倉敷駅

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倉敷駅
南口(改装中)
南口(改装中)
くらしき - Kurashiki
所在地 岡山県倉敷市阿知一丁目1-1
所属事業者 JR logo (west).svg西日本旅客鉄道(JR西日本)
電報略号 クラ
駅構造 地上駅橋上駅
ホーム 3面5線
乗車人員
-統計年度-
18,478人/日(降車客含まず)
-2012年-
開業年月日 1891年明治24年)4月25日
乗入路線 2 路線
所属路線 山陽本線
キロ程 159.3km(神戸起点)
中庄 (4.7km)
(4.0km) 西阿知
所属路線 伯備線
キロ程 0.0km(倉敷起点)
岡山から15.9km
*(中庄) (-km)
(7.3km) 清音
乗換 倉敷市駅
水島臨海鉄道水島本線
備考 直営駅管理駅
みどりの窓口
* 全列車が岡山駅まで乗り入れ。
駅全景
プラットホーム

倉敷駅(くらしきえき)は、岡山県倉敷市阿知一丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)のである。

概要[編集]

倉敷市倉敷地域の中心駅である。JR線のほかにも水島臨海鉄道や多くの路線バスが発着する。

当駅の所属線[1]である山陽本線と、伯備線が乗り入れ、接続駅となっている。伯備線は当駅が線路名称上の起点駅ではあるが、運転系統上は下りの始発が当駅始発、上りの始発が当駅止まりなのを除き岡山駅まで直通している。

山陽新幹線広島駅方面 - 伯備線米子駅方面間を利用する場合は、分岐駅通過の特例で当駅 - 岡山駅間を往復できる。この際、中庄駅庭瀬駅北長瀬駅岡山駅での途中下車は認められない。

当駅は駅長が配置された直営駅であり、管理駅として山陽本線の中庄駅西阿知駅伯備線清音駅 - 備中広瀬駅間各駅・吉備線東総社駅 - 足守駅間を管轄している。このうち中庄駅・総社駅は地区駅として駅長(部内的には倉敷駅助役)を配置し、前者は地区駅単独で存在し、後者は伯備線・吉備線を管轄しているため、完全に倉敷駅の直轄となっているのは西阿知駅のみである[2]

このほか、以下の駅が近接しており、乗換が可能である。

駅構造[編集]

単式ホーム1面1線と島式ホーム2面4線、合計3面5線のホームを持つ地上駅橋上駅舎を有する。南北駅前広場のペデストリアンデッキ(立体横断施設)によって、駅と街や施設が道路を跨いで直接結ばれている。

1番線は山陽本線新倉敷•笠岡•福山方面に。2番線は当駅止め、回送・臨時列車、水島臨海鉄道へ乗り入れる下り貨物列車が使用する。H26年度のダイヤでは定期旅客列車は最終と平日朝1本の当駅止め、朝の府中発岡山行の列車が退避するのみである。(水島臨海鉄道へは1番線からも発車可能)。 4・5番のりばは伯備線に出入りする列車が使用する(岡山方面に向かう列車の発着番線には要注意)

当駅と中庄駅の間に、伯備線の下り列車が山陽本線の上下線をオーバークロス(立体交差)するための別線が設置されているが、伯備線の上り列車が岡山方面に出発する際に使用する渡り線とは当駅構内岡山寄りでの平面交差になっている。

なお、水島臨海鉄道から山陽本線に乗り入れる上り貨物列車は、3番のりばと4番のりばの間の側線を使用している。そのため、列車運転指令上ではこの側線が「4番線」となり、4・5番のりばは「5番線」「6番線」とされる。さらにその横にも伯備線方面からのみ入線可能な側線として「7番線」が存在する。この側線と4・5番のりばは岡山方面と伯備線方面の双方への発車に対応している。

現在の入線メロディは表記のとおりだが、当初はすべての番線で「いい日旅立ち」のスローバージョンが流れていた。なお、2012年3月頃に入線メロディが廃止されすべての番線でJR西日本標準メロディのみになったが、4月下旬に再度流れるようになり、入線メロディの後に続いてJR西日本標準メロディも流れるようになった。

ICOCA利用可能駅(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)。自動改札機も開閉式のものが用いられている。

倉敷駅プラットホーム
ホーム 路線 方向 行先 入線メロディ
1 山陽本線 下り 新倉敷福山広島方面 いい日旅立ち+JR西日本標準メロディ
2 山陽本線 上り 岡山方面(福山方面から) 線路は続くよどこまでも+JR西日本標準メロディ
3 山陽本線 上り 岡山姫路播州赤穂方面(福山方面から)
4 伯備線 下り 総社備中高梁新見米子方面 汽車+JR西日本標準メロディ
5 伯備線 上り 岡山・姫路・播州赤穂方面(新見方面から)

利用状況[編集]

「岡山県統計年報」によると、1日平均の乗車人員は18,478人(2012年度)。これは岡山県では岡山駅に次ぐ2位、中国地方では広島駅、岡山駅、福山駅に次ぐ4位である。なお、同統計によると、1999 - 2012年度の乗車人員は以下のようであった。

乗車人員推移
年度 1日平均人数
1999 18,278
2000 17,680
2001 17,274
2002 16,791
2003 16,775
2004 16,416
2005 16,324
2006 16,258
2007 16,370
2008 16,683
2009 15,978
2010 16,203
2011 17,432
2012 18,478

駅周辺[編集]

南口[編集]

南口駅前

威容を誇っていた駅ビルは、2014年9月現在8階建てから3階建てに縮小する工事を行っており、2015年3月に竣工予定である[3]。正面には時計台が、その下の駅前ロータリーには大きな花時計があり、観光都市を意識し整備されたことが伺える。コの字に作られたデッキは市街地を結び、通行人が多く休日は旅行者も見受けられる。

デッキから国道429号(旧国道2号)を渡ると両側には商店街が放射状に広がり、地方都市らしい風情が漂っている。東へ延びる倉敷センター街は開閉式の新しいアーケードで整備された広い通りで、倉敷中央病院を代表とする医療機関や行政機関の多い美和一丁目・幸町方面へと繋がっている。駅正面から南へ延びる倉敷中央通りは倉敷美観地区へ通じている街のメインストリートで、春のハートランド倉敷や夏の天領まつりのメイン会場になる。西の一番街は古ぼけた印象の狭いアーケードであるが、夜になるとネオンや赤提灯の店が並び、活気をみせる。

北口[編集]

北口
夜の北口

ペデストリアンデッキは、かつて市内に存在した倉敷チボリ公園に倣った北欧的な雰囲気で、小さな屋外ステージもある。駅前ロータリーにある時計台からくり時計アンデルセン童話がテーマになっている。

建物が密集する南口とは異なり商店や高い建物が少なく、朝夕のラッシュ時と休日以外はのどかである。また、各地へと運行される長距離バスの大半と、イオン倉敷を経由する循環バスはこちら側に発着する。

バス路線[編集]

南口バスターミナル[編集]

南口バスターミナル

駅とペデストリアンデッキによって西ビル2階正面から連絡しておりエレベーターも各ホームに設置されている。東西のビルと市街地に通じる地下道もあるが移動手段は階段のみで、駅とは直接には繋がっていないこと等から利用者は少ない。また、乗入れ会社と路線の減少により3番ホームはバス待機場や降車場として使用されている。

ホーム のりば番号・路線名 行先・方面など
1 ■1 川崎医大庭瀬岡山駅天満屋
■2 市営野球場・中島・倉敷芸術科学大学水島
■3 市役所笹沖・健康福祉プラザ・水島
■4 倉商成人病センター・大高・連島リバーサイド病院・水島
2 ■5 古城池線
■5 塩生線
市役所・笹沖・南高校福田公園児島
倉商・成人病センター・大高・福田公園・児島
■6 天城線 岡山学院大学天城高校藤戸郷内・児島
■7 中庄線
■7 イオン茶屋町線※1
■7 児島競艇場※2
川崎医大・中庄団地中庄駅
興除車庫・茶屋町駅・成人病センター・消防署
競艇場まで途中下車不可
3 降車場
  • ※1 宇野線瀬戸大橋線が乗り入れる茶屋町駅へ22分。
  • ※2 児島競艇場行きは無料(特定輸送バス)。

北口バス乗り場(高速バス・空港リムジンバス)[編集]

※4番乗り場は乗合タクシー用乗り場

のりば番号 路線名 行先・方面など
1 イオン・水江循環線 イオンモール倉敷クラレ
2 岡山空港リムジンバス 岡山空港
3 東京 - 岡山・倉敷線
ルミナス号
ルブラン号
マスカット号
京浜吉備ドリーム号
ままかりライナー

ハイアットリージェンシー東京前・新宿駅西口
東京テレポート駅ホテル グランパシフィック LE DAIBA品川バスターミナル浜松町バスターミナル
丸山営業所・中野駅北口・新宿駅西口
新木場駅東京駅八重洲南口/日本橋口・新宿駅新南口・横浜駅東口YCAT
東京駅八重洲通り・東京営業所
名古屋 - 岡山・倉敷線
リョービエクスプレス名古屋号

名古屋駅名古屋バスターミナル
京都 - 岡山・倉敷・児島線
京都エクスプレス

京都駅烏丸口
大阪 - 岡山・倉敷線
リョービエクスプレス

USJ湊町OCAT)・なんば高速バスターミナル大阪駅大阪国際空港
神戸 - 岡山・倉敷線
ハーバープリンス・ハーバーライナー

三ノ宮駅神姫バス三ノ宮バスターミナル
福岡・小倉 - 岡山・倉敷線
ペガサス号

西鉄天神バスセンター博多バスターミナル小倉駅前
4 西坂地区乗合タクシー「やまびこ号」※1 西坂・生坂ハイツ・西坂台団地
雪舟くん・倉敷中央病院往復便※2 山手支所・西郡・総社駅
  • ※1:平和タクシーが運行(平日の3往復以外は予約制、日曜・祝日は運休)
  • ※2:日の丸タクシーが運行(予約制、土・日曜日,祝日,年末年始は運休)

歴史[編集]

隣の駅[編集]

西日本旅客鉄道
山陽本線
快速「サンライナー
岡山駅 - 倉敷駅 - 新倉敷駅
普通
中庄駅 - 倉敷駅 - 西阿知駅
伯備線(岡山駅 - 倉敷駅間は山陽本線)
普通
中庄駅 - 倉敷駅 - 清音駅

脚注[編集]

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  1. ^ 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTB 1998年
  2. ^ 出典:「鉄道ジャーナル」2009年4月号「日本縦断各駅停車」63ページ。出典発表当時は中庄駅が北長瀬駅・庭瀬駅も管轄していたが、その後両駅は岡山駅の管轄に変更され、窓口上の不在時連絡先が岡山駅に変更されている。
  3. ^ 倉敷駅ビルの解体工事進む 3階以上撤去、15年3月完成”. 山陽新聞. 2014年9月6日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]