布原駅

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布原駅
遠景(2007年5月16日)
遠景(2007年5月16日)
ぬのはら - Nunohara
新見 (3.9km)
(2.5km) 備中神代
所在地 岡山県新見市西方字野々原3701-7
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
所属路線 運転系統上:芸備線
線路名称上:伯備線*
キロ程 68.3km(倉敷起点)**
新見から3.9km
電報略号 ヌノ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度-
0人/日(降車客含まず)
-2011年-
開業年月日 1987年昭和62年)4月1日
備考 無人駅
* 新見 - 当駅 - 備中神代間は線路名称上は伯備線に属するが、その途中の当駅には、備中神代駅から芸備線に入る系統のみ停車し、伯備線系統の列車はすべて通過する。
** 伯備線としてのキロ程
構内(2007年5月16日)

布原駅(ぬのはらえき)は、岡山県新見市西方字野々原にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)のである。

概要[編集]

線路名称上、当駅を通る路線は伯備線のみであるが、伯備線系統の列車は普通列車も含めてすべて通過となり、隣の備中神代駅から芸備線に入る列車(気動車)のみが停車するため、運転系統上は伯備線ではなく芸備線の駅として扱われている。そのため、新見駅および備中神代駅の伯備線ホーム駅名標や、線内各駅の駅掲示時刻表の駅一覧では、あたかも「布原駅は伯備線に存在しない」というような記載になっている。

芸備線の列車のみが停車するのは、周囲に人家が少ないため乗客がほとんどおらず、芸備線の列車本数のみで十分対応可能なためである。なお、伯備線の一部列車も対向列車との行き違いのために運転停車することがあるが、先述のように客扱いは行われない。

列車到着および通過前のCTC連動の自動放送は伯備線内の他の駅同様に行われている。

立地や停車する本数の少なさから、いわゆる秘境駅の範疇にある。

歴史[編集]

  • 1936年昭和11年)10月10日 - 国有鉄道伯備線の新見駅 - 備中神代駅間に、布原信号場として設置。
    • 1953年頃から旅客扱いを行い(仮乗降場扱い)、一部列車に限るが乗降可能であった。当時の状況は「駅構造」の通りである。
  • 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化と同時に布原信号場を正式な駅に格上げ、布原駅開業。西日本旅客鉄道の駅となる。

駅構造[編集]

相対式ホーム2面2線を持ち、行違い設備を有する地上駅である。ホーム有効長は1両分のみ。上下で千鳥状にホームが配置されているのは通票交換を行う信号場であった歴史を物語っている。有人の信号場時代には駅舎があったが、現在では取り壊されている。

新見駅管理の無人駅

布原駅プラットホーム
ホーム 路線 方向 行先
1(入口側) 芸備線 上り 新見方面
2(反対側) 芸備線 下り 東城備後落合方面

実際には上記ののりば番号標はない。上記の番号は列車運転指令上の番線番号である。

利用状況[編集]

1日の平均乗車人員は以下の通りである[1]

乗車人員推移
年度 1日平均人数
1999 2
2000 1
2001 1
2002 2
2003 2
2004 1
2005 0
2006 1
2007 0
2008 0
2009 0
2010 1
2011 0

駅周辺[編集]

周辺を流れる西川と、わずかに数軒の人家が存在するのみである。

かつて、伯備線に蒸気機関車が走っていた頃、布原はまだ信号場で、1972年まで運転されていたD51形蒸気機関車3両で貨物列車を牽引する蒸機 (SL) 三重連撮影名所として知られていた。現在でも、鉄道ファンの撮影名所であることに変わりはなく、特に秋の紅葉の時期には注目されている。

東京行きの寝台特急サンライズ出雲号はダイヤ通りの運行の場合、当駅で運転停車し、新見からの特急やくも27号と列車交換する。

隣の駅[編集]

西日本旅客鉄道
伯備線
全列車通過
芸備線
快速
通過
普通
新見駅 - 布原駅 - 備中神代駅

脚注[編集]

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  1. ^ 出典:岡山県統計年報

関連項目[編集]

外部リンク[編集]