じて各局の視聴が可能である。

地上波テレビ放送(デジタル)[編集]

局名 NHK岡山 RSK OHK RNC KSB TSC 出力 偏波面 中継局所在地
総合 教育
リモコン番号 1 2 6 8 4 5 7
笠岡デジタル 32ch 45ch 21ch 27ch 20ch 30ch 18ch 30W 垂直 塚の丸山

AMラジオ放送[編集]

NHKは笠岡地区に中継局がないため、岡山市にある本局を直接受信する。地域によっては、隣接する福山市からの放送波も受信できる。

ただし、山陽放送を除いては夜間の混信妨害が著しい。

FMラジオ放送[編集]

市内では、以下のFM放送が受信可能である。

市全域で受信可能なFM局
一部の地域で受信可能なFM局

隣接する自治体[編集]

広島県福山市との関係[編集]

福山市を中心とする備後都市圏に含まれ、都市雇用圏の定義では10%通勤圏にあたるなど深い交流関係を持つ。両市は消防救急(消防車、救急車の相互出動など)や図書館(笠岡市立図書館と福山市図書館との間の相互貸し出し協定)などで連携している。また、笠岡市茂平地区は福山市立野々浜小学校の通学区域に含まれており、同地区の児童は越県通学している。

交通[編集]

笠岡駅前
笠岡港から市街を臨む

空港[編集]

鉄道[編集]

なお、上記以外に笠岡市と井原市矢掛町福山市神辺町とを結ぶ井笠鉄道私鉄路線が1913年(大正2年)から1971年(昭和46年)まで存在した。

バス[編集]

  • 井笠バスカンパニー(2013年4月1日から)
    • 路線バス - 笠岡駅前を起点に主に井原市矢掛町方面を結んでいる。2012年10月31日まで井笠鉄道が、2013年3月31日まで中国バス・井笠バスカンパニーが当地にて路線バス事業を経営していた。
  • 中国バス
    • 高速バス - カブトガニ号:市役所前経由、大阪行き(大阪駅前〈東梅田〉・湊町バスターミナル〈なんばOCAT〉)

道路[編集]

航路[編集]

伏越地区の新笠岡港全景

市域に笠岡諸島白石島北木島真鍋島)があり、笠岡港から客船・高速船で結んでいる。 フェリー乗り場(伏越)は、笠岡港とは別の場所にあり、笠岡港からは古城山トンネルを抜けるか海側の市道を廻らなければフェリー乗り場に着けない。

国道2号線(金浦交差点付近)[編集]

笠岡市内での交通事故多発地点で、市内ワーストエリア。[2] 毎年、死亡事故人身事故が発生しており、危険箇所として事故防止の標識を立て対策をしているが、事故は減っていない。(2014年2月~約1ヶ月間、交差点のみ改善工事が行われた。)

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事[編集]

観光[編集]

桜の季節には花見で賑わう公園
城山のテラス

祭り[編集]

催事[編集]

ギャンブル[編集]

競輪[編集]

文化[編集]

市内が舞台の作品[編集]

  • 彼のオートバイ、彼女の島片岡義男の作品。笠岡市内にある白石島が舞台となっている。1986年角川書店より映画化)
  • ボビーに首ったけ(同じく片岡義男の作品。物語のヒロインが笠岡市在住という設定である。1985年に角川書店よりアニメ映画化)
  • アプサラス-神の逆鉾-(笠岡市出身の小説家、吉岡平のライトノベル作品。物語の舞台であるO県・壇内市のモデルとなっており、実在の土地・建物の多くがそのまま描写されている。ちなみに壇内市という名称はラヴクラフトの作品『ダンウィッチの怪』のもじりである)

テレビ放送[編集]

また、2008年日本一周ソーラーカーの旅では、笠岡市茂平地区から岡山県に入り神島外浦漁港でロケを行っている。

名誉市民[編集]

  • 小野竹喬(日本画家)
  • 小野博(初代 - 第6代笠岡市長)
  • 天野與市(元県議)
  • 伊藤大孝(元県議)
  • 渡邊嘉久(元市議,第7代 - 第12代笠岡市長)

笠岡思民(しみん)大使[編集]

出身の著名人[編集]

ゆかりの著名人[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ a b 友好都市/友好握手都市に関すること”. 笠岡市 (2011年4月11日). 2014年6月13日閲覧。
  2. ^ 金浦大橋〜西ノ浜交差点(約700m)は山沿いを通っており、左右に急カーブを描いている為、深夜は外灯はあるがライト点灯でもコースが分かりにくく、スピードの出しすぎで曲がり切れず山肌のコンクリート壁やガードレールに激突する事故が発生している。www.cgr.mlit.go.jp(2013年度対策協議より)
  3. ^ さんようタウンナビ 『笠岡の大使に千鳥・大悟さん 魅力発信へ10日に委嘱』、山陽新聞社(2013年(平成25年)1月4日)、2013年(平成25年)1月10日閲覧。

参考文献[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]