高梁市

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座標: 北緯34度47分28.6秒 東経133度36分59.3秒 / 北緯34.791278度 東経133.616472度 / 34.791278; 133.616472

たかはしし
高梁市
View of Takahashi City, Okayama.jpg
あたごループ橋付近から眺めた市中心部
Takahashi Okayama flag.svg
高梁市旗
Takahashi Okayama seal.svg
高梁市章
日本の旗 日本
地方 中国地方山陽地方
中国・四国地方
都道府県 岡山県
団体コード 33209-7
面積 547.01km²
総人口 33,356
推計人口、2014年8月1日)
人口密度 61人/km²
隣接自治体 総社市井原市新見市真庭市
吉備中央町
広島県庄原市神石郡神石高原町
市の木 アカマツ
市の花 サクラ
高梁市役所
所在地 716-8501
岡山県高梁市松原通2043
北緯34度47分28.8秒東経133度36分59.5秒
高梁市役所
外部リンク 高梁市

高梁市位置図

― 政令指定都市 / ― 市 / ― 町・村

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高梁市(たかはしし)は岡山県である。県中西部に位置し、広島県と境を接する。

地理[編集]

岡山県中西部に位置し、市域の大半が吉備高原上の丘陵地からなる中山間地域である。平成の大合併により広島県と接するようになるなど大幅に市域が広がったが、岡山市倉敷市のように旧国を跨いでの合併は無かったため、全域が総社市と同じ旧備中国に属している。

その他、天気予報の区分では高梁地域に属し、岡山地域、東備地域、倉敷地域、井笠地域とともに岡山県南部(県南)として扱われる。ただ、メディアなど県域単位での天気予報では新見と倉敷は出ても、その間の高梁は出ないことが多いため、最寄の場所の予報を見るしかない。高梁の場合、市役所間の直線距離は倉敷市までが27km, 新見市までが24.6kmでわずかに新見の方が近いが、同じ県南に属するという理由から倉敷ないし岡山の天気予報を見ることになる。

地形[編集]

市内を高梁川が北から南に貫流し、支流の有漢川成羽川が合流する。

中心市街地は高梁川と成羽川が合流する地点の北側に広がる盆地に位置し、城下町の古い町並みを残している。また、成羽地区の中心地も成羽川沿いの盆地で城下町であった。

標高は盆地部が50 - 100m, 丘陵部で300 - 500m程度。

  • 山:臥牛山、愛宕山、稲荷山、高倉山、鵜足山、高村山、木野山、鶴首山、鵠ノ森山、高丸山、須志山、大岳山、弥高山、日野山、猪辻山、長松寺山、高山、小吹山、天神山、猿神山、大山、大池山
  • 川:高梁川有漢川成羽川
  • 湖沼:備中湖(新成羽川ダム
  • 峡谷:磐窟渓、羽山渓

隣接市町村[編集]

人口[編集]

人口は年々減少しており、年齢別に見ると典型的な中山間地域の特徴として高齢化率が全国平均よりも高い。しかし、市内にある吉備国際大学同短期大学部の影響で19歳~23歳までの年齢別人口は突出して多く、学生の町であることが見てとれる。

Demography33209.svg
高梁市と全国の年齢別人口分布(2005年) 高梁市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 高梁市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
高梁市(に該当する地域)の人口の推移
1970年 53,270人
1975年 49,330人
1980年 47,013人
1985年 45,760人
1990年 44,039人
1995年 43,115人
2000年 41,077人
2005年 38,799人
2010年 34,977人
総務省統計局 国勢調査より

歴史[編集]

近代以前[編集]

江戸時代、四国の伊予松山藩に対し備中松山藩とよばれていたが、戊辰戦争において備中では旧幕府軍につき、いっぽう伊予側は新政府軍についた。そのため明治維新後の廃藩置県では伊予松山藩を松山藩とし、備中松山藩は高梁藩と呼称を改められて現在の高梁市の前身となった。

高梁市(初代)[編集]

初代高梁市の市域
  • 1889年(明治22年)6月1日 - 町村制施行。上房郡高梁町ほか以下の村が発足。
    • 上房郡
      • 高梁町 ← 高梁23町, 高梁内山下, 高梁小高下
      • 松山村 ← 松山村
      • 津川村 ← 今村, 八
      • 川面村 ← 川面村
      • 巨瀬村 ← 巨瀬村
    • 川上郡
      • 玉川村 ← 玉村, 下切村, 増原村
      • 宇治村 ← 宇治村, 松原村穴田村, 中野村の一部, 飯部村の一部
      • 松原村 ← 岡村, 神村, 春木村, 大津寄村
      • 高倉村 ← 田井村, 飯部村の一部, 近似村の一部
      • 落合村 ← 阿部村, 原田村, 福地村, 近似村の一部
    • 阿賀郡
      • 中井村 ← 西方村, 津々村
  • 1926年(大正15年)6月20日 - 伯備線備中高梁駅が開業。
  • 1929年(昭和4年)5月10日 - 高梁町が松山村を編入する。
  • 1954年(昭和29年)5月1日 - 上房郡高梁町津川村川面村巨瀬村川上郡玉川村宇治村松原村高倉村落合村の1町8村が合併して市制施行、高梁市(旧)となる。
  • 1955年(昭和30年)2月1日 - 上房郡中井村を編入する。
  • 1970年(昭和45年)5月1日 - 上房郡賀陽町佐与谷地区の一部(大字上竹・西の各一部)を編入。

高梁市(2代)[編集]

経済[編集]

商業[編集]

主な商業施設

産業[編集]

農業[編集]

主な企業[編集]

地域[編集]

教育[編集]

吉備国際大学高梁キャンパス
岡山県立高梁城南高等学校高梁校地、高梁市立松山高等学校

大学・短大[編集]

高等学校[編集]

中学校[編集]

小学校[編集]

  • 高梁市立高梁小学校
  • 高梁市立玉川小学校
  • 高梁市立津川小学校
  • 高梁市立中井小学校
  • 高梁市立松原小学校
  • 高梁市立宇治小学校
  • 高梁市立落合小学校
  • 高梁市立川面小学校
  • 高梁市立巨瀬小学校
  • 高梁市立福地小学校
  • 高梁市立成羽小学校
  • 高梁市立川上小学校
  • 高梁市立富家小学校
  • 高梁市立西山小学校
  • 高梁市立平川小学校(2013年4月より富家小に統合)
  • 高梁市立湯野小学校(2013年4月より富家小に統合)
  • 高梁市立有漢西小学校
  • 高梁市立有漢東小学校

行政[編集]

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高梁市役所は議会や窓口業務を行う本庁舎のほか、総務部の一部が入る分庁舎、産業経済部や教育委員会などが入る第二庁舎の3箇所に点在している。その他、各種申請など窓口業務の一部は4箇所の地域局と、9箇所の地域市民センターでも取り扱っている。

なお、新庁舎を既存駐車場一帯に建設中である。完成後、既存庁舎及び隣接する元市民会館は解体後駐車場として使用する(建設中は元市民会館跡地のみ仮設駐車場として運用している)。

地域局
名称 所在地 管轄地域 備考
有漢地域局 高梁市有漢町有漢3387 有漢町 高梁市有漢地域センター内
成羽地域局 高梁市成羽町下原1068-1 成羽町 旧成羽町役場
川上地域局 高梁市川上町地頭1819-1 川上町 旧川上町役場
備中地域局 高梁市備中町布賀29-2 備中町 旧備中町役場


県の出先機関[編集]

国の出先機関[編集]

生活[編集]

公共施設
  • 高梁中央図書館
  • 高梁市民体育館
  • 高梁市民プール
  • 神原スポーツ公園
  • 総合文化会館
  • 文化交流館
  • 郷土資料館
  • 有漢社会教育センター
  • 成羽文化センター
  • 成羽図書館
  • 成羽武道館
  • 高梁市成羽美術館
  • 成羽歴史史料館・成羽民俗資料館
  • 成羽神楽館
  • 青少年研修センター
  • 吉備川上ふれあい漫画美術館
  • 川上郷土資料館
  • 備中郷土館
  • 景年記念館
郵便局
  • 高梁郵便局
  • 高梁鍛冶屋町郵便局
  • 高梁木野山郵便局
  • 津川簡易郵便局
  • 川面郵便局
  • 巨瀬郵便局
  • 高梁玉川郵便局
  • 宇治郵便局
  • 高梁松原郵便局
  • 備中高倉簡易郵便局
  • 備中落合簡易郵便局
  • 福地簡易郵便局
  • 中井郵便局
  • 有漢郵便局
  • 上有漢郵便局
  • 成羽郵便局
  • 中郵便局
  • 吹屋郵便局
  • 日名簡易郵便局
  • 坂本簡易郵便局
  • 備中郵便局
  • 湯野郵便局
  • 平川郵便局
  • 西山郵便局
  • 吉備川上郵便局
  • 大賀簡易郵便局
  • 高山簡易郵便局

交通[編集]

道路[編集]

高梁市街を通る国道180号
一般国道
主要地方道
一般県道
高速道路

鉄道[編集]

西日本旅客鉄道

バス[編集]

姉妹都市・提携都市[編集]

国際姉妹都市[編集]

友好都市[編集]

その他[編集]

通信[編集]

電話[編集]

市内は高梁MAに属し、市外局番は0866(20~29,40~59) となっている。

  • 0866(20~29,40~59) エリア - 高梁市・真庭市(北房地区)・吉備中央町(賀陽地区全域と加茂川地区の一部)

郵便[編集]

郵便番号(郵便区番号)と集配局の対応は以下の通り。

メディア[編集]

新聞[編集]

放送[編集]

高梁中継局がある愛宕山(左手前)と鶏足山(右奥)
ケーブルテレビ

かつては公営の高梁市成羽有線テレビジョンも存在していたが、高梁市情報化計画により廃止となった。

地上波テレビ放送

市の中心部では高梁UHF局と高梁松山局が同じ場所にあるため、UHFアンテナ1本で全チャンネルを視聴することができるが、アナログ放送ではTSCテレビせとうちのみが中継局を設置していない。しかしデジタル放送ではTSCも置局しているため、ケーブルテレビに加入しなくても全チャンネルが視聴できるようになった。

高梁中継局が受信できる高梁市中心部では各世帯でアンテナを立てて直接受信で視聴している世帯が多いが、それ以外の山間地域では、設置されている中継局がNHKのみか、民放が置局していても在岡2局(RSK・OHK) しか置局していない場所が多いため、アンテナを立てずケーブルテレビに加入したり共同受信アンテナなどを経由して視聴している世帯が多い。

局名 NHK岡山 RSK OHK RNC KSB TSC 出力 偏波面 送信
場所
総合 教育
デジタルリモコン番号 1ch 2ch 6ch 8ch 4ch 5ch 7ch
高梁 デジタル 33ch 31ch 19ch 16ch 15ch 17ch 14ch 1W 水平 愛宕山
高梁松山 39ch 45ch 37ch - - - - 3W
UHF - - - 22ch 28ch 26ch - 10W
VHF 2ch 12ch 7ch - - - - 鶏足山
有漢 デジタル 22ch 13ch 19ch 16ch 34ch 17ch 14ch 0.3W 水平 権現山
アナログ 49ch 51ch 41ch 47ch 43ch - - 3W
成羽 デジタル 22ch 13ch 43ch 47ch - - - 0.1W 水平 -
アナログ 56ch 54ch 58ch 62ch - - - 1W
高梁中井 アナログ 50ch 52ch - - - - - 1W 水平 -
備中川上 アナログ 55ch 53ch 57ch 59ch - - - 1W 水平 宮ノ山
高梁木野山 デジタル 40ch 13ch 19ch 47ch - - - 0.3W 水平 木野山
アナログ 48ch 52ch 46ch 44ch - - - 3W
高梁巨瀬 デジタル 24ch 28ch 36ch 38ch - - - 0.3W 水平 -
アナログ 58ch 56ch 60ch 62ch - - - 3W

※成羽、高梁木野山、高梁巨瀬のデジタル放送は2010年開局予定。

FMラジオ放送
AMラジオ放送

NHKは中継局がないため岡山市にある本局を直接受信するが、夜間は混信妨害がある。山陽放送高梁ラジオ局はAMステレオ放送を実施していたが、2011年3月21日よりモノラル放送に戻った。

  • NHK岡山第1放送:603kHz(岡山局 出力5kW)
  • NHK岡山第2放送:1386kHz(岡山局 出力5kW)
  • 山陽放送ラジオ:1494kHz(高梁局 出力1kW)

観光[編集]

名所・旧跡・観光スポット[編集]

備中松山城(国の史跡)
高梁基督教会堂と紺屋川筋のイルミネーション
吉備川上ふれあい漫画美術館

美術館・資料館[編集]

祭事・催事[編集]

スポーツチーム[編集]

電気[編集]

才賀藤吉が1911年(明治44年)11月に事業許可を受け[1]、1912年(明治45年)1月北備電気を設立[2]。発電所(瓦斯力、出力60Kw)を松山村に建設。1912年(明治45年)6月に事業開始し供給区域は上房郡高梁町、松山村、川上郡成羽町[1]。1915年(大正4年)3月には成羽町羽山に水力発電所(60kw)を建設し[3]、合併前年には供給区域が上房郡10か町村、川上郡5か町村、吉備郡3か村まで拡大した[4]。1923年(大正12年)6月に備中電気に合併する[5]

高梁市出身(ゆかり)の著名人[編集]

マスコット[編集]

  • まつ姫、山じい - 市の健康づくり推進キャラクター。
  • ビッチュマン - 市青年経済協議会のローカルヒーロー
  • ヤマジーロ - 商工会議所青年部の備中松山城をモチーフとしたキャラクター。
  • び~もちゃん - 市、JAびほく、高梁農業普及指導センター等による、備中牛のPRキャラクター。
  • かざぐるまくん - 旧有漢町域のキャラクター。
  • きじ丸 - 旧川上町域のキャラクター。
  • ビスター - 旧備中町域のキャラクター。

2012年のヒルクライムチャレンジシリーズ高梁吹屋ふるさと村大会において、上記キャラクターが初めて集合した。

その他[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b 『電気事業要覧. 第〔6〕回』(国立国会図書館近代デジタルライブラリー)
  2. ^ 『日本全国諸会社役員録. 第21回』(国立国会図書館近代デジタルライブラリー)
  3. ^ 『中国地方電気事業史』中国電力、1974年、210頁
  4. ^ 『電気事業要覧. 第13回』(国立国会図書館近代デジタルライブラリー)
  5. ^ 『電気事業要覧. 第16回』(国立国会図書館近代デジタルライブラリー)

外部リンク[編集]