倉敷駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

倉敷駅
南口
南口
くらしき - Kurashiki
所在地 岡山県倉敷市阿知一丁目1-1
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
電報略号 クラ
駅構造 地上駅橋上駅
ホーム 3面5線
乗車人員
-統計年度-
16,370人/日(降車客含まず)
-2007年-
開業年月日 1891年明治24年)4月25日
乗入路線 2 路線
所属路線 山陽本線
キロ程 159.3km(神戸起点)
中庄 (4.7km)
(4.0km) 西阿知
所属路線 伯備線
キロ程 0.0km(倉敷起点)
岡山から15.9km
◄*(中庄) (-km)
(7.3km) 清音
乗換 倉敷市駅
水島臨海鉄道水島本線
備考 みどりの窓口
* 全列車が岡山駅まで乗り入れ

倉敷駅(くらしきえき)は、岡山県倉敷市阿知一丁目にある西日本旅客鉄道(JR西日本)の

山陽本線伯備線が分岐し、水島臨海鉄道や多くの路線バス等が発着するターミナル駅である。なお、倉敷市の「倉敷地区」のうち、倉敷駅はその周辺とで地域としての独自の集積市街地を形成する。そのため本項では倉敷駅とその周辺市街地についても記述する。

目次

[編集] 利用可能な鉄道路線

岡山駅へは伯備線からの直通列車も入る関係で、日中は時間あたり6本の普通列車が利用できる。また、特急「やくも」は山陽本線との連絡もありすべて停車する。

山陽新幹線広島駅方面~伯備線米子駅方面間を利用する場合は、分岐駅通過の特例で倉敷駅~岡山駅間を往復できる。特例上、中庄駅庭瀬駅北長瀬駅、岡山駅での途中下車は認められない。

このほか、以下の駅が近接しており、乗換が可能。

[編集] 駅構造

駅全景

単式1面・島式2面、合計3面5線のホームを持つ橋上駅。南北駅前広場のペデストリアンデッキ(立体横断施設)によって、駅と街や施設が道路を跨いで直接結ばれている。

1~3番のりばを山陽本線福山方面に、4・5番のりばを伯備線に出入りする列車が使用する(岡山方面に向かう列車の発着番線には要注意)。2番線はスーパーいなば号・115系117系の回送、臨時列車、水島臨海鉄道へ乗り入れる下り貨物列車のみで、定期旅客列車が入線することはない。

当駅と中庄駅の間に、伯備線の下り列車が山陽本線の上下線をオーバークロス(立体交差)するための別線が設置されているが、伯備線の上り列車が岡山方面に出発する際に使用する渡り線とは当駅構内岡山寄りでの平面交差になっている。

なお、水島臨海鉄道から山陽本線に乗り入れる上り貨物列車は、3番のりばと4番のりばの間の側線を使用している。

のりば
1 山陽本線(下り) 普通(一部広島地区で快速
快速「サンライナー
新倉敷笠岡福山方面 (入線メロディ:
いい日旅立ち
2 (山陽本線・水島臨海鉄道下り貨物列車・回送・臨時列車用) (入線メロディ:
線路は続くよどこまでも
3 山陽本線(上り) 普通(福山方面から)
快速「サンライナー」
岡山和気相生方面
赤穂線直通)播州赤穂方面
4 伯備線(下り) 普通 総社備中高梁新見方面 (入線メロディ:汽車
特急「やくも
寝台特急「サンライズ出雲
新見・米子松江出雲市方面
5 伯備線(上り) 普通(新見方面から) 岡山・和気・相生方面
(赤穂線直通)播州赤穂方面
特急「やくも」 岡山行き
寝台特急「サンライズ出雲」 横浜東京方面

多客時は寝台特急サンライズゆめが停車する。

[編集] 利用者設備

南口歩道橋
南北自由通路

ICOCA利用可能駅(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)。

  • バリアフリー関連
    • 昇降設備 北口は屋外にエレベーターが設置され段差も少なく利用しやすい。一方、南口は駅ビルか西ビルのエレベーターを利用しなければならず、駅ビルとの境目の階段にスロープがある。駅構内に関しては各ホームにエレベーターがあるが、プラットホームと電車入口に段差があり介助が必要。
    • 車椅子対応のトイレは駅構外の北口の左側と南口の駅ビルの東ビル寄りにあり、ともに2階ペデストリアンデッキからの利用である。また、駅構内のトイレは基本的に改札口内側(入口に階段あり)だけで、以前あったプラットホームのトイレはすべて撤去されている。

[編集] 駅構内の施設・店舗

[編集] 駅ビル

ルブラン1F~4F(ルブランは専門店街の名称で、駅ビル本体とは別)

[編集] 路線バス

[編集] 南口バスターミナル

南口バスターミナル

駅とペデストリアンデッキによって西ビル2階正面から連絡しておりエレベーターも各ホームに設置されている。東西のビルと市街地に通じる地下道もあるが移動手段は階段のみで、駅とは直接には繋がっていないこと等から利用者は少ない。また、乗入れ会社と路線の減少により3番ホームはバス待機場や降車場として使用されている。

ホーム のりば番号・路線名 行先・方面など
1 ■1
川崎医大・庭瀬・岡山駅天満屋
早島・妹尾・天満屋・岡山駅
■2 市営野球場・中島・倉敷芸術科学大学水島
■3 市役所・笹沖・健康福祉プラザ・水島
■4 倉商成人病センター・大高・連島・リバーサイド病院・水島
2 ■5 天城線 岡山学院大学天城高校・藤戸・郷内・児島
■6 古城池線
  塩生線
市役所・笹沖・南高校・水島緑地福田公園・児島
倉商・成人病センター・大高・福田公園・児島
■7 中庄線
  イオン茶屋町線※1
  児島競艇場※2
川崎医大・中庄駅・中庄団地
興除車庫・茶屋町駅・成人病センター・消防署イオンモール倉敷
競艇場まで途中下車不可
3 降車場
  • ※1 宇野線瀬戸大橋線が乗り入れる茶屋町駅へ22分。
    ※2 児島競艇場行きは無料(特定輸送バス )。

[編集] 北口バス乗り場(高速バス・空港リムジンバス

のりば番号 路線名 行先・方面など
1 イオン・水江循環線 イオンモール倉敷クラレ
2 矢掛・清音線 矢掛真備町清音
新倉敷線 新倉敷駅船穂西阿知駅・イオンモール倉敷
空港リムジンバス 児島駅水島駅~倉敷駅北口~岡山空港
3 東京~岡山・倉敷線
ルミナス号
ルブラン号
マスカット号
京浜吉備ドリーム号

ハイアットリージェンシー東京前・新宿駅西口
東京テレポート駅品川バスターミナル
丸山営業所・中野駅北口・新宿駅西口
新木場駅東京駅八重洲南口/日本橋口・新宿駅新南口・横浜駅東口YCAT
名古屋~岡山・倉敷線
チボリ号

名古屋駅名古屋バスターミナル
京都~岡山・倉敷・児島線
京都エクスプレス

京都駅八条口(新都ホテル前)
大阪~岡山・倉敷線
吉備エクスプレス大阪号
大阪梅田エクスプレス
リョービエクスプレス

USJ湊町(OCAT)・なんば高速バスターミナル
USJ・大阪梅田阪急三番街高速バスターミナル
USJ・大阪駅
神戸~岡山・倉敷線
ハーバープリンス・ハーバーライナー

三ノ宮駅神姫バス三ノ宮バスターミナル
徳島~岡山・倉敷線
徳島岡山エクスプレス

徳島駅前
福岡・小倉~岡山・倉敷線
ペガサス号

西鉄天神バスセンター博多駅交通センター小倉駅前

[編集] 駅周辺

南口駅前

[編集] 南口

倉敷の街の玄関口で南北自由通路から駅ビルを抜けペデストリアンデッキにでると東西に駅前ビルがあり、正面には時計台と、その下の駅前ローターリーには大きな花時計があり、観光都市を意識し整備されたことが伺える。コの字に作られたデッキからは駅前広場全体が見渡せるなど眺めがよく、両ビル2階の前を通りながら信号を渡らずに街と結ばれているため、通行する人が多く休日は旅行者も見受けられる。駅前東ビルには百貨店、西ビルにはホテル、飲食店、パチンコ屋等が入居し、駅前らしい賑わいを見せている。

デッキから国道429号(旧国道2号)を渡ると両側には商店街が放射状に広がっているなど、地方都市らしい風情が漂っている。東へ延びる倉敷センター街は開閉式のまだ新しいアーケードで整備された広い通りで、倉敷中央病院を代表とする医療機関や行政機関の多い美和一丁目・幸町方面へと繋がっている。駅正面から南へ延びる倉敷中央通りは倉敷美観地区へ通じている街のメインストリートで、春のハートランド倉敷や夏の天領まつりのメイン会場になる。また、西の一番街は古ぼけた感じのアーケードの狭い通りであるが、こちらは夜はネオンや赤提灯の店が並び活気をみせる一帯である。

これらの中小商店街のもとで倉敷の商業は発達してきたが、本来倉敷市は同規模の人口をもつ都市(姫路市や福山市など)に比べ、市街地が分散しているために中心駅である倉敷駅周辺の商業施設の集積率は低い。また近隣に位置する美観地区の景観保護のために建物建設の規制がある事も相俟って、さらには道路整備が進み、モータリゼーション化によって車社会へと移行し、郊外に大型ショッピングセンターが次々に作られたことで、倉敷駅周辺の商店街は大きく衰退した。やや南にある笹沖地区のほうはデパートなどの核施設に加え娯楽施設も集中しており、こちらのほうが活気があるといっても過言ではない。このような状況にあって、自治体では何ら具体的な策をとっておらず、駅のさらなる衰退を招いている。こうした状況は昨今のモータリゼーションと郊外SCによる伝統的な中心市街地の衰退の格好の例として社会科目系の教科書などに取り上げられることもしばしばである。

[編集] 北口

北口

かつて運営されていたチボリ公園に合わせ作られたペデストリアンデッキは北欧風に演出され開放的な雰囲気で小さな屋外ステージもある。そして、駅前ロータリーにある時計台からくり時計アンデルセン童話がテーマになっている。建物が密集する南口とはうって変わって商店や高い建物が少なく、朝夕のラッシュ時と休日以外はのどかである。また各地へと運行される長距離バスの発着は主にこちら北口である。また、利用者の多いイオン倉敷を経由する循環バスの乗り場もこちら側である。


[編集] 利用状況

「岡山県統計年鑑」によると、1日平均の乗車人員は16,370人(2007年度)。これは岡山県では2位、中国地方では5位である。なお、同統計によると、2002~2006年度の乗車人員は以下のようであった。

  • 16,791人(2002年)
  • 16,775人(2003年)
  • 16,416人(2004年)
  • 16,324人(2005年)
  • 16,258人(2006年)

[編集] 歴史

[編集] 隣の駅

西日本旅客鉄道
山陽本線
快速「サンライナー
岡山駅 - 倉敷駅 - 新倉敷駅
普通(西条以西で快速となる列車含む)
中庄駅 - 倉敷駅 - 西阿知駅
伯備線(岡山~倉敷間は山陽本線)
普通
中庄駅 - 倉敷駅 - 清音駅

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

ウィキメディア・コモンズ
他の言語