地方

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索

地方(ちほう)は、特定の土地を指す言葉である。使用法は複数ある。

地方区分[編集]

大きい土地を幾つかに分けた時の「区域」「区分」を意味する使用法である。

注目する大きな土地を幾つかに分けた時、分けられたそれぞれを「地方」という。都道府県内の支庁や広域行政圏なども該当。

一定の地区とその周囲[編集]

小さい土地(観光地など)・一定の地区(都市など)に着目し、それと関連する周囲の地域を含めた時、全体で「地方」や「エリア」という[要出典]注目している土地が都市機能を集積している場合[要出典]、「都市圏」「経済圏」という語を使う場合もある。

地方公共団体[編集]

国家(中央)」に対して「地方公共団体」を意味する用法である[要出典]

政治行政の分野では、「中央」といえば国家機関を指す[要出典]。その逆に、都道府県以下の機関は「地方」であり、東京都大阪府ベルリン市ラツィオ州などは地方公共団体となる。すなわち、政治や行政における「地方」とは、国権以外のものを指す[要出典]

支社・営業所等[編集]

「本社」に対する「支社」「営業所」「事業所」などを意味する用法である。

企業本社機能を多く持つ東京大阪などは、経済の中心地として「中央」と呼ぶに値する。他方、その他の地域は「地方」と呼ばれる[要出典][誰によって?]。また、経済における中央は、「重要事項の決定権を持つ」という意味もあり、地方はそれにならうことが多い。そのため、東京に本社(中央)がある場合でも、下部機関として、東京を管轄する地方営業所(東京営業所=地方)が設置されることがある。他方、東京や大阪以外に本社や本拠地がある企業体などの場合は、その企業体の中で東京・大阪は地方となる。

  • 例: プロ野球Jリーグでは、本拠地球場以外での試合開催のことを「地方開催」という。「本拠地」に対する「地方」。
  • 例: 大学の本部所在地以外で実施する入学試験を「地方入試」「地方受験」等と言う。そのため、東京に所在しない大学が東京に入試会場を設置した場合は、東京会場も地方になる。

首都・首都圏以外の都市[編集]

首都」もしくは「首都圏」に対する「首都以外」「首都圏以外[要出典]

前3者の定義では、東京という都市は「地方」であり、東京も「本社」に対する「地方」となりうるが、一般的にこの定義では東京は現在「地方」ではない。

地方圏[編集]

三大都市圏」に対する「三大都市圏に含まれない道県」の意味での用法である。

日本では、三大都市圏に属する都府県以外の道県は「地方圏」と呼ばれる[要出典][誰によって?]。このとき、三大都市圏は「都市圏」、地方圏は「地方」と省略する場合がある。「地方圏」は三大都市圏との統計的な比較などに用いられるもので、上述の定義のような一体的な地域ではない[要出典]

三大都市圏に対し、地方圏における「都市圏」を取り立てて言う場合は、「地方○○都市圏」との言葉が使われている[要出典][誰によって?]

その他[編集]

  • 相対的評価として、「都会」に対する「田舎」を意味する用法[要出典]
  • 「ヒト・モノ・カネ・情報の集積度が高く、便利な生活が出来る都市」に対し、そうではない地域を「地方」とする見方。主観的な評価であるため、この定義で地方かそうでないかの判断は人により異なる[要出典]
  • 第二次世界大戦までの旧日本軍においては、軍以外の一般社会を「地方」、一般の人々を「地方人」と称していた[1]

出典・脚注[編集]

  1. ^ 財団法人全国戦災遺族会 (2009年). “全国戦災史実調査報告書 平成20年度 (PDF)”. 総務省. p. 75. 2013年9月4日閲覧。 “...軍隊では一般社会のことは「地方」、一般人は「地方人」と称された。これは軍こそが国家の中枢・中央であるという勝手な思い込みと特権意識の現れに外ならなかった。”

関連項目[編集]