中国勝山駅

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中国勝山駅
駅舎(2008年1月3日)
駅舎(2008年1月3日)
ちゅうごくかつやま - Chūgoku-Katsuyama
久世 (4.9km)
(4.8km) 月田
所在地 岡山県真庭市勝山407
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
所属路線 姫新線
キロ程 123.8km(姫路起点)
電報略号 カヤ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度-
369人/日(降車客含まず)
-2013年-
開業年月日 1925年大正14年)3月15日
備考 簡易委託駅
POS端末設置
構内(2008年1月3日)

中国勝山駅(ちゅうごくかつやまえき)は、岡山県真庭市勝山にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)姫新線である。

概要[編集]

2005年(平成17年)3月31日、上房郡北房町真庭郡勝山町落合町湯原町久世町美甘村川上村八束村中和村の合計5町4村の合併により新たに誕生した、真庭市の代表駅である。津山方面からの半数の列車がこの駅で折り返しとなり、ここから新見方面は1日8往復(うち、津山駅以東からは6往復で残り2往復は当駅発)しか運転されていない。

なお、真庭市の代表駅ではあるが、真庭市役所の最寄は東隣の久世駅である。ただし当駅は運行上の要衝であり、利用者も当駅のほうが多い。

かつては当駅で折り返す急行「みまさか」などの優等列車が設定されていた。

命名のとき、福井県勝山駅(当時京都電燈京福電気鉄道えちぜん鉄道勝山永平寺線)があったため、初めは旧国名を取って「美作勝山」としたものの、発音がしにくいということで却下された。次に県名を取って「岡山勝山」としたものの「山」が連続することで言いにくいためこれも採用されず、中国地方にあるということで「中国勝山」となった[1]

かつて中国勝山 - 山守間を結ぶ予定だった南勝線1962年に調査線、日本鉄道建設公団が発足した1964年には工事線に指定され、1974年3月に工事実施計画が認可、同年5月に起工式が行われている。しかし、実際には用地取得や工事などの具体的な動きに入ることはなく、そのまま計画が消滅している。

駅構造[編集]

相対式ホーム2面2線を持つ行違い可能な地上駅。駅舎から離れた方のホーム(2番ホーム)月田方には貨物用の切欠きホームも残っている。ホーム間は跨線橋で繋がっている。構内踏切があるが、旅客向けには開放されていない。

2000年(平成12年)築の駅舎は一階建てでコンクリート瓦葺となっている。駅舎の完成とともに直営駅から簡易委託駅となった。窓口にてPOS端末による発券を行うが、朝と夕方以降は無人となる。管理駅は津山駅となっている。

中国勝山駅プラットホーム
ホーム 路線 方向 行先 備考
1 姫新線 上り 津山方面 ただし当駅始発は2番のりば
2 姫新線 下り 新見方面 ただし夜間の当駅始発は1番のりば
  • 夜間滞泊の設定もあり、津山駅発当駅止まりの下り最終列車が2番のりばで滞泊し、翌朝に当駅始発の新見行きとなる。これは中国勝山駅始発列車の中では、唯一逆線発車でない例でもある。
  • 2002年(平成14年)8月8日に、この駅で滞泊していた列車が無人のまま久世駅方面へ逸走する事故が発生したが、人身事故などは発生しなかった。

利用状況[編集]

1日の平均乗車人員は以下の通りである[2]

乗車人員推移
年度 1日平均人数
1999 515
2000 514
2001 511
2002 473
2003 521
2004 443
2005 445
2006 412
2007 389
2008 364
2009 376
2010 377
2011 378
2012 365
2013 369

駅周辺[編集]

駅前は勝山の市街地で公的機関や銀行などもある。

また、駅前から蒜山高原へと向かうバスも発着している。所要時間はおよそ1時間30分。ただし、2007年(平成19年)12月1日以降は1日2往復のみとなっている。

2009年10月1日から真庭市コミュニティバスでの運行になり利用本数の増加で便利になった。岡山~勝山間の高速バスとも連絡をしている便もある

歴史[編集]

  • 1925年大正14年)3月15日 - 作備線(当時)が久世駅から延伸し、その終着として開業。
  • 1929年(昭和4年)4月14日 - 作備西線開業に伴い、作備線が作備東線に改称され、当駅もその所属となる。
  • 1930年昭和5年)12月11日 - 当駅から作備西線岩山駅までが開業し、津山駅 - 新見駅間の作備線が成立。当駅もその所属となり、同時に途中駅となる。
  • 1936年(昭和11年)10月10日 - 作備線が姫新線の一部となり、当駅もその所属となる。
  • 1967年(昭和42年) - 前代の駅舎が竣工する。
  • 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道の駅となる。
  • 2000年平成12年)5月 - 現在の駅舎が竣工、簡易委託駅となる。
    • かつての国鉄倉吉線の終着駅山守駅から当駅までの鉄道路線(南勝線)が計画されたことがあった。

隣の駅[編集]

※快速列車(全列車停車)の停車駅は路線記事を参照のこと。

西日本旅客鉄道
姫新線
久世駅 - 中国勝山駅 - 月田駅

脚注[編集]

  1. ^ なお,JRの駅で「地方区分名」が頭についているのは当駅と飯田線中部天竜駅の2駅のみである
  2. ^ 出典:岡山県統計年報

関連項目[編集]

外部リンク[編集]