メキシコシティ

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シウダー・デ・メヒコ
メキシコシティ(英語)

Ciudad de México
Mexico City(英語)
Mexico.DF.Chapultepec.02.jpg
メキシコシティ中心部のレフォルマ大通り
Flag of Mexican Federal District.svg Coat of arms of Mexican Federal District.svg
市旗 市章
愛称 : 「Ciudad de los Palacios (City of Palaces) (given by Charles Joseph Latrobe), Ciudad de la Esperanza (City of Hope) (given by the politician Andrés Manuel López Obrador)」
位置
連邦区の位置の位置図
連邦区の位置
座標 : 北緯19度24分34秒 西経99度7分51秒 / 北緯19.40944度 西経99.13083度 / 19.40944; -99.13083
歴史
建設 1325年3月18日
行政
Flag of Mexico.svg メキシコ
  連邦区 (Distrito Federal)
 市 シウダー・デ・メヒコ
メキシコシティ(英語)
Head of Government Marcelo Ebrard
民主革命党 (メキシコ)
地理
面積  
  市域 1,485km2
  都市圏 7,854km2
標高 2,240m
人口
人口 (2008年現在)
  市域 8,836,045人
  都市圏 19,826,918人
その他
等時帯 UTC-6 (UTC-6
夏時間 UTC-5 (UTC-5
郵便番号 01000 - 16999
市外局番 (+52) 55
ISO 3166-2 MX-DFE
公式ウェブサイト : http://www.df.gob.mx/

メキシコシティスペイン語 Ciudad de México(シウダー・デ・メヒコ)、México(メヒコ))は、メキシコ首都である。

目次

[編集] 概要

メキシコのみならず中南米の経済の中心地である。アステカ王国のかつての首都テノチティトランでもあった。近郊を含む都市圏の人口では、東京(東京圏)に次ぐ世界第2位の規模である。2008年には、グローバリゼーションと世界都市の研究グループおよびネットワーク(GaWC)により、第1級世界都市-に選ばれている[1]。また、2008年の都市GDPは3900億ドルであり、世界第8位である[2]。 行政上の正式名称は、連邦区 (Distrito Federal、D.F.) 。D.F.(デ・エフェ)と呼ぶ人はメキシコ北部に多い。

[編集] 歴史

1890年頃

アステカ王国時代は「テノチティトラン」と呼ばれ、テスココ湖の湖上に築かれた壮麗な都市だった。

1519年にスペイン人のエルナン・コルテス (Hernán Cortés) のメキシコ征服により破壊され、湖は埋められてその上に現在のヨーロッパ(スペイン)風の都市が築かれた。スペインの植民地時代とその後の独立を経て、メキシコのみならず中南米を代表する大都市として発展を続けた。

1900年代前半の、そして第二次世界大戦後も続いたメキシコの経済成長を受けて1968年には夏季オリンピックが、さらに1970年にはFIFAワールドカップが開催された。

1985年9月19日にマグニチュードM7.8の大地震が襲い、250以上のビルを倒壊させ、地下鉄の一部も崩壊し、7000人以上が死亡したが、その多くが地盤の緩い埋立地にあるものであった。

しかし急速に復興を遂げて翌年の1986年には予定通りに2度目のFIFAワールドカップが開催された。現在は都市圏が世界第2位の人口を持つ、中南米を代表する世界都市に成長した。

[編集] 行政

面積は1479平方キロメートル。周囲は、西北東の3方をメヒコ州に囲まれ、南にモレロス州と隣接する。には属さない独立した連邦直轄地である。連邦区の行政の長は大統領によって指名される。

連邦区は、1824年に、当時のメキシコシティーと周辺の自治体を範囲として誕生した。1928年には連邦区内にあった自治体を廃止し連邦政府による一体的な統治を実現した。現在では、自治体としてのメキシコシティは存在せず、連邦区の範囲全体を指してメキシコシティと呼ばれている。

[編集] 行政区

メキシコシティ内の16の行政区
  1. アルバロ・オブレゴン(Álvaro Obregón)
  2. アスカポツァルコ(Azcapotzalco)
  3. ベニート・フアレス(Benito Juárez)
  4. コヨアカン(Coyoacán)
  5. クアヒマルパ(Cuajimalpa)
  6. クアウテモク (Cuauhtémoc)
  7. (Gustavo A. Madero)
  8. イスタカルコ(Iztacalco)
  9. イスタパラパ(Iztapalapa)
  10. マグダレーナ・コントレーラス(Magdalena Contreras)
  11. ミゲル・イダルゴ(Miguel Hidalgo)
  12. ミルパ・アルタ(Milpa Alta)
  13. トラウアック(Tláhuac)
  14. トラルパン(Tlalpan)
  15. ベヌスティアーノ・カランサ(Venustiano Carranza)
  16. ソチミルコ (Xochimilco)

[編集] 経済

[編集] 中南米を代表する都市

パラシオ・ナショナル

2000年の国勢調査によると人口は859万1000人と中南米最大の人口を誇り、名実ともに中南米を代表する経済規模を持つ都市となっている。市内中心部にはメキシコの大企業の本社のほか、ヨーロッパアジアアメリカ多国籍企業のオフィスが林立している他、大型ショッピングモールレストランスーパーマーケットが多数あり、消費面でもメキシコ経済を牽引する存在である。また、市内近郊には新ビジネスエリアが建設され、多くの大企業がオフィスを構えている。

しかし、南北アメリカにおけるその国の人口第2位の都市との人口差が極端に離れているプライメイトシティの代表例であり、人口及び政治経済の一極集中化が近年社会問題に発展している。

[編集] 公害問題

市内には高層ビルやホテルが林立し、道路はいつも車で埋め尽くされている。しかし排気ガス規制が緩く、その上4000メートルを超える山々に囲まれている盆地に位置するため汚染された空気が拡散しにくく、高地による空気の薄さとあいまって大気汚染が年々進行しており、非常に深刻な問題となっている。原因の一つとして整備不良の旧型の自動車による排ガスが挙げられており、政府による排ガス検査や、地域ごとに自動車利用を制限するなどの措置が施されているが、有効的な結果は得られておらず、結局一時的なものと見做されているのが現状である。

[編集] 交通

詳細は「en:Transportation in Mexico City」を参照

[編集] 市内

地下鉄
レフォルマ通り

市内はバスメトロバス (メキシコシティ)地下鉄の路線網が発達しており、またタクシーが市民の足として重宝されている。地方都市とは長距離バスや鉄道、空路で結ばれている。また市内の多くの個所が慢性的に渋滞しており、それらの車が吐き出す排気ガスによる大気汚染とともに、大きな社会問題となっている。

[編集] 航空

ベニート・フアレス国際空港が中南米におけるハブ空港として運営されており、メキシコ国内をはじめ、南北アメリカやヨーロッパアジア各都市への直行便が多数運航されている。

[編集] 日本からの便

ベニート・フアレス国際空港

[編集] 直行便

日本との間には、日本航空カナダバンクーバー経由で週2便直行便を運航している他、2006年11月には、アエロメヒコが初めて第3国を経由しない、成田ティフアナ間のノン・ストップ便を週2便で就航させた。なお同便は直行便としてそのままメキシコシティへ乗り入れている。両社ともに所要時間は16時間程度で、ティフアナ経由でメキシコシティに行く場合でも、下記の様な乗り継ぎ便で行くより半日程度旅程が短縮できるようになった。

[編集] 乗り継ぎ便

アメリカのダラスロサンゼルスサンフランシスコなどで乗り継いでいくこともでき、直行便も運航している日本航空がバンクーバーとロサンゼルス乗り継ぎで共同運航便を運航している他、アメリカン航空がダラス乗り継ぎ(日本航空との共同運航便)で、ユナイテッド航空がサンフランシスコ乗り継ぎで運航を行っている。なおこれらの乗り継ぎ便は言葉通り乗り継ぎが必要な上に、所要時間は直行便に比べ大幅にかかる。

[編集] 見どころ

ソカロ広場
チャプルテペック公園
月のピラミッド

メキシコシティの中心街のソカロ周辺は、アステカ王国時代のテノチティトランの都の中心部とほぼ同じ位置にあり、カテドラル(大聖堂)と国立宮殿(大統領官邸)の中間の位置からテノチティトランの中央神殿(テンプロ・マヨール)が発掘され、野外博物館となっている。この一帯は世界遺産に登録されている。

他にも、世界的に有名な画家であるディエゴ・リベラフリーダ・カーロ夫婦が居住していた家と、彼らの作品を集めた美術館、また世界的な建築家である故ルイス・バラガンが自身のために設計した邸宅など、芸術面でも見るべきものが多い。

[編集] 市内

[編集] 郊外

[編集] 教育

メキシコを代表する大学の1つであるメキシコ国立自治大学をはじめとして総合大学がいくつかある。また、中南米最大の日本人学校である日墨学院が存在する他、イギリスドイツ、アメリカなどのナショナルスクールも多数存在する。

[編集] スポーツ

中南米初の夏季オリンピック1968年に開催された。その時のメインスタジアムであるアステカ・スタジアム (Estadio Azteca) は、1970年1986年に開催されたFIFAワールドカップ決勝戦の開催地でもある。1997年世界陸上選手権が開催予定であったが、財政難を理由に大会を返上した(代替地としてギリシャアテネで開催)。

[編集] ルチャ・リブレ

サッカーと並んでメキシコを代表するスポーツと言えば、派手なマスクと華麗な空中戦が見もののメキシカン・プロレスルチャ・リブレ (Lucha Libre) であろう。市内にある競技場、「アレナ・メヒコ (Arena Mexico)」と「アレナ・コリセオ (Arena Coliseo) 」は、ルチャ・リブレの2大聖地と言われ、メキシコ最大のルチャ団体CMLLの看板スター、ドス・カラス・ジュニアエル・イホ・デル・サントが繰り広げる華麗な空中戦を見るために世界中から観客がやってくる。

また、タイガーマスクみちのくプロレス新日本プロレスの選手など、日本の人気レスラーも遠征し参戦する事が多い上、多くの日本の若手選手が修行に訪れることでも知られている。

[編集] モータースポーツ

1990年代初めまでは、国際空港近くのエルマノス・ロドリゲス・サーキットF1世界選手権メキシコGPが開催されていた。なお、1965年ホンダがF1初優勝を飾ったサーキットであり、現在もCARTF3など様々なレースが開催されている。

[編集] 闘牛

スペインから伝わった闘牛は、サッカーやルチャ・リブレ同様、メキシコ国民に人気が高いスポーツである。メキシコ市内にある闘牛場で観光客でも気軽に見ることが出来る。

[編集] メキシコ・シティを舞台にした映画

[編集] 姉妹都市

Flag of Mexico.svg ドローレス・イダルゴ, グアナフアト州メキシコ
Flag of Guatemala.svg グアテマラシティグアテマラ
Flag of El Salvador.svg サンサルバドルエルサルバドル
Flag of Panama.svg パナマ市パナマ
Flag of Colombia.svg ボゴタコロンビア
Flag of Brazil.svg サンパウロ市ブラジル
Flag of Brazil.svg リオデジャネイロ市ブラジル
Flag of Peru.svg リマペルー
Flag of Peru.svg アレキパペルー
Flag of Peru.svg クスコペルー
Flag of Chile.svg サンティアゴチリ
Flag of the United States.svg ロサンゼルスアメリカ合衆国
Flag of the United States.svg シカゴアメリカ合衆国
Flag of Canada.svg トロントカナダ
Flag of Spain.svg マドリードスペイン
Flag of Russia.svg カリーニングラードロシア
Flag of Lebanon.svg ベイルートレバノン
Flag of Japan.svg 名古屋市日本
Flag of the People's Republic of China.svg 北京中華人民共和国

[編集] 脚注

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

ウィキメディア・コモンズ
政府
観光