NHK-FM放送

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NHK-FM放送
種別 FMラジオ放送
放送対象地域 日本全国
略称 NHK-FM
開局日 1969年3月1日
運営会社 日本放送協会
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NHK-FM放送(エヌエイチケイ・エフエムほうそう)は、日本放送協会(NHK)の周波数変調(FM)方式によるラジオ放送である。

概要[編集]

日本で初めての本格的なFM放送の実験放送局として、東京1957年12月24日19時に送出を開始した[1]。その後、大阪名古屋など全国主要都市で同放送の実験局が開局した。当初はモノラル放送であったが、1965年12月16日には東京局でステレオ放送を開始した。

1966年までに全国規模で地方局の開局を行い、1969年3月1日に本放送を開始した。1977年11月には全国全てのローカル放送でもステレオ放送が可能となった。

2011年9月1日からは、『NHKネットラジオ らじる★らじる』によってインターネット経由でも聞くことができるようになった。[2]

周波数変調と超短波域を利用した高品位な放送を生かし、J-POP洋楽以外にクラシック音楽ワールドミュージック邦楽(純邦楽)、民謡などあらゆるジャンルの音楽の他、古典芸能ラジオドラマなどを織り込んで放送している。

NHK-FMは当初、イギリスBBC(英国放送協会)の「サードプログラム」(現在のRadio3[3])をモデルに、「クラシック音楽や講演などのハイカルチャーを扱う、非常に高度な教養放送を行う」という構想のもと、AMの新局「ラジオ第3放送」としての開局が予定されていた。

各局の放送開始日[編集]

  • 太字拠点局
  • 本放送開始は1969年3月1日
放送局 放送開始日
東京 1957年12月24日
大阪 1958年2月20日
広島 1962年9月17日
福岡 1962年9月17日
札幌 1962年12月2日
仙台 1962年12月2日
名古屋 1962年12月2日
松山 1962年12月2日
熊本 1962年12月2日
静岡 1964年4月1日
岡山 1964年4月1日
山口 1964年4月1日
高知 1964年4月1日
北九州 1964年5月1日
長崎 1964年5月1日
盛岡 1964年6月1日
秋田 1964年6月1日
旭川 1964年6月25日
放送局 放送開始日
福島 1964年7月1日
新潟 1964年7月1日
長野 1964年7月1日
金沢 1964年7月1日
富山 1964年7月1日
松江 1964年7月1日
宮崎 1964年7月1日
鹿児島 1964年7月1日
函館 1964年12月2日
帯広 1964年12月2日
室蘭 1964年12月2日
青森 1964年12月2日
山形 1964年12月2日
鳥取 1964年12月2日
釧路 1965年2月5日
福井 1965年2月5日
甲府 1965年3月1日
徳島 1965年3月1日
放送局 放送開始日
大分 1965年3月1日
高松 1965年3月22日
佐賀 1965年3月22日
北見 1965年3月27日
前橋 1970年3月20日
神戸 1970年3月27日
水戸 1970年3月28日
1970年3月28日
宇都宮 1970年3月31日
和歌山 1970年4月20日
横浜 1970年6月22日
大津 1970年12月1日
さいたま 1971年3月26日
岐阜 1971年3月26日
京都 1971年3月27日
奈良 1971年3月27日
千葉 1971年3月28日
沖縄 1974年3月24日

編成[編集]

番組編成がJ-POP洋楽が主体である民放FM局と違い、クラシック音楽に比重を置いた編成を行っている。また純邦楽の番組も多く、この両ジャンルは、担当パーソナリティが交代するのみで20年以上続いている長寿番組が少なくない。更にそのほとんどが音源送出とアナウンサーまたは出演者のおしゃべり(DJ)のみで、生演奏の番組は数えるほどしかない。それゆえに編成は保守的・前例踏襲型である。また番組改編は年度始めの毎年4月頃の一回のみであり、年度途中での改編は原則としてない。民放FM局ではまずあり得ない“再放送”がされることも特徴である。

2006年以降、祝日を中心に月1回程度のペースで特別番組を編成することがある。[4]

以下、主なジャンルを挙げる。

ラジオ第1で地震・津波情報や国会中継を放送するために、大相撲中継(特設ニュース編成時のみ)や高校野球中継(全国・地方大会不問)がFM放送で代替放送されることがある。3月下旬と7月中旬~下旬は大相撲と高校野球(前者は選抜高校野球全国大会。後者は夏の甲子園の地方大会)が重複する場合があり、大相撲中継をラジオ第1で放送し、高校野球はFMで代替放送する(前者は16時台から放送するが、後者は17時台のみの放送)。

ニュース[編集]

原則としてラジオセンターのニューススタジオからラジオ第1制作の定時ニュースを同時放送する。7時・12時・19時および『ラジオ深夜便』の時間内。原則としてFM全国ネット番組内でニュース速報は放送しない。1995年度をもって23:50のニュースを、2005年度をもって23時のニュースを廃止。これは1998年から「深夜便」の同時放送を定時化したことによりその枠内で放送されるようになったことによる

ラジオ第1での放送が変更(放送時間拡大)となる場合は、FM独自のニュースを制作・放送する[5]。なおNHK交響楽団定期演奏会の生中継がある日(単独枠での特別番組および『ベストオブクラシック』での放送時間拡大)は19時のニュースを休止。ただし、重要性の高いニュースがある場合、当初FMでは休止予定だったものが急遽放送されたケースがある他、2009年5月20日には生中継の合間に通常はFMで放送されない20時のニュースが同時放送されたことがある。

2012年8月23日には第94回全国高等学校野球選手権大会決勝を中継放送するため、12時のニュースが時報前のコールサインアナウンス共々休止となった[6]。このケースは同年9月9日の「東京JAZZ 2012」でも同様の対応をとった。

地域放送[編集]

全国共通の定時放送は5:55、6:55、7:20(平日以外は7:15)11:50(一部地域に限り土曜・日曜は11:55)、12:15(平日以外は12:10)、12:55(日曜日を除く)、18:50及び19:15(土曜・日曜日のみ)。

NHKで唯一47の都道府県全てで県域放送を行えることがNHK-FMの特徴である。このため、広域放送の対象地域の絡みからNHKの県域テレビ・中波放送(AM放送)が行われていない神奈川千葉[7]埼玉[7]、ならびに県域AM放送が行われていない茨城栃木群馬岐阜三重[7]兵庫奈良[7]、及び和歌山では、FM放送のみに県内向けのニュースを放送する。北海道においても、支庁単位に放送局があるため、時間帯により札幌発全道向けとは別に、それぞれの支庁ごとの内容に差し替える場合もある。

なお、東京愛知大阪はニュースなどでラジオ第1放送と同時放送を行っているため、都県府域放送を行っているにもかかわらず広域の内容となっている。

夏の甲子園地区大会決勝の中継においても、第1放送が広域放送である地域において、第1放送とは別の県の試合を中継するために行われることがある。夏の地区大会決勝と大相撲名古屋場所が重なる7月中旬-下旬の一時期、ミュージックプラザなどの通常番組は短縮(途中での飛び降り、あるいは試合終了後からの飛び乗り)あるいは休止される。

選挙開票速報は統一地方選挙の場合、途中で差し替えて地域別放送する。統一地方選挙以外の選挙では番組を全面的に差し替えたり随時番組の途中で挿入したり局によって対応は異なる。

平日18時台や土曜昼も地域放送を編成できるが、縮小傾向にある。

深夜放送[編集]

ラジオ第1の1時00分 - 5時00分に「ラジオ深夜便」をFM放送でも放送している(かつては1時にオープニングがないままいきなりAMサイマル(同時)放送に切り替えていたため、番組表を見ないと何の番組か分からなかったが、その後改善された)。[8][9]

オリンピックFIFAワールドカップのスポーツ中継や年度末に放送されるNHK予算審議で一部時間帯が休止になってもFM放送単独で「ラジオ深夜便」を予定通り放送する。[10]

「ラジオ深夜便」の同時放送の経緯としては、中波放送では特に日本海側に属する小出力の放送局の電波が、近隣諸外国の大出力局との混信により地元であっても聴取が困難な地域が多いため、それを補完する目的と、突発的な大災害などに備える目的で混信が少ないFMでも同時に放送することになったためである。

放送形態[編集]

1988年3月までは午前6時に始まり、翌日午前0時終了。同年4月より終了を1時間延長して翌日午前1時まで放送[11]1996年4月よりラジオ深夜便を編成する日は翌日午前5時まで放送[12]。24時間放送開始は1998年4月から。[8]

24時間放送実施前(24時間放送開始後も2000年6月までの放送休止日のメンテナンス明けも同)は放送開始の7分前、5:53から放送開始用のインターバル・シグナルとしてチェレスタオルゴールの音色に似た楽器)の演奏が行われていたが、放送終了時は国歌演奏→IDの後のチェレスタは行われず、そのまま停波となっていた。2000年7月以後は放送休止が各局任意となったため、放送休止日のメンテナンス明けのチェレスタは行われなくなった。[13]

呼出符号は、ラジオ第1放送総合テレビと併設されている場合、それらと同一(東京:JOAK-FM、大阪:JOBK-FM、など)となっている。大都市圏内のFM単独局(千葉横浜さいたま、など)は、末尾に「P」(千葉:JOMP-FM、横浜:JOGP-FM、さいたま:JOLP-FM、など)が割り振られている。

局名告知(呼出符号、呼出名称など)は、5時、正午、19時の時報前、および放送設備の機器メンテナンスにより、休止の時間が生じる時の国歌演奏終了後(大抵は午前1:01ごろ)に送出される(NHKラジオ第1放送と同じ)。アナウンスのフォーマットは原則として、「JO◇◇-FM(呼出符号)」+「NHK+(設置場所の地名)+FM放送(です)」であり、東京の場合、NHKアナウンサー渡邊あゆみ(現・横浜)の声で「JOAK-FM、NHK東京FM放送です」とアナウンスされる。以前は男性アナウンサーの声で「NHK東京FM放送、JOAK-FM」であった。また大阪の場合、以前は女性アナウンスで「NHK大阪FM放送、JOBK-FM」であったが、現在は「JOBK-FM、NHK大阪FM放送です」の女性アナウンスに変更された。[14]

なお放送休止時は多くの放送局では「○○県(○○地方)のFM放送は放送設備の保守(点検)・整備のため、午前5時(ごろ)まで放送をお休みします。ラジオ深夜便はラジオ第1でお楽しみ下さい」とアナウンスするが、東京都内向けの放送では「FM放送は設備の点検のためこれで放送を終了します。この後FM放送は午前5時からです。ご了承下さい」とアナウンスしている。

2013年3月現在、東京スカイツリーNHK東京本局、82.5MHz)を筆頭に全国に親局と中継局、合わせて527局[15]送信所を持ち、そのほとんどは道路交通情報通信システム(VICS)のFM多重放送の電波も発信している。FM放送の送信所中継局の多くはNHKのデジタルテレビ送信所・中継局内に併設されている場合がほとんどであり(民放共建も含む)、FM放送単独(過去にアナログテレビ送信所と併設していたものや民放FMとの共用も含む)の送信所・中継局は比較的少数である。釧路金沢両局の親局ではAMラジオ放送の送信所に併設されている(両局ともかつてはアナログテレビ放送設備も併設していた)。

又、小笠原諸島では、2011年の放送・通信の伝送に用いられる本土と結ばれる海底光ケーブルの敷設に伴い、2013年3月31日に父島・母島の両中継局が、ラジオ第1放送・ラジオ第2放送と共に設置され、放送を開始した(中波のラジオ第1放送・ラジオ第2放送もFM波で送信されている)[16]。一方、沖縄県大東諸島は、2007年4月1日にFM波を使ったNHK(ラジオ第1)・民放(琉球放送ラジオ沖縄)のAMラジオの中継局が設置されたものの、FM放送は現在も開局の見通しは立っていない。

大東諸島以外の本土・離島地域でも高利得アンテナなど外部のFMアンテナ(必要に応じてFM帯域に対応したブースター)を使用しない限り、携帯ラジオだけでは聴取困難となるところ(地域によってはケーブルテレビによる有線放送で再送信を行っている事業者も多数ある)、または外部のFMアンテナを使用していてもまったく聴くことの出来ないところもごくわずかにある(現時点でのカバー率は日本国内の98%となっており、地上波テレビ・AMラジオ放送の99.9%に比べ、わずかに低い)。なお、2011年9月1日から「NHKネットラジオ らじる★らじる」を開始したことにより、大東諸島をはじめ、これまで聴取が不可能だった地域でもFM放送の番組がパソコンなどを通じて聴取が可能となった(ただし、権利上の理由で配信されない番組があるときは引き続き聴取できない)。

ステレオ放送[編集]

NHKのFMステレオ放送は、1963年12月16日東京で最初に行われ、1964年までに全国のFM局でステレオ放送が行われるようになった。これに伴い、今までラジオ第1放送ラジオ第2放送の2波を使って放送されていた「立体音楽堂」はFM放送に移行された。

当初、ステレオ放送は全国放送の番組のみで放送回線は開始当初、当時の電電公社ステレオ中継回線設備が整っておらず、なおかつFMステレオ放送の音質として満足いく回線もなかったため、ステレオ放送番組のみ、東京、札幌仙台、名古屋、金沢、大阪、広島松山福岡の各放送局テープを送り、そのテープを流している各放送局のFMステレオ電波を中継する(放送波中継)という方法が取られていた(モノラル番組は電電公社のマイクロ回線だった)。そのため、1978年9月までは、ステレオ生放送は東京及びその電波を中継している地域(関東甲信越及び静岡県地方)のみでしかできなかったので、ステレオ生中継の数も非常に少なかった。

しかし、電電公社のFMステレオ放送用回線としてPCM(パルス符号変調)デジタル方式が適しているとの結論が1976年に出され、その翌々年の1978年10月1日にFMステレオ放送用のPCMデジタル回線[17]がまず東京-名古屋-大阪間に結ばれ、1979年12月24日には札幌、仙台、金沢、広島、松山、福岡にも結ばれ、沖縄及び奄美群島を除く全国に於いてようやくステレオ生中継が可能となった。その後、各地方局でもPCMデジタル回線が導入され、1984年にはようやく沖縄にも導入され、ステレオ生中継が全国でできるようになった。ちなみに、中波 (AM) 放送の放送回線は1993年頃に、地上波テレビ放送の放送回線もデジタル放送が開始当初から、アナログテレビ放送も2004年3月にいずれもデジタル化され、全国一律で劣化がない高品位の画質・音質で届けることができるようになった。FM放送もその後、2010年頃からこれまでのPCMデジタル回線に代わって、ラジオ第1放送・ラジオ第2放送・FM放送共用のラジオ・FMデジタル回線(光回線)が用いられており、更なる安定した音質を送り届けることができるようになっている。

ステレオ番組は開始当初、全番組中4番組程度だったが翌年の1964年からは「午後のステレオ」「夜のステレオ」等のステレオ用の番組も設けることによりステレオ番組を増加させ、それからステレオ番組も徐々に増えていき、1981年4月に「能楽鑑賞」「みんなのうた」が最後にステレオ化されたことによりFMの音楽番組に於ける全番組のステレオ化が完了した。

また開始当初、東京以外モノラル放送であったFMのローカル番組も、1976年頃から各地方局のローカル番組もステレオで放送される様に工事がなされ、1977年11月11日には全国のFM放送でのこの工事が完了した。これにより、平日午後6時からのローカル番組枠や土曜日午後3時10分からのFMローカルの看板番組であった「FMリクエストアワー」もステレオで楽しめるようになった。このローカル番組のステレオ化は、後にFMローカル番組が盛り上がるきっかけとなった。

放送開始当初は、生放送を除き収録された放送送出メディアは全てオープンリール式のアナログ・テープ(ステレオでは2トラック、テープ送り速度は秒速19cm)だったが、NHK放送技術研究所の研究・開発も手伝って、世界のFM放送の中でもいち早くPCMデジタル収録の採用・運用を行い[18]、1995年頃にはDATの登場も手伝い全ての収録済番組の送出がデジタル化され、現在NHKのFM放送の収録済番組は一部の例外を除き、全てDATのメディアを使って送出が行われている。[19]

2010年3月9日、日中の定時ニュースがステレオ放送となり、東京からの全ての全国向け番組がステレオ放送となった。ただし、ステレオ放送でも、ニュースや高校野球中継の様に音声はモノラルのまま放送されている番組もわずかに存在する(事実上のモノステレオ放送[20])。なお、全国向け番組が全てステレオ化されても、一部地域に於いては、ローカルニュースや高校野球中継等のモノラル音声番組はステレオ信号を出さずにモノラルのまま放送されていた地域もあるが、その地域についても設備更新にあわせて終日ステレオ放送に移行している[21]。なお、地域拠点局ではローカルニュースもステレオ放送となっている。

ラジオ第1とサイマル放送の「ラジオ深夜便」は、NHKニュースも含め1:00-5:00はFMでは全編ステレオ放送(年1回程度、放送回線テストが行われる場合はモノラル放送となる)。ちなみに2006年4月からラジオ第1と同編成を組むことになった12時台の番組もステレオ放送。2005年9月11日の「衆議院議員選挙開票速報」、2006年3月25日の北海道東北地方のみ放送のプロ野球日本ハム - 楽天の開幕戦中継もステレオ放送だった。[22]

速報[編集]

原則として、ニュース速報、気象警報交通情報は一切、放送中の内容に割り込んで放送することはしない。これはラジオ第2放送も同様である。ただし「ひるのいこい」や「ラジオ深夜便」などのラジオ第1とのサイマル放送の場合、ラジオ第1で放送する地震情報、交通情報、気象関連の情報[23]をFMでも放送するが、場合によって放送しない場合がある。

震度5弱以上を観測した地震や津波の可能性がある地震、緊急地震速報津波警報津波注意報の発令については、NHKの全チャネルで一斉放送するために、通常編成を強制的に中断する。

大規模な選挙(国政選挙や統一地方選挙など)の政見放送が実施されている時間中に突発的な事件、事故、災害が起こった場合は、政見放送のスケジュールが公職選挙法の規定により変更できない(振替日が設定できない)ため、FMで臨時ニュースや気象警報の発令および解除の知らせが行われる場合がある。

2011年3月14日5:00から7日間、東北地方太平洋沖地震東日本大震災)の関連ニュースを中心にEテレで放送した安否情報や避難者情報を優先的に差し替えながら終日ラジオ第1とのサイマル放送を行った。

その他[編集]

  • 一部の番組を除いて、オンエアされる楽曲が「ステラ」や一部の地方新聞に掲載されている。かつては各出版社から出ていたFM情報誌にも掲載されていた。
  • NHKオンライン」上の番組表では、前述番組表に加えてスペースの関係で掲載できなかった楽曲のプレイリストが過去30日間分検索できる。また2010年4月5日より、それまで総合テレビのみ対応していたローカル枠の別番組の情報を調べることが出来るようになった。
  • 民放FM局と同様ジングルが存在する。これは民放のような頻繁に流れるものではなく、特定の番組の冒頭で流される。ジャズ風やアジア系エスニック風、更には幼児の声と思しきアナウンスが入るもの、などの種類が存在し、基本となるメロディーがそれぞれのジャンルに合わせてアレンジされている。2001年頃はほとんどの番組の冒頭で流れていたが、2006年頃から減少傾向にある。NHKワールド・ラジオ日本でもFM放送の一部番組が時差放送される際に流れることがある。
  • 番組が正時を跨いで放送される場合は時報は放送されないことがほとんどで、時報に広告枠を持つことの多いJFNJFLMegaNetなど加盟の民放他局とは対照的である。
  • 初期の頃は一部のステレオ放送音楽番組の冒頭で、聴取者が左右の音声のバランス調整を取れるように音楽を流していた。これには、バッハ平均律クラヴィーア曲集第1巻から第24番のプレリュード(リコーダーによる演奏)などが用いられていた。
  • 竹中平蔵総務相時代の通信・放送の在り方に関する懇談会にて、最終報告としてFM放送の廃止が提案されたことがある。[24]

脚注[編集]

  1. ^ 初めの番組は、ベートーヴェン作曲の交響曲第9番「合唱」で、演奏は、ヴィルマ・リップ(ソプラノ)、 エリーザベト・ヘンゲン(アルト)、ユリウス・パツァーク(テノール)、 オットー・ヴィーナー(バス) 、ヤッシャ・ホーレンシュタイン指揮、 ウィーン・プロ・ムジカ交響楽団による、1933年にモノラルで録音された、米VOX原盤のLPレコードの再生によるものだった。 現在この音源は、コロムビアよりCDにて入手できる(CD番号:COCQ-84706)。
  2. ^ ただし、権利上の理由で同時配信されない番組が一部ある。
  3. ^ 編成はクラシック音楽などのハイカルチャー中心である
  4. ^ NHK-FMのタイムテーブルより。ラジオ番組表三才ブックス2010年春号より。
  5. ^ 全国戦没者追悼式典中継がある毎年8月15日など。この場合、ラジオセンターの空いているスタジオを使用。
  6. ^ もともとはラジオ第1放送が12時のニュースを挟んで放送する予定になっていたが、13:00から国会中継が編成されることになったため、放送波変更となった。
  7. ^ a b c d 千葉、埼玉、群馬、三重、奈良の各県は民放AM局も存在しない。なおこのうち奈良県は県域民放FM局も存在しないため、NHK-FMが唯一の県域ラジオ局である。
  8. ^ a b また、年数回は地上波の全部の放送を停止した日=日曜深夜があったため、その場合は深夜便のリレー放送もなかった。1998年4月 - 2000年3月は原則毎週日曜日、2000年4月 - 6月は第1・3日曜日、ならびに集中メンテナンス週間の実施日は放送休止として、それ以外を24時間放送としていた。2000年7月以後は放送休止日(メンテナンス週間を含む)は各局の任意となるが、これは地震台風豪雨などの天災が発生した場合の災害対策基本法や、テロなどの大規模な有事が発生した場合の諸法律の義務を履行するための措置。
  9. ^ ラジオ第1放送総合テレビも同様。ほとんどのFM放送の送信所は地上波のテレビと送信施設を共用しているため、それに合わせる場合も多いが、テレビ・FM別々の場合もある。基本として第1・3日曜深夜であるが、ところによって第2・4・5日曜深夜にも休止となる局がある。FM放送の休止時はVICS用のFM多重放送も休止となる。なおこの場合でもラジオ第1は通常放送をしているため、大型メンテナンスでない限りは両方の電波が休止することはない。直近では2012年3月18日深夜(3月19日未明)に富山局が設備全面点検によりテレビを含む地上波の全波が休止になったことがあった。
  10. ^ 以前はオリンピックやFIFAワールドカップはFMでも放送されていたが、聴取者の要望にこたえることとFM放送の役割を明確化するため、2006年からはラジオのオリンピックやFIFAワールドカップのスポーツ中継放送を中波のラジオ第1放送のみで行い、FM放送単独で「ラジオ深夜便」の放送が行われるようになった。
  11. ^ 特別編成の場合を除き、地上波の定時編成では初めて日またぎ放送が実現した。ちなみにラジオ第1放送1992年総合テレビ1993年から定時での日またぎ放送を開始。
  12. ^ 放送機器保守点検のための放送休止や混信等による中波難聴取地域対策として開始。ラジオ第1放送が定期メンテナンス=当時は毎月第2・4月曜と、年2回(春・秋)の集中メンテナンス週間の実施日に当たる場合、午前1時から5時までFMで補完放送。この場合放送終了時の国歌の演奏はなかった。
  13. ^ ただし2012年4月23日NHK放送センター東京都向け)のFMが東京タワーから東京スカイツリーに送信所が変更された際には、4:53より試験電波としてチェレスタが演奏された。
  14. ^ 2003年、呼出名称が「NHK+(設置場所の地名)+FM放送」の後に呼出符号をアナウンスする形式から、先に呼出符号を読み上げ、その後「NHK+(設置場所の地名)+FM放送」に変更されたことに伴い、識別信号のアナウンスも変更された(同様に、ラジオ第2放送などでも、従来の呼出名称の冒頭に「NHK」の文字が付け加えられた。ただし、大都市圏のFM単独局(千葉、横浜など)では以前から「JO□□-FM、NHK◆◆FM放送」のアナウンスもあった)なお、2010年2月1日正午前のコールサインの呼び出しは、翌月の「緊急警報放送の試験信号」の実施日変更の案内を放送したため、休止された。ラジオ第1放送も同様であった(放送聴取で確認済み)。また、2012年8月23日も第94回全国高等学校野球選手権大会の決勝および閉会式の中継を11:50から中断ニュースを休止して行った関係で正午前のコールサイン呼び出しアナウンスが休止された(元々はFMでの放送を予定していなかったが、ラジオ第1放送で13:00から国会中継が行われるため、番組編成の変更が生じたものである)。
  15. ^ 東京スカイツリーの予備送信所となる東京タワーを含めると528局。2012年度(※実際は2013年3月31日)に2局の中継局(設置場所は小笠原諸島の父島と母島)が新たに開局したため、529局(東京タワー予備送信所を含めると530局)に増えた。
  16. ^ NHKのホームページには掲載していないが、小笠原村の広報誌「小笠原村民だより 平成25年3月1日付(小笠原村総務課発行、PDF)[1]」に開局情報を掲載している。
  17. ^ これは、電電公社の各基地局間の音声伝送だけをFMステレオ用にデジタル化したもので、電電公社からNHK各局まではアナログ音声回線というものである(エフエム東京などの民放FM間も1980年にその回線が開通した際もこの方法であった)。PCMデジタル回線開設当初、デジタル伝送のプロセッサーはソニー製の特注品が使われ、技術フォーマットは、12ビット3折線量子化、サンプリング周波数32kHzというものだった。その後、光ファイバー等のデジタル伝送技術が進み、量子化ビット数は16ビット直線になった。
  18. ^ NHKの独自収録による初のPCMデジタル収録放送は1977年8月6日の東京ローカル番組での「リクエストアワー」で、内田光子ピアノによるハイドン作曲のピアノソナタだった。その後、1979年10月には、カラヤン指揮ベルリン・フィルの東京・普門館での公演の多くを、NHK放送技術研究所と三菱電機の共同開発によるPCMデジタル録音機(16ビット直線、サンプリング周波数:50.4kHz、固定ヘッド式、1/4インチオープンリールテープ使用、テープ速度:38cm/s、手切り編集可能)によって収録・放送。この内、10月21日に演奏されたベートーベン交響曲第9番「合唱」については、2003年9月26日ユニバーサル・ミュージックよりCD化され(CD番号:UCCG-9396)、その他の録音のほとんども、2008年にNHKソフトウェアーから期間限定販売にてCD化された。これを契機に、NHK交響楽団演奏会を初め、国内の演奏会のPCMデジタル収録が増えた。(初期のものとしては、NHK交響楽団の演奏会の一部、カール・ベーム指揮ウィーン・フィル1980年の来日公演などがあり、一部はCD化されている)
  19. ^ ラジオ第1放送、ラジオ第2放送、短波国際放送NHKワールド・ラジオ日本)の一部収録番組と、地上デジタルラジオ放送でもDATのメディアが使われていることがある。
  20. ^ ただし、「NHKきょうのニュース」はBGM自体、完全なステレオ音声である。
  21. ^ 旭川局では2012年2月6日から終日ステレオ放送に移行。
  22. ^ ラジオ第1が選抜高校野球中継放送のための振替放送。
  23. ^ 記録的短時間大雨情報、土砂災害警戒情報、竜巻注意情報、局地的な災害・気象警報の発令および解除。
  24. ^ 【AVWatch】2006年6月6日「総務省の通信・放送懇談会、地デジのIP再送信などを提言」

外部リンク[編集]