西宮市

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西宮市
にしのみやし
日章旗 日本
地方 近畿地方
都道府県 兵庫県 阪神南県民局
団体コード 28204-9
面積 99.96km²
※境界未定部分あり
総人口 478,802
推計人口、2008年9月1日)
人口密度 4,790人/km²
隣接自治体 尼崎市伊丹市宝塚市
神戸市芦屋市
市の木 クスノキ
市の花 サクラ
他のシンボル -
西宮市役所
所在地 〒662-8567 兵庫県
西宮市六湛寺町10番3号
電話番号 0798-35-3151
外部リンク 西宮市

西宮市位置図(兵庫県)

:政令指定都市 / :市 / :町
特記事項:
世帯数:200,425世帯(2007年11月1日)
外国人登録数:6,895人(2003年12月末日)
観光客総数:115,87千人(2003年度)
テンプレート (ノート 解説) 日本の市町村PJ

西宮市(にしのみやし)は、兵庫県南東部にある中核市保健所政令市の一つ。

目次

[編集] 概要

大阪市神戸市の閑静なベッドタウン。2005年4月1日の推計人口で尼崎市を抜き兵庫県第三位の都市となり、同日に市制80周年を迎えた。

阪神甲子園球場の所在地で、かつてはプロ野球阪急ブレーブスの本拠地である西宮球場もあった。市中心部に西宮神社(通称「えべっさん」)があり、戎祭り(十日ゑびす)が毎年行われ、開門後に最も早く本殿に到達した人をその年の一番福に認定する「福男選び」の神事がある。

現在中南部の阪急西宮北口駅周辺などで市街地の開発が進んでおり、阪神間の新たな核として発展することが期待されている。阪神間モダニズム文化圏の中央に位置し、周囲の各市とともに日本有数の高級住宅街として名高く、財界人、文化人などの邸宅が建ち並ぶ。また大学、短大が十以上存在する文教都市でもある。2006年6月12日に推計人口が47万人を超えた。

[編集] 地理

西宮市は兵庫県の南東部の阪神地域(神戸と大阪の中間地)に位置しており、南部の市街地からは大阪・神戸の両都心へ電車(阪急・阪神・JR)の利用により15分程度、北部の塩瀬地区からも電車(JR)利用により30分程度で行ける大変便利な場所に位置している。

市内北部の山地と南部の平野に分かれており、南部で大阪湾に面している。埋立地が3ヶ所ある。瀬戸内海国立公園六甲山地区の一部を含んでいる。

  • 市域:東西約14.2km、南北約19.2km
  • 市の位置
    • 東端:東経135度23分00秒、北緯34度43分22秒
    • 西端:東経135度13分50秒、北緯34度49分32秒
    • 南端:東経135度21分50秒、北緯34度41分22秒
    • 北端:東経135度17分40秒、北緯34度51分42秒
  • 最高地:898.6m(鉢巻山山頂)、最低地:-0.6m

[編集] 気候

気候では北部と南部とでは大きく異なるが、南部では年間降水量1500mmで、大阪湾に流れ込む暖流の影響でそれほど下がらずに年平均気温16度程度と大変過ごしやすい気候の中にある。市内全体では瀬戸内海式気候となっている。

[編集] 河川

一級河川準用河川はなし。二級河川が6水系17河川ある。

  • 二級河川
    • 武庫川水系・武庫川:川幅が広く、市内流域の多くが他市との市境になっている。
    • 夙川水系・夙川夙川公園を流れる自然豊かな川。平成15年度の水質改善率が全国2位である。
    • 新川水系
    • 東川水系
    • 洗戎川水系
    • 堀切川水系

[編集]

  • 甲山:西宮市の象徴といえる丸い山。標高309.4m。

[編集] 隣接する自治体

尼崎市伊丹市宝塚市神戸市北区芦屋市

[編集] 歴史

古代、西宮市には南部の大部分に入海が出来ており、入海が完全に埋まったのは中世後期頃と考えられている。弥生時代には遺跡古墳時代には古墳が多く作られている。奈良時代以前に廣田神社平安時代淳和天皇勅願寺として空海により鷲林寺が創建(833年)されたほか、神呪寺などの社寺が開かれる。西宮神社の門前に開けた西宮は14世紀には市場が設けられて商業の中心となり、西国街道中国街道の交流地であることから宿場町としても栄えた。

室町時代には西宮の名産である旨いが知られ、都の人々に好まれていった。その後、酒作りは江戸時代に本格的に始まり、一時は他地区に抜かされそうになったが、「宮水」の発見により、優れた酒を造れるようになった。工場制手工業が導入され、酒は西宮港から樽廻船を用いて江戸にも運ばれるようになり、大変好まれた。近代になると、酒造会社が多く作られ、現在に至っている。

17世紀以降には新田開発がはじまり、水を引くための用水路を作るのに村の間で争いが起こる。また農業(米・菜種など)や漁業(鯛など)も発達していった。

その後近代になり、官営の大阪神戸間鉄道(現、JR西日本東海道本線JR神戸線)、阪鶴鉄道(現、福知山線・JR宝塚線)、阪神電気鉄道(現、本線など)、阪神急行電鉄(現、阪急神戸線ほか)、阪神国道電軌(後の阪神国道線、1975年廃止)が開通し発達していく。特に、大阪と神戸のほぼ中間にあるという立地的な強みから、大正期から積極的に住宅開発が行われ、阪神間モダニズム(1905年~1940年)と呼ばれるライフスタイルが生まれる。現在その中でも、「甲東園」・「甲子園」・「甲陽園」・「苦楽園」・「香櫨園」・「甲風園」・「昭和園」は総称して『西宮七園』と呼ばれ、いずれも高級住宅街として知られている。

なお「西宮」の名は、廣田神社を中心とするこの辺りの神社群が平安京京都)から西国方向を目指す街道上にある神社として、そう呼ばれるようになったことに因んでおり、古くは尼崎市から神戸市一帯にまたがる同神社の神郷一帯の総称とされていた。戎社(現:西宮神社)もかつては廣田神社の境外摂社扱いであった。

その後、明治中期の町村制施行により一時は廣田神社が武庫郡大社村、戎社が西宮町に属するようになったが、大正期における西宮の単独市制施行の後、大社村は昭和期に同市へ編入され、現在に至っている。

[編集] 沿革

明治以降の歴史

[編集] 行政

西宮市役所
西宮市役所

[編集] 行政機構

  • 市長
  • 助役(2名)
    • 総合企画局
      • 企画総括室
      • 行政経営改革部
      • 文化まちづくり部
      • 国体担当部
      • 情報政策部
      • 市長室
    • 総務局
      • 総務総括室
      • 国勢調査担当部
      • 人事部
      • 財務部
      • 税務部
      • 施設部
      • 競輪訴訟担当部
    • 市民局
      • 市民総括室
      • 市民部
      • 人権推進部
      • 経済部
    • 健康福祉局
      • 福祉総括室
      • 長寿社会部
      • 福祉部
      • 保健所
      • わかば園


    • 環境局
      • 環境総括室
      • 環境緑化部
      • 環境事業部
      • 環境施設部
    • 都市局
      • 都市総括室
      • 都市計画部
      • 都市整備部
      • 住宅部
    • 土木局
      • 土木総括部
      • 土木管理部
      • 道路部
      • 下水道部
    • 中央病院
      • 管理部
    • 会計室
      • 収入役・副収入役
    • 消防長・消防局
      • 総務部
      • 消防部
      • 西宮消防署
      • 鳴尾消防署
      • 瓦木消防署
      • 北消防署


    • 水道局
      • 水道総括室
      • 工務部
      • 施設部
    • 議会・各種行政委員会
      • 監査委員
      • 選挙管理委員会
      • 公平委員会
      • 農業委員会
      • 議会事務局
    • 教育委員会
      • 教育総括室
      • 施設部
      • 社会教育部
      • 学校教育部
      • 総合教育センター

[編集] 行政区分・支所

西宮市には本庁を初めとして6つの支所があり、業務を地域ごとに分担している。

  • 本庁地区:27.97k㎡
  • 鳴尾地区: 9.54k㎡
  • 瓦木地区: 5.44k㎡
  • 甲東地区: 8.88k㎡
  • 塩瀬地区:24.64k㎡
  • 山口地区:23.79k㎡

[編集] 財政

西宮市は阪神・淡路大震災後やバブル経済の影響により同じく深刻な被害を受けた神戸市、尼崎市、芦屋市などとともに財政は悪化し、財政を建て直すために2度の行財政改善実施計画を行い財政削減を行っており、平成17年度より第3次行財政改善実施計画を行っている。

第3次行財政改善実施計画としては、市長・議員などの特別職の報酬や職員の給料の減額、職員数の減員などを行い、また特別職・職員のその他の手当ても見直しが行われている。それ以外にも外郭団体、支所・サービスセンターの見直しのほか、地域情報誌、保育サービス、敬老事業、民間委託などについても見直しが行われている。 しかし、関東中核市をも上回る好調な人口増加や全国ベスト10に入る豊かな市民所得、甲子園や西宮えびす神社などの 豊富な集客施設、昨今の景気回復などにより財政状況は順調に回復に向かっている。  

  • 平成18年度西宮市予算
    • 一般会計:1,582億0,843万8千円 (前年比3.2%増)
    • 特別会計:1,106億8192万4千円 (前年比4.7%増)
    • 企業会計:215億9,051万円 (前年比1.2%減)
    • 合計:2,904億8,087万2千円 (前年比3.4%増)


  • 中核市問題
    西宮市は中核市への移行(人口50万人に達していない都市は面積100km2以上)を目指していた。しかし、市の境界問題があり、国土地理院による西宮市の公表面積は境界問題が起こる以前の1987年に発表した98.52km2が最後であり、市は埋立地面積を加えて100.18km2を主張するが、国土地理院公表値でしか運用できないため移行が滞っていた。しかし、第28次地方制度調査会で「面積要件については廃止することが適当」とされ、2006年6月7日に地方自治体法の改正・施行により正式に中核市都市候補となった。2007年11月16日の閣議で中核市への移行が決定し、2008年4月1日に中核市となった。
  • 情報化進展度
    日経BP社が、アンケート調査を基に市区町村の情報化進展度を比較する「e-都市ランキング 2005」で西宮市が全国2091市区町村でトップとなった(『日経パソコン』2005年7月25日号で発表)。使いやすいウェブサイトや独自の被災者システム、ITによる防災対策など多くの分野において情報化を進めている事が評価されている。また「e-都市ランキング 2006」(『日経パソコン』2006年7月20日号で発表)においても全国1613市区町村のなかでもトップとなり2年連続首位となった。
    情報セキュリティの認証基準である、ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)の認証、および英国規格のBS7799-2を2006年3月(国内の地方公共団体として6番目)に取得している。

[編集] 歴代市長

  1. 紅野太郎:1925年(大正14年)8月13日 - 1933年(昭和8年)8月12日
  2. 蔭山品次:1933年(昭和8年)12月21日 - 1938年(昭和13年)12月3日
  3. 松尾園治:1938年(昭和13年)12月4日 - 1942年(昭和17年)12月3日
  4. 中松亀太郎:1943年(昭和18年)1月11日 - 1946年(昭和21年)2月4日
  5. 辰馬夘一郎:1946年(昭和21年)3月2日 - 1959年(昭和34年)4月29日
  6. 田島淳太郎:1959年(昭和34年)4月30日 - 1963年(昭和38年)4月29日
  7. 辰馬龍雄:1963年(昭和38年)4月30日 - 1975年(昭和50年)4月29日
  8. 奥五一:1975年(昭和50年)4月30日 - 1980年(昭和55年)10月7日
  9. 八木米次:1980年(昭和55年)11月23日 - 1992年(平成4年)11月22日
  10. 馬場順三:1992年(平成4年)11月23日 - 2000年(平成12年)11月22日
  11. 山田知:2000年(平成12年)11月23日 -

[編集] 市議会

  • 定数45名
  • 議長:草加智清(蒼志会、5期目)
  • 副議長:川畑和人(公明党議員団、3期目)

[編集] 官公署

[編集] 都市宣言

上ヶ原地区が、昭和26年東京都国立市に次いで日本で二番目(西日本初)に文教地区に指定される。

[編集] 産業・経済

西宮市の産業は第3次産業の割合が多い。

  • 産業別就業人口(平成12年国勢調査
    • 第一次産業:650人(0.3%)
      • 農業:0.3%
    • 第二次産業:47,919人(23.1%)
      • 建設業:8.0% 
      • 製造業:15.1%
    • 第三次産業:154,073人(74.3%)
      • 電気・ガス・熱供給・水道業:0.9%
      • 卸売・小売業・飲食店:7.0%
      • 金融・保険業:25.3%
      • 不動産業:4.8%
      • サービス業:30.9%
      • 公務:3.0%

[編集] 農業

農業では市内は大部分が市街地に位置しており、農業を取り巻く環境が厳しく、年々減少傾向にある。しかし周辺に大消費地があり、農作物の中では野菜(軟弱野菜が中心となる)の生産高が9割以上を占めている。

  • 農業産出額(平成14年度)
    • 米:0.94億円
    • 野菜:10.51億円
    • 果実:0.18億円
    • その他:0.20億円
  • 農産物作付けのべ面積(平成14年度)
    • 稲:82ha
    • ねぎ:47ha(県内1位)
    • ほうれんそう:30ha
    • しゅんぎく:22ha
    • 合計:271ha

尚、耕地面積は163haである。

[編集] 工業

工業では飲食料品(特に伝統産業の清酒)を中心に軽工業・重工業まで発達している。阪神工業地帯の一角も担っている。なお、製造品出荷額等は県下8位(平成13年)である。 また、北方の山口町地区には、阪神流通センターが形成されている。

[編集] 名産品

  • 清酒 灘五郷のうちの西宮郷、今津郷を発祥とし、大手・中小の清酒メーカーの本社や工場が集中している。
特に清酒に使われる水は「宮水」といって、六甲山地より来る伏流水であり、浅井戸から汲み上げられ使用されている。ただ、西宮市でとれる井戸水全てが宮水ではなく、清酒作りに適している宮水がとれるのは、市内でも南部エリア(特に国道43号線以南)のごく一部のみである。かつて、国道43号線、阪神高速の建設計画が明らかになったとき、近隣の酒造メーカーから猛反発を受けた。そのため水脈に当たる部分のスパンを長くするという設計に変更されたが、これにより強度のある構造物を作る必要に迫られ、阪神大震災ではその区間が倒壊を免れるという「けがの功名」もあった。
また宮水は環境省によって名水百選に選ばれている。
  • 名塩和紙(重要無形文化財・兵庫県伝統的工芸品)
  • 竹細工(兵庫県伝統的工芸品)
  • 和ろうそく(兵庫県伝統的工芸品)

[編集] 市内の主な企業

本社がある企業 ※は上場企業
事業所・工場がある企業

[編集] 地域

[編集] 人口

西宮市と全国の年齢別人口分布図(比較) 西宮市の年齢・男女別人口分布図
紫色は西宮市
緑色は日本全国
青色は男性
赤色は女性
1980年 410,329人
1985年 421,267人
1990年 426,909人
1995年 390,389人
2000年 438,105人
2005年 465,337人
総務省統計局 / 国勢調査2005年

[編集] 健康

  • 平均年齢:40.36歳

[編集] コミュニティメディア

  • コミュニティ情報誌
    • 「宮っ子」:市民の地域情報誌として地元市民によって隔月(2005年末までは毎月)発行されている。全市版と市内25地域の地域版がある。1979年10月以来25年にわたり発行されており、発行部数は年間108万部にものぼる(西宮市HPデータ)。

[編集] 主な病院

[編集] 商業施設

この他、2008年秋頃、阪急西宮スタジアム跡地に阪急百貨店を核とする大型商業施設阪急西宮ガーデンズが開業予定。

[編集] 教育

[編集] 学校教育

  • 現在、市内ではマンション開発などにより、人口の増加ともに児童数が急増しており、小学校の一部の校区では教室不足が起こっているためにマンション開発規制がかけられている箇所がある。
  • 高等学校の普通科に限り「総合選抜方式」の入試方式を採用している。これは、生徒の出身地区により進学先高校が指定されているもので、公立小中学校の学区制度と同じである。その為、幼児から高校まで同級生である生徒が少なくない。また、高校進学で不合格になることは滅多に無い為、西宮市の公立高校間のレベルの差はほとんどない。
※ただし「総合選抜方式」は2009年度から廃止される予定。

[編集] 小中学校
  • 神戸市内に通学することとなる公立小中学校区:校区一覧

[編集] 高等学校

[編集] 大学・短期大学

[編集] 特別支援学校

[編集] 社会教育

大谷記念美術館
大谷記念美術館
辰馬考古資料館
辰馬考古資料館

[編集] 博物館美術館

西宮市を含む阪神間は全国で最も私立美術館の密集するエリアのひとつである。

[編集] 図書館
  • 中央図書館
  • 北口図書館
  • 北部図書館
  • 鳴尾図書館
  • 越木岩・段上・上ヶ原・高須・甲東園分室
  • 移動図書館「いずみ号」

[編集] 公民館

市内に下記の24ヵ所あり。
中央・鳴尾・鳴尾東・南甲子園・今津・山口・上甲子園・大社・甲東・塩瀬・春風・夙川
浜脇・用海・学文・若竹・瓦木・段上・高須・神原・越木岩・高木・上ヶ原・西宮浜

[編集] 主なホール
  • 兵庫県立芸術文化センター
  • 西宮市民会館・アミティホール
  • 勤労会館
  • プレラホール
  • フレンテホール
  • 甲東ホール
  • 西宮東高校ホール(なるお文化ホール)

[編集] スポーツ施設

[編集] 姉妹・友好都市

[編集] 国内交流都市

[編集] 国際交流都市

[編集] 交通

[編集] 鉄道

[編集] バス路線

[編集] 高速バス

大阪空港関西国際空港発着のバスとトワイライト神戸号は市街地へ、その他の高速バスは市北部にある高速道路上のバスストップに停車する。