フィギュアスケート
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
フィギュアスケート(英語:figure skating)は、スケートリンクの上で音楽に合わせ、ステップやスピン、ジャンプなどの技を組み合わせて滑走するスケート競技のひとつ。リンクの上に図形(フィギュア)を描くように滑ることから、この名がある。
目次 |
[編集] 概要
[編集] 歴史
詳細はフィギュアスケートの歴史を参照。
- 起源
- スケートの起源ははっきりしないが、すでに先史時代には北欧で動物の骨をブレードにしたスケート靴が用いられていた。それが南下してオランダに伝わり、運河の発達により国民各層で行われるようになった。農民たちは、凍った運河の上で目的地にできるだけ早く到着することに熱心であったが、貴族たちの間では、優雅さやマナーを重んじた芸術的なスケーティングが好まれた。彼らの滑走様式は、オランダ人の弧線滑走という意味の「ダッチロール」と呼ばれるようになり、フィギュアスケートの原型となった。これが、やがてスコットランドに伝わり、愛好家らにより図形を描いて滑走する技術が研究されるようになった。一方でフランスやドイツにおいては芸術的な滑走動作が研究された。
- 競技としての発展
- その後、1742年にイギリスのエディンバラで世界初のスケーティングクラブが発足して以降、各国においてスケーティングクラブが設立され、その国独自の形態で競技会が行われるようになった。フィギュアスケートはヨーロッパ全域で盛んになり、1882年にはウィーンでフィギュアスケート最初の国際大会が開催された。1892年には、スケート競技を国際的に統轄する国際スケート連盟が創立され、1896年から世界選手権が開催されるようになった。
- オリンピックでは、1908年の夏季オリンピックで初めて実施された。夏季オリンピックではこの大会と1920年の大会のみで行われており、1924年にシャモニーオリンピックが開催されてからは毎回冬季オリンピックで実施されている。
[編集] 用具・施設
- スケート靴
- フィギュアスケートには専用のスケート靴をはく。男性は黒、女性は白やベージュの靴をはくことが多い。スケート靴は革もしくはプラスチック製の靴の部分とブレードと呼ばれるややカーブした金属部分からなり、重さは約2kg ある。ブレードが氷に直接接する部分をエッジと呼ぶ。エッジの厚さは3-4mm 程度で、中央には溝が入っている。
- フィギュアスケート用のブレードは先がギザギザになっているのが特徴で、このギザギザの部分をトウピック(トウ)といい、ジャンプやスピンのときなどに使われる。トウの部分が小さくかかとの部分が短いアイスダンス用のブレードもある。シングルのコンパルソリーではトウの小さいブレードやトウのないブレードが用いられた。
- スケートリンク
- フィギュアスケートのスケートリンクは60m × 30 m のサイズが国際規格となっている。競技会では屋内リンクを使うのが一般的であるが、屋外リンクで五輪のフィギュアスケート競技が行われたケースもある。競技の前後や合間には氷の表面を滑らかに保つため、整氷車や手作業による整氷が行なわれる。
[編集] 競技会
詳細はフィギュアスケート競技会を参照。
フィギュアスケートの競技会にはアマチュア資格をもつ選手が出場できる。
[編集] 年齢別クラスと級
競技会は、競技者の年齢と保持するテスト級によって出場できる大会が決められている。テスト級はバッジテストと呼ばれる昇級試験に合格することで得られ、日本では初級から8級(8級が最上位、アイスダンスではプレリミナリーからゴールド)までレベルが分かれている。
日本スケート連盟が主催する競技会には、大きく分けて以下のクラスがある。
- シニア - 15歳以上かつ7級以上
- ジュニア - 13歳以上18歳以下かつ6級以上
- ノービス
- ノービスA - 11歳以上13歳以下かつ4級以上
- ノービスB - 9歳以上11歳以下かつ3級以上
[編集] 競技会のながれ
フィギュアスケートの競技会はおおむね以下のながれにしたがって進行する。
- 公式練習
- 開会式
- ショートプログラム(男子・女子・ペア)/コンパルソリーダンス(アイスダンスのみ)
- オリジナルダンス(アイスダンスのみ)
- フリースケーティング(男子・女子・ペア)/フリーダンス(アイスダンスのみ)
- 表彰式
- エキシビション
- 各選手の演技後ただちにジャッジによる採点が行なわれる。
- 競技会で上位の成績をおさめた選手や主催者に特別に推薦を受けた選手は、エキシビション(exhibition gala) に出演することができる。エキシビションでは採点はおこなわれず、競技におけるときのような要素の制約がない。シングルやペアの競技では禁止されている歌詞の入った音楽を使ったり、椅子や傘などの小道具を用いたり、衣装を着替えたり、といった演出も認められており、バックフリップのような危険な技を見せる選手もいる。選ばれた選手の試技により、競技の発展とアピールを行うものである。
なお、フィギュアスケートを目にすることのできる場としては、競技会とは別に、アイスショーもある。
[編集] 競技の技術的要素
詳細はフィギュアスケートの技術と得点を参照。
男子および女子シングルでは、ジャンプ、スピン、ステップ、スパイラルなどが競技の技術的な構成要素となる。ペアではさらにスロージャンプ、リフト、ツイストリフトが加わる。アイスダンスではジャンプやリフトなどに制限がある一方、ステップにより重点がおかれる。要素ごとにさまざまな種類があり、その難易度に応じて配点も定められている。
[編集] スケーティングの基本とエッジ
フィギュアスケートは、基本的に片足で、インサイドかアウトサイドどちらかのエッジに乗って滑走する。
氷についているほうの足はスケーティング・レッグ(滑り足)、ついていないほうの足はフリー・レッグ(浮き足)と呼ばれる。右足をスケーティング・レッグとしたとき(右足片方だけで滑るとき)、氷の表面に対してスケート靴のエッジを、
- まっすぐに立てる(フラットに乗る)と、直進する。
- 内側に傾ける(インサイドに乗る)と、左に曲がる。
- 外側に傾ける(アウトサイドに乗る)と、右に曲がる。
滑走には前方(フォワード)と後方(バックワード)の2つの方向があり、また右足(ライト)と左足(レフト)それぞれで滑るので、次の8つのパターンがあることになる。
- ライト・フォワード・インサイド(ライト・フォア・イン、RFI)
- レフト・フォワード・インサイド(レフト・フォア・イン、LFI)
- ライト・バックワード・インサイド(ライト・バック・イン、RBI)
- レフト・バックワード・インサイド(レフト・バック・イン、LBI)
- ライト・フォワード・アウトサイド(ライト・フォア・アウト、RFO)
- レフト・フォワード・アウトサイド(レフト・フォア・アウト、LFO)
- ライト・バックワード・アウトサイド(ライト・バック・アウト、RBO)
- レフト・バックワード・アウトサイド(レフト・バック・アウト、LBO)
インサイドとアウトサイドのエッジの使い分けはスケーティングの基本であり、競技者がもつスケーティングの技術や、ジャンプ、スピン、スパイラルなどの評価にも影響を与えるものである。
[編集] 競技の演出的要素
- 衣装
- 競技会におけるフィギュアスケートの衣装は、スポーツ競技にふさわしい品位を保ったものでなければならない[1]。過剰な露出や小道具の使用は禁止されており、衣装のルール違反は1点の減点になる。なお、エキシビションではこのような制約はない。
- 男子選手は長ズボンの着用が義務付けられている。
- シングルやペアの女子選手はジャンプなどの動作で邪魔にならないよう、レオタードにミニスカートを組み合わせた衣装を着用することが多く、アイスダンスではスカート丈が長い傾向がある。スカートをはく女子選手はタイツを着用する。中にはブレードだけを外に出してスケート靴ごとタイツでくるむようにしてはく選手もいるが、これは靴の傷や汚れを隠す、足を長く見せる、など理由はさまざまである。2005-2006シーズン以降、女子選手のスカート着用義務が廃止されたことをうけ、パンツルックで演技するスケーターも増えている。
- 露出を避けるために(レギュレーションに加え、リンク内は氷が張られているので非常に寒い)、肌の色に近い生地を用いて、見掛け上ワンショルダーや露出の多い服装に見えるような工夫も見られる。
- 体に密着せずゆとりのあるデザインの場合は滑走時に布と体の間にはらんでしまう空気をよく通して空気抵抗を減らすために絹を用いたり、そのほか照明の下で映えるよう光沢のあるサテンやレザーといった多種多様な生地やスパンコールなども用いられる。衣装の制作はバレエなど舞台芸術関連の業者に発注することが多いが、小規模ながらフィギュアスケートの衣装制作を専門とする業者もいる。また選手の家族など周囲の人々が手作りで縫製する場合もある。
- 化粧については、舞台用のものと共通する部分が多く、女子(稀に男子も)の場合は、氷上で、また遠くから見ても映えるように、アイシャドーや口紅を濃く入れる場合が多い。エキシビションにおいてはフェイスペイントすることもある。
- 音楽
- シングル、ペアでは歌詞の入った音楽を使ってはならない。
- 振付
- フィギュアスケートの振付は、振付師をはじめ、コーチや場合によっては選手自身によって行なわれる。フィギュアスケートの競技経験のある者が振付を担当するのが一般的である。
[編集] 各種目におけるプログラムの規定
共通事項として、フィギュアスケートのルールは非常に細かく定められており、クラス毎に規定に若干の違いがある。ここでは、各種目のシニアの場合のみのそれぞれのプログラムの規定を説明する。
[編集] 男子シングル
男子女子ともに、シングルスケーティングのプログラムには、ショートプログラムとフリースケーティングがあり、先にショートプログラムが行われる。大会によっては、ショートプログラムで所定の順位に入った者のみでフリースケーティングを行うこともある。
採点方法は、ISUジャッジングシステムの項を参照。
- ショートプログラム
- 演技時間は、2分50秒。その間に、「アクセルジャンプ(3回転もしくは2回転)」、「ステップからのジャンプ(4回転もしくは3回転)」、「ジャンプコンビネーション(4回転-3回転、4回転-2回転、3回転-3回転もしくは3回転-2回転)」、「フライングスピン」、「任意の単一姿勢での足替えスピン」、「スピンコンビネーション」、「異なる2種類のステップシークエンス」の8個の要素 (エレメンツ)を必ず1つずつ行う。余分な要素があったり、ミスをした要素をやり直してはいけない。ジャンプは規定より回転不足になると、結果として跳んだジャンプの基礎点からさらにGOE-3相当の減点がなされる。また、ジャンプは基本的に各要素で同じ種類のジャンプを跳んではいけない(ただし、回転数が異なる場合はこの限りではない、例:シングルアクセルとトリプルアクセル)。4回転は演技中1回のみで、アクセルジャンプの要素でトリプルアクセルを跳んだ場合、他のジャンプの要素でトリプルアクセルを跳んではならない。
- フリースケーティング
- 演技時間は、4分30秒。±10秒の幅が認められている。その間に、「最低1つのアクセルジャンプを含む合計8つまでのジャンプ要素」、「スピンコンビネーション、任意のフライングスピン、任意の単一姿勢でのスピンを最低1つずつ含む4つまでのスピン」、「異なる2種のステップシークエンス」の14個までの要素を行う。ジャンプのうちジャンプコンビネーション(またはジャンプシークエンス)は3つまでであり、そのうち3回連続コンビネーションは1つまでである。同じ種類の3回転以上のジャンプは2種類を2回までしか挑戦できない(ただし、4回転と3回転は別の種類とみなす)。2回転アクセルは3回までとする。ショートプログラムと比べると演技に弾力性はあるが、ミスをした要素をやり直してはいけない。ただし、3回転ジャンプを予定していたが、2回転以下のジャンプ(ダウングレードを除く)になってしまった場合は、3回転ジャンプの跳んだ数には入らないので後でやりなおしてもよい。ただし、8個のジャンプのうちの1つとしてはカウントされる。挑戦可能なジャンプの種類と回数に関しての詳細はジャンプの場合も参照。スピンでは採点表で全く同じ表記をされるものが複数あってはならない。もし同じ表記をされるスピンを複数回行った場合、最初の1つ以外は全て0.0点となる。
[編集] 女子シングル
採点方法は、男子シングルと同様である。
- ショートプログラム
- 演技時間は、2分50秒。その間に、「アクセルジャンプ(2回転)」、「ステップからのジャンプ(3回転)」、「ジャンプコンビネーション(3回転-3回転もしくは3回転-2回転)」、「フライングスピン」、「レイバックスピン」、「スピンコンビネーション」、「スパイラルシークエンス」、「ステップシークエンス」の8個の要素を必ず1つずつ行う。余分な要素があったり、ミスをした要素をやり直してはいけない。ジャンプは規定より回転不足になると、結果として跳んだジャンプの基礎点からさらにGOE-3相当の減点がなされる。また、ジャンプは基本的に各要素で同じ種類のジャンプを跳んではいけない。
- フリースケーティング
- 演技時間は4分。±10秒の幅が認められている。その間に、「最低1つのアクセルジャンプを含む合計7つまでのジャンプ要素」、「スピンコンビネーション、任意のフライングスピン、任意の単一姿勢でのスピンを最低1つずつ含む4つまでのスピン」、「1つまでのステップシークエンス」、「1つまでのスパイラルシークエンス」の13個までの要素を行う。ジャンプのうちジャンプコンビネーション(またはジャンプシークエンス)は3つまでであり、そのうち3回連続コンビネーションは1つまでである。同じ種類の3回転以上のジャンプは2種類を2回までしか挑戦できない(ただし、4回転と3回転は別の種類とみなす)。2回転アクセルは3回までとする。ショートプログラムと比べると演技に弾力性はあるが、ミスをした要素をやり直してはいけない。挑戦可能なジャンプの種類と回数に関しての詳細はジャンプの場合も参照。スピンでは採点表で全く同じ表記をされるものが複数あってはならない。もし同じ表記をされるスピンを複数回行った場合、最初の1つ以外は全て0.0点となる。
[編集] ペア
ペアのプログラムも、シングル同様ショートプログラムとフリースケーティングがあるが、こちらは男女2人でしか表現できない技に重点が置かれる。演技の中には失敗すると危険な要素も多く、フィギュアスケートの中でも、最もアクロバティックな競技と言われる。
採点方法は、男子シングルや女子シングルと同様である。
- ショートプログラム
- 演技時間は、2分50秒。その間に、「リフト」、「ツイストリフト」、「スロージャンプ」、「ソロジャンプ」、「ソロスピンコンビネーション」、「ペアスピンコンビネーション」、「デススパイラル」、「ステップシークエンス」の8個の要素を必ず1つずつ行う。シングルスケーティング同様、余分な要素があったり、ミスをした要素をやり直してはいけない。
- フリースケーティング
- 演技時間は、4分30秒。その間に、「3つまでのリフト」、「1つまでのツイストリフト(3回転もしくは2回転)」、「異なるもの2つまでのスロージャンプ」、「1つまでのソロジャンプ」、「1つまでのジャンプコンビネーションまたはジャンプシークエンス」、「1つまでのソロスピンコンビネーション」、「1つまでのペアスピンコンビネーション」、「1つまでのデススパイラル」、「1つまでのステップシークエンス」、「1つまでのスパイラルシークエンス」の13個までの要素を行う。ショートプログラムと比べると演技に弾力性はあるが、ミスをした要素をやり直してはいけない。
[編集] アイスダンス
アイスダンスは、ペア同様、男女2人で競技されるが、こちらはリフトやジャンプは制限されており、ステップの技術が中心となる。氷上の社交ダンスとも呼ばれる。コンパルソリーダンス、オリジナルダンス、フリーダンスの3つのプログラムを行う。
採点方法は、コンパルソリーダンス以外はシングル、ペアと同様である。コンパルソリーダンスは、構成点が、スケート技術・演技力・曲の解釈・タイミング、の4項目(各10点満点)の合計点となる。
- コンパルソリーダンス
- 制限時間はなく、シーズン毎に国際スケート連盟 (ISU) から、所定の22種類のうち、3つの課題(ワルツ、クイックステップ、タンゴ等)が提示される。その中から大会ごとに抽選で1つが選ばれる。そのリズムとテンポの音楽に合わせ、規定のパターンを滑る。2007-08シーズンの課題は、オーストリアンワルツ、ヤンキーポルカ、アルゼンチンタンゴの3つ[2]。
- オリジナルダンス
- 演技時間は2分30秒。リズムはあらかじめ指定されており、2007-08シーズンはフォーク/カントリー[2]。
- フリーダンス
- 演技時間は4分。曲、リズム、テンポは自由。
[編集] ISUジャッジングシステム
現在の採点法。以前に用いられていた採点方法に対する呼称として便宜上「新採点システム」と呼ばれることも多い。2003年度のISUグランプリシリーズに試験的に導入され、2004年度からは本格的にISUチャンピオンシップスにも導入された。それ以外の国際大会や各国国内大会においては、導入年度にばらつきがある。
各プログラムにおけるテクニカル・エレメンツ・スコア(技術点)とプログラム・コンポーネンツ・スコア(構成点)の合計とディダクション(規定による減点)の総得点により勝敗が決する。
以前の採点方法に比べ客観的な審判が出来るとされるが、競技の性質上構成点はやや主観的と言える。
[編集] 技術点
選手は上述した規定に沿った要素を実行する。技術点はそれらの要素の1つ1つに与えられる得点の合計点である。
新採点システムにおいては、仮に1つの要素で大きな失敗をしてしまってもその他の要素で高い点を得ることができれば、場合によっては、ミスなくこなした選手より高い点を獲得することが可能である。
1つ1つの要素の得点は以下の手順を踏んで決定される。
- 手順1 : 演技のスロー再生によって選手の実行した要素が何であったかを判定し、その要素に対応した基礎点を与える。「技術審判(テクニカルコントローラーとテクニカルスペシャリスト)」によって行われる。
- 手順2 : 手順1で判定された要素の質を7~10人(大会により異なる)の「演技審判」が評価し、基礎点にGOE(Grade of Execution)による加減点を付加する。なお、「演技審判」全員の評価が反映されるわけではない。
しかし、要素の成否の判断は大変詳密であり、素人が見分けるには困難なものとなっている。 以下では上記の手順のうち、得点により大きく反映する手順1に相当する部分を中心に審査の内容を説明する。
[編集] ジャンプの場合
ジャンプにはそれぞれ、種類と回転数によって異なる基礎点が定められている。挑んだジャンプが、結果としてどの種類のどの回転数のジャンプと判定されるかが得点を大きく左右することがある。判定が得点に比較的大きく作用するものの例としては、「回転不足」と「ウェルバランス違反(ザヤックルール)」、「誤ったエッジからのジャンプ」があげられる。
- 転倒と回転不足の得点
- 転倒よりも、見た目の印象としては分かりにくい回転不足のほうが得点は低くなることが多い。ここでは4回転トウループを例にその得点をみることとする。
- 回転しきってから転倒したジャンプの得点 [手順1で4回転と認定]
- 4回転トウループの基礎点は9.0点であり、仮に転倒してしまったとしても、4回転トウループと認定されれば、その得点は「9.8-4.8(GOEによる減点)-1.0(転倒による総得点からの減点)=4.0点」となり、3回転トウループの基礎点4.0点と同じ得点を得られる
- 回転不足とされたジャンプの得点 [手順1で3回転と認定]
- 4回転トウループが回転不足(およそ4分の1以上回転が足りていない)と判定されると、まずそのジャンプには3回転トウループの基礎点4.0点が与えられる。転倒せずとも回転しすぎた質の悪い3回転トウループとなるとそこからGOEの減点をうけ、得点は4.0点よりさらに低いものとなる。
- 回転不足は特に4回転や3回転半、コンビネーションジャンプのセカンドジャンプ、サードジャンプにおいて起きやすいことである。
- 4回転についての場合は後述する4回転ジャンプに対する意識の変遷の項も参照。
- ザヤックルール
- 回転不足、転倒に次ぎ観客の印象と得点の乖離を生むのがこのザヤックルールである。これは「同じ種類の3回転以上のジャンプは2種類を2回までしか挑戦できない」というものである。具体的な例を挙げると、「3回転トウループに3回挑戦する」ことや「3回転ルッツ、3回転フリップ、3回転サルコウにそれぞれ2回挑戦する」ことはルール違反となり、最後に跳んだジャンプは得点にならない。また、2回跳ぶうち少なくとも1つはコンビネーションまたはシークエンスにしなければならない。2回とも単独ジャンプで跳んだ場合は、2回目のジャンプは強制的にシークエンスと数えられ、得点が0.8倍に減点される。
- このルールは、同じジャンプばかりを繰り返すことはフィギュアスケート競技としてはふさわしくない、との意見が大勢を占めたことで定められた制度である。ルール発足の直接の原因ではないが、この名称は80年代に活躍したアメリカのエレイン・ザヤックが、競技中に自分の得意な3回転トウループを多用していたことにちなんで付けられたものである。
- なお、このルールにおいては3回転ジャンプと4回転ジャンプは違う種類であるとみなす(例:3回転トウループと4回転トウループは同じトウループという種類のジャンプであるが、ザヤックルールにおいてはそれぞれを別の1種類とみなす)。
- 2007-2008シーズンより、ザヤックルールとは別に、フリースケーティングでのダブルアクセルにも、3回までという制限が課された。
- 回転不足とザヤックルールにおいて注意する点がある。それは、回転不足のジャンプには実質以下の2種類の判定が存在することである(トリプルアクセルを例にとっている)。
- トリプルアクセルに挑戦したが回転が足りなかったもの(ダウングレード)という判定
- トリプルアクセルに挑戦する予定だったが、気が変わってダブルアクセルに挑戦して回転しすぎてしまったものという判定
- 回転の不足分が2分の1回転を超えているような場合は後者のような判定となることが多い。どちらにとられても得点はダブルアクセルの基礎点から減点を受けたものとなる。しかし、前者の場合はザヤックルールの適用を受けるが、後者の場合は適用を受けず、演技中に構成を変えもう1度トリプルアクセルに挑戦することもできる。
- なお採点表では2006-2007シーズンより、前者のような評価を受けた場合は『3A<』と書かれ、後者のような評価を受けた場合は『2A』と書かれ区別されるようになった。
- また、ザヤックルールと回転不足は同時に採点に影響を与えることがある。たとえば「4回転トウループを1回、3回転トウループを2回」組み込んだプログラムの場合、
- 4回転トウループが4回転と認定された場合は、そこで得られるジャンプの基礎点は「9.8+4+4=17.8点」である。
- 4回転トウループが回転不足で『3回転トウループへの挑戦』と判定されると、そもそも他に2回の3回転トウループが構成に入っているので、そのままの演技をしてしまうと3回転トウループを3回跳んだことになり、ザヤックルールにより最後のジャンプは0点となる。このときそこで得られるジャンプの基礎点「4+4+0=8点」となる。
- 前者と後者で約10点の差があるが、全てのジャンプが成功したように見えている場合、後者の点数は観客にとっては一見不可解なものとなる。
[編集] スピンとステップ及びスパイラルの場合
スピンやステップ及びスパイラルには、それぞれの種類で1~4までのレベルがある。レベルの数値が大きいほどが高い基礎点が与えられるようになっている。このレベルの判定にはいくつかの要件が存在し、判定は手順1で「技術審判」が行う。ただし、レベルの数値が小さくとも、質の良いものであればGOEで加点を与えられて評価され、レベルの数値が大きくて質の悪いものよりも高い得点を得ることができる。
- スピンの場合
スピンの場合、ある体勢でスピンを実施したと認められるには、完全にその体勢に入って2回転以上回転することが必須であり、回転数が2回に達していないと判定されると、どんなに難しい体勢で回転していてもレベル獲得にはつながらない。さらに、その判定はジャンプの回転数以上にシビアであるともされる。
- ステップの場合
ステップのレベルに関しては、素人目にはその基準が判別しがたく、同じ選手が同じ振り・同じ動きをしているように見えるにもかかわらず大会によって違うレベル判定を受けることがあるなど、審判によりレベル認定にばらつきがあるとも見られている。2007-2008年のルールからは、例えばレベル獲得要件の「『複雑なステップ』とはどういうステップやターンを踏むものなのか」や「『上半身がよく動いている』とは何がどう動いてることなのか」といったことが具体的にどういった条件を満たしていることなのかが明文化されたが、依然として特に上半身の動きに関してなど細かい部分での判定は技術審判次第となっている。
- スパイラルの場合
スパイラルシークエンスにおいて、現行の採点方式ではスパイラルポジションで3秒以上それを維持することが明言されている。基準が明確になった反面、レベルを上げるために似たような形のスパイラルシークエンスばかりが見受けられるという事態も生じている。その代表的な形としては、ビールマンのポジションを取る選手が多いことなどがあり、レベル4を獲得するために没個性化しているとみる向きもある。
[編集] 構成点
構成点は、「演技審判」が
- 「スケート技術 (SS)」
- 「要素のつなぎ (MO)」
- 「演技力 (PF)」
- 「振り付け (CH)」
- 「曲の解釈 (IN)」
の5項目(アイスダンスCDは「SS」、「PF」、「IN」、「タイミング(TI)」の4項目)をそれぞれ10点満点で評価する。(ただし、GOE同様に全ての「演技審判」の評価が反映されるわけではない。)
実務的にはまずSSでの評価を決定し、その点数を基に±して他の項目の点数を決定する。したがって各項目間において極端な点数の乖離は生じない。そして、各項目の平均点に荷重を与え、それらを合計した点で決められる。荷重が与えられるのは、女子シングルやペアの技術点は、3回転半や4回転を取り入れる選手が多い男子シングルより低くでることが一般的であり、アイスダンスでは求められるものに若干の差異があるため、単純に足し合わせただけでは総合点を見たとき偏りが生じるからである。それぞれの種目での項目への荷重は下の表の通りである。
| 種目 | SS | MO | PF | CH | IN | TI |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 男子SP | 1.00 | 1.00 | 1.00 | 1.00 | 1.00 | NON |
| 男子FS | 2.00 | 2.00 | 2.00 | 2.00 | 2.00 | NON |
| ペアSP | 0.80 | 0.80 | 0.80 | 0.80 | 0.80 | NON |
| ペアFS | 1.60 | 1.60 | 1.60 | 1.60 | 1.60 | NON |
| 女子SP | 0.80 | 0.80 | 0.80 | 0.80 | 0.80 | NON |
| 女子FS | 1.60 | 1.60 | 1.60 | 1.60 | 1.60 | NON |
| アイスダンスCD | 0.75 | NON | 0.50 | NON | 0.50 | 0.75 |
| アイスダンスOD | 0.80 | 0.80 | 0.60 | 0.60 | 1.00 | NON |
| アイスダンスFD | 1.25 | 1.75 | 1.00 | 1.00 | 1.00 | NON |
[編集] ディダクション
ディダクション(規定による減点)とは、
- 転倒1回につき 1.0点
- 時間超過又は不足、5秒につき 1.0点
- ボーカル入り音楽の使用または音楽の不使用の違反に対し 1.0点
- バックフリップなどの禁止されている要素1つにつき 2.0点
- 小道具使用などの衣装の違反に対し 1.0点
- ペア要素での落下1回につき 1.0点
- 10秒以上の中断は10秒につき 1.0点(やむをえない場合は除く)
の減点をさす。「技術審判」らによって判断される。
[編集] ジャンプをめぐる意識の変遷
[編集] 4回転に対する意識の変遷
現在の採点システムでは旧採点システムに比べて4回転の価値がさほど高くない。旧採点システムでは4回転を成功させることが勝敗を大きく左右した。そのはしりとなったのが現役時代のエルビス・ストイコであり、やがて『空中戦』といわれる時代が到来し、ショートプログラム、フリープログラムの両方で4回転を跳ばなければ勝負にならないとまで言われた。事実2002年前後は『4回転時代』と呼ばれたほどに、多くの選手が4回転、そして4回転からのコンビネーションジャンプをプログラムに取り入れ、4回転ジャンプが偏重された時期があった。また、プログラムの前半に難度の高いジャンプを集めて後半は簡単なジャンプのみで逃げ切りを図る傾向が顕著にみられた(例えばアレクセイ・ヤグディンやエフゲニー・プルシェンコはプログラムの前半に4回転を1回あるいは2回跳び、次に3回転アクセルを2回決め勝敗の大勢を決してしまった)。
しかし、現在の採点システムにおいてジャンプの基礎点は(後半は1.1倍)
| 3回転アクセル | 8.2点 |
| 4回転トウループ | 9.8点 |
| 4回転サルコウ | 10.3点 |
となっており、3回転アクセルと4回転トウループの点差はわずか1.6点しかない。さらに、上述したジャンプの場合にあるように、回転不足で3回転と判定されてしまうと点数は5点以上落ち、ザヤックルールへの配慮も必要となるため、4回転はハイリスクローリターンなものとなっている。
もちろん4回転と認定されれば転倒してもそれなりの点が与えられるが、これは4回転という認定が与えられた場合であることを忘れてはならない。2008年度より、トリプルアクセルや4回転に対する減点幅が大きくなった、最高で4.8点減点されるようになった。これは、不完全な4回転ジャンプで得点を稼ぐことを防ぐ目的であると考えられる。
大抵の場合、転倒するのは回転不足が原因であり、ほとんど点にならない。
現在の採点では、手順1:それが厳密に4回転であるか、手順2:精度の高い4回転であるか否か、という手順を踏んだ評価で客観性を高めている。このためプログラムに無理に4回転トウループを組んで失敗するよりも安全に3回転アクセルを美しくまとめて、確実性、完成度の高さで勝負する選手も多い。練習では4回転を飛べていても戦術上、あえて試合で挑戦しない場合も多々ある。しかし、クアッドジャンパーと呼ばれるような4回転を高い確率で成功させる選手は当然積極的に4回転を構成に入れている。
上記の通り、4回転を1回成功させただけでは一発逆転の要素が減じた反面、コーチ・振付師・選手ともスケート全体の良質な構成を考える傾向になり、スピンやステップにも余念の無い演技が見られるようになった。
しかし選手やスタッフが採点システムの仕組みを熟知し、スピン、ステップのレベル獲得の研究、対応が進んだ06-07シーズンからは男子選手の4回転への挑戦回数が増している。これは上位の選手がスピン、ステップのレベルを獲得し、4回転まで成功させると、いくら4回転の評価が低いとはいえ、それに次ぐ選手達たちも4回転を成功させなければ逆転のしようがないからである。特に、フランスのブライアン・ジュベールが1つのフリースケーティングで3度の4回転を成功させた(これは上記の4回転時代ですらティモシー・ゲーブル、張民、本田武史のわずか3人しかなし得なかったことである)ことをうけ、男子シングルは再び4回転時代に突入すると予想する声もある。(
[編集] 3連続ジャンプと後半のジャンプの基礎点1.1倍
現在の採点システムではプログラムの後半のジャンプには基礎点の1.1倍が加点されるシステムになっている。そのため、かつては余り見られなかった3連続コンビネーションジャンプを演技後半に行うことが顕著となっている。これは演技後半であれば、コンビネーションジャンプの3番目のジャンプが2回転であっても、基礎点が1.1倍されるため、わずかではあるが点数を多く獲ることが出来るからである。
採点システム変更後初のオリンピックであるトリノオリンピックではエフゲニー・プルシェンコとステファン・ランビエールが演技冒頭に4回転-3回転-2回転のコンビネーションジャンプを試み成功させた。しかし、例えば
- 演技前半に『4回転トウループ - 3回転トウループ - 2回転ループ コンビネーション』を行い、演技後半に『3回転フリップ - 2回転トウループ コンビネーション』を行う
- 演技前半に『4回転トウループ - 3回転トウループ コンビネーション』を行い、演技後半に『3回転フリップ - 2回転トウループ - 2回転ループ コンビネーション』を行う
上記2つの場合を比較すると、前者のほうが難度は高いにもかかわらず、ルール上、後者の方が多く点を稼げるため、あえて超高難度の4-3-2コンビネーションや、さらに難度の高い4-3-3コンビネーションに挑戦する必要がなくなり、男子トップ選手による大味なジャンプはあまり見られなくなった。
[編集] かつての競技と採点の方法(旧採点方法)
[編集] かつての競技
かつて男女シングルとペアは、上記以外にコンパルソリー(規定演技 compulsory)も行われていた。コンパルソリーとは、最初に決められた図形を氷上に左右3回計6回描き、その正確性を競うものである。1980年までは、このコンパルソリーの比重が重く、ショートプログラムや自由演技(フリースケーティング)を得意とする選手たちが、集客力の乏しいコンパルソリー終了時点で優勝候補から外れることがあった。1981年以降はこのコンパルソリーの比重が軽くなり、そしてついに、大会の規模を縮小したいなどの理由から1991年には廃止された。
[編集] 旧採点方法
[編集] 得点(6.0点満点)
採点方法としては、「技術点(ショートプログラムではrequired elements、フリースケーティングではtechnical meritと言った)」と「プレゼンテーション(presentation、 アピール点もしくは芸術点などとも訳された)」の2つの点数があり、それぞれにつき6.0点を満点として評価を行った。
- 0点=滑走しないもの
- 1点=非常に劣るもの
- 2点=劣るもの
- 3点=中程度のもの
- 4点=良いもの
- 5点=非常に良いもの
- 6点=完全無欠のもの
をおおよその基準として小数点第1位までつけた。
1998-1999からは、行う要素の数や種類が限定されるショートプログラムにおいては、技術点でミスの程度に応じた減点(ディダクション)が定められ、要求される要素をより高いレベルでミスなく満たすことができたか否かを、6.0を満点に減点方式で採点するようになった。
行われる要素の数や種類に自由度の高いフリースケーティングにおいては当然のことながら減点方式にはなりえず、以下のような観点において「6.0=完全無欠のもの」を目指していかにミスなくライバルより難しい技を決めるかが競われた。
[編集] 順位の算出(順位点)
なお、順位は、上記の得点の単純な合計の大小ではなく、それぞれのジャッジのつけた点数をマトリクス化して(相対評価)、決定された。
- ジャッジはそれぞれ、己のつけた「技術点+プレゼンテーションの合計点」によって選手同士を1対1で比較し、
- 高い合計点をつけたほうの選手の「支持するジャッジ=JIF(Judge in Favor)」となり、その選手に「PIF(Point in Favor) 2ポイント」を与える。
- さらに、「PIFのポイント合計」によって選手同士は1対1で比較され、高いほうの選手に「CP(Comparative Point) 2ポイント」が与えられる。もしPIF合計が同じであれば、両者にCP 1ポイントが与えられる。
- CPの合計の高いものから上位の順位となる。
そして、順位に応じて順位点(factored placement scores)が与えられ、各プログラムの順位点の合計によって最終的な順位が決定した。
こうした手順で順位が決定することを当然ジャッジ側も踏まえており、JIFを先に考えてそれに得点をあわせるような形で採点されることが通例となっていた面もあった。滑走順の早い選手に高い得点を与えてしまうと、後の滑走者がさらに良い演技をした場合に得点が飽和してしまうため、ある程度配慮してつけざるを得ないのである。そのため、競技全体として、滑走順が遅い選手ほど高得点が出やすく、滑走順の早い選手には得点を抑えてつける傾向があった。しかし、上述したように、得点の単純合計がすなわち順位に連動するというものではないので、滑走順による高得点の出やすさ・出にくさは試合結果(最終的な順位)には直接影響しないということもできる。
[編集] 旧採点方法の目指したものと4回転時代
この旧採点方法に関して、技術点にすら採点の明確な基準が存在せず、採点は審判の主観に任せられていたとする見方もあるが、それは誤りである。 上述したように、規定に定められた8つの要素の出来栄えを競うショートプログラムにおいては、要素の繰り返し、失敗した要素のやり直し、要素の省略、転倒、両足で着氷するもの等に関しての減点規定が定められており、フリースケーティングの「技術点(technical merit)」にも一定の評価の観点はあった。また、現在の「構成点(PCS)」とほぼ同様のものである「プレゼンテーション(presentation)」にも以下のような評価の観点が定められていた。
とはいえ、フリースケーティングの本質は「自由演技」であり、何をもって「より優れているもの」とみなすかは、ショートプログラムに比べるとやや主観的ともいえたことは否定できない。現在のISUジャッジングシステムになって以降のフリースケーティングにおいては「より確実に点数を多く取れる要素をいかにたくさんこなすか」が「より優れているもの」として評価されることは疑いようのないことであるが、旧採点の頃のフリースケーティングは現在のそれとは根本的に異なる競技であったと捉えるべきものである。
そうした中、男女シングルのフリースケーティングにおいては、6種類あるジャンプを3回転以上で全種類入れることが暗黙の要求であったりするなど、実際は明文化されない部分を含めある程度の「技術的諒解」によって順位がつけられていたとみることもできる。ある時代までは、トリプルアクセル、トリプルルッツを跳べる男子すらごく少数であり、3回転ジャンプを全て揃えられるかどうかで差をつけることが可能であった。しかしやがて男子シングルの上位は6種類の3回転ジャンプを跳ぶことができることが当たり前となって差がつけにくくなり、以降、ライバルとの技術的差を4回転ジャンプに求めていくようになった。旧採点方法ではスピンやステップを明確に得点化することができず事実上ジャンプの成否が評価を左右したこともあり、2000年前後には空前絶後の『空中戦』と呼ばれるジャンプ発展時代がおとずれた(俗にいう男子シングル4回転時代とはこのことをさす)。
- 参考(旧採点方法)
- ISU Communication No.980(July 15, 1998)(ショートプログラムにおける減点に関する項)
- ISU Communication No.997(October 30, 1998)(マトリクス化と順位算出に関する項)
- The 6.0 System(アメリカスケート連盟公式サイト内)
- 2005年山梨国体(フィギュアスケート競技の紹介の中に日本スケート連盟競技規則に基づく旧採点方法の解説あり)
[編集] 選手一覧
詳細はフィギュアスケート選手一覧を参照。
[編集] フィギュアスケートを題材とした作品
- 小説
- 「銀盤カレイドスコープ」(海原零、集英社スーパーダッシュ文庫、本作を原作とした、漫画・アニメ作品もあり)
- 漫画
- スポーツ漫画を参照のこと。
- 映画
- ソニア・ヘニー出演映画(1936~1948年、米国)
- イナ・バウアー出演映画(1961~1962年、米国)
- 「アイス・キャッスル(Ice Castles)」(1978年、米国)
- 「時計 Adieu l'Hiver」(倉本聰監督、中嶋朋子主演、1986年、日本)
- 「冬の恋人たち(The Cutting Edge)」(1992年、米国)
- 「アイス・プリンセス(Ice Princess)」(2005年、米国)
- 「冬の恋人たち2(The Cutting Edge: Going for the Gold)」(2006年、米国)
- 「俺たちフィギュアスケーター(Blades of Glory)」(2007年、米国)
- テレビドラマ
- 「てるてる家族」(NHK連続テレビ小説 2003-2004年、日本)
- 「赤い奇跡」(2006年、日本)
- ゲーム
[編集] 註
- ^ International Skating Union (June 2006). "Rule 500 Definition of the skate blade and clothing (英語)" (PDF) Special Regulations & Technical Rules: Single & Pair Skating and Ice Dancing 2006. 2007年6月7日閲覧.
- ^ a b International Skating Union (2007-05-31). "Communication No.1449 (英語)" (PDF) 2007年6月6日閲覧.
[編集] 参考文献
[編集] 外部リンク
- 国際スケート連盟 (ISU)
- 日本スケート連盟 (JSF)
- フィギュアスケート資料室(現在採点方式についての詳細など)
| フィギュアスケート |
|---|