三次駅

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三次駅*
駅正面(2007年8月30日)
駅正面(2007年8月30日)
みよし - Miyoshi
所在地 広島県三次市十日市南一丁目1-1
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
電報略号 ミヨ
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線
乗車人員
-統計年度-
653人/日(降車客含まず)
-2010年(平成22年)-
開業年月日 1930年昭和5年)1月1日
乗入路線 3 路線
所属路線 芸備線
福塩線直通含む)
キロ程 90.3km(備中神代起点)
新見から96.7km
福山から85.1km
八次 (2.3km)
(1.6km) 西三次
所属路線 三江線
キロ程 108.1km(江津起点)
**尾関山 (2.0km)
備考 直営駅
みどりの窓口
* 改称経歴
- 1933年 十日市駅→備後十日市駅
- 1954年 備後十日市駅→三次駅
** この間に米子支社広島支社境界あり(当駅は広島支社管内)
1・2番線に停車中の列車(2008年2月11日)
廃止された0番線(三江線)ホーム
改札口(2011年8月24日

三次駅(みよしえき)は、広島県三次市十日市南一丁目にある西日本旅客鉄道(JR西日本)のである。

概要[編集]

広島県北の中心都市である三次市の代表駅である。新見駅津山駅とならび中国地方中央部の交通の要衝となっており、芸備線のほか三江線が乗り入れ、塩町駅から分岐する福塩線の列車も運行上は当駅を起点とする。このため、当駅は事実上3路線のターミナル駅となっている。

直営駅であり、構内には芸備線の比婆山駅 - 当駅間各駅と、福塩線の下川辺駅 - 三良坂駅間各駅を管理する三次鉄道部の本部が置かれている。また、同鉄道部管内および芸備線全体の中間駅では唯一の直営駅でもある。

なお当駅は広島支社管内であるが、三江線は米子支社浜田鉄道部)が管轄している。そのため、当駅の三江線下り場内信号機が両支社の境界となっている。同じく、当駅から芸備線の広島方は三次鉄道部の管轄から外れ広島支社直轄となるため、同じく芸備線上り場内信号機をその境界としている。

利用可能な鉄道路線[編集]

なお、芸備線の上り列車1本と、芸備線広島方面から福塩線に直通する列車2本を除き、各線区とも全ての列車が当駅始発・終着となるため、この駅を越える場合は乗換が必要となる。

駅構造[編集]

2面3線の地上駅。駅舎に接した単式ホーム1面1線とその奥の島式ホーム1面2線の構造である。ホームに振られた番号は駅舎側から順番に1番のりば、2番のりば、3番のりば(1番のりばが単式、2・3番のりばが島式)となっている。1番のりばと2番のりばとの間には待避線がある(列車運転指令上はこれが「2番線」のため、2・3番のりばは「3番線」「4番線」とされる)ほか、3番のりばの南側には列車の留置線が多数ある。この留置線には夜間滞泊が設定されている。

以前は2面4線で駅舎に接する単式ホームの広島方に切り欠きホームがあり0番のりばとして三江線の列車が発着していたが、三次市の駅周辺整備事業により0番のりば周辺が用地として買収されるため2010年平成22年)3月12日限りで廃止、閉鎖された。そのため三江線の列車は現在3番のりばから発着している。

駅舎内には待合室、売店がある。2・3番のりばには大きな待合室がある。互いのホームは、塩町方にある跨線橋で連絡している。

三次駅プラットホーム
ホーム 路線 方向 行先
1・2 芸備線 下り 志和口広島方面[2]
上り 備後落合方面
福塩線 - 府中方面
3 芸備線 下り 志和口・広島方面
上り 備後落合方面
福塩線 - 府中方面
三江線 - 口羽江津方面
  • 運転系統の境界駅であることから、芸備線と福塩線の発着番線は列車によって変動する。全体的に広島方面は1番のりばか2番のりば、備後落合方面・福塩線方面は2番のりばか3番のりばから発車することが多い(ただし、広島方面から備後落合方面・福塩線方面へ直通する列車は全て1番のりばから発車する)。また、広島方面の列車と塩町方面の列車が同じホームに縦列停車することもある。なお、1番のりばへは塩町方から直接入線することができない。
  • 三江線列車は全て3番のりばからの発車である(1番のりばも三江線方面への発車に対応しているが、列車設定がない)。なお、旧三江線ホームである0番のりばがあった当時から、1日1往復のみ留置線への出入りを伴うため3番のりば発着の三江線列車が存在していた。
  • 以前は幕式の発車案内があったが、2005年(平成17年)に撤去され、時刻表が設置された。さらに、2012年(平成24年)2月からは電光掲示板が設置された。

利用状況[編集]

1日平均の乗車人員は以下の通りである[3]

  • 803人(1999年度)
  • 794人(2000年度)
  • 770人(2001年度)
  • 767人(2002年度)
  • 778人(2003年度)
  • 758人(2004年度)
  • 776人(2005年度)
  • 743人(2006年度)
  • 748人(2007年度)
  • 702人(2008年度)
  • 664人(2009年度)
  • 653人(2010年度)

駅周辺[編集]

駅付近は三次市の中心部で、役所や警察署をはじめとして各種機関や商店などがあり賑々しい。ただし、当駅周辺は元来十日市に属する地域であり(後述)、本来の三次の市街は三江線尾関山駅の周辺である。

施設[編集]

見どころ[編集]

河川[編集]

道路[編集]

バス路線[編集]

高速バス[編集]

この他、広島電鉄備北交通が運行する広島 - 三次 - 庄原 - 東城線が停車する。ただし、広島電鉄担当便は三次行のみの停車で、三次市内で完結する。また、備北交通担当便は県立広島大学経由便のみ停車する。

上記以外の高速バスは、みこと号(出雲線普通便)・グランドアロー号(松江線普通便)が三次インターチェンジに、その他みよしワインライナー(大阪線)広島 - 三次 - 庄原 - 東城線三次バスセンター(当駅から徒歩3〜5分)に発着する。

路線バス[編集]

  • 備北交通
    • 三次発着の路線バス
    • 市内循環バス(くるるん)
    • 三次中学校⇔三次駅⇔三次中央病院⇔奥田元宋・小由女美術館前
    • 三次中学校⇔三次駅⇔塩町駅前⇔有原⇔上田小跡
    • 三次中学校⇔三次駅⇔三次中央病院⇔有原⇔敷名
  • 中国バス(実際の運行は三原交通に委託)
    • 尾関山公園⇔三次中学校⇔三次駅⇔三次中央病院⇔塩町⇔吉舎⇔檜村口⇔甲山営業所

備北交通・中国バスともPASPYが利用できる。

歴史[編集]

1930年昭和5年)、それまでの三次駅(現・西三次駅)に代わる三次地区(三次町十日市町)の玄関口として開業し、現在に至るまで県北の拠点駅として機能している。開業当初の駅名は十日市駅(国有化後は備後十日市駅)であったが、これは当駅の所在地である十日市町から取ったものである(なお、それまでの三次駅である現・西三次駅も十日市町内にある)。

当駅は開業当時から県北の拠点駅であったが、三次町につながる巴橋の周辺にあった当時の十日市町の中心街からはやや離れており、駅周辺は長らく田園地帯であった。1954年に十日市町や三次町などが合併して三次市が誕生すると、当駅は三次駅と改称され、三次市の官公庁や商業施設も当駅周辺に設置されるなど、当駅周辺が三次市の新たな中心街として発展していった。

年表[編集]

隣の駅[編集]

西日本旅客鉄道
芸備線・福塩線(福塩線は塩町駅まで芸備線)
快速「みよしライナー」
三次駅 - 甲立駅
普通(当駅で乗換えが多い)
八次駅 - 三次駅 - 西三次駅
三江線(普通列車のみ運転)
尾関山駅 - 三次駅

脚注[編集]

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注釈

出典

  1. ^ 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』、JTB、1998年。
  2. ^ 日中の一部の便は狩留家にて乗換が必要となる。
  3. ^ 『広島県統計年鑑』
  4. ^ “三次駅の南北通路が開通”. 『中国新聞』中国新聞社. (2013年4月2日). http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201304020220.html 2013年4月3日閲覧。 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]