飯石郡
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飯石郡(いいしぐん)は島根県の郡である。人口5,550人、面積242.84km²、人口密度22.9人/km²。(2009年6月1日、推計人口)
以下の1町を含む。
- 飯南町(いいなんちょう)
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[編集] 由来
『出雲国風土記』によれば、伊毘志都幣命(いひしつべのみこと)という神がこの地に鎮座していたことに因むという。
[編集] 沿革
律令制の施行により制定されたと考えられる。郡家は多禰郷にあった。
[編集] 奈良時代
天平5年(733年)2月30日に成立したとされる『出雲国風土記』には7つの郷の内に19の里があったと記され、以下の郷の記載がある[1]。波多郷と来嶋郷にはそれぞれ2つの里が、他の5つの郷にはそれぞれ3つの里があった。
- 熊谷郷
- 現在の雲南市三刀屋町上熊谷、下熊谷、木次町上熊谷、下熊谷辺り。
- 三屋郷
- 三刀矢郷から神亀3年(726年)に改名した。現在の雲南市三刀屋町三刀屋、伊萱、給下、古城、高窪、里房、殿河内、粟谷、根波別所辺り。
- 飯石郷
- 伊鼻志郷から神亀3年(726年)に改名した。現在の雲南市三刀屋町多久和、神代、中野、六重、吉田町川手、深野、曽木辺り。
- 多禰郷
- 種郷から神亀3年(726年)に改名した。現在の雲南市三刀屋町乙加宮、坂本、須所、掛合町多根、松笠、掛合、入間、吉田町吉田辺り。
- 須佐郷
- 現在の出雲市佐田町須佐、反辺、原田、大呂、大川、雲南市掛合町穴見辺り。
- 波多郷
- 現在の雲南市掛合町波多、飯石郡飯南町志津見、八神、角井、獅子、長谷辺り。
- 来嶋郷
- 現在の飯石郡飯南町頓原、上来島、下来島、佐見、野萱、真木、赤名、上赤名、下赤名辺り。
[編集] 町村制以降
- 明治22年4月1日 町村制施行(16村)
- 明治29年2月20日 須佐村が東須佐村と西須佐村に分割された。(17村)
- 昭和3年11月1日 三刀屋村が町制施行して三刀屋町となった。(1町16村)
- 昭和9年8月1日 赤名村が町制施行して赤名町となった。(2町15村)
- 昭和16年11月3日 一宮村が三刀屋町と簸川郡上津村に分割編入された。(2町14村)
- 昭和24年4月29日 頓原村が町制施行して頓原町となった。(3町13村)
- 昭和26年
- 4月1日 掛合村・多根村・松笠村が合併して掛合村となった。(3町11村)
- 8月1日 掛合村が町制施行して掛合町となった。(4町10村)
- 昭和28年
- 4月1日 赤名町と邑智郡谷村が合併して赤名町となった。
- 11月10日 東須佐村と西須佐村が合併して須佐村となった。(4町9村)
- 昭和29年
- 1月20日 三刀屋町・飯石村・鍋山村・中野村が合併して三刀屋町となった。(4町6村)
- 11月3日 吉田村・田井村が合併して吉田村となった。(4町5村)
- 昭和30年4月1日 掛合町と波多村が合併して掛合町となった。(4町4村)
- 昭和31年6月10日 須佐村と簸川郡窪田村が合併して簸川郡佐田町となった。(4町3村)
- 昭和32年
- 1月1日 赤名町と来島村が合併して赤来町となった。(4町2村)
- 2月1日 頓原町・志々村が合併して頓原町となった。(4町1村)
- 平成16年(2004年)11月1日 (2町)
- 掛合町(かけやまち) - 新設合併し雲南市へ。
- 三刀屋町(みとやちょう) - 新設合併し雲南市へ。
- 吉田村(よしだむら) - 新設合併し雲南市へ。
- 平成17年(2005年)1月1日 (1町)
- 赤来町(あかぎちょう) - 新設合併し飯南町へ。
- 頓原町(とんばらちょう) - 新設合併し飯南町へ。
[編集] 参考文献
- 沖森卓也、佐藤信、矢嶋泉 編著『出雲国風土記』 2005年 山川出版社 ISBN 978-4-634-59390-9
- 島根県地域振興部市町村課編『島根県の地名鑑』第8次改訂版 2007年 ハーベスト出版
- 関和彦『『出雲国風土記』註論』 2006年 明石書店 ISBN 4-7503-2376-4
[編集] 注釈
- ^ 比定地名は2009年現在のもの。郷域の比定は関(2006)を参考にした。
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