福山駅

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福山駅
南口
南口
ふくやま - Fukuyama
所在地 広島県福山市三之丸町30.1
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
電報略号 フク
駅構造 高架駅
ホーム 2面2線(新幹線)
3面6線(在来線)
乗車人員
-統計年度-
19,038人/日(降車客含まず)
-2010年-
開業年月日 1891年明治24年)9月11日
乗入路線 3 路線
所属路線 山陽新幹線
キロ程 238.6km(新大阪起点)
東京から791.2km
新倉敷 (33.1km)
(20.1km) 新尾道
所属路線 山陽本線
キロ程 201.7km(神戸起点)
東福山 (4.2km)
(5.8km) 備後赤坂
所属路線 福塩線
キロ程 0.0km(福山起点)
(1.8km) 備後本庄
備考 直営駅(事実上の管理駅
みどりの窓口

福山駅(ふくやまえき)は、広島県福山市三之丸町にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)の

概要[編集]

福山市の中心駅であり、駅のすぐ北側には福山城があり、ホームからもその姿を眺められる。

直営駅であり、山陽本線の新倉敷駅 - 糸崎駅間の各駅、福塩線の当駅 - 府中駅間の各駅と、山陽新幹線単独駅である新尾道駅を管轄するせとうち地域鉄道部が構内に置かれている。当駅はその中の管理駅として大門駅 - 当駅と福塩線(府中駅に当駅助役相当の地区駅長配置)を管轄している。

新幹線は「のぞみ」や「さくら」が停車するほか、陸路では駅南北口より長距離高速バスが多数設定されており、広島県東部と岡山県井笠地方を抱合する広域都市圏のターミナル駅である。また、西瀬戸自動車道を経由し、芸予諸島の島々や愛媛県松山市今治市行きの高速バスも発着しているため、本州から四国への乗換え駅としての機能も併せ持つ。

乗り入れ路線[編集]

山陽新幹線と、在来線における当駅の所属線である[1]山陽本線、当駅を起点とする福塩線が乗り入れている。井原鉄道井原線の列車は神辺駅から福塩線経由で朝夕3本乗り入れている。

山陽新幹線は東京駅発着の「のぞみ」、新大阪駅発着の「さくら」と「こだま」(一部岡山駅発着)が毎時1本ずつ設定され、朝夕は「ひかり」も停車する。九州新幹線の「さくら」と東海道・山陽新幹線相互直通の「ひかり」はすべての定期列車が停車する為、当駅から上り東京方面と下り博多、熊本、鹿児島中央方面へは直接アクセス可能。

山陽本線の岡山駅 - 当駅間の快速「サンライナー」の始発・終着駅である。在来線はICOCAの利用エリアに含まれている。

駅構造[編集]

山陽新幹線ホームのひかりレールスター
山陽新幹線ホームのひかりレールスター
山陽新幹線のホームから見える福山城の伏見櫓
山陽新幹線のホームから見える福山城の伏見櫓
山陽本線3・4番ホーム
山陽本線3・4番ホーム
山陽本線5・6番ホーム
山陽本線5・6番ホーム
福塩線7・8番ホーム
福塩線7・8番ホーム
福塩線8番ホームから望む福山城の天守閣と月見櫓
福塩線8番ホームから望む福山城の天守閣と月見櫓
在来線新幹線乗換改札口
在来線新幹線乗換改札口
南口 - 北口間の構内通路
南口 - 北口間の構内通路
駅北口
駅北口
駅南口にあるタクシー乗り場とバスターミナル
駅南口にあるタクシー乗り場とバスターミナル

当駅は、1891年福山城の三の丸や内堀・外堀の一部を埋め立てた跡にできた。1975年山陽新幹線開通にあわせて在来線の高架工事と、その上に新幹線高架設置工事を行ったため、重層式の世界初の3層構造高架駅となった。3階が新幹線ホーム、2階が山陽本線福塩線井原鉄道直通含む)ホーム、1階は駅ビル・コンコース・自由通路となっている。この3層構造の高架は駅構造を複雑化し、新幹線から在来線への乗換えには一度1階まで降りなければならないが、乗換えのためのエスカレーターが完備されている。新幹線開通時には階段を利用した乗換え口があったが、新尾道駅開業時に廃止になった。しかし金光教への臨時列車設定などの際は階段途中で新幹線下りと3・4番線、新幹線上りと5・6番線に直接接続できる臨時通路が設置されることがある。福山城と市街地に挟まれているため、駅をこれ以上拡張する余地はほとんどない。

新幹線は、16両編成対応(ホーム長410m)の相対式ホーム2面2線(内側に上下通過線2線を挟む)を有する高架ホームである[2]。構内は博多方向に向かって右方向に半径3,500mの曲線を描いている[3]

在来線は2階に島式ホーム3面6線を持ち、基本的に1面ずつ山陽本線下り、山陽本線上り、福塩線と割り当てられている。 3番線は当駅発の列車や工臨トワイライトエクスプレスを使用したツアーなどの停車などに使われ、4番線は三原•広島方面の下り列車、5番線は笠岡•倉敷•岡山方面の上り列車、6番線は快速サンライナーが入線し折り返し運転を行う。また、金光教の団体列車なども入線する。

かつては当駅の東福山側に分岐点、両渡り線があったが3・4番線から上り本線へのポイントは現在、撤去されている。

新幹線改札は2005年に、在来線改札は2007年5月に自動改札化され、同年9月1日からはICOCAのサービスを開始した。バリアフリー対策として2007年3月に新幹線ホームへ、2008年3月には山陽本線ホームへのエレベーターが利用開始され、同年10月12日から福塩線ホームにも使用開始された。また当駅は利用客が多いにも関わらず改札口が一カ所しかないため、2008年に自動改札機の増設工事を行った。

駅ビルのサントークは高架橋の耐震補強工事により2007年7月より一旦閉店され、同年11月1日より「さんすて福山(サンステーションテラス福山)」として再オープンした。

2013年下旬よりさんすて福山増築工事が進行中で、黒壁で南側へ約10メートル突きだす型で建設されている。完成時期は2014年(平成26年)3月28日[4]

在来線ホームでは季節ごとに変化する接近メロディーが導入されている。メロディーは全ホーム共通である。

また、上記メロディーが鳴り終わった後は、JR西日本標準メロディーが続けて流れる。(2012年5月現在)


福山駅プラットホーム
ホーム 路線 方向 行先 備考
新幹線ホーム(3階)
1 ■ 山陽新幹線 下り 広島鹿児島中央方面
2 ■ 山陽新幹線 上り 新大阪東京方面
在来線ホーム(2階)
3・4 山陽本線 下り 尾道三原・広島方面
5・6 山陽本線 上り 笠岡倉敷岡山方面 一部7番のりば
7・8 福塩線 - 神辺府中三次方面 塩町・三次方面は府中で乗換

駅構内の施設[編集]

改札内
改札外

など多数

  • 福山駅ビル(西側高架下)さんすて福山2番街

駅弁[編集]

主な駅弁は以下の通り。[5]

  • 元祖珍辨たこめし
  • あなごめし(煮あなご)
  • 島めぐり
  • 福山ばら寿司
  • あなご吹き寄せ寿司
  • あっぱれ多幸
  • 福山
  • 松茸すきやき弁当
  • 二色御膳
  • 福山観光双六弁当
  • 廣島名物あなごめし(焼あなご)
  • 復古辨當
  • 漫遊弁当

利用状況[編集]

1日平均の乗車人員は以下の通りである。[6]

  • 21,979人(1999年度)
  • 21,125人(2000年度)
  • 20,398人(2001年度)
  • 19,797人(2002年度)
  • 20,155人(2003年度)
  • 20,011人(2004年度)
  • 20,086人(2005年度)
  • 20,133人(2006年度)
  • 20,051人(2007年度)
  • 19,773人(2008年度)
  • 19,037人(2009年度)
  • 19,038人(2010年度)

駅周辺[編集]

駅北口と福山城
駅北口と福山城
天満屋(駅南口)
天満屋(駅南口)
CASPA(駅南口)
CASPA(駅南口)
福山ニューキャッスルホテル(駅南口)
福山ニューキャッスルホテル(駅南口)
駅南口前の五浦釣人像
駅南口前の五浦釣人像
取り壊し前の福山繊維ビル
取り壊し前の福山繊維ビル

北口[編集]

福山城がすぐ側にそびえ立つ。福山城の敷地内には広島県立歴史博物館ふくやま美術館などが存在する。

南口[編集]

南口は古くから福山市中心部の一部として開けており、福山市役所など行政機関、広島銀行を始めとして多くの金融機関が出店している他、天満屋福山店などの商業施設も立地している。1961年に建設された福山繊維ビルが、老朽化により再開発事業が行われ、アイネスフクヤマが2011年2月に完成した。

バス[編集]

北口[編集]

特定路線バス

南口[編集]

都市間高速バス
一般路線バス

中国バス「薮路住宅前」バス停下車、徒歩数分の山陽自動車道千田バスストップからは鳥取行き(日本交通 (鳥取)日ノ丸自動車)の高速バス(メリーバード号)が発着していたが、山陽自動車道から中国自動車道への経路変更により、千田バスストップを経由しなくなった。(ただし、福山駅を経由する高速バスのうち、因島・松山・広島空港・広島・福岡(博多)行きは発着している。)

特定路線バス

歴史[編集]

福山駅周辺の航空写真。青塗りが福山城の堀跡。国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成
1945年戦災概況図

福山駅は山陽鉄道の駅として、1891年明治24年)に福山城の三の丸南側を東西に横断するように建てられた。そのため現在まで城から最も近い駅と呼ばれているが、正確には城内そのものである。現在のコンコースが二の丸正門である鉄御門及びその外枡形のあった場所である。

1935年(昭和10年)には、駅北側の両備福山駅から北に延びていた両備軽便鉄道が国有・準軌化に伴い、西から迂回する形で福山駅に引き込まれた。また、これに関連する駅施設拡幅により、二の丸南側も削られ現在の福塩線は二の丸櫛形櫓・鉄砲櫓跡に敷設されている。

年表[編集]

隣の駅[編集]

西日本旅客鉄道
山陽新幹線
新倉敷駅 - 福山駅 - 新尾道駅
山陽本線
快速「サンライナー」(当駅から備後赤坂方は普通列車として運転)
笠岡駅 - 福山駅 (- 備後赤坂駅)
普通(西条駅以西は快速となる列車を含む)
東福山駅 - 福山駅 - 備後赤坂駅
福塩線(井原鉄道直通を含む)
福山駅 - 備後本庄駅

かつて存在した路線[編集]

鉄道省(国有鉄道)
福塩線(旧線)
両備福山駅 - 胡町駅
鞆鉄道
鞆鉄道線
福山駅 - 三ノ丸駅

両備福山駅[編集]

1914年(大正3年)7月21日 に開業した両備軽便鉄道の始発駅。

福山城東外堀を埋め立てた地に設置され、現在はコンビニエンスストアや駐車場などになっている。駅舎は平屋建て北側には車庫が建てられている。 1935年(昭和10年)、福塩線の新線切り替えにより、福山駅に統合、廃止された。なので、今は、当時の面影がない。

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTB 1998年
  2. ^ 国鉄新幹線建設局 『山陽新幹線岡山博多間工事誌』 社団法人日本鉄道施設協会、pp.404 - 405、1977年
  3. ^ 国鉄新幹線建設局 『山陽新幹線岡山博多間工事誌』 社団法人日本鉄道施設協会、p.404、1977年
  4. ^ “福山駅の新たな南の玄関口誕生 福山駅南口改修工事の完了について” (プレスリリース), 西日本旅客鉄道株式会社, (2014年2月27日), https://www.westjr.co.jp/press/article/2014/02/page_5257.html 2014年3月13日閲覧。 
  5. ^ JR時刻表2010年8月号(交通新聞社刊)263ページ
  6. ^ 出典:広島県統計年鑑
  7. ^ 空中店舗。法人専用店舗のため、個人客は利用不可。ATMなし。個人客は隣の尾道市にある尾道支店を利用。

外部リンク[編集]