猪名川町

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いながわちょう
猪名川町
Flag of Inagawa Hyogo.svg
猪名川町旗
Symbol of Inagawa Hyogo.svg
猪名川町章
町旗:1975年昭和50年)9月16日制定
町章:1962年昭和37年)4月10日制定
日本の旗 日本
地方 近畿地方
都道府県 兵庫県
川辺郡
団体コード 28301-1
面積 90.41 km²
総人口 31,021
推計人口、2014年10月1日)
人口密度 343人/km²
隣接自治体 川西市宝塚市三田市篠山市
大阪府豊能郡能勢町
町の木 マツ
町の花 ツツジ
猪名川町役場
所在地 666-0292
兵庫県川辺郡猪名川町上野字北畑11番地の1
北緯34度53分42.25秒東経135度22分34.01秒
Inagawa town hall.JPG
外部リンク 猪名川町の公式サイト

猪名川町位置図

― 政令指定都市 / ― 市 / ― 町

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猪名川町(いながわちょう)は、兵庫県南東部に位置する大阪市への通勤率は18.1%、川西市への通勤率は13.9%(いずれも平成22年国勢調査)。川辺郡に唯一現存する自治体。

概要[編集]

関西西日本の中心的ターミナルである都心駅大阪駅梅田駅から直線距離で25kmと比較的近距離にありながら、古くからの集落に近い里山森林田園風景を中心とする豊かな環境を有する。町南部は兵庫県川西市から続く兵庫県内有数の盆地のひとつである多田盆地の一部を形成している。

猪名川町南部地区には大規模ニュータウン阪急日生ニュータウン猪名川パークタウンつつじが丘の3つがある。この3つのニュータウン地区が、大部分の町民が生活を営んでいる中心的市街地となっている。この他にも町内には「猪名川台」、「猪名川荘園」、「旭が丘」などの中規模の住宅団地が点在している。さらに将来的には「日生ニュータウン(二次開発)」や、産業団地や福祉施設などを含む「肝川コミュニティータウン」が町の総合計画には盛り込まれている(「日生ニュータウン(二次開発)」については、町と開発業者との間で協議が持たれているがかなり厳しい見通しとのことである)。北阪神・北摂地区の住宅地としてさらに発展が見込まれているベッドタウンであるといえる。事実、ここ数年、人口増加率は年2%台を維持し、兵庫県内の首位を独走中である(なお、2005年 - 2006年4月の人口増加率は5.7%を達成)。また、全国的に過疎化が進行中の郡部としての人口増加率も猪名川町は全国トップクラスに位置しており、猪名川町の姿を特徴づけている。

名所旧跡では、南部にある多田銅銀山が有名。豊臣秀吉の財宝が埋まっていると言う説があるが、定かではない。この財宝の埋蔵量は全国一であるほど莫大とされ、テレビ番組特命リサーチ200X」でもとりあげられたほどで、全国三大埋蔵金のひとつ。そのため、町ではこの「銀山」地区を観光地として整備していく方針で、歴史街道として整備が進められている。このように、町内には、歴史街道が随時整備され、大都市圏近郊の身近なレジャースポットとなっている。

北部は自然が多く残り、ホタルオオサンショウウオモリアオガエルが生息している。また、町内でもっとも標高の高い大野山(おおやさん)の大野アルプスランドには猪名川天文台アストロピアがあり、気軽に天体観測を楽しむことができる。さらに、北部には、関西地区でも有名な猪名川霊園や、レーシングカートやミニバイクのサーキット場である猪名川サーキットなどがあり、休日ともなると多くの人が訪れている。

マスコットキャラクターは猪の子どもをモチーフにした「いなぼう」である。

地理[編集]

隣接している自治体[編集]

歴史[編集]

兵庫県内の宝塚市、川西市、伊丹市との三市一町の合併を検討する合併協議会があったが、解散した。ただし、消防署員の交流などの連携は、解散後も継続している。これは、人口増加傾向にある猪名川町が独立採算で町の運営をやっていけることを暗に示しており、全国的にも郡部としては特異なことである。

行政[編集]

  • 町長(9代・10代):上神光雄(昭和60年11月から)
  • 町長(11代):宮東一三(平成5年11月から)
  • 町長(12代 - 14代):真田保男(平成9年11月から)
  • 町長(15代):福田長治(平成21年11月から)

経済[編集]

産業[編集]

猪名川郵便局

以前は、日本鉱業の銀山があった。鉱山跡は整備され「多田銀銅山悠久の館」として観光地となっている。

  • イオンモール猪名川(核店舗 イオン(旧・ジャスコ)猪名川店)- 猪名川町南部にあるパークタウンの中心にある大型商業施設。 猪名川町・川西市・能勢町・豊能町の住民が主に利用している。改装工事のため休業中であったが、2007年7月14日、1階と2階の全フロア、8月10日に3階一部が、9月22日に新館部分がリニューアルオープンした。売上高がジャスコ全店舗中第3位を記録したこともある程の大型店舗である。イオンラウンジもある。また、専門店も入れ替わり、数も20店ほど増えた。駐車台数は2000台。イオンの電子マネーWAON(ワオン)が使える。ドコモiDJR西日本ICOCA(相互利用でSuicaも利用可能)も使用できる。
  • 日生中央サピエ(核店舗 阪急オアシス) - 阪急・日生グループの新星和不動産が開発した日生ニュータウンの核店舗街を形成するショッピングゾーン。阪急オアシスをキーテナントに大小さまざまな、衣類・雑貨・日用品・飲食店が軒をつらねる。イオン猪名川に次ぐ町内のショッピングセンターの中核ともいえる存在である。ドコモのiDが使用できる。

特産品[編集]

姉妹都市・提携都市[編集]

  • 1988年(昭和63年)8月 オーストラリア・ビクトリア州バララット市と姉妹都市提携

地域[編集]

人口[編集]

平成22年国勢調査より前回調査からの人口増減をみると、5.75%増の31,748人であり、増減率は県下41市町中首位、49行政区域中2位。

Demography28301.svg
猪名川町と全国の年齢別人口分布(2005年) 猪名川町の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 猪名川町
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
猪名川町(に相当する地域)の人口の推移
1970年 7,032人
1975年 7,940人
1980年 11,526人
1985年 14,430人
1990年 21,558人
1995年 27,130人
2000年 29,094人
2005年 30,021人
2010年 31,748人
総務省統計局 国勢調査より

健康[編集]

2000年のデータでは県内で女性も男性も平均寿命が1位。女性の平均寿命が沖縄県豊見城村(現、豊見城市)(89.2歳)、2位の北中城村(88.5歳)に次ぐ全国第3位を記録。

さらに2008年4月24日発表の結果によると女性の平均寿命全国2位。男女とも兵庫県では1位。

教育[編集]

県下でもっとも早く、全ての校舎で耐震化が完了している(全国平均50%程度)。

高等学校[編集]

中学校[編集]

小学校[編集]

  • 猪名川町立つつじが丘小学校
  • 猪名川町立阿古谷小学校(2013年3月31日に廃校。松尾台小学校に統合)
  • 猪名川町立松尾台小学校
  • 猪名川町立大島小学校
  • 猪名川町立猪名川小学校
  • 猪名川町立白金小学校
  • 猪名川町立楊津小学校

幼稚園[編集]

  • 猪名川町立猪名川幼稚園
  • 猪名川町立松尾台幼稚園
  • 猪名川町立六瀬幼稚園
  • 猪名川町立つつじが丘幼稚園

交通[編集]

日生中央駅

鉄道[編集]

日生中央駅は町内で唯一の駅であり、日生線の終着駅でもある。1975年(昭和50年)に阪急日生ニュータウンの入居が開始されてから3年後の1978年(昭和53年)に開通した。

開通当初は、日生中央から山下駅までの往復の運行ダイヤであり、車両も2両編成であった。能勢電鉄妙見線には山下駅で乗換えが必要であり、梅田などの都心方面へは、乗り換えを最低2回要していた。

1997年(平成9年)11月17日からは、阪急宝塚本線梅田駅に直通する日生エクスプレスが運行されるようになった。名称は日生中央駅および阪急日生ニュータウンにちなんだものであり、2014年1月現在は平日朝夕のラッシュ時に7往復運行されている[2]。梅田駅からの所要時間は最速列車で40分であり、梅田駅に直通する唯一の種別でもある。

バス[編集]

パークタウン・つつじが丘の住民は主にバスで川西能勢口まで行く。(所要時間:20分 - 30分、運賃280円 - 330円)

町内を阪急バスが運行している。阪急バス猪名川営業所が存在する。また、同じく阪急バスが運行する町内バス(ふれあいバス)もある。

日生中央駅から川西バスターミナルを阪急バスが結んでいる路線が主である。パークタウンにおいては朝ラッシュ時には急行・快速・準急便などが走っており、若葉地区(7系統)と白金地区(8系統)はそれぞれ独立した便が走っている。夕ラッシュ時は若葉→白金と同じ6系統である。

このほか、大阪梅田新阪急ホテルから、平日の深夜1時に阪急バスのパークタウン・日生中央行き深夜バスが運行。深夜の都心から猪名川町内への足となっている。

また、阪急川西能勢口駅の川西バスターミナルからは、深夜0時台に2本の深夜バスが猪名川町内のつつじが丘 - パークタウン - 日生中央方面に運行されており、深夜の帰宅を対応している。

道路[編集]

高速自動車国道[編集]

  • 新名神高速道路(事業中):2016年度開通予定。町内を通過するのみで、インターチェンジ等の設置はない。

一般国道[編集]

  • 国道173号:2006年に、平行して走る能勢電鉄平野駅から畦野にかけての片道2車線への拡幅が完了している。さらに、畦野駅から山下駅にかけての2車線拡幅化工事が2006年末に完了した。これが完成したおかげで、渋滞頻発地帯であった、畦野 - 山下間の交通の便がかなり改善され、スムーズな自動車交通を実現している。これによって、川西市山下町 - 一庫(ひとくら)方面から猪名川町へのアクセスは格段に良くなっている。

主要地方道[編集]

  • 兵庫県道12号川西篠山線:4車線の新道と片側一車線の旧道があり、新道がバイパスとなっている。バイパスの町内のルートは、猪名川町差組 - つつじが丘 - 広根 - パークタウン中央(白金・若葉) - 紫合(ゆうだ)北ノ町。
  • 兵庫県道68号川西三田線:紫合(ゆうだ)北ノ町 - 万善間は兵庫県道12号川西篠山線と重複路線となっている。

一般県道[編集]

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事[編集]

名所・旧跡[編集]

国の重要文化財・文化財建造物[編集]

  • 肝川戸隠神社(建造物)
  • 静思館(旧冨田邸)(建造物)
  • 仁部家住宅(建造物)

県の重要文化財[編集]

  • 天乳寺木喰仏(彫刻)(東光寺に安置されている)
  • 杤原八幡神社本殿(建造物)
  • 杉生八坂神社本殿(建造物)
  • 石造灯篭(建造物)
  • ネズ(ムロ)の大木(天然記念物)
  • モッコクの大木(天然記念物)

その他[編集]

  • 多田銀銅山悠久の館(多田銅銀山鉱山跡。周囲も整備されており、間歩や当時の施設跡などが公開されている)

スポーツ施設[編集]

  • 猪名川町B&G海洋センター(屋内温水プール)
    • 25m×7コース・ジャグジー
  • 町営北プール
    • 25m×8コース・幼児用プ-ル
  • 猪名川町文化体育館(イナホール)
  • 猪名川町スポーツセンター
    • テニスコート(人工芝)5面・グランド(右翼106m、左翼92.5m)・体育館
  • うぐいす公園テニスコート
    • テニスコート(人工芝)1面
  • 登り尾公園テニスコート
    • テニスコート(人工芝)2面
  • 猪名川サーキット

文化施設[編集]

道の駅いながわ
  • 天体観測施設「猪名川天文台(Astropia)」
  • 道の駅いながわ
  • 猪名川町立ふるさと館
  • 里山林 県立「杤原めぐみの森」
  • 千軒キャンプ場
  • 尼崎市立青少年いこいの家
  • 町立図書館
  • 中央公民館
  • 総合福祉センター「ゆうあいセンター」
  • ふるさと館
  • カリヨンタワー

自然・観光スポット[編集]

  • ふれあい公園(総合公園)(東京ドーム2.2個分もある大きな公園)
  • 伏見池公園
  • さくら池自然公園(白金3丁目、桜の名所)
  • 大島であい公園
  • 猪名川渓谷
  • 屏風岩
  • 山陽自然歩道
  • 彫刻の道
  • 伏見台方面の夜景
  • 大野山
  • 高岳
  • 原広根線・原川沿い(いながわ桜まつり)

温泉[編集]

出身有名人[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 図典 日本の市町村章 p159
  2. ^ 日生ニュータウン 電車でのアクセス

外部リンク[編集]