姫路駅

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姫路駅
南口(2007年4月)
南口(2007年4月)
ひめじ - Himeji
所在地 兵庫県姫路市駅前町188
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
電報略号 ヒメ
駅構造 高架駅
ホーム 2面3線(新幹線)
3面8線(在来線)
乗車人員
-統計年度-
47,861人/日(降車客含まず)
-2008年-
開業年月日 1888年明治21年)12月23日
乗入路線 4 路線
所属路線 山陽新幹線
キロ程 91.7km(新大阪起点)
東京から644.3km
西明石 (32.0km)
(20.7km) 相生
所属路線 山陽本線
(当駅より御着方はJR神戸線
キロ程 54.8km(神戸起点)
大阪から87.9km
御着 (4.3km)
(4.6km) 英賀保
所属路線 播但線
キロ程 0.0km(姫路起点)
(1.7km) 京口*►
所属路線 姫新線
キロ程 0.0km(姫路起点)
(3.8km) 播磨高岡
乗換 山陽姫路駅山陽電気鉄道本線
備考 直営駅管理駅
みどりの窓口
* この間に神戸支社福知山支社境界標あり(当駅は神戸支社管内)
姫路大手前通りの向こうに姫路駅北口と姫路駅ビル

姫路駅(ひめじえき)は、兵庫県姫路市駅前町にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)の

目次

[編集] 概要

姫路市の中心駅として、在来線3路線と新幹線が乗り入れるターミナルとなっている。駅長が配置された直営駅であり、管理駅として姫路市内に所在する山陽本線のひめじ別所駅 - 網干駅間の各駅を管轄している。

山陽新幹線と、在来線である山陽本線播但線姫新線の合計4線が乗り入れている。このうち山陽本線は在来線における当駅の所属線であり[1]、当駅より神戸駅方面・東海道本線大阪方面には「JR神戸線」の愛称路線名が設定されている。 播但線と姫新線は当駅を起点としている。

かつては上記路線のほか、日本国有鉄道(国鉄)の播但線支線(飾磨港線)と山陽本線貨物支線、姫路市交通局の姫路市営モノレールが乗り入れていた。

当駅では通常、山陽本線上り方面を「JR神戸線」、路線愛称がない下り方面を「山陽本線」と呼称しているため、以降はこれに従い記述する。

[編集] ダイヤ

[編集] 新幹線

ひかり」(夜間の上り「ひかりレールスター」新大阪行き1本を除く)と「こだま」の全列車が停車し、「のぞみ」は岡山駅発着の全列車と広島駅発着の大半の列車、博多行きが5本、博多駅始発の東京行き7本が停車、九州新幹線直通の「さくら」は下り5本、上り3本が停車する。また朝6時に当駅始発の東京行き「のぞみ」も設定されている(23時台には当駅止まりの「のぞみ」・「ひかり」(東京駅始発)が運行されている)。以前は当駅始発東京行きの「ひかり」も設定されていたが、2008年3月15日ダイヤ改正で廃止された。「みずほ」は当駅には停車しない。

停車本数は「のぞみ」・「ひかり」(東京駅発着)と「ひかりレールスター」または「さくら」・「こだま」(新大阪駅発着・こだまは時間帯によっては設定なし)がおおむね各1本となっており、ダイヤはほぼ固定されている。

270km/h超の速度を出せるのは当駅以西(正確には東方約5キロ地点以西)である。

[編集] 推移

1972年3月15日に山陽新幹線が開業した当時は、東京駅 - 岡山駅間運転の「ひかり[2]が1時間あたり2本停車していた。また、朝晩時間帯を中心に「こだま」が運転される場合もあった。1975年3月10日の山陽新幹線全線開通に伴い、各列車は広島駅・博多駅まで延長され、列車の増発により1時間あたりの停車本数も3 - 4本に増えた。

1990年3月10日改正では、当駅 - 広島駅・博多駅間の「こだま」が4往復設定されたが、1991年3月16日改正でいったん消滅した。この改正で当駅 - 東京駅間「ひかり」が設定された[3]2000年3月11日改正では、新たに設定された「ひかりレールスター」の停車駅となり、新大阪駅発着「こだま」の半数を区間変更する形で当駅 - 広島駅・博多駅間の系統が1時間あたり1本設定された。

従来は「のぞみ」停車駅ではなかったが、2003年10月1日ダイヤ改正「のぞみ増発」に伴い停車駅に設定された。同時に、当駅 - 広島駅・博多駅間「こだま」が運行区間短縮によって消滅した。2006年3月18日改正では当駅で夜間滞泊する「のぞみ」が1往復設定された。

[編集] 在来線

アーバンネットワークエリアに属している。ICOCA(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)が利用できるのは、JR神戸線神戸方面と、西は山陽本線の相生駅までの各駅及び赤穂線相生駅 - 播州赤穂駅間のみ。山陽新幹線・播但線・姫新線・山陽本線有年駅以西、赤穂線天和駅以西はサービスエリア外で使用できない。

[編集] JR神戸線・山陽本線・赤穂線

すべての特急列車が停車する。JR神戸線の新快速普通列車(普通列車は西明石駅から快速で運転)は、日中時間帯で1時間あたり6本(新快速の3本は当駅折り返し)停車する。山陽本線の相生方面は網干播州赤穂行きのものと、当駅始発の播州赤穂行きが設定され、合わせて4本設定されている。播州赤穂駅発着の列車は相生駅で上郡・岡山方面行きに接続する。また、朝晩は上郡・岡山方面行きも当駅まで乗り入れて折り返すため、それらと大阪・三ノ宮(神戸)方面から直通する網干・播州赤穂・上郡行きが混在する。

朝ラッシュ時は新快速と普通(舞子駅垂水駅須磨駅は通過)がそれぞれ8分間隔で発車する。夕方ラッシュ時は新快速が7分半間隔、普通が4本ほど到着する。12両編成の新快速は当駅または網干駅で増解結を行うため、時刻表上では「敦賀駅(または近江塩津駅)発米原経由播州赤穂行き」の新快速であっても、実際には敦賀駅(または近江塩津駅)発の編成全車両が播州赤穂駅まで直通しているわけではない[4]

当駅から相生方面では新快速でも各駅に停車するが、播州赤穂行きの最終を除き種別幕は「普通」に変更せず、その列車の終点まで一貫して「新快速」として運行される。

国鉄時代は終電が早く(0時台)、その後大阪方面から1時半に当駅に到着するようになったが、今は新快速に変更された関係で繰り上げ(1時22分)になっている。

[編集] 播但線

当駅が起点である。播但線経由の特急「はまかぜ」は上り下りともにスイッチバックのため当駅で進行方向が変わる。かつては播但線飾磨港方面ゆき(飾磨港線)が発着していたが、既に廃止されている。

昼間時間帯となる11 - 15時台は1時間あたり1 - 2本となっているが、それ以外の時間帯では2 - 4本が運行されている。大半が寺前行き(半数は寺前駅で和田山行きに接続)であるが、朝晩には福崎行きが加わる。

なお播但線は福知山支社の管轄路線であるが、当駅自体は神戸支社管内となっているため、当駅の上り場内信号機を支社境としている。

[編集] 姫新線

当駅が起点である。

1時間あたり2 - 4本運行されている。播磨新宮行きが2本ずつという形を基本とし、入出庫を兼ねた余部行きが1 - 2本加わることがある。また、朝晩を中心に佐用上月行きがある。日中の半数は播磨新宮駅で佐用行きもしくは上月行きに接続し、それらの一部は佐用駅で津山行きに接続する。

[編集] 駅構造

[編集] ホーム


姫路駅
在来線配線図

京口駅/御着駅

1 3 2 4 5 6 7 8


STRg STRf
ÜWc2 ÜWor STR
ÜWc2 STR3+1 ÜWc4 ÜWol ÜWc3
ÜWc2 STR3+1 ÜWc4 ÜWc1 ÜWo+r
ÜWo+l
ENDEa ENDEa ENDEa STR
STR STR STR STR STR STR
STR STR STR STR STR STR
STRr STRl STRlg KRWrg KRWrf STR STR STR STR
ÜWgol
ÜWol
ÜWor STR
ÜWc2
ÜWgo+r ÜWgo+l
ÜWgor
ÜWo+l
KRWgr+r ÜWo+l
STR ÜWol
ÜWo+r cro ÜWgo+r STR STR STR
ÜWgol
ÜWo+r STR STR STR STR STR
ÜWc2
ÜWo+r KRWrg
KRWrf KRWgl+l KRWgr+r STR
ÜWo+l ÜWc4 KRWrg KRWrf STR KRWgl+l KRWgr+r STR STR
STR+BSl leer+BS STR+BSr STR STR+BSl STR+BSr STR+BSl STR+BSr STR
STR+BSl leer+BS
KRWlg STR+BSl STR+BSr STR+BSl STR+BSr STR
STR+BSl leer+BS ENDEe+BSer STR STR+BSl STR+BSr STR+BSl STR+BSr STR
STR ENDEa+BSal leer+BS STR+BSr STR+BSl STR+BSr STR+BSl STR+BSr STR
STR STR+BSl leer+BS STR+BSr STR KRWgl+l KRWgr+r STR STR
ÜWol
KRWlf
ÜWor ÜWol
STR
ÜWc1 ÜWgo+r STR ÜWgo+l ÜWc4 ÜWc1 ÜWgo+r STR
ÜWol ÜWc3 KRWrg KRWrf ÜWol
ÜWc1 STR2+4
STR ÜWc1 ÜWgo+r
ÜWc1 ÜWgo+r STR STR
STRr STRl STRq STRrf STRg STRf

播磨高岡駅/英賀保駅

1989年より姫路駅とその前後区間において在来線の連続立体交差化工事が行われ、2008年12月22日をもって全てのホームが高架化された。在来線は島式ホーム3面8線(内2線行き止まり)および下り通過線1線、新幹線は島式・相対式ホーム2面3線および上下通過本線の構成となっている。※在来線の上り通過線は無いので、上り通過列車(貨物列車等)は5番のりばを通過している。

姫路駅プラットホーム
ホーム 路線 方向 行先 備考
在来線ホーム
1・2 播但線(普通) 寺前和田山方面
特急「はまかぜ 大阪方面 2番のりばのみ
3・4 姫新線 播磨新宮佐用方面
5・6 JR神戸線(新快速・普通) 加古川三ノ宮・大阪方面
特急「スーパーはくと 大阪方面 5番のりばのみ
7・8 山陽本線(新快速・普通) 相生播州赤穂上郡岡山方面
特急「スーパーはくと」 鳥取方面(智頭急行線経由)  
特急「はまかぜ」 城崎温泉方面(播但線経由) 7番のりばのみ
新幹線ホーム
11 ■ 山陽新幹線 上り 新大阪東京方面 当駅始発は12番のりば
12・13 ■ 山陽新幹線 下り 岡山・鹿児島中央方面  

コンコースののりば案内標では上記のように案内されている。この他、寝台特急「サンライズ瀬戸出雲」が、下りは8番のりば、上りは5番のりばに停車する。

[編集] 在来線

島式ホーム1面4線(1 - 4番のりば)と14両編成[5]対応の島式ホーム2面4線(5 - 8番のりば)、合計3面8線のホームを持つ。

1 - 4番のりばは一つのホーム上にある。2番のりばは大阪側・南側の切り欠きホーム、3番のりばは岡山側・北側の切り欠きホームとなっている。1・4番線はスルー式になっており、姫新線と播但線を相互に直通することが可能。このため1番線の西側は播但線車両の留置線としても利用されている。2番のりばの岡山方には4番のりばへ進入するための渡り線がある。また上り線岡山側から4番のりばへの進入が可能で実際、夜間に貨物列車1本が4番のりばを通過している。なお1 - 4番線は全て電化されているが、架線は西側で終端となっている。

大阪側の上り線と下り線の間に留置線が4線敷設されており、相生方面からの列車の折り返しや、播但線・姫新線の列車留置に使われている。大阪方面からの終着列車は、6番のりばへ進入して直接折り返す列車や、一時留置線で留置後上り新快速になる列車もあり網干総合車両所まで回送の列車もある(当駅で播但線に使用される221系が2番線で夜間滞泊を行っている)。岡山方面からの折り返し列車は直接7番に入る事もある。2・4 - 8番のりばのいずれからも留置線への入出場は可能。ただし、2・4番のりばからは一番北側の1番留置線にしか入線できないような配線となっている。

ホームには1面に1か所ずつ計2か所の待合室が設けられている。内部の座席は全て南向きで、冷暖房完備。ただし他駅と異なり、車椅子スペースの折りたたみ座席は設けられず、空きスペースとされている。山陽本線部は青春18きっぷシーズン中には、岡山方面への乗り継ぎを行う旅行者で混雑する。

5・6番のりば、7・8番のりばのそれぞれ中程には駅そば屋が設けられている。かつての地上駅時代には旧3・4のりば、旧6・7のりばの中程や旧31 - 33のりばの西端でも駅そば屋が営業していたが、新ホーム移行に伴い営業終了・撤去された(駅そば屋については後のえきそばの部分も参照)。また、旧1のりばの東端にはカレー屋もあったが、こちらも営業を終了した。

5 - 8番のりばでは、駅員が赤旗を振る事によって客扱い終了合図を送っている。

のりば誘導標識(中央改札口から)


[編集] 新幹線


姫路駅
新幹線配線図

西明石駅

11 12 13


STRg STRf
KRWrg KRWrf
KRWlf KRWlg
ÜWc2 ÜWgor ÜWgol ÜWc3
ÜWo+l
ÜWo+r
STR STR STR ÜWgol ÜWc3
STR STR STR
ÜWo+r
STR+BSr STR STR STR+BSl STR+BSr
STR+BSr STR STR STR+BSl STR+BSr
STR STR STR
ÜWor
STR STR STR ÜWgo+l ÜWc4
ÜWol
ÜWor
ÜWc1 ÜWgo+r ÜWgo+l ÜWc4
KRWrg KRWrf
STRg STRf

相生駅

11 - 13番のりば(山陽新幹線)は島式・相対式2面3線の高架ホームで、11番のりばと12番のりばの間に2線の通過線がある。また、11番のりばと在来線の高架の間に、線路をもう1線増設して2面4線とすることが可能なスペースがある[6]

基本的に新大阪・東京方面の列車は11番のりばを、岡山・鹿児島中央方面の列車は12番のりばを使用する。ただし、当駅始発の東京行「のぞみ」は12番のりばから(前日終着となった東京発「のぞみ」の折り返し運用のため)、7時台の当駅始発の岡山行き「こだま」と23時台の列車は13番のりばから発車する[7]。また、事故や気象に起因するダイヤ乱れなど緊急時の列車待避に13番のりばを使用する場合がある。

姫路駅に停車中のN700系S1編成
ホーム売店

13番線は1990年3月10日から2003年9月30日にかけて、当駅 - 広島駅博多駅間に設定されていた「こだま」の折り返し時に使用されていた実績がある。

[編集] 姫路駅高架化工事

在来線の高架化事業開始までは、島式・相対式3面11線のホームとなっていた。姫新線は1番線・西1番線(のちに0番線)、播但線は東1 - 3番線(のちに31 - 33番線)と呼称されていた。これらは中央改札口を挟んで全てが地続きになっており、駅ビルと直結していた。また山陽本線上りは3・4番線、同下りは6・7番線(2・5番線は通過線でホーム無し)となっており、飾磨港線は7番線西端を切り欠いた西7番線を使用していた。さらに7番線と新幹線の高架の間には広大な留置線が敷設されていた。

連続立体交差化の基本構想は1973年に姫路市から発表されたが、当時は貨物駅や気動車区があり、山陽電気鉄道本線の高架橋とも干渉するため、工事は難航し、着工から長い年月を費やすこととなった。1994年に貨物駅は姫路貨物駅として、また姫路鉄道部(気動車区)は余部駅近くに移転した事から工事が本格着工し、山陽電鉄線も飾磨港線の路線跡を利用しての高架切り下げが行われた。

第1段階として、市川から駅東側までの部分で高架切り替えが行われた。2006年3月26日にはJR神戸線、山陽本線部が高架化されたが、播但線が高架化されるまでの間は駅構内で播但線との接続ができなくなった。このため、播但線で使用されている103系の当駅 - 網干総合車両所間の回送(播但線から網干方面に入れないため、一度宝殿駅まで行って折り返した)や、特急はまかぜの播但線乗り入れのために、駅東側の高架以前のJR神戸線上り線を利用して播但連絡線が敷設されていた。

2011年2月末で姫路駅ビルが閉店で取り壊し後、姫路駅の旧地上ホーム跡地に姫路駅ビルなどを建築予定。

[編集] コンコース

南北の自由通路を兼ねた中央コンコースと改札内の在来線コンコース、2階新幹線乗換口内の新幹線コンコースに分かれる。改札口は在来線コンコース西側岡山寄り、中央コンコースとの間の中央改札口と、在来線コンコース加古川寄りの東改札口の2ヶ所となっている。

在来線コンコース内には他駅より大きめのデイリーインが造られ、通常の弁当や雑誌の他に姫路のお土産などが売られている。また、回転焼きで有名な御座候や、牛丼吉野家なども営業を始めている。

新幹線コンコースでは、お土産屋(おみやげ楽市)やまねき食品が運営する「Maneki Dining」が営業をしている。また、ICOCA対応のロッカーも設置されている。

新幹線改札内には、姫路市白浜の松原八幡神社の秋季例大祭で行われる灘のけんか祭りに使用される、松原屋台が展示されている。

以前は南口の2階部分に新幹線用と在来線用の改札口が別々に設けられていたが、JR東西線開業に伴う在来線の自動改札化後に新幹線用は使用停止となり(在来線自動改札を通る事で乗車券に乗車駅情報を読み込ませるため)、在来線用も2005年4月17日に2階から1階に南中央改札口(現・中央改札口)として移され、もともとの南口は閉鎖された。さらに北口から新幹線改札までは、従来は跨線橋を利用することで行き来することができたが、高架工事の進展に伴って跨線橋が一部撤去され、現在の新幹線口が作られた。従来は今より東側の位置から進入する形となっていた。その部分はシャッターによって跨線橋と接続していた部分が閉鎖されているが、JRと兵庫県警鉄道警察隊が事務用としてそのスペースを使用している。

姫新線と播但線の高架化以前は、北側出口は駅デパートに直結する地下改札、2階改札も含め、従来の改札を引き続き使用する事となり、駅ビルまでの仮設通路が設けられていた。高架の完成に伴い、従来の北側出口側の改札は地下改札や2階改札も含めて撤去となり、北側出口側からは新コンコース側への自由通路を通って新コンコースの中央改札口へとアクセスする形になっている。従来の中央改札は撤去されて通路として開放されている。

[編集] 姫路駅ビル

[編集] 概要

  • 姫路駅ビルは1959年11月に日本で23番目の民衆駅として竣工したものである。
  • 駅ビルは建て替えが計画されている。まず、2010年3月末に姫路市営バスが民間移譲し、市バスターミナルに商業ビル(姫路フェスタ南館)を建設し、そこに現駅ビルのテナントを移転、その後現駅ビルを撤去、旧ホーム部分に新ビルを建設する。なお、現在のビルの跡地は、広場などになる。
  • 駅地下街は2011年3月から2013年春ごろまで改装の為閉鎖する。

[編集] 店舗

  • FESTA(旧称:姫路駅デパート)2011年2月末閉店。2011年3月に北側に移転オープン。
  • 駅地下街(FESTA管轄)※2011年2月末から2013年春ごろまで改装閉鎖。

[編集] 利用状況

2008年度の1日あたりの平均利用者数(乗車人員)は47,861人である。これはJR西日本の駅では第15位である。

また、「姫路市統計書」(姫路市企画調整局情報化推進室・編)によると、年間乗車人数は次のとおり。カッコ内は定期利用者の再掲である。

  • 1999年度 17,627千人(10,077千人)
  • 2000年度 17,357千人(9,946千人)
  • 2001年度 17,017千人(9,707千人)
  • 2002年度 16,664千人(9,563千人)
  • 2003年度 16,677千人(9,545千人)
  • 2004年度 16,632千人(9,593千人)
  • 2005年度 16,764千人(9,675千人)

[編集] 駅周辺

姫路駅前から大手前通り・姫路城を望む

駅の北側は城下町時代からの市街地で、南側は戦後発達した市街地である。東側では姫路操車場跡地の再開発が中途のままの状態となっている。姫路市役所へは手柄駅山陽電気鉄道本線)が最寄り駅。

駅前北ロータリーには淀井敏夫作の「希望」と題された銅像が1985年6月に設置されている。駅周辺の整備に伴い銅像は姫路港姫路ポートセンター広場に移設される[8]

[編集] 交通

  • 山陽電気鉄道本線山陽姫路駅(当駅北西)
    山陽新幹線の当駅到着時のアナウンスで、「JR神戸線(加古川方面)」「山陽本線(播州赤穂方面)」「播但線」「姫新線」は案内されるが、山陽電鉄の案内はない(新大阪方面の列車は肉声でアナウンスされる)。
  • 神姫バスターミナル(駅北西)。県内各方面および、高速バス(プリンセスロード号など)や関西空港行きと大阪(伊丹)空港行きのバスが出ている(神姫バス・関西空港交通南海バス)。また、ターミナルはないが駅南口からも出ている。2010年3月までは駅北口正面に姫路市営バスのターミナルもあったが事業廃止(神姫バスへの移管)で閉鎖となった。
  • かつて、駅北西に市営モノレールの姫路駅があったが、1979年に廃止された。当駅西方に軌道跡が残っている。姫路市営モノレールについては姫路市企業局交通事業部を参照。

[編集] 観光

これらと当駅の間では神姫バスでは100円運賃区間を特に定めている他、土日祝日に「姫路城観光ループバス」を運行。

[編集] ショッピング

[編集] レジャー等

  • 映画館・・・ 山陽座(姫路フォーラス内)、姫路OS、姫路大劇シネマ

[編集] 歴史

姫路市中心部。赤・緑・青の線は姫路城の城壁と堀の配置を示す。青線内の「外曲輪」は町人の居住区、すなわち市街地であった。その南隣に姫路駅が見える。画像の説明文も参照 国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を元に作成。

当駅が山陽鉄道によって設置されたのは1888年暮れと、全国的に見ても初期の部類に入る。このころの駅は市街地を避けて設置されることが多かったが、当駅の場合市街地のすぐ南隣、外堀の南側の田畑の上に作られた。この当時姫路城内には陸軍歩兵第10連隊が設置されており、このことによる必要性もあって市街地に隣接して設置されたと思われる。これは姫路市街の発展に大きく寄与することとなった。なお翌年、当駅で日本で初めての本格的な駅弁が発売されたとされる。

1894年から播但鉄道(後に山陽鉄道に合併され、現在は播但線)が当駅に乗り入れるようになる。同線は陰陽連絡線であると同時に、生野銀山の銀を運ぶ役割もあった。姫新線の接続は遅れて1930年である。1958年に明石駅から当駅までが電化され、東京方面からの列車はここで電気機関車から蒸気機関車への付け替えをおこなっていた。その名残か、高架化前の当駅の跨線橋下には多数の洗面台があり旅人が顔を洗う光景が数多く見られていた。さらに1972年には山陽新幹線の岡山駅までの開業で新幹線の駅が設けられ、東京方面と日帰りできるようになった。

姫路駅の航空写真(1974年)

近距離輸送では、1923年8月19日には飾磨駅高砂駅経由の本格的都市間高速電気鉄道(インターアーバン)である神戸姫路電気鉄道(現在の山陽電気鉄道)が明石駅 - 当駅間で開業。以後長らく神戸までの輸送は神姫電鉄→宇治川電気→山陽電鉄、大阪などへ向かう長距離客は国鉄という棲み分けがなされていた。 第二次世界大戦後、山陽電鉄が1948年に日本における戦後初のロマンスカーとして記録される820形を投入、快適な接客設備によりシェアを拡大した。これに対抗して国鉄はC62形などの牽引機を例外的に東灘で転向するという無理をして神戸駅 - 当駅間で列車増発を実施、従来の棲み分けが徐々に崩れ始めた。

1958年の山陽本線西明石駅 - 姫路駅間電化で40分間隔になり、1968年の神戸高速鉄道開業と同時に国鉄線も毎時2本に増発された。1972年の山陽新幹線の岡山駅までの開業に伴って新快速への153165系の転用が実施され、さらに1973年のダイヤ改正で当駅発着新快速の増発(毎時2本へ)が実施されるまで、急行券を必要とするにもかかわらず大阪駅 - 当駅間で国鉄急行の利用実績が高かったことが示すように、神戸以東への直通客、特に対大阪方面の輸送実績については常に国鉄が圧倒的優位に立っていた[9]

この状況は料金・所要時間の問題もあって、山陽電鉄の阪急六甲駅阪神大石駅への直通乗り入れと高速神戸での大阪方面への同一ホーム乗り換えを実現した神戸高速鉄道の開業をもってしても覆ることはなく、オイルショック後は沿線の工業地帯が大きなダメージを受けたこともあり、山陽電鉄の輸送実績は1970年代前半から後半にかけて大きく低下した。

さらに、1980年から国鉄側は老朽化した153・165系の代替用として117系を新快速に投入、本格的に神姫間のシェア拡大を図るようになり、1986年11月1日に新快速はすべて当駅発着になった。221系投入後はさらに利用客が増加した。

1995年阪神・淡路大震災は姫路駅にも重大な影響をもたらした。駅に地震の直接的影響があったわけではないが、震災によって分断され当駅止まりとなった山陽新幹線や神戸市内で断絶したJR神戸線を迂回するためのルートとして播但線が用いられ、姫路駅は同線あるいはJR神戸線の開通区間に乗り換える博多方面との間の乗客で大変に混雑した。

姫路市とその周辺地域はモータリゼーションの進展が激しく、当駅の乗客数は昭和40年代頃をピークに一度大きく減少している。昭和50年代半ばに底を打ち、以降は上記のような積極攻勢もあってピーク時の水準以上にまで戻している。しかし山陽姫路駅側はピーク時の半分以下と大きく落ち込んでしまった。また、みゆき通りを始めとする姫路駅前の商店街は郊外型店舗に客を奪われ苦しい状況である。

かつては当駅にも貨物設備が存在していた。北上する播但線の東側に、コンテナホームや有蓋車車扱貨物ホームがあり、鉄道貨物輸送の拠点となっていたが、設備の老朽化や市街地に位置することにより設備が小規模であることから、郊外に新設した姫路貨物駅へ機能を譲渡し廃止された。また付属設備として姫路操車場およびターンテーブルと扇形庫を擁する姫路機関区[10]姫路客貨車区が設置され、鉄道病院も駅南側に設置されていた。

連続立体化工事の際に高架ホーム予定地や地平ホーム跡の発掘調査を行ったところ、奈良時代の遺跡(「豆腐町遺跡」と命名された)が発見され、和同開珎漆紙文書など多数の遺物が出土している[11]

[編集] 年表

「プリエごちそう館」は姫路駅東改札の手前にあり、複数の食料品・飲食店が入居。以前の東改札付近は閑散としていたが、現在では人が溢れ、かなり賑わっている。 

[編集] 駅弁・えきそば

[編集] 駅弁

先述のように、日本で初めて折り詰め幕の内弁当を駅弁として発売したことで知られている。これを販売した「まねき」は、今日では地元外食企業「まねき食品」として多種の駅弁を販売している老舗である。昭和40年代頃まで駅弁の立ち売りがおこなわれていた。イベントなどで立ち売りが復活することがある。主な駅弁は下記の通り[13]

  • おかめ弁当
  • やりいかめし
  • 旨い! たこめし
  • 淡路鶏弁当 一石二鳥
  • あなごめし
  • 黒田庄和牛メンチカツ弁当
  • 幕の内味づくし
  • 姫路駅ぶためし
  • 焼肉弁当
  • あなご寿司

[編集] えきそば

姫路駅名物・まねきのえきそば(天ぷら)
えきそば売店

この駅の名物として名高いのが「駅の立ち食いそば」である。まねき食品が営業する立ち食いそば・うどん店で売られている「えきそば」は、つゆはうどん等と同じながら、かん水を使用した中華そばに近いを使用した、いわゆる「黄そば」である。このような駅そばはあまり例がなく、旅行者の間では「姫路のそば」といわれて親しまれている。1949年(昭和24年)10月19日に販売開始。姫路の「えきそば」は他業者の製品が地元スーパーでも販売されているなど完全に地元に根付いた存在となっている。

販売方法は食券を購入して注文する方式で、メニューは以下の通りである。

  • 天ぷらきつね - 他にえきそば大盛りとうどんにも天ぷらときつねがある。
  • 上天えきそば - エビ天とイカ天が1本ずつ[14]のったもの。
  • えきそば 大盛り - 麺の量が1.5人前。2007年の冬に登場。2009年12月1日からは、学生証を提示すれば学割価格(50円引き)になる。
  • 冷たくておいしい夏のえきそば(冷やしえきそば) - 夏季限定。通常のえきそばより少し濃いめのつゆにかつおぶしと梅干がトッピングされている。2007年6月に登場。
  • カレーえきそば - 2009年秋登場。
  • 牛天そば - えきそばに生姜を効かせた牛肉の天ぷらが2本のったもの。牛天うどんもある。2010年春登場。
  • 持ち帰り - 2人前の麺と天ぷら、ダシ(粉末)、刻みネギがパックに入ったもの。天ぷらのみで、きつねはない。

午後2時から午後5時までは「タイムサービス」としてえきそばのみ50円引きになる。

現在、食券の自動販売機がICOCA対応のものになっている。

汁は関西では珍しく濃い目の色であるが、味付けは昆布出汁を使った淡口のしょうゆ味となっている。なお以前は普通の日本そばを使用した「和そば」や「冷ぶっかけ和そば」も販売されていた。

通常関西ではそばよりうどんの方がよく売れる傾向があり、当駅でうどんも販売されているものの、完全にえきそばが優勢であり、売店にも「うどんの方はお時間を頂く場合もございます」との張り紙がされている(うどんは茹でるのに時間がかかるため)。

かん水を使ったのは、戦後すぐの冷蔵庫の無い時代に開発された際に、麺の保存性を高めるためである。これ以前は当時統制品であった小麦粉の代わりにそば粉とこんにゃく粉でうどんのようなものを作っていたが、長持ちしないことから試行錯誤の末、かん水を用いた独特の麺へと至った。販売開始当時は立ち売りで、丼鉢は出雲今市(現・出雲市)より仕入れ、店の従業員が列車で出雲まで直接買い付けに行き、列車で丼を運んで姫路に到着後すぐにそばを販売していた。当時の価格は丼代込みで50円であった[15]。後に山陽本線・播但線各ホーム上の売店での販売へと移り変わった。

高架化以後の改札内では山陽本線上下各線のホーム上の売店、新幹線乗降口前の軽食堂「まねきダイニング」で営業しているほか、姫路駅近くの商店街・小溝筋や加古川駅(改札内からも利用可能)にもこのそばを売るまねき食品の店がある。容器は当初の瀬戸物から、昭和40年頃に現在の薄いプラスチック製となった[16]。車内持込は、国鉄時代は可能であったが、現在は車内美化維持のため持込が禁止されており、売店にも持込できない旨の張り紙がされている。

ファンも多く、ホリプロ南田裕介マネージャーが「鉄子の旅」DVD化時の特典小冊子で絶対に外せないと賞賛したほか、姫路出身の松浦亜弥は過去の担当番組『松浦亜弥のオールナイトニッポン』の中で姫路名物として採り上げたり、『saku saku』のコーナー「駅そばキング」でも紹介されている。過去に一度、関東地方で売り出した時期もあったが、人気が得られずに撤退[16]。しかし、2000年代においては、関東から味わいに訪れる人もおり、密かな人気が存在している[16]

2009年4月22日からは大阪・梅田の阪神百貨店地下1F スナックパークでも「姫路名物 えきそば」(最初は天ぷらのみ)として販売されており[17]、また2010年5月には日清食品がえきそばのカップ麺版を「まねきのえきそば」として近畿地区限定で発売している[18]

同様の中華麺と和風つゆとを組み合わせた立ち食いそばとしては、新潟県の直江津駅燕三条駅の「和風中華」がある。こちらの麺つゆは関東風の濃い口であり、駅構内店舗だけの限定メニューとなっている。また、関西圏では学生食堂や社員食堂などにおいて、「えきそば」と同じような中華麺とうどん出汁を組み合わせた麺類メニューを「そば」と称して出しているケースも少なくない。

[編集] その他

第4回近畿の駅百選選定駅である。

「姫路」の地元でのアクセントは「ひめじ」のようにすべての音を高く発音、または「ひめじ」と後ろ側を若干高く発音する(「姫路城」や「姫路市」の場合と同様のアクセント)。しかし、地元でのイントネーションを知らない場合、多くの人は「~姫」などの用例にちなみ「めじ」のように「ひ」のみを高い音で読むアクセントを使うが、姫路出身者はこのイントネーションを好まない。近畿圏内の列車案内や車内アナウンスでは地元のアクセントを用いているところが多い。ただし、駅構内の列車案内等の英語版アナウンスでは「Himeji」と発音する。

当駅在来線ホームの駅名標はJR西日本の標準のものより横長で、次駅のひらがなとローマ字の表示が上下2段ではなく、横に1行で表示されている(新幹線ホームはJR西日本の標準のもの)。

[編集] 隣の駅

西日本旅客鉄道
山陽新幹線(各列車の停車駅は列車記事を参照)
西明石駅 - 姫路駅 - 相生駅
JR神戸線・山陽本線
新快速(当駅から英賀保方の各駅に停車
加古川駅 - 姫路駅 - 英賀保駅
普通(西明石駅以東は快速)
御着駅 - 姫路駅 - 英賀保駅
播但線
  • 特急「はまかぜ」停車駅
普通
姫路駅 - 京口駅
姫新線(全定期列車が各駅に停車)
姫路駅 - 播磨高岡駅

[編集] かつて存在した路線

日本国有鉄道
播但線(廃線区間、飾磨港線)
亀山駅 - 姫路駅
山陽本線貨物支線
姫路駅 - 姫路市場駅
姫路市交通局
姫路市営モノレール
姫路駅 - 大将軍駅

[編集] 脚注

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  1. ^ 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTB 1998年
  2. ^ 山陽新幹線区間内である新大阪駅以西は各駅に停車する列車と新神戸駅・当駅に止まる列車の計2本
  3. ^ 東京 - 西明石駅間「ひかり」を当駅まで延長したもの
  4. ^ 主に北陸本線 - 網干駅以西を直通運転する新快速を中心に、このような事例はいくつか存在する。
  5. ^ サンライズ瀬戸・出雲の停車に対応。
  6. ^ 姫路駅連続立体交差事業
  7. ^ 姫路駅ホームの新幹線時刻表より
  8. ^ モニュメント:「希望」の像、姫路港へ 駅前整備に伴い移転[リンク切れ]
  9. ^ もっとも、急行券不要で従来を上回る利便性を当駅を利用する乗客にもたらした新快速にも難点があり、その運行時間が日中のみ限られたため、神戸・大阪方面の通勤通学輸送には利用できなかった。
  10. ^ 後に姫路第一機関区(貨物列車および支線区担当)・姫路第二機関区(旅客列車担当)へ分割。
  11. ^ 埋蔵文化財センター、姫路市(2009年11月25日)『豆腐町遺跡で現地説明会を開催します』。
  12. ^ JR姫路駅、12月22日に高架化完了 姫新、播但線 神戸新聞2008年8月11日
  13. ^ JR時刻表2010年8月号(交通新聞社刊)255ページ
  14. ^ 登場当初はイカと小エビが入った大き目のかき揚げが1枚のっていた。
  15. ^ まねき食品「駅そばの話」、2009年1月3日閲覧。
  16. ^ a b c 姫路駅の「黄色の名物麺」 エキサイトニュース 2006年4月2日
  17. ^ 姫路駅名物「えきそば」大阪へ 阪神百貨店に出店 神戸新聞 読者クラブ 2009年4月23日
  18. ^ ニュースリリース「どんぶり型カップめん「まねきのえきそば」地区限定新発売のご案内」日清食品、2010年04月26日

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

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