スケートリンク
スケートリンク(skating rink)とはアイススケートなど氷上でおこなうウィンタースポーツのための凍った水域である。 銀盤とも。
英語ではスケーティングリンク skating rink。アイスリンク ice rink とも。
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[編集] 概要
元々冬季に自然に張る氷上を利用してきたが、近年製氷技術が高まるにつれ通年張れることができるようになった。
屋内・屋外と施設があるが、屋外の場合では夏期においてプール・球技場等として利用されているケースも多い。北海道など一部地域では、冬季になると学校の校庭・河川敷・田畑などに水をまき、仮設のスケートリンクとして利用する例もある。また、競技によりリンクの大きさや形が異なる。
[編集] 種類
- スピードスケート
- 1周400mのダブルトラック
- ショートトラックスピードスケート、フィギュアスケート、アイスホッケー
- ほぼアイスホッケーの国際規則に沿っており、長さ200フィート(約61m)、幅98.5フィート(30m)、四隅の半径は28フィート(8.5m)である。詳細はホッケーリンクを参照。
- カーリング
- カーリングを参照。専用のリンクもあるが、シートを敷き、その上から製氷をするところもある。
- レジャー用
- 特に決まった大きさはなく、レジャー施設やスポーツ関連施設等に設置される。
[編集] 日本のスケートリンク
第二次世界大戦前は、大正時代末期に大阪の市岡パラダイス内に日本初の人工のスケートリンク「北極館」ができた[1]が、全国的には数が少なかった。一般的には冬季に湖水・池水の自然氷を利用して天然のリンクとして滑走したが、天候、氷の厚さ、氷の良し悪しに左右されることが多かった。しかし、第二次世界大戦後、特に高度経済成長期に人工のスケートリンクが急速に増加したことで、天候に大きく左右されるということは少なくなった。同時にスピードスケートにおいては記録の飛躍的な向上につながった。
文部科学省の社会生活基本調査[2]によれば、屋内リンクの設置箇所数は1969年には122、1985年には268、1996年には127あったが、年々減少し2008年には96箇所にまで減った。屋外リンクは1969年には270、1985年には672、1996年には278あったが、年々減少し、2008年には115箇所になった。冬季オリンピックが行われるたびに一時的に脚光を浴びるが、すぐに廃れてしまうのを繰り返している。
競技面からいえば、練習場所が少なくなるのは死活問題である。また、通年利用できる400mトラックのリンクがないため、日本国内の選手は、夏期の練習は海外に行かなければいけないのが難点であるが、2009年9月には北海道帯広市に屋内に400mトラックリンクを有する明治北海道十勝オーバルが完成し、翌年からは7月中旬にはリンクの使用を開始し、日本国内のスピードスケート競技者が夏期の練習を行う拠点になりつつある。
また関西大学の「関西大学アイスアリーナ」や中京大学の「中京大学オーロラリンク」のように大学が独自のスケートリンクを建設した例もある。
[編集] 主なスケートリンク
[編集] スピードスケート(400mトラック)
- 真駒内屋外競技場 真駒内セキスイハイムスタジアム(北海道札幌市) 屋外
- 苫小牧ハイランドスポーツセンター屋外スケート場(北海道苫小牧市) 屋外
- 帯広の森スピードスケート場 明治北海道十勝オーバル(北海道帯広市) 屋内
- 釧路市柳町スピードスケート場(北海道釧路市) 屋外
- 八戸市パイピングリンク(青森県八戸市) 屋外
- 岩手県営スケート場(岩手県盛岡市) 屋外
- 山形市総合スポーツセンタースケート場(山形県山形市落合町) 屋外
- 福島県郡山スケート場(福島県郡山市) 屋外
- 日光霧降スケートセンター(栃木県日光市) 屋外
- 群馬県総合スポーツセンター伊香保リンク(群馬県渋川市) 屋外
- 富士急ハイランド コニファーフォレストセイコオーバル(山梨県富士吉田市) 屋外
- 山梨県立八ヶ岳スケートセンター(山梨県北杜市) 屋外
- エムウェーブ(長野県長野市) 屋内
- 松本市浅間温泉国際スケートセンター(長野県松本市) 屋外
- 茅野市運動公園国際スケートセンター(長野県茅野市) 屋外
- 軽井沢風越公園スケート場(長野県軽井沢町) 屋外
- 岡谷市やまびこ国際スケートセンター(長野県岡谷市) 屋外
- 松原湖高原スケートセンター(長野県小海町) 屋外
- 岐阜県クリスタルパーク恵那スケート場(岐阜県恵那市) 屋外
[編集] ショートトラックスピードスケート、フィギュアスケート、アイスホッケー
- 真駒内屋内競技場 真駒内セキスイハイムアイスアリーナ(北海道札幌市)
- 札幌市月寒体育館(北海道札幌市)
- 札幌市美香保体育館(北海道札幌市)
- 江守記念星置スケート場(北海道札幌市)
- 釧路アイスアリーナ(北海道釧路市)
- 苫小牧市白鳥アリーナ(北海道苫小牧市)
- 栃木県立日光霧降アイスアリーナ(栃木県日光市)
- 東伏見アイスアリーナ(東京都西東京市)
- 山梨県小瀬スポーツ公園アイスアリーナ(山梨県甲府市)
- ホワイトリング(長野県長野市)
- ビッグハット(長野県長野市)
- 帝産アイススケートトレーニングセンター(帝産ロッヂ)(長野県南牧村野辺山)
- リージョンプラザ上越アイスアリーナ(新潟県上越市)
- 柏崎アクアパークアイスリンク(新潟県柏崎市)
[編集] カーリング
「日本カーリング協会#日本のカーリング場」を参照