大田市

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おおだし
大田市
Flag of Oda Shimane.png
大田市旗
Symbol of Oda Shimane.svg
大田市章
2006年平成18年)4月1日制定
日本の旗 日本
地方 中国地方山陰地方
中国・四国地方
都道府県 島根県
団体コード 32205-9
面積 436.12km²
総人口 36,219
推計人口、2014年2月1日)
人口密度 83人/km²
隣接自治体 出雲市江津市
邑智郡川本町美郷町
飯石郡飯南町
市の木 うめ(1968年10月18日制定)
市の花 れんげつつじ(1983年11月4日制定)
市の魚 ひらめ(1993年11月2日制定)
大田市役所
所在地 694-0064
島根県大田市大田町大田ロ1111
北緯35度11分31.5秒東経132度29分57.7秒
外部リンク 大田市

大田市位置図

― 市 / ― 町 / ― 村

 表示ノート編集履歴 ウィキプロジェクト
石見銀山清水谷精錬所跡
温泉津温泉
三瓶山と浮布池

大田市(おおだし)は、島根県の中西部にある都市日本海に面している。石見地方内では、石東地域(石見東部地域)に位置し、大田市、浜田市益田市で石見三田(いわみさんだ)と呼ばれる。隣接する出雲市と共に県中部の中心地域となっている。2007年に「石見銀山遺跡とその文化的景観」が世界遺産に登録された。

概要[編集]

人口[編集]

Demography32205.svg
大田市と全国の年齢別人口分布(2005年) 大田市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 大田市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
大田市(に該当する地域)の人口の推移
1970年 51,475人
1975年 49,433人
1980年 49,570人
1985年 49,277人
1990年 47,291人
1995年 44,953人
2000年 42,573人
2005年 40,703人
2010年 38,069人
総務省統計局 国勢調査より

地理[編集]

大田市の大半は旧安濃郡と旧邇摩郡である。但し大田市祖式町、大代町新屋・大家(新屋地区、大家本郷地区、北佐木地区の一部)はかつての邑智郡、大田市山口町山口・佐津目は、昔の出雲国(旧簸川郡)にあたる。

  • 主な山岳: 三瓶山(標高1126.2M)、大江高山(標高808M)、鶴降山(標高538.1M)、仙山(標高537.5M)
  • 主な池沼: 浮布池(三瓶町)、姫逃池(三瓶町)、室ノ内池(三瓶町)、上野池(大田町)、徳田池(富山町)
  • 主な河川

隣接する自治体[編集]

歴史[編集]

神話の地[編集]

日本書紀』によれば素戔嗚尊(スサノオ)は息子の五十猛命(イタケル)、娘の大屋津姫命(オオヤツヒメ)、抓津姫命(ツマツヒメ)とともに新羅から出雲へと渡るが、その上陸地点は大田市仁摩町から五十猛町にかけての海岸であったのではないかとする説がある。現在でも「韓島」(仁摩町)や「韓郷山」(五十猛町)といった地名が残っており、五十猛町や大屋町の地名は五十猛命や大屋津姫命に因むものである。また、静間町には国造りにおいて大国主命(オオクニヌシ)と少彦名命(スクナビコナ)が国造りの際に仮住まいとしたという静之窟がある。

一方、市東部に位置する三瓶山は古くは「佐比売山」と呼ばれ、『出雲国風土記』の国引き神話において「火神岳」(大山)とともに島根半島を引き寄せて繫ぎ止めた杭であるという。

石見銀山遺跡[編集]

市域西部の大森戦国時代から江戸時代にかけて日本最大の銀山とされた石見銀山の地である。1526年大内氏の支援によって博多の神谷寿貞が開発に成功した。その後、大内氏やその後継である毛利氏出雲尼子氏の間で銀山争奪戦が繰り返された。江戸時代には幕府直轄領(天領)となり、石見銀山領が置かれた。江戸期にほぼ掘り尽し、1920年代には完全に閉山した。2007年に「石見銀山遺跡とその文化的景観」として世界遺産に登録された。

年表[編集]

行政[編集]

市長[編集]

  • 竹腰創一
    • 市長職務執行者(新市長選出まで):熊谷國彦(旧大田市長)
  • 歴代大田市長(旧制)

議会[編集]

  • 議員定数:24人 欠員:なし

行政機構[編集]

  • 市長
    • 副市長
      • 総務部
      • 市民生活部
      • 産業振興部
      • 建設部
      • 上下水道部
      • 消防部
    • 出納室
  • 教育委員会

公共機関[編集]

警察機関[編集]

消防機関[編集]

医療機関[編集]

文化施設[編集]

体育館[編集]

  • 大田総合体育館

図書館[編集]

  • 大田市立大田市中央図書館
  • 大田市立仁摩図書館
  • 大田市立温泉津図書館

姉妹都市・提携都市[編集]

教育[編集]

大学[編集]

  • 島根大学生物資源科学部附属生物資源教育研究センター森林科学部門三瓶演習林

高等学校[編集]

中学校[編集]

小学校[編集]


学校教育以外の施設[編集]

経済・産業[編集]

主要産業として農業、畜産業、水産業(漁業、水産加工業)、瓦製造業(石州瓦)、観光業などがある。

農業[編集]

  • JA石見銀山

漁業[編集]

  • 波根東漁港
  • 柳瀬漁港
  • 鳥井漁港
  • 和江漁港
  • 五十猛漁港
  • 仁万漁港
  • 友漁港
  • 湯里漁港
  • 日祖漁港
  • 温泉津漁港
  • 湯戸漁港
  • 今浦(福浦)漁港


金融業[編集]

商業[編集]

大田市駅前、ファミリーデパートパル
大田市駅前、県道30号

本社を置く主要企業[編集]

工場・営業所を置く主要企業[編集]

交通[編集]

鉄道[編集]

バス[編集]

路線バス[編集]

高速バス[編集]

道路[編集]

自動車専用道路[編集]

国道[編集]

県道[編集]

観光[編集]

名所・旧跡・景勝地[編集]

  • 石見銀山世界遺産
  • 三瓶小豆原埋没林公園(三瓶町)
  • 静之窟(静間町)
  • 龍巌のノウゼンカズラ(仁摩町大国)
  • 琴ヶ浜 - 仁摩町馬路にある鳴り砂の海岸
  • 清滝 - 久手町刺鹿の江谷川上流にある滝
  • 掛戸松島 - 久手町刺鹿にある一本松の立つ奇岩
  • 櫛島
  • 鬼岩 - 大田市大屋町鬼村に位置する鬼岩は、高さ約15m、幅が約15mで、崖というよりも全体が突出した岩体です。 側面にタフォニが5つ並んでいることから、鬼が運んできて積み上げたという伝説や、鬼石(おにいわ)」と書くのは、この大きな石には、神が宿る〟とする、縄文時代以前にもさかのぼる巨石信仰のシンボルとされる意味など...

博物館・資料館[編集]

寺社[編集]

  • 物部神社 - 石見国一宮
  • 喜多八幡宮
  • 南八幡宮
  • 清水寺
  • 羅漢寺
  • 佐比売山神社 - 大田市三瓶町多根イ305番
  • 大元神社 - 大田市温泉津町萩村842番
  • 大年(おおどし)神社 - 大田市大屋町鬼村681番 / 大田市静間町静間1641番
  • 山辺八代姫(やまべやじろひめ)神社 - 大田市久利町久利1499
  • 大屋姫(おおやひめ)神社 - 大田市大屋町大屋254
  • 金比羅神社(こんぴらじんじゃ) - 大田市温泉津町
  • 大国主(おおぐにぬし)神社 - 大田市仁摩町大国1055
  • 五十猛(いそたけ)神社 - 大田市五十猛町湊183 / 大田市五十猛町2348
  • 韓神新羅(からかみしらぎ)神社 - 大田市五十猛町219番の1
  • 韓島(からしま)神社 - 太田市五十猛町大浦
  • 静間(しずま)神社 - 大田市静間町静間1765番
  • 城上(きがみ)神社 - 大田市大森町イ-1477
  • 白石(しらいし)神社大田市仁摩町大国
  • 霹靂神社(びゃくらく) - 大田市温泉津町湯里1684
  • 刺鹿神社(さつか) - 大田市久手町刺鹿1475

温泉・温泉施設[編集]

名水[編集]

祭事・催事[編集]

  • 天領さん(毎年8月上旬)
  • 彼岸市「中日つぁん」(毎年春分の日・秋分の日)
  • にまごいせ祭
  • ゆのつ温泉夏祭り
  • 隆慶祭
  • 三瓶高原クロスカントリー大会
  • 五十猛海と山のふれあい祭
  • 石見銀山陶器まつり
  • てくてく市
  • しずま菜の花まつり
  • とんど&凧あげまつり

コンサート・コンベンション施設[編集]

名物・特産品[編集]

伝統芸能[編集]

  • 石見神楽
    • 大屋神楽社中
    • 土江子ども神楽団
  • シッカク踊り
  • 小笠原流田植囃子
  • 高野聖

大田市を舞台とした作品[編集]

大田市出身の有名人[編集]

行政区画[編集]

  • 朝山町(朝倉、仙山)
  • 五十猛町
  • 大代町(大家、新屋)
  • 大田町(大田、野城、吉永)
  • 大森町
  • 大屋町(大国、大屋、鬼村)
  • 川合町(忍原、川合、吉永)
  • 久手町(刺鹿、波根西、)
  • 久利町(市原、久利、佐摩、戸蔵、松代、行恒)
  • 三瓶町(池田、上山、小屋原、志学、多根)
  • 静間町
  • 祖式町
  • 富山町(神原、才坂、山中)
  • 鳥井町(鳥井、鳥越)
  • 長久町(稲用、土江、長久、延里)
  • 仁摩町(天河内、大国、宅野、仁万、馬路)
  • 波根町
  • 水上町(荻原、白坏、福原、三久須)
  • 山口町(佐津目、山口)
  • 温泉津町(井田、今浦、太田、荻村、上村、小浜、西田、飯原、福田、福光、湯里、温泉津、吉浦)

合併後の住所表記[編集]

2005年10月1日の合併により、新制による大田市が発足した。このため、住所表記が以下の通り変更された。また、大字は表示しない。

  • 旧大田市は従前のとおり(元々「大字」は付かない)。
  • 旧温泉津町は以下の通りとする。
    • 大字がある場合は「邇摩郡温泉津町(まち)××大字△△」→「大田市温泉津町(ちょう)△△」とする(「大字」を外す)。
    • 大字がない場合は「邇摩郡温泉津町(まち)温泉津」→「大田市温泉津町(ちょう)温泉津」とする(「大字」を外す)。
  • 旧仁摩町は「邇摩郡仁摩町大字△△町」→「大田市仁摩町△△」とする(「大字」を外す)。
-例-
  • 島根県大田市△△ → 島根県大田市△△
  • 島根県邇摩郡温泉津町(まち)井田大字△△ → 島根県大田市温泉津町(ちょう)△△
  • 島根県邇摩郡温泉津町(まち)福波大字△△ → 島根県大田市温泉津町(ちょう)△△
  • 島根県邇摩郡温泉津町(まち)湯里大字△△ → 島根県大田市温泉津町(ちょう)△△
  • 島根県邇摩郡温泉津町(まち)温泉津大字△△ → 島根県大田市温泉津町(ちょう)△△
  • 島根県邇摩郡温泉津町(まち)温泉津 → 島根県大田市温泉津町(ちょう)温泉津
  • 島根県邇摩郡仁摩町大字△△ → 島根県大田市仁摩町△△
-例外-
  • 島根県大田市祖式町祖式 → 島根県大田市祖式町

脚注[編集]

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  1. ^ 【山陰道】仁摩・温泉津道路(湯里IC〜石見福光IC間)が平成26年3月15日(土)に開通します! 〜県央地域で初めて山陰道が開通します〜 国土交通省 中国地方整備局 松江国道事務所 2014年1月22日付

関連項目[編集]

外部リンク[編集]