エドモントン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

エドモントン

(写真:エドモントン市街)
市旗 市章
愛称"City of Champions, Festival City, Gateway to the North, E-Town, River City"
標語"Industry - Integrity - Progress"
アルバータ州内の位置
アルバータ州内の位置
座標:北緯53度34分西経113度31分
基礎データ
 カナダ
 アルバータ州
行政区 第11区分
都市名 エドモントン
英語名 City of Edmonton
入植日 1754年
創設日 1795年
1892年(町制)
1904年(市制)
面積 684.37 km²
 - 広域圏 9,417.88 km²
標高 海抜 668 m
人口 2006年[1][2]
 - 市域 730,372 人(国内5位)
 - 人口密度 1,067.2 人/km²
 - 広域圏 1,034,945 人(国内6位)
時間帯 山岳部標準時(MST)、UTC-7
夏時間 山岳部夏時間(MDT)、UTC-6
郵便番号 T5A ~ T6Z
市外局番 +1-780
公式サイト
エドモントン市庁舎
エドモントン市庁舎
ゲートウェイ公園にある石油掘削のモニュメント
ゲートウェイ公園にある石油掘削のモニュメント

カナダ > アルバータ州 > エドモントン

エドモントン(英語:Edmonton、発音:[ˈɛdmɪntɪn])は、カナダアルバータ州の州都である。肥沃な農業地帯が広がるプレーリーにあり、ノースサスカチュワン川が周辺地域の中心を流れている。2006年統計で人口はおよそ73万人とアルバータ州内ではカルガリーに続いて第2位の規模をもつ(国内5位)。広域圏の人口はおよそ103万人(国内6位)で、北米内の100万人都市としては最北端に位置する。州北部で盛んなオイルサンド産業と、ノースウエスト準州で運営されている大規模なダイヤモンド鉱への玄関口となっている。

カナダの州都としてはトロントに続き、第2位の人口規模をもち、文化や行政、教育が盛んな地域となっている。「ザ・フェスティバル・シティ」[3]と呼ばれるほど年間を通してイベント行事があり、北米最大のショッピングモール「ウエスト・エドモントン・モール」と最大の歴史公園「フォート・エドモントン(Fort Edmonton)」がある。

目次

[編集] 歴史

紀元前10000年から3000年にはこの地域に人類が住み始めたと言われている。

1795年にはハドソン湾会社北西会社が現在のフォート・サスカチュワンに交易地を設け、それがその後上流の現在のエドモントンの場所へ移動した。1821年に両社は合併し、1830年に現在のアルバータ州会議事堂の場所へ交易所を建設。合併会社の取締役の故郷であるイギリスロンドン郊外にあった町の名を取り「エドモントン」と名付けた。

ハドソン湾会社はこのあたりの土地であるルパート・ランドカナダ植民地(Dominion of Canada)に譲渡し、ノースウエスト準州となった。1870年代に政府が移住者にはかなり安く土地を払い下げた。1897年ゴールドラッシュへ向かうため、立ち寄る人々も増えた。1891年には鉄道が敷設され、1905年にはカナダ北部鉄道(Canadian Northern Railway)がエドモントンを通る大陸横断鉄道を開業させた。

1905年にはノースウェスト準州から分離しアルバータ州ができて、エドモントンが州都となった。1912年には北サスカチュワン川南岸のストラスコナと北岸のエドモントンが合併し人口は53,000人となる。

1930年代には北の産業都市として発展を続け、食料や医療品の空運の物流基地となった。1942年にはアラスカ・ハイウェイが建設され、さらに北方地域への玄関口となった。

第二次世界大戦後、この地域で石油が発見されアルバータ州の産油地域の中心地となった。そのため1973年石油危機以降特に成長を遂げ、郊外も含むと100万人を超える大都市圏となった。産油及び精製は現在でもエドモントンの主要産業であるが、他の産業も徐々に拡大しつつある。

[編集] 地理

ロッキー山脈の東の、カナダ内陸に位置する。サスカチュワン川の中流にあり、南のプレーリー(大平原)地帯と北の針葉樹林地域の間の「アスペン・パークランド」に位置している。

[編集] 気候

6月から9月までの短い夏と、10月以降の長い冬により構成される。 夏は摂氏10度から35度、冬は-35度から5度くらいであるが、夏の最高気温は38度(2006年)、冬の最低気温は-50度付近に達することもある。近年は夏の気温が上昇する傾向にある。

乾燥した気候である。竜巻が発生することもあり、1987年には甚大な被害をもたらした。

[編集] 経済

[編集] 人口動勢

2005年の人口調査によるとエドモントン都市圏の人口は101万4,000人。 人種別構成は2001年調査時点では下記の通り。

市内にはイタリア人街や中華街、ユダヤ人街が点在する。

[編集] 交通

[編集] 空港

カナダで5番目に利用者の多い空港で、年間乗降客は400万人を超える。IATA:YEG。運営はエドモントン地域空港公団。市街地からは約30km離れているため、空港までの往来には車両(自家用車、タクシー、レンタカー)またはシャトルバスを使う必要がある。
エドモントン市内に位置する空港で、主に個人や法人の小型航空機が利用している。IATA:YXD。運営は、電力やガス供給を扱うATCO社により行われている。

[編集] 高速道路

市外の地域と結ぶ高速道路では「イエローヘッド・ハイウェイ」でブリティッシュコロンビア州サスカチュワン州と繋がっている。また「クイーン・エリザベス2世ハイウェイ」によりレッドディアカルガリーの都市へと繋がっている。

[編集] 鉄道

長距離鉄道としてカナダ国鉄の運営を引き継いだVIA鉄道が市街地北部にある市内空港の近くの駅まで来ている。ジャスパーサスカトゥーンの都市へと繋がっている。

[編集] 市内交通

市民の足としてエドモントン・トランジット(Edmonton Transit System)がLRTバスを運営している。1回当たりの大人料金は2007年2月1日現在は2.50カナダドルであり、LRTとバスを90分間乗り継ぐことができる。回数券や定期券も発売されている。子供や高齢者は減額される。

[編集] 長距離バス

グレイハウンド社の長距離バスによりカナダの他の都市と繋がっている。

[編集] 教育

アルバータ大学本部キャンパス。
アルバータ大学本部キャンパス。

[編集] 高等教育

エドモントンは多数の施設及びキャンパスで60,000人以上の学生たちが高等教育を受けているカナダの主要な教育センターの1つと成っている。

本部キャンパスがエドモントンの川の谷間の南側に位置するアルバータ大学は年間10億カナダドルの収入がある、政府管理の国立施設である。35,000人の学生たちが200以上の学部プログラム並びに170以上の大学院プログラムを受講している。本部キャンパスは1908年の大学設立日に建てられた建物も含めて、890,000平方メートルに90以上の建物から成り立っている。この大学の図書館は1000万冊以上の蔵書を有し、13,000の電子定期刊行物(全文)並びに500のデーターベースを契約しており、カナダの研究に重点を置く大学の中では蔵書数で2位、学生1人あたり蔵書数で1位にランクされている(2005年現在)[4]

[編集] スポーツ

エドモントンを本拠地とするプロスポーツチームは以下の通り。

国際競技大会開催について

[編集] 観光

[編集] イベント

[編集] メディア

[編集] メトロポリタン・エリア

[編集] エドモントン出身の著名人

[編集] 姉妹都市・提携都市

エドモントンは下記の都市と姉妹都市提携を締結している。

[編集] 参考文献

  1. ^ "2006 Community Profiles | Community highlights for Edmonton (City)" Template:Cite webの呼び出しエラー: 引数 accessdate は必須です。
  2. ^ "2006 Community Profiles | Community highlights for Edmonton (Census metropolitan area)" Template:Cite webの呼び出しエラー: 引数 accessdate は必須です。
  3. ^ Edmonton Tourism. "Edmonton Festival City" 2007-10-27閲覧.
  4. ^ University of Alberta Libraries

[編集] 外部リンク

ウィキメディア・コモンズ