笠岡市
| かさおかし 笠岡市 |
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笠岡市章 |
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| 国 | |
| 地方 | 中国地方、山陽地方 中国・四国地方 |
| 都道府県 | 岡山県 |
| 団体コード | 33205-4 |
| 面積 | 136.03km² |
| 総人口 | 52,616人 (推計人口、2012年12月1日) |
| 人口密度 | 387人/km² |
| 隣接自治体 | 井原市、浅口市、 浅口郡里庄町、小田郡矢掛町 広島県:福山市 香川県:丸亀市、三豊市、多度津町 |
| 市の木 | イチョウ |
| 市の花 | キク |
| 笠岡市役所 | |
| 所在地 | 〒714-8601 岡山県笠岡市中央町1番地の1 |
| 外部リンク | 笠岡市 |
| ウィキプロジェクト | |
目次 |
概要 [編集]
当市は人口約5万5千人、岡山県南西部の瀬戸内海沿岸の港町で、大小31の島々からなる笠岡諸島を含む井笠地方の中核都市である。笠岡湾干拓地と天然記念物カブトガニ繁殖地として有名で、生息地の保全などを通して保護に力を入れている。
旧備中国に含まれ、かつては村上水軍の支配地で、現在のほとんどの市域は江戸時代初期は備後福山藩領、江戸時代中・後期は幕府代官所が置かれた幕府直轄地であった。現在は広島県福山市に隣接し、生活圏としては福山都市圏の一部であるが、ここ数十年間の人口は漸減状態である。
地理 [編集]
笠岡市は丘陵地が多く平坦な土地が少ないため、平地を確保するために古くは江戸時代より備後福山藩によって吉浜地区など大規模な干拓が行われる。戦後、市の南東部(富岡湾干拓)や南西部(笠岡湾干拓)も行われ、特に笠岡湾干拓は国営事業で笠岡諸島の一番本土寄りであった神島(こうのしま)までの笠岡湾を大規模に干拓し、1966年に始まり1989年に完成した。
瀬戸内海に面し、笠岡湾が入り込んでいる。また、神島より南に笠岡諸島があり六島は岡山県最南端である。
笠岡十名山 [編集]
笠岡十名山は笠岡十名山探求会(現・笠岡十名山のぼろう会)が1999年(平成11年)に標高、山の歴史、山頂からの眺望、登山道の有無等を基準として選定した山である。名称には「十名山」と冠するが、実際には14つの山が選ばれている。
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歴史・江戸時代以降 [編集]
- 1619年(元和5年) - 徳川家康の従兄弟水野勝成が西国鎮衛の役目を命じられ備後国東南部・備中国西南部の十万石に転封し、笠岡には備後福山藩の笠岡代官所が設置される。
- 1698年(元禄11年) - 水野家5代藩主水野勝岑死去による無嗣除封に伴い、福山藩領のうち現在の笠岡市分の大半は分割され、福山藩領、天領、旗本領となる。
- 1700年(元禄13年) - 笠岡町に幕府代官所が設けられ,以後現在の市域の大部分は幕末まで42代170年の幕府代官支配が行われる。
- 1730年(享保15年) - 入江新田・西大島新田の干拓が完成。
- 1871年(明治4年) - 明治維新・廃藩置県により福山県に編入、のちに改称され深津県の所属となる。
- 1872年(明治5年) - 深津県と倉敷県が統合し小田県設立。それに伴い、県庁が福山から笠岡に移転。
- 1875年(明治8年) - 小田県が岡山県へ編入。(その後、旧備後6郡は広島県に分割となる。)
- 1891年(明治24年) - 7月14日 山陽鉄道(現:JR)山陽本線倉敷 - 笠岡間、9月11日笠岡 - 福山間開業。
- 1952年(昭和27年) - 4月1日 小田郡笠岡町・金浦町が合併し市制施行。
- 1953年(昭和28年) - 小田郡城見村・神島内村・大井村・陶山村・吉田村・新山村を編入。
- 1955年(昭和30年) - 小田郡神島外町・北木島町・真鍋島村・白石島村・浅口郡大島村を編入。
- 1958年(昭和33年) - 富岡湾干拓事業が完成する。
- 1960年(昭和35年) - 小田郡北川村を編入、現在の市域となる。
- 1961年(昭和36年) - 隣接の福山市と跨る形で日本鋼管福山製鉄所(現在のJFE西日本製鉄所)が進出。
- 1990年(平成2年) - 国営笠岡湾干拓事業が完成する。干拓地を会場に「笠岡食と緑の博覧会」が開催される。
- 2001年(平成13年) - 笠岡ふれあい空港がオープン。
- 2006年(平成18年) - 倉敷市、井原市、浅口市などとともにご当地ナンバーである「倉敷ナンバー」の地域のエリアに入った。
旧茂平村越県合併騒動 [編集]
1963年(昭和38年)笠岡市に編入されていた城見村の旧茂平村(1889年他2村と共に城見村設立)が笠岡市(岡山県)より分離、福山市(広島県)との越県合併を模索した騒動。
騒動の経緯 [編集]
旧茂平村地区は、当時より、地理的(地区が隣接する)、社会的(多くの住民の親戚等が福山市に居住および福山市出身の住民が多い)により福山市との結びつきが特に強い地域であった。1963年岡山県の日生町福浦が強い住民運動により兵庫県赤穂市に合併されたことに刺激をうけた住民が大規模な合併運動を開始(以前より幾度か合併案はあった。)。当時広島県議会議員中川弘(のち福山市長に就任)賛同のもと、福山市議会議員数人の賛同も得た。また、城見村内で旧茂平村地区とと同じ境遇の旧用之江村地区も福山市との合併に賛同し共同で運動を始めた。その後、旧茂平村地区は旧用之江村地区と共同で福山市に合併嘆願書を提出した。
騒動の集結 [編集]
福山市に合併嘆願書が提出されると、岡山県議会、笠岡市議会からの反対運動が起こる。また、翌年(1964年)岡山県知事に地元出身の加藤武徳が就任すると、知事も合併運動に反対し、騒動は終結。
行政 [編集]
公共機関 [編集]
- 国
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- 笠岡税務署
- 笠岡労働基準監督署
- 笠岡公共職業安定所
- 岡山地方法務局笠岡支局
- 笠岡公証役場
- 郵便局(笠岡郵便局 他17箇所、簡易郵便局4箇所)
- 岡山県
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- 備中県民局井笠支局
- 笠岡警察署
- 市・行政組合
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- 笠岡消防署
- 笠岡消防署北出張所
- 笠岡市立図書館(福山市の図書館とは相互貸借ができる)
- 笠岡市民病院
- 公民館(笠岡中央公民館 他16箇所)
- 笠岡終末処理場(下水処理場)
- 岡山県西部衛生施設組合(屎尿処理)
- 岡山県西部環境整備施設組合(ゴミ処理)
その他データ [編集]
(2002年4月1日現在)
- 市職員数:680名
- 市会議員定数:26名
- 有権者数:46,437人(県選管発表2008年3月2日現在)
- 下水道普及率:30.8%
- 上水道は倉敷市を流れる高梁川より導水し、浄化して配水している。
経済 [編集]
商業施設 [編集]
- 近年、二番町から三番町にかけての国道2号沿い500mほどの区間に複数の商業施設が進出している。
産業 [編集]
南西部の茂平(もびら)地区に産業団地があり、工業・流通関係企業集積が進む。またその南側埋め立て地にはJFEスチール西日本製鉄所福山地区の工場が立地する。市内の島嶼部で最大の面積をもつ北木島では採石が盛ん、産出される石は靖国神社や大阪城で使われている。また、真鍋島では花卉の栽培が盛んで、かつては除虫菊が主要栽培品目となっていた。
名産品 [編集]
- 海産物
- 石材(北木島など)
- ベントナイト(特殊粘土 笠岡市北部で大量に産出される)
姉妹都市・提携都市 [編集]
国内 [編集]
海外 [編集]
地域 [編集]
人口 [編集]
| 笠岡市と全国の年齢別人口分布(2005年) | 笠岡市の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||
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■紫色 ― 笠岡市
■緑色 ― 日本全国 |
■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性 |
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笠岡市(に該当する地域)の人口の推移
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| 総務省統計局 / 国勢調査 | ||||||||||||||||||||||||||||
教育 [編集]
小学校 [編集]
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中学校 [編集]
- 笠岡市立飛島中学校
- 笠岡市立大島中学校
- 笠岡市立笠岡西中学校
- 笠岡市立笠岡東中学校
- 笠岡市立金浦中学校
- 笠岡市立北木中学校
- 笠岡市立神島外中学校
- 笠岡市立白石中学校
- 笠岡市立新吉中学校
- 笠岡市立真鍋中学校
- 笠岡市矢掛町中学校組合立小北中学校
高等学校 [編集]
専門学校 [編集]
- 笠岡歯科技工専門学校
特別支援学校 [編集]
- 岡山県立西備支援学校
放送 [編集]
地上波テレビ放送(アナログ) [編集]
市域の大半が丘陵地にあるため、比較的出力の小さい中継局が多数設置されている。ここでは、受信可能世帯数が最も多い笠岡中継局(塚の丸山山頂、各局とも垂直偏波)のチャンネルを記した。
- NHK:2チャンネル(総合)、4チャンネル(教育)
- 山陽放送(RSK、TBS系列):6チャンネル
- 岡山放送(OHK、フジテレビ系列):60チャンネル
- 西日本放送(RNC、日本テレビ系列):34チャンネル
- 瀬戸内海放送(KSB、テレビ朝日系列):55チャンネル
- テレビせとうち(TSC、テレビ東京系列):22チャンネル
なお、一部地域ではケーブルテレビ局の笠岡放送を通じて各局の視聴が可能である。
地上波テレビ放送(デジタル) [編集]
| 局名 | NHK岡山 | RSK | OHK | RNC | KSB | TSC | 出力 | 偏波面 | 中継局所在地 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総合 | 教育 | |||||||||
| (リモコン番号) | 1 | 2 | 6 | 8 | 4 | 5 | 7 | |||
| 笠岡デジタル | 32ch | 45ch | 21ch | 27ch | 20ch | 30ch | 18ch | 30W | 垂直 | 塚の丸山 |
AMラジオ放送 [編集]
NHKは笠岡地区に中継局がないため、岡山市にある本局を直接受信する。地域によっては、隣接する福山市からの放送波も受信できる。
ただし、山陽放送を除いては夜間の混信妨害が著しい。
FMラジオ放送 [編集]
市内では、以下のFM放送が受信可能である。
- 一部の地域で受信可能なFM局
隣接する自治体 [編集]
広島県福山市との関係 [編集]
福山市を中心とする備後都市圏に含まれ、都市雇用圏の定義では10%通勤圏にあたるなど深い交流関係を持つ。両市は消防救急(消防車、救急車の相互出動など)や図書館(笠岡市立図書館と福山市図書館との間の相互貸し出し協定)などで連携している。また、笠岡市茂平地区は福山市立野々浜小学校の通学区域に含まれており、同地区の児童は越県通学している。
交通 [編集]
空港 [編集]
鉄道 [編集]
なお、上記以外に笠岡市と井原市、矢掛町、福山市神辺町とを結ぶ井笠鉄道の私鉄路線が1913年(大正2年)から1971年(昭和46年)まで存在した。
バス [編集]
道路 [編集]
航路 [編集]
市域に笠岡諸島(白石島・北木島・真鍋島)があり、笠岡港から客船・高速船で結んでいる。 フェリーは瀬戸内クルージングが運航している
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事 [編集]
観光 [編集]
祭り [編集]
催事 [編集]
- 木山捷平文学賞(1996年に設立。2005年に終了)
その他 [編集]
- サテライト笠岡(競輪場外車券売場)
文化 [編集]
笠岡ラーメン [編集]
鶏がらスープを基本にした店が多く、岡山県内唯一のご当地ラーメンとして有名。
市内が舞台の作品 [編集]
- 彼のオートバイ・彼女の島(片岡義男の作品。笠岡市内にある白石島が舞台となっている。1986年に角川書店より映画化)
- ボビーに首ったけ(同じく片岡義男の作品。物語のヒロインが笠岡市在住という設定である。1985年に角川書店よりアニメ映画化)
- アプサラス−神の逆鉾−(笠岡市出身の小説家、吉岡平のライトノベル作品。物語の舞台であるO県・壇内市のモデルとなっており、実在の土地・建物の多くがそのまま描写されている。ちなみに壇内市という名称はラヴクラフトの作品『ダンウィッチの怪』のもじりである)
名誉市民・特命大使 [編集]
名誉市民 [編集]
- 小野竹喬(日本画家)
- 小野博(初代 - 第6代笠岡市長)
- 天野與市(元県議)
- 伊藤大孝(元県議)
- 渡邊嘉久(元市議,第7代 - 第12代笠岡市長)
笠岡思民(しみん)大使 [編集]
出身の著名人 [編集]
- 関藤藤陰(福山藩儒学者)
- 森田思軒(翻訳家)
- 木山捷平(小説家)
- 小野竹喬(日本画家)
- 原彪(元衆議院議員)
- 加藤六月(元衆議院議員)
- 片山虎之助(前参議院議員)
- 梅垣義明(俳優、WAHAHA本舗劇団員)
- 島田洋八(漫才師、B&B)
- 吉岡平(小説家)
- 大悟(漫才師、千鳥)
- 名越二荒之助(学者、社会思想史)
- 田中勝己(作曲家、ラジオパーソナリティ)
- 池田清明(画家、一水会 (美術家団体)委員 日展会員)
- 吉井照典(笠岡市議会議長、笠岡・教積院住職)
- 森安正幸・森安秀光(将棋棋士)
ゆかりの著名人 [編集]
脚注 [編集]
- ^ さんようタウンナビ 『笠岡の大使に千鳥・大悟さん 魅力発信へ10日に委嘱』、山陽新聞社(2013年(平成25年)1月4日)、2013年(平成25年)1月10日閲覧。
参考文献 [編集]
外部リンク [編集]
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