安田真理

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安田 真理
やすだ まり
生年月日 (1978-07-19) 1978年7月19日(45歳)
出生地 日本の旗 日本 石川県金沢市
出身校 金沢大学教育学部卒業
法政大学大学院社会学研究科修了
前職 フリーアナウンサー
国会議員秘書[1]
所属政党旧立憲民主党→)
立憲民主党

杉並区旗 東京都杉並区議会議員
当選回数 1回
在任期間 2023年5月1日 - 現職
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安田 真理(やすだ まり、1978年7月19日 - )は、日本政治家フリーアナウンサー立憲民主党所属の東京都杉並区議会議員(1期)。フリーアナウンサーとしてはエス・オー・プロモーション所属。

来歴[編集]

石川県金沢市出身。石川県立金沢二水高等学校を経て、2002年3月、金沢大学教育学部保健体育コース卒業。同年から4年間、NHK富山放送局にて契約キャスターとして勤務。

契約満了後、帰郷し2006年石川テレビに入社、2012年3月31日をもって同社を退職。

石川県内の地上デジタル放送推進大使ではただ一人の地元出身者であった。ただ、仕事の都合によっては同僚に代役を任せる場合もあった。

女優として脚本・鈴木三世、磐木大、中島彰則、演出・黒田アーサー『バイオハザードカフェで朝食を』に出演。

2018年、法政大学大学院社会学研究科修士課程(メディアコース)修了[2]

2019年2月17日の神戸新聞朝刊にて、7月に行われる第25回参議院議員通常選挙において立憲民主党公認候補として兵庫県選挙区(改選数3)から立候補することが報道された[3]。選挙戦では連合兵庫の推薦も受け[4]、434,846票を獲得したが、次点の4位で落選となった。落選後、水岡俊一[注 1]の秘書に就任した[5]

2020年3月、立憲民主党の衆議院兵庫県第7区総支部長に就任し、次期衆院選での立候補が内定した[6]。同年9月29日、旧立憲民主党と旧国民民主党の合流新党である「立憲民主党」は常任理事会を開き、安田を次期衆院選兵庫7区公認候補に内定した[7]

2021年10月31日、第49回衆議院議員総選挙で小選挙区では3位に終わり、重複立候補していた比例近畿ブロックでも比例復活には及ばず落選した。落選後、兵庫7区総支部長の職を返上し、吉田晴美の公設第一秘書に転じた。

2023年4月23日執行の杉並区議会議員選挙に立憲民主党公認で立候補し[8]、トップ当選となった[9]

人物[編集]

  • 実家は金沢市の西南塾運営(閉業)。弟が居る。
  • 特技は1歳から始めたスキーで、国民体育大会冬季大会に8回出場した[10]。社会人になってからもアルペン大回転成年女子Bの部で地元石川県代表として2007年から3年連続で出場しており、成績は37位(2007年)、35位(2008年)、36位(2009年)である。以前は回転が得意だったが、最近は大回転が得意である。

担当番組[編集]

やすだ まり
安田 真理
プロフィール
出身地 日本の旗 日本 石川県金沢市
生年月日 (1978-07-19) 1978年7月19日(45歳)
血液型 O型
最終学歴 金沢大学教育学部卒業
法政大学大学院社会学研究科修了
所属事務所 エス・オー・プロモーション
職歴 NHK富山放送局(2002年-2006年)
石川テレビ(2006年-2012年)
出演番組・活動
出演中 本文参照
出演経歴 本文参照
NHK富山放送局
石川テレビ
戸部洋子フジテレビ)・牧尾結衣テレビ西日本)・竹下佳奈(元山陰中央テレビ)・デーブ・スペクターなどと共演。
※FNS27局対抗!三輪車12時間耐久レースO-1グランプリ2010の参加ドライバーとして出演。このため、「アナログ放送終了1年前及び珠洲市アナログ放送終了」関連のイベントは小坂知里に代役を任せた。
フリー
ラジオ

その他活動歴[編集]

政策・主張[編集]

憲法[編集]

  • 憲法改正について、2019年、2021年のアンケートで「どちらとも言えない」と回答[11][12]
  • 憲法9条への自衛隊の明記について、2021年のアンケートで「反対」と回答[13]
  • 憲法を改正し緊急事態条項を設けることについて、2021年の毎日新聞社のアンケートで「反対」と回答[14]

外交・安全保障[編集]

  • 「他国からの攻撃が予想される場合には敵基地攻撃もためらうべきではない」との問題提起に対し、2021年のアンケートで「反対」と回答[12]
  • 「北朝鮮に対しては対話よりも圧力を優先すべきだ」との問題提起に対し、2019年、2021年のアンケートで「どちらともいえない」と回答[11][12]
  • 徴用工訴訟などの歴史問題をめぐる日韓の関係悪化についてどう考えるかとの問いに対し、2021年の毎日新聞社のアンケートで「政府の今の外交方針でよい」と回答[14]

ジェンダー[編集]

  • 選択的夫婦別姓制度の導入について、2019年、2021年のアンケートで「賛成」と回答[11][12]
  • 同性婚を可能とする法改正について、2019年、2021年のアンケートで「賛成」と回答[11][12]
  • LGBTなど性的少数者をめぐる理解増進法案を早期に成立させるべきか」との問題提起に対し、2021年のアンケートで「賛成」と回答[12]
  • クオータ制の導入について、2021年のアンケートで「賛成」と回答[13]

その他[編集]

  • アベノミクスについて、2019年のアンケートで「どちらかといえば評価しない」と回答[11]
  • 「治安維持のためプライバシーや個人の権利の制約は当然だ」との問題提起に対し、2019年のアンケートで「反対」と回答[11]。2021年のアンケートで「どちらかと言えば反対」と回答[12]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 比例区で当選、以前兵庫県選挙区を地盤に活動。

出典[編集]

  1. ^ 衆議院議員選挙2021・兵庫県(神戸・姫路など)立候補者(NHK)同・立憲民主党近畿ブロック比例代表(同)
  2. ^ 公式サイト プロフィール
  3. ^ 立民、フリーアナの安田氏擁立へ 参議院兵庫選挙区”. 神戸新聞NEXT (2019年2月17日). 2019年2月18日閲覧。
  4. ^ “5党の争い、4人が新人 今夏の参院選兵庫選挙区”. 神戸新聞. (2019年5月5日). https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/201905/0012302090.shtml 2019年6月25日閲覧。 
  5. ^ 安田真理 Mari Yasudaさんのツイート
  6. ^ https://cdp-japan.jp/news/20200325_2759
  7. ^ “立民、衆院選公認候補167人を内定 競合9選挙区は見送り”. 日本経済新聞. (2020年9月29日). https://www.nikkei.com/article/DGXMZO64386530Z20C20A9PP8000/ 2021年3月23日閲覧。 
  8. ^ 安田マリ”. 立憲民主党. 2023年3月24日閲覧。
  9. ^ 東京 杉並区議選 - 東京新聞 TOKYO Web
  10. ^ “立民、新人の安田氏擁立を表明 参院選兵庫選挙区”. 神戸新聞. (2019年3月17日). https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/201903/0012155993.shtml 2019年6月25日閲覧。 
  11. ^ a b c d e f 安田真理”. 朝日・東大谷口研究室共同調査 - 2019参議院選挙. 朝日新聞社. 2021年10月22日閲覧。
  12. ^ a b c d e f g h 安田真理”. 朝日・東大谷口研究室共同調査 - 2021衆議院選挙. 朝日新聞社. 2021年10月22日閲覧。
  13. ^ a b 兵庫7区”. NHK 衆議院選挙2021 候補者アンケート. 2021年10月21日閲覧。
  14. ^ a b c 立憲 兵庫7区 安田真理”. 第49回衆院選. 毎日新聞社. 2022年6月7日閲覧。
  15. ^ 「赤木ファイル」の存在、国側が認める 森友文書改ざん訴訟 確認に1年以上”. 東京新聞 (2021年5月6日). 2023年5月8日閲覧。
  16. ^ 石井潤一郎 (2021年5月13日). “菅首相、再調査を否定 「赤木ファイル」所在確認も”. 朝日新聞. 2023年5月12日閲覧。
  17. ^ 皆川剛 (2021年10月11日). “岸田首相、森友問題再調査を否定 赤木さん妻「再調査を期待していたので残念」”. 東京新聞. 2023年5月12日閲覧。

外部リンク[編集]