糸崎駅

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糸崎駅*
駅舎
駅舎
いとざき - Itozaki
尾道 (9.1km)
(2.4km) 三原**
所在地 広島県三原市糸崎四丁目1-1
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
日本貨物鉄道(JR貨物)***
所属路線 山陽本線
キロ程 230.9km(神戸起点)
電報略号 イト
駅構造 地上駅
ホーム 2面4線
乗車人員
-統計年度-
811人/日(降車客含まず)
-2010年-
開業年月日 1892年明治25年)7月20日
備考 直営駅
みどりの窓口
* 1894年に三原駅から改称。
** この間に岡山支社広島支社境界標あり(当駅から尾道寄りは岡山支社管内)
*** 貨物列車の発着はなし、オフレールステーションを併設

糸崎駅(いとざきえき)は、広島県三原市糸崎(いとき)四丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)・日本貨物鉄道(JR貨物)山陽本線である。

歴史[編集]

1929年尾道市により作られた「尾道都市計画区域図」。左が三原で"みはら"駅がある。その右に「いとさき」と書かれた駅がある。
1929年尾道市により作られた「尾道都市計画区域図」。左が三原で"みはら"駅がある。その右に「いとさき」と書かれた駅がある。
1945年米軍作成の三原市地図。一部1930年代の情報で書かれているため注意。地図中心右側にあるのが糸崎。
1945年米軍作成の三原市地図。一部1930年代の情報で書かれているため注意。地図中心右側にあるのが糸崎。

この駅は1892年明治25年)の7月に山陽鉄道尾道駅から当駅までの延伸に伴い山陽鉄道の終着駅である三原駅(みはらえき)として開業した。当初は終着駅であり、開業当初は三原の町に一番近かった。開業から2年後の1894年(明治27年)6月には山陽鉄道が当駅から広島駅までを開通させ三原の町により近い現在の三原駅ができたためこの駅は現在の名称である糸崎駅(いとざきえき)に改称した。

1906年(明治39年)12月には山陽鉄道が国有化され、そのおよそ3年後の1909年(明治42年)の10月には線路名称の制定により神戸駅から下関駅までと兵庫駅から和田岬駅までが山陽本線とされたため、この駅は国有鉄道・山陽本線の駅となった。

年表[編集]

駅構造[編集]

2面4線の島式ホームを持つ地上駅。駅舎とホームは跨線橋で結ばれている。かつては下りホームにそば屋があり、名物の天ぷらうどんを停車中の電車の車窓から買うことができた。そば屋はすでに解体されたが、その跡には休憩室が設置されている。

旅客線路は2-5番線であるが、ホーム案内上では1-4番のりばとして扱われる。3番線(2番のりば)が上り本線、5番線(4番のりば)が下り本線となっている。旅客線路の両側にある、ホームの無い1番線・6番線は貨物用(6番線から三原始発の電車の回送も発車する)で上りは所定で停車する貨物列車がある。駅の南には留置線が多数あり、糸崎乗務員センターの建屋もある。夜間滞泊の設定駅でもある。

せとうち地域鉄道部管理の直営駅であるが、窓口は朝と夕方のみ営業。ICOCA利用可能駅(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)。自動改札機は簡易式であり、降車客の乗車券は駅係員が集札する(窓口閉鎖時は改札機裏側の集札箱に乗車券を投入する)。

のりば[編集]

糸崎駅プラットホーム
ホーム 路線 方向 行先
1・2 山陽本線 上り 尾道福山岡山方面
3・4 山陽本線 下り 三原広島・(呉線方面

上り本線は2番のりば(3番線)、下り本線は4番のりば(5番線)である。待避線となっている1番のりば(2番線)と3番のりば(4番線)は、当駅始発となる列車(一部除く)や貨物列車を待避する列車が発着する。なお、3番のりばは広島方面からの入線も可能となっており、広島方面からの当駅止まりの列車のうち、当駅始発の岡山行きに接続しない場合は、3番のりばに入線して直接折り返す。

利用状況[編集]

利用客は年々減少傾向にある。

年度 1日平均
乗車人員
1999年 1,413
2000年 1,350
2001年 1,255
2002年 1,147
2003年 1,023
2004年 987
2005年 973
2006年 967
2007年 947
2008年 927
2009年 847
2010年 811

糸崎オフレールステーション[編集]

糸崎オフレールステーション(略称;糸崎ORS)は、糸崎駅南側にある日本貨物鉄道(JR貨物)のコンテナ集配基地である。12フィートのコンテナ貨物を取扱っており、貨物列車代替のトラック便が拠点駅である東福山駅との間に1日2.5往復(当駅発が3本)設定されている。

当駅はかつて貨物列車が発着する一般駅であったが、貨物取り扱いは1996年(平成8年)3月にトラック輸送に転換された(自動車代行駅)。その後、2006年(平成18年)4月に「JR貨物糸崎オフレールステーション」に改称された。

かつて当駅の貨物ヤードは駅北東側と南側にあり、駅南側の貨物ヤードから三菱重工業日本セメント糸崎工場(現・山陽白色セメント糸崎工場)、糸崎倉庫など周辺の企業や糸崎岸壁、糸崎港に向かう専用線が多数分岐していた。

駅周辺[編集]

バスのりば[編集]

バスのりばは駅前の国道2号沿いに糸崎駅前バス停(いとざきえきまえバスてい)がある。

東行バス停

  • 鞆鉄道(トモテツバス)
    • 登山口方面
    • 上福地方面

西行バス停

その他[編集]

この駅が所在する地域の町名はもともと「糸崎町(いときちょう)」であったが、三原市による2006年(平成18年)8月28日付での住居表示実施に伴って町域分割・改称が行われ、「糸崎(いとき)四丁目」となった。

下り三原方面と当駅の中間あたりで岡山支社広島支社の境界になっている(国道2号と立体交差するあたりに境界標識が立てられている)。当駅以東は前述のように岡山支社せとうち地域鉄道部管轄であり、岡山・広島地区を相互直通運転する列車の乗務員は当駅で交代する。2009年(平成21年)3月以前は相互直通列車が多数運転されていてこの光景が頻繁に見られていたが、同年のダイヤ改正以降は当駅以東(以西)直通列車が削減され、あまり見られなくなった。2013年3月16日現在、日中の広島・三原方面からの列車は大半が当駅止、岡山方面からの列車も当駅または三原駅止であり、当駅以東(以西)に乗り越す場合は直通列車が設定された時間帯を除き、当駅か三原駅で乗り換えるのが基本となった。

隣の駅[編集]

西日本旅客鉄道
山陽本線
尾道駅 - 糸崎駅 - 三原駅

関連項目[編集]

外部リンク[編集]